目が覚めたら洞窟内にいた。子供に苛められていた蛇を助けようとしていたところまでは覚えている。一体なんだろうと思っていると、目の前にディスプレイのようなものが現れ、スキルのようなものが表示された。それで、もしかしたらよく聞く異世界転生みたい
なもんか?と気が付いた時――――。そのディスプレイに警告表示が出た。
※初めはギャグですが、話数が進むにつれ残酷な描写が多々出てきます。何でも大丈夫な方だけご覧下さい。性描写のある話には【※】をつけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 22:20:26
90703文字
会話率:32%
旧題「不吉な黒猫の日常」
不吉な子と罵られた猫族の第一王子。弟の成人をきっかけに隣国へ亡命する事を決意する。隣国へ無事亡命した後、大人しくしていたが、とある国の王子に運命の番だと求婚されてしまい…
中身は時々シリアス&概ねギャグ風
味で進みます。
悲壮感漂わない強めの受けと執着強め、猪突猛進溺愛の攻めのお話です。脇役カプもその内増えます。
※途中性描写を予定しております。
※男性妊娠の設定があります、苦手な方は回避をお願い致します。
※タイトルに※印は性描写を含みます。
以前に投稿していた小説を大幅に加筆、修正します。
以前応援をいただきありがとうございました。データが古く視点が定まっていなかったので少しずつ修正していきます。
誤字はその都度気づいたら直して行くので報告不要です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 00:08:19
246646文字
会話率:43%
【簡単なあらすじ】限界OLが推しの人形作家の家政婦として雇われて、田舎で平和に暮らすお話を装った、サイコパス男子に囲われて軟禁されて洗脳されて誘導されて告白させられて、緊縛プレイ(縄で縛るガチのヤツ)でじっとり気持ちいい事を教育されるお話。
いつも通りの頭空っぽ系エロエロ話です。
【ちゃんとしたあらすじ】残業続きの毎日と代り映えのしない日常に精神的な限界を感じている中、夜風に招かれてベランダで缶チューハイを煽っていたら、隣人から話しかけられる。飛び降りようと勘違いされたようだ。余計なことを聞かないのに深く理解を示してくれる、壁越しの優しい声の彼(六箱 紫苑)に惹かれて行く。そんな中、彼に背中を押されて前から好きだった人形作家の鬼乃(きの)という女性にSNSでDMを送った。彼女が「誰かと話したい」と言ったからだ。緊張しながら送ったメッセージには意外なほど早く返信が返ってきた。そこからやり取りをするうちに、彼女が山奥の豪奢な別荘へ引きこもろうとしていて、そこの家政婦に来ないかと誘われる。悩むけれど、彼にまたも背中を押され、彼女は仕事をやめ、部屋を引き払い、田舎へ越すことを決意する。けれどその翌日、雇用契約書を隣の部屋の彼から渡されながら謝られ――――・・・。
すったもんだがありつつも田舎へ越し、便利ではないけれど快適な閉じこもり別荘生活をしながら、彼とふたりきりの生活に慣れていく。彼への恋を自覚するけれど、家政婦である意識が強くそれを伝えることはできない。胸に秘めた恋は日ごとその存在感を増し、ある日、ついに昼寝をしていた彼にキスをしてしまう。目を覚ました彼はしかし、驚くこともなく静かに微笑んでいた・・・。何かがおかしい。どこから仕組まれていたのかもわからない。彼の異常性に気付いてももう遅い。それでも逃げるなんてしたくないくらい、私は、彼への恋に溺れているのだから。
※note等他サイトへも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-31 19:00:00
84539文字
会話率:36%
悠介はイキそうになると、俺の手首を掴む。
「首を絞めて」という合図だ。
君と離れるのは――
俺が死んだ時か、地球が滅ぶ瞬間だけでいい。
※死ネタあり。苦手な方はお気を付けください。
※この作品は、fujossy・アルファポリス・エブリス
タにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-30 09:32:13
9020文字
会話率:47%
