いつもクラスメイトからいじめられていた上杉輪は、ある日深夜の病院の屋上から飛び降りて、死んだ……はずだった。
輪がその行動を起こした原因は二つ。
一つ目は、いじめのリーダー格であるクラスメイトに、果物ナイフで利き手を刺された事。
そして二つ
目は、利き手を刺された事で勉強が出来なくなった輪に、激昂した父親が殴って来た事だ。
その結果、自分の人生全てが不幸だと感じた輪は、その日に死ぬ事を決意して実行に移したのだが、気が付けば自分の部屋で無傷なまま目を覚ましていた。
死に戻りした事を夢だと思った輪は、学校に行く事をせず、後にお見舞いに来た同じクラスの不良・宝亮太とも段々と仲を深めて、次第に彼に惹かれるようになる。
けれど、輪はこの時まだ知らなかった。…死の運命から逃れる事は出来ないのだと…。
訳あり不良高校生×いじめられている自殺志望高校生の、死に戻り闇BL。
※不定期更新です。
※春森夢花さん主催企画「闇BL2023」参加作品です。最後はハッピーエンドになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 21:00:00
3535文字
会話率:22%
リィトは大切な歌姫フィーリアを目の前で失う。
たった一人だけ残っていた大切な存在の喪失。
大火に包まれ、崩壊する王都。
この世は地獄。
そう感じながら己も命を落とした。
死んだ自分が向かう先は地獄だと思い目を覚ますと、そこは12年前の幼いリ
ィトが住んでいた家だった。
あれは悪夢だと思うには、生々しすぎるものだった。
死に戻り、やり直しの世界だというのならば今度こそ大切な人たちに幸せな人生を歩んで欲しい。
そう願った少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 01:18:22
14949文字
会話率:39%
身に覚えのない理由で王太子から婚約破棄された挙げ句、地方に飛ばされたと思ったらその二年後、代理領主の悪事の責任を押し付けられて処刑された、公爵令息ジュード。死の間際に思った『人生をやり直したい』という願いが天に通じたのか、気付いたら十年前
に死に戻りしていた。
今度はもう処刑ルートなんてごめんだと、一目惚れしてきた王太子とは婚約せず、たまたま近くにいた老騎士ローワンに求婚する。すると、話を知った実父は激怒して、ジュードを家から追い出す。
自由の身になったものの、どう生きていこうか途方に暮れていたら、ローワンと再会して一緒に暮らすことに。
年の差カップルのほのぼのファンタジーBL(多分)
※★は性描写ありです(番外編のみ)
※更新日は、基本的に日曜日です(十万字以内には完結予定)
※『アルファポリス』『Fujossy』にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 06:10:53
22133文字
会話率:40%
リンフォルディア国王ヴィンセントの側妃として後宮入りし、子を授かるも、正妃にも男児が生まれたために存在が邪魔になって暗殺されたリディア。しかし次に目を覚ましたら、なんと後宮入りする前に時間が巻き戻っていた!
よし、今度は暗殺ルートを回避
して、愛息子と幸せな未来を掴み取ります!
……あれ? 謙虚に振る舞うようになったら、溺愛され始めました!?
※ご都合主義で突っ込みどころがあるお話かもしれませんが、生温かく見守っていただけたら幸いです。
※★は性描写ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 16:36:01
51914文字
会話率:43%
※アマゾナイトノベルズ様より2023年12月19日電子配信。
※ラブコメ、ほのぼのを読みたい方は、(青年と幼女な)二人の恋物語がはじまる後日談からどうぞ。
※本当の花言葉で口説きます。
【最期の記憶(本編)】
東西の公国に分裂し、争い
を続けるグランテ王国。
淡いローズピンクの髪に黄金の瞳という珍しい見た目を持って生まれた公女オルテンシア。かつて好奇の目に晒され虐げられてきた彼女だったが、今では西軍の聖女として祭りあげられ、姫騎士として戦いに参じていた。
そんななか、戦場で、敵対する東陣営の将軍ランスロットにオルテンシアは捕まってしまう。月のように美しく、数多の武勲を立て、品行方正、気高く寡黙な知将として有名なはずのランスロットだったが……捕らえられたその場で、衆目に晒される中、彼女は彼に純潔を散らされてしまい――?
