人類が銀河に進出し、いくつもの国家が生まれ何度かの戦乱と安定期を繰り返した遥か遠い未来、銀河の中のとある神聖帝国の辺境惑星に暮らす最下級民の少年少女のお話 後編です
帝国のプロパガンダを信じ込み崇拝する帝国の階級社会でいいように弄ばれてし
まう少年少女
幼馴染の少女が帝国の特権階級の祭司にその身を捧げ食べられてしまう
そんな彼女を見ながらしこるしかなかった少年 そんなお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 22:30:12
13845文字
会話率:27%
人類が銀河に進出し、いくつもの国家が生まれ何度かの戦乱と安定期を繰り返した遥か遠い未来、銀河の中のとある神聖帝国の辺境惑星に暮らす最下級民の少年少女のお話
帝国のプロパガンダを信じ込み崇拝する帝国の階級社会でいいように弄ばれてしまう少年少
女
帝国の特権階級の祭司とそのお世話係の本物のセックスを見せつけられてしまう
目の前で行われた刺激的な性交に当てられてしまった二人は…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 01:59:18
7315文字
会話率:23%
誘拐されて逃げ出したお姫様が隣国の奴隷商に捕まって王子に買われ、大切にされながらも王子達に体を狙われるお話。
美しさがカンストしている姫です。
幼女からスタートしますがその時点でのR18はありません。崇拝され、愛でられるだけです。
※ノベ
ルピアにて先行連載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-21 08:15:27
4146文字
会話率:24%
神の加護によって専用の武器が与えられる世界で、人気のない女神を崇拝する家に生まれた"ルイズ"。
15歳の成人の儀でルイズが与えられ武器は、鞭だった。それほど悪い武器ではないと思ったルイズは、鞭を使いこなす練習に勤し
み夢だった冒険者の道を進む決意をするがーー
「お前の鞭、弱すぎね?」
組んだパーティーからは、決まった文句でクビにされる毎日。ルイズの鞭は、攻撃力が皆無だったのだ。それでも冒険者の夢を諦めきれなかったルイズは、荷物持ちとして、いけすかない男がリーダーを務めるパーティーへお情けで入れて貰う事に。
だが、そのパーティーからもクビにされ貯めていた貯金も奪われたルイズは、自暴自棄になり超高難易度のダンジョンへ突貫してしまう。
そんな時、ルイズはダンジョンで絶命寸前の女性と出会う。ルイズは絶命寸前だった女性を気遣い、最後の願いを聞く事に。
「その鞭で私を叩いてくれ……」
そんな願いを叶えるため、ルイズは鞭を振う。
すると、ルイズが振るった鞭のお陰で女性は絶命寸前から回復。そう、ルイズの鞭は、攻撃力がある訳ではなく、叩くと対象を回復する少し変わった鞭だったのだ。
たまたまドMの女性と出会った事で、ルイズの鞭使いとしての人生が大きく変わっていく。そして、ドMを従えたルイズは、夢の冒険ライフを突き進んでいくのだがーー
※エロシーンはたまにです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 17:26:48
14667文字
会話率:47%
ぼくは御影悠希。身長147㎝。童顔の高校三年生。
最近、ぼくは一人の下級生の女の子に悩まされている。
歌の上手い女の子。ぼくは彼女にラブパワーという渾名を付けた。
ラブパワーは愛の力で動いている。
そのラブパワーがぼくに向ける愛情は歪んで
いる。彼女はぼくの言いなりだ。そして、ぼくを見つめる瞳には歪んだ崇拝の念と肉欲という名の思慕が渦巻いている。
そんなある日、夕暮れどきの教室で、ぼくはラブパワーのやつと二人きりになってしまった。
おお、この日は永遠に呪われろ!