王宮メイドとして働くアルマは恋に仕事にと青春を謳歌し恋人の絶えない日々を送っていた…訳あって恋愛を諦めるまでは。
恋愛を諦めた彼女の唯一の喜びは、以前から憧れていた彼を見つめることだけだった。
名門侯爵家の次男で第一騎士団の副団長、エルガー
・トルイユ。
見た目が理想そのものだった彼を眼福とばかりに密かに見つめるだけで十分幸せだったアルマだったが、ひょんなことから彼のピンチを救いアルマはチャンスを手にすることに。チャンスを掴むと彼女の生活は一変し、憧れの人と思わぬセフレ生活が始まった。
★R18話には※印をつけてあります。アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 22:00:00
47947文字
会話率:39%
悪評高き侯爵の再婚相手に大抜擢されたのは多産家系の子爵令嬢エメリだった。
侯爵家の跡取りを産むため、子を産む道具として嫁いだエメリ。
お互い興味のない相手との政略結婚だったが……元来、生真面目な二人は子作りという目標に向け奮闘することに。
子作りという目標達成の為、二人は事件に立ち向かい距離は縮まったように思えたが…次第に互いの本心が見えずに苦しみ、すれ違うように……。
まだ恋を知らないエメリと外見と内面のギャップが激しい不器用で可愛い男ジョアキンの恋の物語。
***補足説明***
R-18作品です。苦手な方はご注意ください。
R-18を含む話には※を付けてあります。
・アルファポリスさんにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-26 22:11:12
117788文字
会話率:31%
リディはご先祖様の墓参りに行き墓地の前で白薔薇を抱えた美少年と出会った。
成り行きで美少年フェリクスの童貞をいただいてしまったリディは一夜限りの出来事と割り切ったつもりだったが……。
五年の月日はフェリクスを成長させ豹変させた。ヒーローの甘
い執着に翻弄され落ちていくヒロインのお話です。
現代と中世、現在から五年前と場面が交差し現れます。
短編小説です。
*** 補足説明 ***
・R18作品です。苦手な方はご注意ください。
・R18表現を含む話には題名に※を付けてあります。
○アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 21:33:07
38586文字
会話率:29%
【ブロマンスから始まる、異世界ファンタジーBL】
異世界転生してしまった訳アリの元暗殺者が、堅物皇子と出会い、溺愛されてしまうお話。
あらすじ
異世界に転移した元暗殺者である光太朗は、戦場で国の皇子リーリュイと出会う
二人は妙に馬が合
い、戦友と認め合うほどの仲になった
なんだかんだあって離れ離れになった後、再会したリーリュイが何だかおかしい
戦友の距離感って、どれくらい?こんなに近いのか?
そんなこんなで光太朗に執着する聖魔導士まで現れて、ますます事態はこじれていく
戦友の距離感が掴めないまま、二人は絆を深めていく
しかし光太朗には、二人の恋路を邪魔するほどの、隠された過去があった
『戦友の壁を打ち破る堅物皇子リーリュイ × 無自覚無鉄砲な光太朗』のじれじれな恋のお話
※ご注意
〇二人が恋に落ちるのはかなり先です。それまでは両片思いのようなじれじれが続きます。
〇ファンタジー色が強い作品です。
〇受けの光太朗は、強気です。やんちゃ(25歳→30歳)な強気。
〇性描写はちょっと先になります。
〇男性妊娠表現があります。苦手な方はご注意を
〇ハピエンです。
この作品はアルファポリスでも掲載中です
もうすぐ完結します(現在240話)
※ムーンへの転載は不定期です。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 14:48:59
134054文字
会話率:42%
〇本編紹介〇
地獄の長である獄主に、何故か溺愛されてしまった34歳おじさんのお話
死んで地獄に行きついた霧谷聡一朗(34)は、地獄の長である獄主の花嫁候補に選ばれてしまう
候補に選ばれる条件は一つ「罪深いこと」
候補者9人全員が極悪人の
中、聡一朗だけは罪の匂いがしないと獄主から見放されてしまう
見放されたことを良いことに、聡一朗は滅多に味わえない地獄ライフを満喫しようとするが……?
