人から敬遠され、自分自身も人と関わることが苦手な紗璃(さり)は、毎日大学院での研究やバイトの忙しさに追われ、自分でも気付かないうちに笑うことを忘れ、無表情が定着していた。
そんな紗璃に唯一、気に留めて声を掛けてくれる森口先輩にバレンタインデ
ーの日、チョコレートを用意して告白するつもりでいたが……よりによってその日、森口先輩が結婚することを知る。
毎日大学への行き帰りに通り過ぎるだけの公園で、そのバレンタインチョコを捨てようとしていた私に声を掛けてきた人は、陽気な外国人だった。
もう会うことはないと思っていたその人と再び出会ったのは、果たして偶然だったのか、あるいは必然だったのか……。
*『いつも』のシリーズ木槻家五女が主人公です。
*最終話にほんのりR18です。『いつもの』シリーズ初のエロ度低めです。
*日本語が拙い外国人設定なので、翻訳アプリで直訳した言葉に日本語ルビをふっています。日本語のセリフの場合、ひらがなとカタカナがまじっていますので、読み辛いかと思います。
*大学やラボ等は設定なので、実際の大学や団体とは一切関係ありませんし、事実と異なる箇所があると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 19:00:00
65704文字
会話率:47%
17世紀末の長崎を舞台にしたオランダ人男性と日本人の既婚女性との物語。
最終更新:2021-02-04 23:07:37
40372文字
会話率:62%
デリヘルボーイのアンナは、オランダ人とのハーフ。昔はハーフの美少年で人気だったが、この三年で身長が180センチになり、めっきり指名も減ってしまった。そんな時、ヤクザの鷲尾から指名を受ける。四十歳の鷲尾は強面のヤクザでありながら、なんと童貞だ
った!
※BLoveのコンテスト作品の転載になります。
「※その後のふたり」は、リバ要素有りなので、ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-18 18:56:30
14848文字
会話率:47%