双葉女権帝国学園は戦前に華族出身者の女子育成機関として設立された。
戦後は数ある名門女学校がこぞって男女共学に鞍替えするのを尻目に表向きは女子単独校を貫き抜き通してきた。が、実体は縁故入学に限り男子の入学を認めてきた。
双葉女権帝国学園の設
立は遠く鎌倉時代に遡る。鎌倉武士の台頭に伴い、大量の公家子女が京から拉致され上級武士への貢物にされた。鎌倉武士の多くは農民上がりのガサツ者。公家上がりの子女を持て余す事態に。京での生活に馴染んでいる子女たちは鎌倉武士の館に入るのではなく広大な敷地の子女屋敷を構えて鎌倉武士の夜這いを受け入れる仕組みとした。
男児が生まれたらその武士の後継として武士の館に住まわせ女児が生まれたら子女屋敷とは別の共有の女児育成施設を設けた。ここでは女児が乳飲み児から成人女子になるまで担当し、成人女子になったら生まれの子女屋敷に戻る仕組みであった。
京都公家で築いた女権制度がこの鎌倉の女児育成施設を通して鎌倉江戸時代に引き継がれた。いうまでもなく、この女児育成施設で女王様を育成し、夜這い武士をM男子に落とし鎌倉上級武士の館に帰す仕組みだ。
この女児育成施設は社会的には隠れた存在で歴史にも登場しないが、実態は女児を女王様に育てるとともに、公家の後継たる公家男児をマゾ男に育て上げる公然秘密の施設であった。京都で生まれ鎌倉にもできたこの女児育成施設は、江戸時代になり江戸幕府の隠れたニーズから江戸ばかりか、尾張、備前、加賀等にも飛び火の如く作られていった。その結果、多くの傀儡の殿様の実権は女王様たる御台様が握っていた。
明治になって、大政奉還により下野した旧幕府の多くは華族として生き延びた。
男児の教育機関たる寺子屋の多くは小中学校に衣を変えたが、女児の育成施設は女学校の看板を構えて存続された。戦後GHQにより再編され、その大半は男女共学校に吸収合併されたが、双葉女権女学校はその中で女学校存続した数少ない一つだった。
今春、凛とマーガレットが双葉女権帝国学園中学校に入学した。
担任のエリカは表向きは女子校ながら実態は男子を入学させて、女子の上に立つ事も女子に歯向かう事も許されていない女子のペットとして育成している本校の矛盾に悩んでいた。エリカ教師は凛の幼いながら優れた才能を見抜き、凛を女子として教育するという前代未聞の双葉学園への反逆を企てるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-23 20:17:45
70905文字
会話率:3%
双葉女権帝国学園の背景:
双葉女権帝国学園は戦前に華族出身者の女子育成機関として設立された。
戦後は数ある名門女学校がこぞって男女共学に鞍替えするのを尻目に表向きは女子単独校を貫き抜き通してきた。が、実体は縁故入学に限り男子の入学を認めてき
た。
双葉女権帝国学園の設立は遠く鎌倉時代に遡る。鎌倉武士の台頭に伴い、大量の公家子女が京から拉致され上級武士への貢物にされた。鎌倉武士の多くは農民上がりのガサツ者。公家上がりの子女を持て余す事態に。京での生活に馴染んでいる子女たちは鎌倉武士の館に入るのではなく広大な敷地の子女屋敷を構えて鎌倉武士の夜這いを受け入れる仕組みとした。
男児が生まれたらその武士の後継として武士の館に住まわせ女児が生まれたら子女屋敷とは別の共有の女児育成施設を設けた。ここでは女児が乳飲み児から成人女子になるまで担当し、成人女子になったら生まれの子女屋敷に戻る仕組みであった。
京都公家で築いた女権制度がこの鎌倉の女児育成施設を通して鎌倉江戸時代に引き継がれた。いうまでもなく、この女児育成施設で女王様を育成し、夜這い武士をM男子に落とし鎌倉上級武士の館に帰す仕組みだ。
この女児育成施設は社会的には隠れた存在で歴史にも登場しないが、実態は女児を女王様に育てるとともに、公家の後継たる公家男児をマゾ男に育て上げる公然秘密の施設であった。京都で生まれ鎌倉にもできたこの女児育成施設は、江戸時代になり江戸幕府の隠れたニーズから江戸ばかりか、尾張、備前、加賀等にも飛び火の如く作られていった。その結果、多くの傀儡の殿様の実権は女王様たる御台様が握っていた。
明治になって、大政奉還により下野した旧幕府の多くは華族として生き延びた。
男児の教育機関たる寺子屋の多くは小中学校に衣を変えたが、女児の育成施設は女学校の看板を構えて存続された。戦後GHQにより再編され、その大半は男女共学校に吸収合併されたが、双葉女権女学校はその中で女学校存続した数少ない一つだった。