冷酷無表情の美形×34歳お人好し天然オジサン
笑ったことのない程の冷酷な獄主が、無自覚お人良しの聡一朗をあの手この手で溺愛するストーリーです。
コメディ要素多めですが、シリアスも有り
〇続編・番外編〇
結ばれたその後のお話です。
のんびりと空いた時間に、広~い心で読んで頂くと幸いです。
天国のご両親が頻発します。
※脇役のCP話があります
サブタイトルにカプの名を書きますので、苦手そうな方は読み飛ばして頂くと幸いです。
あくまで番外編ですので、読まなくても今後のお話に差し支えはありません。大丈夫な方は、小噺として軽く読んで頂けると嬉しいです。
テキロとワタベの話は4話構成です。
R18ではありません。
その後、獄主の里帰り話を投稿する予定です。
=======
※アルファポリスさんにも投稿させて頂いています。タイトルが少し違いますのでご注意を
完結済み本編→ 【完結】地獄行きは確定、に加え
続編・番外編→ 【続】地獄行きは確定、に加え
となっております。検索される際は、ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 20:18:18
243265文字
会話率:41%
愛されたくない主人公 VS ずっと愛していた男たち
無自覚天然主人公の総愛され、総受けストーリーです
※好き嫌いが分かれる作品かと思いますので、あらすじ下の注意点をご一読頂くと幸いです。
□あらすじ□
規格外に強く美しかった男「戦司
帝」は国の為に命を捧げた
長い月日が経ち、死んだと思われていた彼が、ある日青年のような姿になって突然帰ってきた
力の殆どを失って、もう戦司帝に戻る気はないと周囲に存在を隠す
しかし命を捧げた国が荒んでいるのが、彼にはどうしても気になる
結果、弱った身体で自国を立て直そうと奮闘し、主人公を溺愛したい王や弟子たちは、翻弄されながら主人公に力を貸すことに
そして無敵に見えた主人公にも暗い過去があり
次々と国の狂気が明らかになっていく事に
コメディ要素もシリアス要素もあります
==========
※ 注意点 ※
この作品はBLか?と思うくらい、ファンタジー要素が濃い作品となります。
シリアスな展開も、戦闘シーンもあります。
R18シーンはかなり軽めです。最後は濃くしていく予定ではいますが、期待外れかもしれません。
〇総愛です
〇主人公は美青年ですが、中身はおじさんです
〇ファンタジー要素かなり多め
〇イチャラブを求めている人には物足りない仕様です
〇世界観は、中華和風仕立て(あくまで風味です)
〇関西弁らしき言語を喋るキャラがいますが、彼の出身地の方言です
〇長編です
アルファポリスさんとカクヨムさんにも投稿させて頂いています。
※アルファポリスの方は40話を超えていますが、こちらに掲載する際に改稿しています。お話に相違を感じることがあるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 20:13:24
192760文字
会話率:42%
同僚の先輩に半ば無理やり交際をオッケーさせられた主人公。
執着が激しい先輩をうまく振り切りために試行錯誤するお話し。
上手にお別れできるのか...熱意に負けて絆されてしまうのか....
最終更新:2023-10-27 03:42:52
34272文字
会話率:64%
同僚の先輩に半ば無理やり交際をオッケーさせられた主人公。
執着が激しい先輩をうまく振り切りために試行錯誤するお話し。
上手にお別れできるのか...熱意に負けて絆されてしまうのか....
最終更新:2023-09-24 06:56:06
2260文字
会話率:76%
何もかもを奪ったんだから、どうかこのまま離さないで__
何でも屋『かがみ』の社長の息子・鏡日暮は、19歳の初冬に大企業である東堂グループの社長・東堂糸継のもとに派遣されることになった。
無遠慮に肌をなぞる指先、言い聞かせるように囁かれる甘
美な言葉に、止まっていた日暮の時は動き出す。
妖艶なドS社長×闇を抱える孤独な青年による溺愛系BL(の予定)
※暴力表現、人が死ぬ表現がございます。苦手な方はご注意ください。
※他サイト様でも同作品を連載中です。ご承知おき下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 03:02:28
32935文字
会話率:30%
新入社員の中に弟の姿を見つけた時は今すぐにでも逃げ出したかった。弟とは四年ほど疎遠で、その原因を作ったのは俺。元々は仲の良い兄弟だった。『なんでも出来る弟』と『そんな弟が大好きなブラコン兄』。そんな関係図。
でも俺、ブラコン装って弟大好きな
フリしてたけど、本当は弟の事なんて、大嫌いなんだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 21:46:00
13553文字
会話率:28%
両親が亡くなり弟を引き取る事になった兄の話。弟に罪悪感と愛しさを感じる兄と盲目的に兄の事が好きな弟。
※虐待とありますが痛い描写はありません。こき使われていました。
最終更新:2023-02-05 21:59:16
8446文字
会話率:39%
