本来ならば神々に崇拝される立場にあるラウェルは、『変態神族』と言われて久しい。それというのも彼の悪癖ゆえであり、部下であるディアンは一切同情していない。むしろ、主君の悪行に巻き込まれる日々に辟易としており、大人しい方が良いと思っていた。だが
、昨今散々な目に遭っている(自業自得の)主君が、妙に機嫌がいい。その理由は大変意外なものだった――――。
※神族シリーズ皆勤賞のラウェルの短編(R15)です。
『神界研究家は、ドSな美形神族三兄弟から逃げ回る』の番外編②から着想を得て書いたものです。全神族シリーズを網羅した派生作品になりますので、いずれかをお読み下さった方向けです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 00:12:06
2985文字
会話率:48%