女子の入学も母・祖母が本校出身者に限られており、華族出身の縁故者のみの中高一貫校だ。完全全寮制で校舎も寮も同じ敷地にあるため自宅から通学する生徒はいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 10:08:50
2913文字
会話率:30%
(`・ω・´)まぁあとで詳しく描きますけど、武士が、現代に転生して、魔獣と戦ったり、平和な学園生活を満喫したり、美少女とエッチなことしたり、する話ですね笑、
ちなみに今までの私のsm作品と違い、smに限りません、なのでm特化型でもないしS
特化でもありません両方ありかな?まぁお楽しみ下さい。
一応ロリも出す予定です笑
あらすじ、公国最強の武士、真道 燕は、公国最後の撤退戦にて、帝国軍上陸部隊を一人で阻止した、
そして最後の一人と刺し違え、約300年後、かつての帝国と公国のハーフ、ツバメとして生まれ変わった、生まれ変わった彼は、今度は銃使いとして生きるのであった、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 16:00:15
17373文字
会話率:57%
「観音菩薩……か?」
「違いますよ。死なないでください」
普通のOLだった私の部屋に現れた、泥まみれで返り血を浴びた武士。やつれているのに彼の姿は品があって美しかった。
「マゲを結っていないし、幕末ぐらいの人かなあ」
弱りきった男を
放っておけず、椿(つばき)は彼の面倒を見ることになる。
上手くいかない事も多く、椿は彼に振り回される日々。
それでも少しずつ彼と心を打ち解けて来て……
「褒美をくれないか」
「私がご褒美ですか?」
「ああ、ずっと欲しかった」
一見ぶっきらぼうでそっけないんだけど、心を許すと実は……な彼です。
アルファポリス、エブリスタにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-19 22:00:00
90879文字
会話率:56%
武士間の男色を「衆道(しゅどう)」といい、戦国時代は主従関係のある衆道が武将の嗜みともされていたという史実を踏まえたシリーズ第3作です。
「儀」編のパラレルストーリーです。
先に「儀」編をお読みいただいてから照らし合せると回収できる部分もあ
ります。
美人で奔放な第三子と、人質として連れて来られた三男のお話です。
気持ちのやり場とか運命とか自己責任とか誤解とか葛藤とかあります。
無理やりから芽生える愛情のような。
「仁」編とも最後のほう少しつながります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-11 20:05:39
19050文字
会話率:63%
武士間の男色を「衆道(しゅどう)」といい、戦国時代は主従関係のある衆道が武将の嗜みともされていたという史実を踏まえたシリーズ第2作です。
戦で大敗し、命からがら帰り着いたら敵国に人質に出されることが決まっていた不遇の三男。
出向いた先にい
たのは美人で奔放な曰くありげな第三子。
無理やりとか運命とか秘密とか誤解とかいろいろありますが、こういう「契り」の形もあったらいいな・・・というお話です。
「仁」編よりもえろ多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 21:11:08
18246文字
会話率:63%
武士間の男色を「衆道(しゅどう)」といいます。
戦国時代には主従関係のある衆道が武将の嗜みとされてもいました。
また、後継ぎをもうけなくてはいけないという事情や、他にやることがないという環境も相まって性生活はかなり奔放でした。
という日本の
歴史を踏まえ。
戦国時代、とある国。
若き天然人たらしの剣の達人当主(御屋形様)と、衆道の契りを結んでいる小姓、才色兼備なこじらせ異母弟のお話です。
本編・外伝含め完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:41:14
31775文字
会話率:64%
車に撥ねられてあの世へと赴くことになった私は、そこで美形の大和さんに出会う。何やかんやあって彼の補佐をすることになったけど、高校生の私にはまだ出来ることは少なくて、彼の役に立ちたいのに上手くいかなくて歯がゆい。もっと大和さんに頼られるように
なりたい、そう思っていた時、現世で死者が蘇る事件が起きて──────!?