自己肯定感低いので『俺なんか』の世話をさせたくないΩと、可哀想な子が好きで絶対にお世話したいマンのαの話。αはあの手この手でΩを囲い込んでいく。
大島Q太様のTwitterタグ企画#溺愛アルファの巣作りに参加させて頂きました!※巣作りという
名のアルファの囲い込みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 14:59:41
30848文字
会話率:28%
十歳のある日、突然両親が他界してしまった伯爵令嬢のリリィ。亡き父の爵位を継ぎ彼女を引き取ったのは、父の従兄弟である、妻に先立たれた子爵・セドリックだった。セドリックには一人息子のヨハンがおり、リリィは伯爵家の養子に迎えられ、三人で暮らすこと
になる。
※無自覚に男を煽る女と、欲望に流されてしまった男二人のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 16:00:00
61856文字
会話率:41%
本屋で働く十九歳のアリルは、淫魔と人間とのハーフとして生まれた。だが生まれた時から淫魔の特徴は表れなかったため、今までずっと人間として生活してきた。
しかしそんなある日、突如として体が淫魔のものへと切り替わってしまう。人間の食事は受け付けず
男の精でしか栄養が取れなくなった彼女は、人間以外の異種族が暮らす異国へと旅立つ決心をする。そして、本屋の店主であり片思いの相手でもあるフェルナードもとへ別れと共にとあるお願いをしに行くが……。
※恩人に三年間片想いをしていた女の子と、純粋無垢な女の子を大事に大事に囲ってきた男のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 19:07:11
14729文字
会話率:57%
アガート伯爵令嬢である、シユニナ・アガートは生まれた時に決まった婚約者がいた。
その婚約者は、ミハエル・シュニッツッァ侯爵令息。
遠い昔、両家の当主が交わした約束。
「互いの子に年の近い男女が生まれた時、子供同士を結婚させよう」
そんな約束
が交わされたが、なかなか年の近い男女が生まれることがなかったのだ。
月日は流れ、約束を交わしてから数十代、とうとう約束を果たす時が来たのだ。
生まれた時に決められた婚約ではあったが、シユニナはミハエルのことを世界で一番大好きになっていた。
しかし、ある日のことだった。
シユニナは知ってしまった。大好きなミハエルが、男色家だと。
恋するシユニナの行動力は凄まじかった。
そんな、シユニナに振り回されているようで、それを楽しんでいるミハエルの拗れに拗れまくった恋の行方はどうなってしまうの?
全17話
※アルファポリス様で先行掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 12:00:00
36657文字
会話率:40%
子爵令嬢のシャロン・アッサムは、大好きな姉と結婚した幼馴染のアイザック・セイロン伯爵が大嫌いだった。そんなある日、大好きな姉は本当に好きな人と結婚するからと、アイザックと離婚したというのだ。
一方、アイザックはというと、姉を追いかけるでもな
く、何故かアッサム子爵家にやってきて、シャロンに責任を取れと言ってきて?
※小説家になろう様で短編で掲載していた作品です。また、短編時にはいろいろとぼかして書いていたあれこれをはっきりと書くためにお月様で連載することにしました。
※アルファポリス様にも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 21:00:00
25460文字
会話率:26%
家族から虐げられ、搾取されて生きる青年"ナナ"。ある日"ナナ"は家族の1人を事故で亡し、母親から自分が生きていることを激怒される。事故と"ナナ"は無関係。それでも怒鳴る母親に謝罪
だけし、"ナナ"は土砂降りの雨の中を目的もなくフラフラと歩き続ける。そんな"ナナ"を保護し、家招いたのは1年ほど前から交流のある"ヒロ"。そして"ヒロ"は以前"ナナ"に見せてと言われた愛を証明する······
自分の愛を証明した年上執着攻め×虐げられて育った年下不憫受け。残酷な描写は保険です。エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-24 22:44:57
5546文字
会話率:28%
王政をとらず、三人の公爵が統治するグラディウス公国は隆盛を極めている。知略縦横、勇壮華麗なグラディウス三公爵。「万能のひと」でありかつ神とも見紛う美貌のヘデラ侯。エロくてフェチ持ちの四人の夫が共有する妻であり姫将軍、リヴェア。新婚ほやほや、
幸福の絶頂の彼らに陰謀の影が忍び寄る。男たちの溺愛、執着、国家の威信──翻弄されつつも「売られたケンカは高値で買ってやる!」とばかりに敢然と立ち向かう姫将軍と、彼女に身も心も捧げると決めた親衛隊長・アルフの物語。
お待たせいたしました。「泣き寝入りして目覚めたらマッパでした~溺愛三公爵と氷の騎士~」の続編です。今回のお話だけでもお楽しみ頂けるよう書いてはおりますが、「泣き寝入り~」をお読み頂いてからのほうがより人物の背景などご理解が深まり、お楽しみ倍増と思います!