夕暮れどきの教室で――ぼくは、ラブパワーにレイプされた。
同作者の作品『ぼくがビッチになったワケ』のifストーリーですが、本編を読まなくても全然問題ありません。
また、ぼくワケ閑話集に収録してあったものの改稿版となります。ネタバレの感想はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-30 18:00:00
141817文字
会話率:37%
「おちんぽ様万歳!」頭の悪い歓声に包まれ、突如転生した世界は一国当たり100年に一人程しか男が生まれない、人類が栄えるには過酷な世界だった。貴重な「おちんぽ様」は神に等しい。「おちんぽ様」が産まれた地が栄え、「おちんぽ様」の産まれぬ地に未来
は無い。政治も経済も宗教も中心はいつも「おちんぽ様」。国の、世界の、そして人類の命運は「おちんぽ様」が握っている。母、妹、娘、孫、一族、村、国、大陸、世界、全ての女を孕ませ、人類を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-29 19:00:00
18332文字
会話率:30%
男は小便と大便を崇拝していた。
もう、全てがどうでも良くなったとき、彼は糞芸術という現代アートの新境地を拓くのだった。
最終更新:2023-06-14 05:39:31
3058文字
会話率:14%
ある日、世界におっぱいが顕現した。人々はおっぱいを崇拝し、人々をおっぱいへ導く宗教が生まれた。これはその宗教が信者を増やすお話。
最終更新:2023-06-01 04:25:22
4098文字
会話率:32%
元孤児で花売り娘のアリア(18)は昔から不思議な力をちょっとだけ使うことができた。黄金の光で擦り傷を直したり、枯れかけた花を元気にして咲かせる程度だったが。
貧乏ながらも平和に暮らしていたのだが、ある日孤児院に里帰りしていたところに、若き国
王ジークフリート(25)が来訪。そしていきなりこう宣言された。
「お前がエアハルトに追放された聖女レアの娘か。神託が下った。俺と結婚してもらうぞ」
「へっ? 聖女レアの娘?」
ジークフリートは悪政で国を弱体化させた異母兄の元国王・エアハルトに反旗を翻し、王位を簒奪したばかり。国民からは救国の英雄として崇拝されていた。
その冷酷なシルバーグレーの目を見た瞬間、アリアはブラック企業に入社一年目の新入社員だった前世の記憶を思い出す。
「まさかこの目の色……攻略対象じゃなかったけど、お姉様方に大人気だったあのお目々うるうる、かわいそかわいいショタっ子第二王子(5)のジークフリート!? どうして大人に、しかもこんな俺様になっちゃったの!?」
なんと前世でプレイしていた乙女ゲーム『ミラクル×ロマンス』の世界に転生していたのだ。
だが、そこはヒロインの綺羅羅がメインヒーローの王太子・エアハルトの婚約者だった聖女レアを冤罪で断罪、挙げ句追放し、略奪結婚した二十年後だった――。
愛を失くした英雄王×転生追放聖女の娘折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-24 17:00:00
111962文字
会話率:39%
スピネルは怪盗という義賊を名乗っているが、実際は崇拝する第三王子スウェンの影として日々任務を遂行している。ひょんな事から本物の怪盗ベリルと身体の関係をもってしまってから、任務の協力の見返りに性行為を求められるようになる。スウェンに切り捨て
られないためにもベリルとの取引に応じたスピネルだったが──「静かにしてればバレないって。いい加減慣れろよ、スピネル」──なぜかベリルは侵入先で隠れるように私を抱く。→隠れセックスを書きたかったんですが普通に喘いでますしバレません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 17:57:02
10162文字
会話率:48%
爬虫類を愛する少女、河瀬アヤはある日突然異世界に降り立ち、ヒト族に繁栄をもたらす伝説の女神として崇拝されることに。
美しい王子様から求婚されたアヤは城の中で暮らし始め、亜人と呼ばれる生物と出会いを果たした。
大好きな爬虫類を思わせる巨体の亜
人に惹かれるアヤだったが、異世界での彼らの扱いは酷いもので――――!?