ハロウィンに関するお話を書きたかったのにあまりその設定を活かしきれていないというか死後の世界の主張が強すぎるお話になってしまいました。互いに暗い背景を持つ二人のもだもだ恋愛模様の物語。
[更新は不定期ですが10/31までに完結予定です]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 11:59:30
30281文字
会話率:65%
また短編を書いたのであげます(* ̄m ̄)プッ
薩摩の衆道男色については、過去に色々と調べた事がありますが、なんせすぐに記憶が薄らぐので、史実かどうかはあくまでも物語という事でお願いしますm(*_ _)m
最終更新:2021-10-22 21:25:06
7811文字
会話率:34%
そこはローランド帝国と宗教国家カルルクの国境沿いのマッキンリー山脈の麓。
カルルクは傾いた国を立て直すべく再び『神子』を召喚した。
神子として召喚された者こそ、富士の赤き鬼と呼ばれた侍、柳沢家の当主・柳沢和泉守源次郎敬親。
カルルクから
逃げた敬親を拾ったのは、生きた彫刻と謳われるローランドの皇弟クリストファーであった。
クリストファー(皇弟)×敬親(侍) 固定CP
エロは中盤以降になりますが、特に印はつけません。
※首が吹っ飛んだりします。苦手な方はご注意ください。
※設定厨でございます!
※中世騎士と、侍と、戦と。好きなものをぶち込んでおります。
すべてオッケーな方は楽しんでいただけますと幸いです。
2021/03/20 完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 11:28:57
209296文字
会話率:29%
下級武士の家に生まれたかおりは、子供ができない義妹の幸の代理となり義弟と子供を作らなくてはいけなくなる。3人の気持ちが交差する。責めたくて、できない、苦しみだけでもない、切ない物語。
最終更新:2021-10-16 21:22:16
52157文字
会話率:42%
武士の出である万代半蔵はある日、道端にうずくまる少女と出会う。その少女に声をけると、泥土に足元をとられて足首を捻って動けないのだという。少女を助けようとする半蔵だが、その途端、少女は刃物を向け、変装をとく。半蔵が少女だと思っていたのは実は
華奢で小粋な少年だったのだ!
※この作品は「小説投稿サイトノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 18:00:00
17467文字
会話率:40%
幕末の男娼モノ。
新政府軍により新しい夜明けが訪れた。
だが、武士の妾の子であった与一の身には新しい夜明けは訪れなかった。
最終更新:2021-09-10 20:25:17
9520文字
会話率:29%
【転生者【斎藤利三】武士を辞め、商人になる!】の18禁ssです。転生者と新妻の楓との初夜を遂げ、夫婦になるお話
最終更新:2021-08-30 21:17:33
4437文字
会話率:62%
俺は人の顔では極楽を感じられぬ。
そう自負してしまった元武士である半兵衛(攻)は、日々を悶々として過ごしてきた。
とある日に仕事へ行く途中、黒衣に身をつつんだ傀儡師、柊(受)と出会う。
その様子に一目惚れをしてしまった半兵衛は柊に近づいてい
き、恋仲になるも――。
ある意味で顔フェチの牢人×顔がない傀儡師
※序盤に攻めとモブ女性との絡み描写があります。苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-17 23:14:10
22759文字
会話率:47%
江戸の町に生きるよろず屋平之丞(へいのじょう)と淫魔のような爆乳妹の楓。その正体は蛆原という忍者で武士の家から逃れた母と息子だった。平之丞は母を愛し、よろず屋としてドスケベ依頼を解決していく。しかし、楓は平之丞とドスケベセックスライフに飽
き足らず、狂ったようにデカチンポを求めて他の男にも寝取られていく。楓はセックス好きの真性のドМ変態女だったのだ。
楓は元夫に殺される恐怖に怯えながら、息子であり、兄でもある平之丞との濃厚なセックスライフに陥っていく。そして涙を流しながら、苦痛と快楽と悔恨を味わうのだった。
セックス! セックス! セックス! 平之丞は母とのディープキス、パイズリ、フェラチオなどのセックスに溺れていく。やがて平之丞の元には淫乱美女ばかりが集まるようになり、平之丞は濃厚なセックスライフを女たちと送ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 23:16:31
4596文字
会話率:53%
【一章 鬼に繞乱(じょうらん)されしは】
帝の勅命で鬼退治に向かったカラギは、そこで美しい鬼・金花に遭遇する。退魔の太刀を振るうことすらできず死を覚悟するカラギに対し、金花は淫らな要求を突きつけた。戸惑いながらも抗うことができないカラギは、
求められるまま体を交えてしまう。