不定期更新となりますが、よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 00:27:29
71118文字
会話率:33%
東西南北4つの公爵領と、
それらを統治する中央(セントラル)によって
成り立つ魔法先進国ルノア王国。
王家、公爵家のみしか発現しない魔力を
持って産まれた少女、ロアは
病弱ではあるものの、
平民でありながらその美しい歌声に
魔力が宿ってい
た。
ロアの母、ライラは娘に人前で歌う事を禁じ、
ロアもそれを守り、裕福とは言えないが
平和に暮らしていた。
そんなある日、まだ幼く
母の仕事が手伝えないロアは、
いつものように森へ
自生する山菜を採りに行く。
ふと、いつもと違う道を通りたくなり、
散策していると美しい湖畔に出た。
小鳥の声と木々が風に揺れる音。
湖の穏やかな波は陽の光を浴びて
キラキラと宝石のようだ。
人前で歌ってはいけないが、
ここなら良いのではないか?
幼いロアは周りを見渡し、
人影が無い事を確認すると、
持っていた籠を置き、
心地よい風を胸一杯に吸い込んだ。
歌声が疾走る。澄んだ歌声は木々を震わし、
花々は水を含んだように色を増す。
ロアの魔力は、歌声を聞いた万物の能力を
増幅させる《イングロース》。
ロアの楽しみは歌う事だった。
歌っている時だけは、自分が自然の
一部になれた気がしてどこへでも
羽ばたける気がしていた。
パキッと背後で小枝を踏み締めた音がして、
勢いよく振り返る。
そこには深い夜空を切り取ったような
髪色の少年が一人、
木陰からこちらを見ていた。
(聞かれた?!)
少年はうっとりとした
微笑みを浮かべて静かに
ロアとの距離を詰める。
「探したよ。僕の愛しの妹君…ーー。」
その時は知る由もなかった。
この出会いが開けてはいけない
パンドラの箱だと言う事に。
捻じ曲がってしまった愛は
執着、嫉妬、呪いへと形を変える。
それはほんの些細な
きっかけだったかも知れない。
金糸雀の願いはたった一つ。
ーーーーー自由になりたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 23:47:49
732文字
会話率:20%
ー優等生弟×ドン底クズ自覚兄の、年齢スパイラルBLー
ウリセンのボーイとして働く木原響《きはらひびき》のもとにある日、弁護士を名乗る男から一本の電話がかかってくる。
その電話が知らせるのは、顔すら知らない、資産家の父親の死。
そして、初め
て知る「弟」の存在だった。
天涯孤独で生きてきた響は、初めて「弟」と出会うが、まだ14歳ながらも兄の境遇を心配し、同居を申し出る弟に、強い反発を覚える。
腹いせに弟の住む屋敷から家宝、照魔鏡を盗み出し、カネに変えることを企むが、その鏡を偶然、一緒に覗き込んだ響と弟は、年齢が逆転してしまい……。
【エロシーン回に※入れてますが、※がないとこでも単語とかは容赦なくR18入ります。血の繋がりに関しては明言ないものの近親相姦的な描写あり、好きな方だけお楽しみください】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 16:33:10
111761文字
会話率:29%
最速の無人島脱出をかけて競う!
そんなテレビ番組に出演することになった、アラサー崖っぷちアイドルの俺。
ロケ中、後輩の新人アイドルと筏(いかだ)レースで競っていたら、事故で見知らぬ無人島に二人きりになってしまった!
俺はうさぎ獣人=草が食べ
られるけど、狼獣人の後輩(肉食)には、島の食糧が限られていて!?
怖くて苦手な後輩と二人きりで、楽しくて恐ろしいサバイバル生活が始まる。
はたして俺たちは無人島を無事に脱出できるのか!?