人が変わったようだと噂されるランスロットが、オルテンシアを囚えた真の目的とは?
――愛する女性の命を救うために、永劫の時を輪廻し続ける青年ランスロットの最期の時の物語。
※R18には※、他作より、羞恥・調教系(軽い)が多め。
※野外で衆人環視の中でのR回、ざまぁ?NTRというか、第三者への見せつけあり。主人公は相手役以外多人数からの凌辱・性暴力被害があったことを示唆する場面ありますが直接描写はなし。短編時とは違い、火炙り後の身体損傷等の描写はなし。
【運命の邂逅(後日談)】
正しい歴史に戻った東西グランテ王国。
和平のために東のランスロット次期将軍(青年)と、西のオルテンシア公爵令嬢(幼女)の政略結婚が決定する。
家族に虐げられてきたオルテンシアを救い出し、一緒に城に住むようになったランスロット。
周囲の心配を他所に、今度こそ、彼の彼女をひたすら花に例えて愛でる毎日がはじまる。
※後日談は、ヒロイン推定8歳スタート、甘々・溺愛、光源氏計画?ギャグあり?のラブコメディーちっくな、ほのぼの軽い羞恥・調教R18(ロリ? これは、どちらかと言えば男が幼女にしつけられ……)
※残酷描写なし
※作者の執筆1周年記念
※短編の人外(竜)との性描写(竜姦)は番外予定。
※――久遠の枷、恋獄の檻――何度、君に忘れられたとしても――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-09 05:17:44
109100文字
会話率:33%
女性が社会を構築する王国。
女王がトップに立ち、男性は女性の庇護の元で生きていた。
主人公のマクシムは女王の花婿として子供の頃から教育を受けていたが、自らの嫉妬から処刑されることになる。
しかし、次に目覚めた時、処刑される数年前に戻った
マクシムは自分が世間を知らず、失敗したことを反省して、生き方を改める。
復讐を選ぶのか?
それとも心を入れ替えるのか?
貞操逆転者の異世界ファンタジーが書きたくなりました。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-27 00:00:00
145474文字
会話率:41%
オメガであることが分かったユーリは屋敷で軟禁されて暮らしていた。
あるとき、世界を救った勇者と婚約が決まったと伝えられる。
顔合わせをした勇者は朗らかでとてもやさしい人で……
けれどアルファ至上主義であるこの国の歪みが悲劇を生む。
死んだと
思ったユーリは気が付くと性別判定の儀式の前に逆行していることに気が付いたが……
一度目の人生で引き離された二人が二度目の人生で幸せをつかむ話です。
オリジナル設定のあるオメガバース異世界です。
タイトルの通り死に戻りの物語です。逆行前は不幸な話が続きますのでご注意ください。
勇者と言ってますがこの世界の勇者は魔法使いです。
アルファポリスなどにも同じものを投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 15:41:35
27484文字
会話率:14%
一人の女のせいで国が滅んだ。
悔いる一人の男は死の直前まで案じたのは従妹姫の安否。国外脱出に成功した皇后の事だった。あの女さえいなければ。帝国の男爵であった男は思う。典型的な腐りきった貴族だが、稀代の毒婦に比べれば自分は大したことは無い。地
獄で殺してやると誓った。目覚めるとそこは地獄でも天国でなかった。鏡に映る自分の姿は若い。二十年前に戻ってきていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 07:00:00
17465文字
会話率:25%
通り魔に殺された江口翔。人よりも感情に欠けた部分のある彼の、異世界での新たな人生がスタートする。彼が手にした物は、謎の多い魔法であった。
最終更新:2023-08-29 23:40:35
269文字
会話率:0%
「さて、大きな後悔を背負っているあなたに質問です。私は、あなたの大切なものと引き換えに、今一度人生のある時点からやり直しさせることができます。あなたは死に戻りの生を望みますか?」
国内でもっとも若く、もっとも尊き血筋の公爵。
二十二歳
で処刑されたミシェル・シャルダンは「死に戻り」をすすめられる。大切なものと引き換えに、人生のある時点に戻ってやり直しができると。
後悔と言えば……。