相手が鬼とはいえ責任を感じた真面目なカラギは、金花を都に連れて帰ることにした。からかうように「かわいい方」と言って誘ってくる金花にはじめは憤慨するカラギだが、次第に惹かれていく自分を感じ始める。そんなある日、都に力ある鬼が現れた。
「あぁ、そうか、あれの相手をするくらいだ、ただの人ではないということか」
この鬼は金花のことを知っている。嫌な予感がしながらも立ち向かうカラギだが、歴然とした力の差に退魔の太刀を交えることすらできない。それどころか陰陽寮の大技でさえも鬼に傷一つつけることができなかった。さらにカラギを守ろうとした金花が大怪我を負ってしまう。もう駄目だと諦めかけたとき、カラギたちの目の前に鬼の王が現れる。
【二章】
鬼になる決意をしたカラギは、そうとは告げずに金花を伴って東国へと旅に出た。東国を出ても都には帰らずさらに西へと向かう。
「好いた相手を残してしまうのも、残されてしまうのも、つらいな」
心から愛する金花は鬼だ。人とは生きる長さが違う。それでも一緒にいたい。そう願うカラギは、鬼の王に会って自分を鬼にしてもらおうと考えていた。そう決意し再会した鬼の王のもとには、攫われ食われたとばかり思っていた親王がいた。その姿に鬼になるための一縷の望みを見るカラギだが……。※他サイトにも掲載
[武士(もののふ)のような貴族 × 美しい鬼 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 10:00:00
196426文字
会話率:53%
「アンタは生きてるつもりでも活きちゃあいない」
華やかな遊郭を舞台に繰り広げられるBL時代劇短編作品。
世間を騒がす美しき義賊「紅天神」と貧乏旗本の三男坊源之助。
重なる筈のない二つの魂がたった一夜だけ重なった。そのたった一夜が全てを変え
た物語。
最初はえ?!コレBL??と思うかもしれませんが、ちゃんとBLになって行きます❣️折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 23:43:38
12810文字
会話率:32%
時代劇ファンタジー
江戸時代、武士の間で行われていた衆道を元に書いた物語になります。
最終更新:2021-01-26 03:01:43
111401文字
会話率:36%
田舎の村に住むムサシは用事で江戸の城下町に行く。そこで殿様の悪評を聞きそのまま城内に乗り込み捕縛される。しかし一旦女房のために帰宅したいと懇願し、代わりに人質となった盟友コジロウ。三日目までに戻らなければ友は恐ろしい処刑方で殺されてしまう。
果たしてムサシは再び江戸の城下町へ戻ることができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 09:46:14
6149文字
会話率:32%
世は戦国時代。武士と術者による陣取り合戦へと発展していた。より強い武人、より強い術者、それらを持つ国が世を統一できるとかまで言われる時代。
勢力が拡大する綾潯(りょうじん)に周りの国々は警戒を強めていた。
そんな中、一人の刺客が送り込まれた
…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 21:00:00
8490文字
会話率:43%
これはBLを含む男たちの熱いスポ魂小説。江戸時代の性娯楽『センズリ大会』に懸ける男たちが『万ズリ公』の称号と銀シャリ一年分をを懸けて頑張る物語。主人公、“大王子詩月”の性の頑張りを描いた江戸時代後期のエロ物語。浮世絵とともにお楽しみ下さい。
※私は普段ノクターンノベルズの方で投稿していますが、男女ともに楽しめる作品も書いているので興味があればぜひ楽しんでもらいたいと思います。(作者Xマイページをご覧ください)
〈この作品はhttps://note.com/kazumi_takeuchi/ でも公開しています。また外部URL登録としてアルファポリスに登録しました〉
【◎目次】 #1大王子家の名誉にかけて(Prologue), #2詩月ともののけ魔ダコ, #3入門試験:絶倫寸止め反復試練!, #4ライバル翳の洗礼!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 21:59:54
7873文字
会話率:17%
世は幕末。攘夷運動に揺れるさなか、藩士、市田久一(いちだひさいち)藩主の護衛役として共に訪れた江戸で、かつて謂れのない罪で死に追いやられた想い人、葵(あおい)に生き写しの陰間、蜜羽(みつは)に出会う。
呼出し花魁にも引け劣らぬと評判の美貌の
陰間、蜜羽と、忘れられない想い人、葵と同じ顔を持つ蜜羽に複雑な思いを抱く久一。倒錯の中、久一の中で鎮まりつつあった過去が再び揺り起こされる。
※pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-10 14:00:00
40050文字
会話率:33%