ヒトに虐げられる人外と心優しい少女のラブラブセックス!と少女に執着する変態王子様のエロ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 05:00:00
100196文字
会話率:18%
中世から繰り広げられた悪魔崇拝者と魔女狩りとの戦いも虚しく、
2016年にもなってなお、異世界から訪れては人々に災いをもたらす悪魔。
そんな悪魔と人知れず戦うもの達がいた。
藤沢在住、彼氏持ちの魔法少女エンゼル・ローク!
人から向け
られた性欲を魔力に変えて、蒼き光弾で魔を射抜く。
そんな彼女も普段は普通の女子学生。
あたりまえのように大切な人と愛し合い、当たり前のようにエッチをし、当たり前のように微笑む。
そんな日常は、大切な人の家族ににじり寄る
カルト宗教の魔の手によって壊されていく。ーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 12:38:30
40453文字
会話率:54%
性に奔放な世界で聖騎士をするアルフレット。
愛の女神を崇拝する彼はセックスが苦手で童貞。
そんな彼にバレンタインデーを口実に近づく魔女の姿が!
初めは「セックス無しの恋人でいい」なんて言ったけれど、当然彼女が我慢できるはずもなく……。
ス
トイックな堅物聖騎士様が快楽に溺れて腰を振るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 20:42:39
16137文字
会話率:45%
巫女になった主人公と彼女を神聖視する周囲、それぞれの視点でのお話です。タイトルごとに完結していますが、全体は繋がっています。
主人公の精神がやや男性寄りなのですが、BLとも違うかと思います。恋は全く始まっていません。
※主人公を想う相手に変
態性欲者が複数人存在しますのでご注意ください※
総愛され…総崇拝気味です。勘違いコメディのつもりで書き始めましたが、仄暗い内容も混じっています。
こんな女体化が読みたくて自給自足折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 23:59:05
261451文字
会話率:35%
咲菜さんは僕の女神様なんだ―― いじめられていた経験から、コンプレックスの塊だった少年はその環境から救ってくれた少女に恋に落ちる。初恋を拗らせに拗らせた結果、常軌を逸した“崇拝的な愛”に発展してしまって―――……※ヘタレで残念なヒーロー※マ
ゾ男ですがヒロインだけにそんな感じです。※ストーカー行為・自慰行為有り。※同性愛描写有り。※視点切り替え有り。※何でも許せる方向け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 00:06:46
225904文字
会話率:52%
崇韓マゾ×崇拝マゾ×貢ぎマゾ×寝取られマゾ×学園×マゾ向け美少女ゲーム
崇拝マゾ系に特化した美少女ゲームの枠組み、台本、シナリオです
―――あらすじ
学園の国際交流プログラムによって、全学年に、韓国、中国、アメリカ、イギリスからの留
学生がやってきた。
僕が属する2年1組にも留学生たちが入ってきて、
教室で僕は真ん中に座っているんだけど、その上下左右に、まるで留学生に押しつぶされるように、配置された。
国際的な交流を経て、国を超えて親睦を深めるはずだったのに、学校中で軋轢が生じてしまい、僕の学園生活は狂っていく。
―――
まだシナリオをあまり決めていないですが、できるだけ可能性が広げられるように枠組みを構築しました。
小説では続きを書くことはないです。
台本か、シナリオで書くかもしれない、という程度です。
シチュが結構難しいかもしれないです。
もし作りたい人とかいたら、声かけてください
PIXIVで同じ様に公開してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 00:02:54
3640文字
会話率:19%
あなたの名前はマット・ハンターです。あなたは20歳です。あなたはマンハッタンからそう遠くない、ニュージャージー州北部の中流階級の郊外で育ちました。あなたは町の貧しい側に住んでいますが、かなり裕福な町です。あなたの両親は一生懸命働き、無条件に