(無人島脱出編)
うっかり交際0日で結婚してしまった狼×兎二人の、R18幸せ続編
(牧場侵入編、ドッキリモニター編)
※…がっつりエロシーン回はタイトル頭に※が入っています。(一話目は元々全年齢単話だったので※なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-07 19:29:13
95158文字
会話率:21%
ある日、パート先から帰った誠の部屋に、銃を持った美貌の男が倒れていた――。
記憶を失い子供に退行してしまった殺し屋と、そのターゲット(だったはず)の純朴気弱大学生。
クリスマスの近いフランス・パリの狭い屋根裏部屋で奇妙な共同生活を送る
誠と殺し屋。
殺されるのか、逃げるのか、日常から非日常の世界へと転落していきながらお互いに惹かれ合う二人だったが……。
※pixiv、アルファポリス、サイトとの重複投稿となる予定です。
※1話冒頭に表紙があります。
※がっつりエロシーン回はタイトル冒頭に※がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-24 13:03:13
127712文字
会話率:29%
人生どんなことがあるか分からない。昨日あったことが今日もあって、明日に続いていくのが当たり前だと思っていたのに。そう、思っていたのに。
「緊張してるのか? アイリの唇が震えているよ。ほら、もっと口を開けて。じゃないと深い口づけができない」
彼はそう言うと、上向かされて自然と開いてしまった私の口内に、長い舌を侵入させてきた。
えっ、えっ、なによこれ、私はいっくんとデートをしていたのよね? どうしてこんなことになったんだっけ?
生い茂る光る草花、不思議な入れ墨をした美少女、不可能を可能にする魔法、それから民から恐れられる竜の存在。そんな世界にある日突然、入り込んでしまった大和アイリの異世界ラブストーリーです。
作中に多少の流血表現が出てくる事があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 19:14:58
513928文字
会話率:61%
「キアラ、今夜も始めようか」の言葉と共に第一王子ユーリによる魔力搾取が今日も行われる。これはキアラの膨大な魔力が魔王に悪用されない為の十日毎の儀式。キアラは魔王討伐までと自分に言い聞かせ耐えていた。けれど自由の無い日々に希望を徐々に失い、ユ
ーリへ返事もしなくなってきていた。そんなキアラにユーリは「声を、聞かせて欲しいんだ」と執拗に責めてくる。
転生した先は悪役令嬢キアラ。
破滅回避の為に大人しく、周りの人に意地悪をしない、嫌われない、聖女が現れても邪魔をしないようにしようと決めて生きてきたはずなのに。
そんなある日、ユーリはキアラへひとつの希望を与えてくれたのだった。
作中に多少の流血表現が出てくる事があります。苦手な方はご注意ください。
【本編は終了】
~~~~~~~~~~~
(2023/03/08追記)
2023/02/20 アマゾナイトノベルズ様より電子書籍化していただきました
誤字脱字報告もありがとうございます
みなさまのおかげで本当に助かっております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-14 19:50:23
55891文字
会話率:49%
「──君から番にして欲しいって言われるまで我慢してたのになんでこんな事をするんだ」
婚約してから二年間、運命の番である隆一にセックスどころかキスさえしてもらえない《オメガ》の由莉。発情期のたび玩具を使って慰めるばかりの隆一との婚約は、希少
なオメガの優秀な胎だけを目的とした愛のない契約だった。
発情したオメガの相手なんて面倒を隆一にさせる現状に悩む由莉は、ある日好意を告げてきたアルファの凪に襲われ、請われるまま番契約を結ぶ。
隆一の喜ぶ顔を期待して凪と番になったことを報告する由莉が目にしたのは、自身に興味などないと思っていた婚約者の異常なほどの執着と底無しの愛憎だった。
ぼろぼろ泣きながら由莉を手酷く抱く隆一は、何度も何度も項を噛む。
「──俺の方がずっと愛してる」
※毎日20時に一話ずつ更新予定
※アルファポリスにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-19 13:41:59
120284文字
会話率:37%
十歳の誕生日の日に森に捨てられたソルは、ある日、森の中で見つけた遺跡で言葉を話す剣を手に入れた。新しい友達ができたことを喜んでいると、突然、目の前に魔王が現れる。
魔王はソルを監視するため、自身に着いてくるように提案し、拒めば殺さなければな
らないと脅してくる。
ソルは自身が死んでしまえば、せっかくできた友達が一人ぼっちになってしまうと思い、魔王の提案を飲むことに決めた。
初めは戸惑っていたソルだったが、魔王や魔王城に暮らす人々の優しさに触れ、少しずつ心を開いていく。しかし、魔王城で暮らすようになって十年目のある日、自身が勇者であり、魔王の敵だと知ってしまい_____。
孤独だった勇者が魔王に育てられ、様々な苦難を乗り越えて成長し、愛を知る、溺愛成長物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 17:52:50
74038文字
会話率:57%
パンノニアの王女であるルーシーは、悪魔憑きと呼ばれるいわくつきの姫君だった。国内での嫁ぎ先がない彼女は、縁あって隣国の選帝侯ヨハネスへと嫁ぐことになる。夫となるヨハネスは近隣諸国からは悪魔公爵と呼ばれていて…?