※小説家になろうに公開している「死に戻りのアマリア~君を愛することはないと言ったら「俺は君を愛する!」と言われました。」の別視点です。本編を読んでいないとわかりにくい箇所がありますが、本編のイメージを損なう恐れがあるので閲覧は自己判断で。地雷のある方にはおすすめしません。なんでもゆるせる方向け(若干のTS要素あり)。
※視点移動多め。だいたいヒーローとヒロインで交互になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 14:20:12
35030文字
会話率:36%
その世界はバベル。そこではプレイヤーと呼ばれる転移者が5つのダンジョンを攻略している。そのダンジョンでプレイヤーはモンスターを狩り、その対価として資源を神から分け与えられる。故に、バベルにはプレイヤーが必須で、その世界の人々はNPCと呼ばれ
プレイヤーに奉仕をして生きている。そんな世界に一組の男女が転移した。その二人は友達以上恋人未満の微笑ましい関係であったが、この世界では嫌でも戦いを強制される。ダンジョンをクリアして元の世界に戻るため、その少女は自らの身体を売ってでも彼と二人で前に進むことを決断した。
そう、性奴隷と、肉便器と呼ばれたとしても。
□■□
寝取られ、獸姦、スカトロ等他作品と同等程度に凌辱され、ヒロインは主人公一人にのみひたすら愛を向ける何時もの通りの作品です。7章で第一部完結です。
第二部制作にはいりました。
日本に逆召喚されての現代ダンジョンものになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 12:53:55
165332文字
会話率:56%
魔人と呼ばれる上位種がいる世界。エレノアは人の世で町医者をしている風変わりな魔人ラルに拾われ、優しい彼と幸せに暮らしていた。
体内魔力の暴走により、エレノアは静かに彼の腕の中で寿命を終えた――はずだったが気づくと時間が巻き戻り、養子で引き取
られた家族に魔力を搾取されている頃に戻っていた。記憶があるまま、迎えに来たラルと前と同じように暮らし始めたのも束の間、今度は彼を庇って人に殺される。そしてまた時間が巻き戻り……今度は、彼はエレノアのことを一切覚えていなかった。
本性を隠して人の子に執着している外面のいい人外(黒ウサギ型)旦那様と、ドン重い執着に気づいてない旦那様ラブな奥様のやり直しの恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-23 05:00:00
63393文字
会話率:39%
――悪役令息?ゲームのキャラ?
――この記憶はなんだ?
――じゃあ、この俺は一体何者なんだ?
金持ち学園に通う死亡確定悪役令息のリシェスは、死亡フラグを回避するために原作BLゲームの主人公兼転生者である『アンリ』と同じ行動を取り、婚約者で
あり運命の番である幼馴染のアンフェールのスチルイベント回収しようとした結果、深刻なエラーが発生してしまうお話。やりたいの全部詰めです。
死に戻る度に記憶が増えていく悪役令息ポジションΩ総受け
※主人公が可哀想な目に遭いがちなので、なんでも許せる方向け
※他サイト投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-03 04:49:16
176150文字
会話率:37%
もうぜーんぶっ…どうでもいいわぁ♡
無実の罪で断罪され、最終的に命を落とすと、いつも同じ瞬間にタイムループしている。
努力しても結末は変わらず、どうしようもない運命に囚われていた。
死に戻りを『十二回』も繰り返し…ついに全てが馬鹿馬鹿しくな
った。
今度は『運命』が私の手のひらで踊る番よ。
(※外部でも投稿しております。何でも許せる方のみどうぞ。作者は人狼のようなゲームで知識を得ているためにわかです。尚、本作品は不適切な表現が含まれていますが、これらを肯定・助長するものではございません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-02 05:43:48
13993文字
会話率:18%
最終話です。
シャロンを脅かすものはもう無くなった。二人は幸せな日常を手に入れたのだが…シャロンには幸せが故にある悩みがあった。セイが過保護なうえ完璧な旦那様過ぎて、シャロンが奥さんとして尽くす隙がないのだ…!果たして…シャロンは立派な奥さ
んになる事ができるのかっ!?