あなたを愛しています。あなたは真ん中の子です。あなたには崇拝する兄と、寛大な妹がいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-01 14:05:55
4878文字
会話率:13%
本来ならば神々に崇拝される立場にあるラウェルは、『変態神族』と言われて久しい。それというのも彼の悪癖ゆえであり、部下であるディアンは一切同情していない。むしろ、主君の悪行に巻き込まれる日々に辟易としており、大人しい方が良いと思っていた。だが
、昨今散々な目に遭っている(自業自得の)主君が、妙に機嫌がいい。その理由は大変意外なものだった――――。
※神族シリーズ皆勤賞のラウェルの短編(R15)です。
『神界研究家は、ドSな美形神族三兄弟から逃げ回る』の番外編②から着想を得て書いたものです。全神族シリーズを網羅した派生作品になりますので、いずれかをお読み下さった方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 00:12:06
2985文字
会話率:48%
私立 性奴麗華学園
ここでは『先生』と呼ばれる1人の人物が全てを支配している。
この学園は、性奴隷になる素質、つまりは痴女、媚びメス、マゾヒスト、奉仕欲求など、オスの為に存在する性質を強過ぎるほど持っている若いメスを集めた『先生』の為だ
けの学園だ。
集められているJKたちは、各国の抜群のスタイルの選び抜かれた容姿と、才能あるメスだけだ。
例えるなら、グラビアアイドル顔負けのスタイルと容姿を持っている少女もいれば、アイドルのような愛らしい顔のロリ巨乳、逆に貧乳ながら感度は抜群の美少女も。
あぁ、いや。感度に関してはこの学園の中ではって話で。外の世界と比べて考えればこの学園の女子高生らは感度に限らず『常軌を逸している』と表現して差し違えないだろう。
御託を並べるのはここまでにして、要はこの学園の主であり、全てである『先生』。
今日の獲物は、そんな先生のお気に入り。
pixivにて様々な作品を投稿しています。その一部をこちらに掲載する形です。pixivでの名前は同じくクラゲんでございます。
Twitterも嗜んでいるので、もしよろしければフォローしてくださると嬉しいです。 ↓
https://mobile.twitter.com/kuragen_xx
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 22:00:00
97259文字
会話率:61%
アイリ=スーフゥ=アイルホルン。
ハイエルフ 族長の一人娘であり、次期族長。
スリーサイズは上から122、69、102という爆乳巨尻の女の子。金色の美しい髪をツインテールにして左右に垂らしている。容姿端麗で見るもの全てを魅了する程の高貴な美
しさ。素肌の上に神糸で紡いだレオタードに似た服と羽衣を着ている。
『先祖帰り』という特殊個体で、古代のハイエルフの血を継いでいる。
その為か、ハイエルフの中でも飛び抜けて魔力が高く1人で世界を滅ぼせる実力を持つ。
どの種族からも恐れられ、その高圧的な態度と相まって村の中でも絶対的な王者として君臨している。
またハイエルフは超長命種であり、数万年も生きると言われている。
魔力適正も飛び抜けて秀でており、ハイエルフに出来ないことは無いと言われるほど圧倒的なまでの魔力を誇る。
その気になれば1人で国を消し去ることすら出来ると言われる伝説の種族だ。
(アイリは国どころか世界を相手にしても余裕で勝てる)
ゴブリン 雄しか生まれない種族。
低身長で汗やら精液やらの匂いに身を包んでいる下級種族。醜悪で悪魔のような面をしている。ボロ切れを腰に巻き、衛生的にもかなり悪い。 雄しか存在しないため、他種族のメスを見つけると襲ってレイプする習性があり、メスを気に入ると自らの寝床に連れ込み死ぬまで乱暴に犯し続ける。かなり乱暴なレイプな為、人間の女の場合は大体1日も持たず死ぬ。
実力としては素手の大人の男に劣る程度。剣さえあれば子どもでも勝てる時がある。強い個体の場合は一匹狼としてソロで生活していることもある。
アイリが出会うゴブリンは完全に一匹で生活している強者ゴブリン。
男性器のサイズは異様にでかく、ボロ切れでは隠し切れず常に肉棒が覗いている。身体を洗う習慣も無いのでチンカスがびっしり着いている。