※単純に、人間が自分には理解
できない現象を悪魔と呼ぶだけで、魔物は出てまいりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 12:13:33
11190文字
会話率:55%
このルメルシェ王国では、宝石のような煌めく瞳を持って生まれた娘は、女神ビジュの愛し子であり、『聖女』とされる。
エメラルドの聖女、ルビーの聖女、サファイアの聖女……、各々その宝石のような美しい色をした瞳を持っていた。
聖女は決して不
思議な力を持っている訳では無かったが、女神に愛された娘を妻に娶れば、その家門は女神の愛し子を手に入れたとして周囲に一目置かれ、繁栄したという。
ある時生まれた聖女の娘は、深い森の中で両親と暮らしていた。
そこで何故か娘を冷遇する両親は、とうとうその少女を身売りしようと画策する。同じ頃、偶然森で出会った少年ラウルと仲良くなった少女は、二人で森を出ると約束した。
けれども少女は聖女を欲する者によって攫われ、ラウルとの約束を守れないまま、塔の上に監禁されてしまう。少女を監禁したのは王弟でもある公爵で、非常に残忍な男だった。
公爵は満月の夜になると、媚薬で酩酊する少女に無理矢理涙を流させようとする。『聖女が満月の褥で流す涙』が希少な宝石に変わると信じていたからだ。
少女にとっては不幸中の幸いというべきか、公爵は女嫌いの不能者であった為に最悪の事態は起こり得なかったものの、毎日を辛い思いで生きる少女。
しかしある時、公爵の屋敷を盗賊の一味が襲う。そして塔の上に囲われているアネットを攫った盗賊の頭領は、何と森で約束を交わしたラウルだったのだ。
けれども公爵の屋敷で過ごすうち、声を失ってしまっていた少女にラウルは気付かない。声だけでなく、少女の瞳が、出会った時と全く違った色味に変わっていたからだ。
実は少女は、光源によって色が変わる不思議な宝石『アレキサンドライト』の聖女だった。
少女の正体に気付かないラウルは、愛人(少女)から公爵の秘密を聞き出そうと寝台の上で脅して来て……?
※無理矢理表現あり
※残酷な描写あり
※『アルファポリス』様にも掲載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 21:18:38
175947文字
会話率:43%
――仰向けで動く事が出来ない自分に跨る背中、揺れる柔らかな髪、細い肩が見えるほどはだけたガウンから覗く脚は白く細かった。
酒に酔って朦朧とした意識の中、何度も繰り返し襲ってきた快感の波は、思い出しただけで腰と下腹部にズクリとクる――
社内の懇親会が開かれたあの夜、XLサイズのアレが原因で彼女に振られてばかりだった童貞、慎太郎のハジメテを奪ったのは社長が連れた美貌の恋人だった⁉︎
無骨で不器用な真っ直ぐ男子(XLサイズ)×愛想が良くてあざと系のデキる先輩(ビッチ、裏ではツン多めのちにデレ)のカップルです。
※リーマン、メンズラブ、不憫受け、ギャップ、以上のリクエストで書いたお話です
アルファポリスにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 06:43:11
71652文字
会話率:43%
異形の者達が住まうバリアント王国で、美形で人気の狼男オスヴァルトに好意を抱かれる主人公エレン。
番になるようにしつこく迫られるが、実は大きな秘密があって目立つ事を嫌うエレンは相手にしない。
けれどとあるキッカケでとうとう極限がきて
しまったオスヴァルトにエレンは襲われて……。
秘密がバレてしまったエレンと、狼男のオスヴァルトのエロい純愛。
◆ラノベタイトルメーカーで偶然出た『極限狼男が休み時間の度に、ぼっちの俺に話しかけてくる』のお題で作った作品です。
「アルファポリス」にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 18:54:52
14009文字
会話率:63%