(後編)https://novel18.syosetu.com/n0667ib/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 04:09:11
6530文字
会話率:35%
後編です。
結ばれた二人は幸せな日々を過ごしていた。だが、セイがシャロンに秘密で何やら行動を起こそうとしていた。それに気付かないシャロンではないーーーどうやら、セイはシャロンのために“奴ら”へ復讐を考えているようだ。ついに“奴ら”が己の愚か
さを後悔する時がきた。
(中編)https://novel18.syosetu.com/n8446hx/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 13:30:30
15218文字
会話率:24%
勇者パーティーで幼い勇者を可愛がっていた魔術師のマイは、成長した勇者にパーティーから出ていくように言われる。
これ以上役に立たないと言われて仕方なくパーティーを離れたマイだが、魔物討伐に出て命を落とす。
気が付けばマイは死に戻って、勇者に
パーティーから外れて欲しいと言われた日にいた。
せっかく時間が戻ったので勇者を守ろうとするマイ。だが、また命を落としたら勇者からパーティーを外れて欲しいと言われた日に戻っていた。
死に戻りする魔術師と勇者のすれ違いの年の差ラブストーリー。
※魔王がマイを強姦する描写があります!(死に戻るのでなかったことになりますが記憶には残ります)
※ 「死に戻り」・「全肯定よしよしお姉さん魔法使いと性癖めきょめきょ年下勇者」・「勇者くんの血肉になりたいお姉さん魔法使い」というやしろさん(https://mypage.syosetu.com/1052827/)と同じお題で書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 19:00:00
26649文字
会話率:43%
―――貴方を決して、死なせはしない。―――
王女フェリシアは成人まで離れて暮らしていたそっくりな双子の妹マルヴィナに、何もかもを奪われた。
幼い頃から傍に居て愛してくれた護衛騎士ティボルトだけは、フェリシアが辛い思いをしていることを見抜き
常に傍に居て信じてくれた。
だが、命を賭して冤罪をかけられた自分の前に立ちはだかった彼と国民すべてを守るために、怒れる竜王を鎮めようとフェリシアは一人犠牲になることを選んだ。
そして、何故か時は巻き戻る。
フェリシアは過去に戻れたことに驚きつつも、もうすぐ戻って来る妹に陥れられる未来を回避するため動き始める。
王家の双子に古くから伝わるしきたりにより、辺境に居た妹が帰る少し前の一年前からのやり直し。
最初は完璧に見える妹が、いずれ何かを仕掛けてくることは間違いない。
フェリシアに何かあれば、我が身を顧みず助けてくれたティボルトには頼れない。頼らない。
懸命に彼を遠ざけようとするのに、互いに惹かれてしまう想いは、どうしても止められなくて。
※残酷な描写ありは、悪役へのざまぁ用です。苦手な方は気をつけてください。
※R18要素ありは★を付けています。
※不測の事態が起こらない限りは、完結まで毎日更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 20:00:00
101182文字
会話率:38%
あらすじの後半にも書いていますが、かなり残酷なシーンが登場しますので【閲覧注意】でおねがいします。
※溺愛ゆる甘設定だけの話ではありませんので、それを望む人には不向きです。
最初の人生で私は第一王子フェナリス・ヴェラ・ハスリー様の婚約者だ
った。
公爵家に生まれた私ロッテリアス・ハーランドは12歳で第一王子の婚約者に選ばれた。
婚約者候補を集められた茶会で王子の目に留まってしまったのが運の尽きだったのかもしれない。
16歳の頃にフェナリス様はキンバリー様と運命の出会いを果たし、二人は惹かれ合う。
