受験を控えている高校生の俺は、朝の通学で、まるで少女のように美しい少年、小林瑞樹を電車の中でいつも見ていた。サラサラの黒髪に、長い睫毛、色白のキメ細やかな肌は、まるで少女のようだった。俺は瑞樹に恋していた。電車内で暴漢に襲われている彼を助
けた時、俺の灰色の人生は、ようやく色彩を取り戻した。
誰も彼も皆病んでいる、狂気的でスプラッターな、黒い青春が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-21 18:00:00
9659文字
会話率:48%
有名私大の水泳部。マネージャーである水城蝶子は、地味で冴えない一年生。美しすぎる幼馴染と五輪の選手になった男、人気読モの女子部員。張り巡らされた糸に気付かないまま、羽を捥がれた蝶が溺れる◆2012年初夏に投稿したものを加筆修正した作品です◆
残酷な描写を含みます◆本編完結◆rewrite版アフターストーリー掲載はじめました。
※201710-更新未定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 20:18:24
39086文字
会話率:38%
こんなはずじゃ…なかった……はず(作者の独り言)
最終更新:2010-06-21 03:27:17
2657文字
会話率:34%