いつから存在するのか、どこから来たのかも把握されていない。その昔、ゴブリンを信仰する宗教があったと噂されているが真相は定かでは無い。
※pixivに投稿していた自作品の転載です。
pixivの男子デイリーランキングで1位を獲得した作品でもあります。是非見てね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 21:00:00
31386文字
会話率:50%
もともとは自分が抜くための淫語(オマンコ・マンコ)を連呼するだけの文章でした。
私と同じ嗜好の方以外には、ただのギャグの様に見えるかもしれません。
書いているうちに、なんとなく登場人物に個性が出てきて、物語になりました。
拙い文章で
すが、同好の士の方に楽しんでいただければと思います。
追記
物語は終わりましたが、その後もたまに同じ主人公を使った抜き用の短編を追加してます。
人物紹介
【水川美穂】
主人公。色白で、非の打ち所がない美人。声フェチであり、淫語フェチ。露出フェチでもある。あまりにも美人過ぎて、男に襲われることがよくあり、不本意ながらも護身術に長けてしまった。催涙スプレー、スタンガンを携帯している。
【僕】
水川美穂の恋人。イケメンではないが、優しい雰囲気で、美声の持ち主。淫語連呼フェチ。彼女の影響で露出にもハマる。自己評価は低く、自信がない。本当はゲスな自分を恥じてもいる。バカ正直で、変にポジティブなところが愛嬌とも言える。
【大原美帆】
第二主人公。水川美穂の隣人。高身長でスポーティーな美人。毎週末に繰り返される隣の情事に欲情してしまい、ついには間仕切り壁をくり貫いてコンクリートマイクを設置し、盗聴をするようになる。その影響を受けて、淫語と露出に興奮するようになってしまった。水川美穂の恋人の【僕】のことを、密かに想っている。
【永山智也】
大原美帆の恋人。病身ながら体格は良く、複数の格闘技を習得している。先天性の病のせいで、長く生きられないと思っており、自暴自棄になりやすい。大原と付き合う前は、水川美穂を玄関側から盗撮していた。
【亀山】
向かいの家に住む男。大原美帆を覗いていた。今は水川美穂を崇拝している。覗きのためなら、時間も金も惜しまない、不屈の精神を持っている。自身の美学を貫く孤高さを持つが、時と場合によって、臨機応変に柔軟な対応もできる、非常に優れた人物。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 14:51:19
94165文字
会話率:57%
バンスネット伯爵の娘、アイリーン・マキヌスの頭痛の種は、いつだって一人の幼馴染だった。伯爵の次男、エイデン・バレンジャー。跡継ぎでないゆえに相続財産を何も持たない、かわいそうな立場の幼馴染。
幼い頃は誰よりも大好きな人だった。なのに、今じ
ゃお腹を空かせた熊のように、むっつりしてカリカリして、おまけに野蛮で……アイリーンのことを『君は歩く災いだ』なんて罵ってくる。確かに、事故とはいえ、鼻を折ったことは悪いとは思っているけれど!
淡いブルーの瞳に睨まれ、厄介者のレッテルを張られることに、とうとう耐えられなくなったある日。アイリーンはエイデンへの思いを胡麻化すため、もう一人の幼馴染、アリンウィックに恋をすると決めた。ほかの誰かに目を向けろというのならそうするまでよ。エイデンは兄を崇拝しているから、認めざるを得ないはず、そう思っていたのに……。
「君は兄さんに痛い目を見せられる」――確かに、その通りになった。
「君の手綱を握るのはおれの義務だ」――〝義務″。エイデンにとって、自分はそれほどの価値しかないのね。
言葉でも行動でも厄介者扱いされて……それなのに!
『愛してるよ、アイリーン。ずっと昔から。兄さんには敵わないと思ってずっと口にはできなかったが、それでも心の中では君を思っていた』
――それって、いったいどういうこと?
一周回ってこじれたふたりが、どうにか思いを通わせあったのもつかの間。アイリーンが日記がわりに書いていた秘密の手紙によって、思わぬ事件に巻き込まれていく!?
◆R18シーンには*マークがついております。
◆2022.7.28 本編完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:21:37
112180文字
会話率:37%