キンバリー嬢の罠に絡め取られ、犯されて死を望んだ私は、目覚めると12歳に戻っていた。
※作中に読むと気持ちの良くない残酷なシーンが登場しますので苦手な人は控えてください。
ご指摘を受けましたので【閲覧注意】でお願いします。
残酷な事を書くのが趣味ではありませんが、どんどん酷くなっていく悲惨な運命という物を表現するにあたり、作中の話がどうしてもそうなってしまい、不快な思いをする人がいるかもしれませんm(_ _)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-25 21:06:18
211564文字
会話率:27%
歴代の魔王と違い暴虐さもなく、少しネガティブで優しい魔王のオルカ(力は最強)は、忠臣に根負けし妃探しを始めることに。四人の候補者を親善の名目で魔王城へ呼びつけ交流をはかるが、そのうちの一人精霊の国の王子アルフレド(超絶美青年)には秘密があっ
た。アルフレドに苦手意識を持つオルカだったが、あることをきっかけに正体を隠してアルフレドに近づくようになる。(魔王受け、固定カプ、ふたなりのような表現あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 17:00:00
54538文字
会話率:39%
「お兄さんは私たちの食料として一生ここで飼われるの」
サキュバスのエサとして死ぬまで監禁されるされることを知った主人公は、ホテルから脱出することを決意する。
しかしサキュバスの力は強大で、彼女たちは人間など簡単に吸い殺すことができた。
主人
公はサキュバスから精を吸われた後、時間がループしていることに気付く。
時間ループの条件は2つ。
・『精を吸われて死亡する』
・『午後12時を過ぎ、一日が終わる』
この現象を利用すればここから脱出できるかもしれない。
淫らな誘惑を振り切り主人公はホテルから脱出することができるのか?
エッチな脱出チャレンジが始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 22:10:33
55439文字
会話率:28%
彼が全てをやり直すなら、彼女が全てを封じる。
彼が犯した罪は、彼の大切な人に償ってもらう。
罪の重さは罰の重さに比例し、刑期の長さは苦痛の長さに直結する。
故にやり直した数だけ死因が増える。
貴女に罪は無い。
けど、簡単には死なせない。
最終更新:2023-01-15 22:34:32
4875文字
会話率:46%
国唯一にして最強の精霊師として皇太子の“婚約者”となったアレキサンドリート。幼い頃から想いを寄せていたテオドールに形だけでも添い遂げられると喜んでいたのも束の間、侯爵令嬢であるユヴェーレンに皇太子妃の座を奪われてしまう。それでも皇太子の側に
いられるならと“側妃”としてユヴェーレンの仕事を肩代わりする日々。
過去「お前しかいらない」と情熱的に言った唇で口汚く罵られようと、尊厳を踏みにじられようと、ただ幼い頃見たテオドールの優しい笑顔を支えに耐えてきた。
しかしテオドールが皇帝になり前皇帝の死に乱れていた国が治まるや否や、やってもいない罪を告発され、周りの人々や家族にすら無罪を信じてもらえず傷付き無念なまま処刑されてしまう。
だが次目覚めるとそこは実家の自室でーー?
全てを捨て別人としてやり直す彼の元にやってきた未来を語るおかしな令嬢は言った。
「“世界の強制力”は必ず貴方を表舞台に引きずり出すわ」
世界の強制力とは一体何なのか?
■■■
長編ですので、サクサクとは進みません。サクサク進む物語、1話ごとに見せ場がある物語をお好みの方には合わないかと思われます。申し訳ございません。
女性キャラとの恋愛はありませんがメイン級に出張ります。
アルファポリス様でも投稿しております。
宜しくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 21:40:48
160217文字
会話率:42%