その視線が怖いと感じるようになったのはいつのことだっただろう。
ある日両親が二人で旅行に行ってしまって、私は弟と二人きりで家に残されてしまう。
仕事終わりに恐る恐る家に上がり、もう弟が寝ている事を確認してやっと安心した。
弟と二人きりになる
なんてとんでもない。だって弟は私の事を姉としてなんて見ていないんだから。
二人きりになんてなったら絶対に――
「お帰り、姉ちゃん」
電気を付けたリビングでは、弟が私の帰りを待っていた。
姉の事を好きで好きで常にチャンスを狙ってた弟✕弟の気持ちが強すぎて怖い姉。
がっつり近親相姦です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-09 20:00:00
15977文字
会話率:44%
本作は、以前投稿させていただきました、「わたしの所為……」を、大幅に修正し加筆したものです。
「わたしの所為……」↓
https://novel18.syosetu.com/n4087ds/
あらすじ
戸松薫子は、双子の弟の翔の匂いで自慰
行為をする事が日課になっていた。
特に、翔が、女子からの告白を断った日の自慰行為は格別だった。
翔の脱ぎたての下着を被って、振られた女子への優越感に浸りながら自慰行為をすることを何よりの楽しみにしていたのだ。
ところが、とある夏休みのある日のこと。
薫子は、突然、翔に犯されてしまった。
始めは抵抗した物の、敵うわけもなく、すぐに、その快楽に溺れて、のめり込んだ。
毎日、何度も、弟と性行為をすることが、当たり前になってしまった。
そんな中、二学期が始まると、翔は、学校でも薫子の体を求めて来た。
抵抗することもできずに翔を受け入れる薫子は、精神的に壊れてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-01 15:34:24
183710文字
会話率:26%
この小説は、先に登校いたしました「わたしと弟」に、加筆、修正を加えたものです。
あらすじ
ある日、沙弥香が学校から帰ると、弟の拓哉がエッチの真っ最中だった。
隣りの拓哉の部屋から従姉の杏子とエッチする様子が聞こえて来たのだ。
沙弥香は、戸
惑いながらも聞き耳を立てて、壁越しに自然と自慰行為を始めていた。
ところが、最後までいくことができなかった。
杏子のことが、生理的に苦手だと気づいてしまったのだ。
結局、二人が絶頂を迎えているのを壁越しに聞きながら、沙弥香は一人、取り残された。
すっかり気持ちが萎えてしまった沙弥香は、一方的に杏子に嫌悪感を抱いた。
そして、拓哉を寝取られてしまったことを後悔した。
しかも、紋々とした気持ちに収まりがつかず、自分も拓哉とエッチがしたいと思ってしまった。
そんな自分に、沙弥香は動揺した。
ちゃんといっていれば、拓哉を性的対象として見ることはなかったし、杏子を悪く思うこともなかったのだ。
だから、とにかく自慰行為をして、ちゃんと最後までいってしまおうと思った。
けれど、沙弥香は、やっぱりいくことができなかった。
何度も自慰行為を始めたものの、拓哉が部屋にやって来たり、母親に乱入されたりで、一度も最後まですることができなかったのだ。
結局、沙弥香は、悶々とした気持ちを抱いたまま翌朝を迎えた。
そして、実力テストがあるため、仕方なく、学校へ向かった。
ところが、学校で、沙弥香は、拓哉とのエッチを公に認められることになった。
沙弥香は、近親相姦特例法を知らなかったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-01 15:14:20
40356文字
会話率:24%
この作品は、「ヌキニスト」として、加筆、修正、新規登校しています。
https://novel18.syosetu.com/n6057fs/
ある日、拓哉が学校から帰ると、部屋に従姉の杏子がいた。
「タックンとエッチしに来たんだよ!」
二
人っきりで戸惑う拓哉に、杏子はそう言って迫って来る。
従姉同士だといいうのにエッチなんてしてもいいのか?
迷う拓哉は、積極的な杏子に押し倒されてしまうのだが。。。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 16:48:46
36219文字
会話率:25%
アレックス・スペンサー(20)には悩みがあった。それは八年前から続く実の姉レイチェル(24)との肉体関係と近親相姦の末産まれた娘のキャロル(6)の存在。姉の過去に対して負い目があるアレックスは、求められるままに身体を差し出し、襲われ、犯され
てゆく……
一方でレイチェルはある恐怖と戦っていた。それはアレックスが自分から離れて行くこと。一人になることを過度に恐れるレイチェルは、弟を性的に依存させるため行為をエスカレートさせてゆく……
Twitter→https://twitter.com/KaxM1aabjzsXVm3
進捗状況や更新情報、創作SSなどを呟いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 00:00:00
36799文字
会話率:43%
ウィルベリー伯爵家には、跡継ぎがいなかった。
そんな我が家に、養子として迎えられた少年。
彼は不安そうに"セドリック"と名乗った。
彼は、黄金に輝く金髪と、蒼穹を彷彿とさせる碧眼のーー天使のような男の子だ
った。
私が十歳、彼が八歳の時のこと。
「シルティ姉さま」
「私の愛しいセドリック」
セドリックは、私の自慢の義弟になった。
※R18指定にしておりますが、キスの描写しかありません。
ただ、R15指定にするには過激だと思ったので、R18指定で投稿しました。
※血の繋がりはありませんが、姉弟モノです。
そしてTL作品として投稿しますが、BLの描写があります。
上記が地雷の方は、閲覧をご遠慮下さい。
注)誹謗中傷はご遠慮下さい。
転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※カクヨムさんにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-29 09:00:00
4691文字
会話率:14%
お姉ちゃんとお兄ちゃんとわたしが一緒にお風呂に入ることは普通で当たり前のことだった。
でも、大きくなったお兄ちゃんとっては普通じゃなかったみたいで……そして、わたしやお兄ちゃんよりも大人なお姉ちゃんはお兄ちゃんが『どうなっているか』を知っ
ていて。
だから、お姉ちゃんはお兄ちゃんを洗っていた泡のついた手で、お兄ちゃんのところを触って――
お姉ちゃんがなにをしているのか分からなかったけど、なんだかわたしも変な感じになってきて。
お姉ちゃんは手だけじゃなくて口で舐めたり……そしたら、今度はお兄ちゃんもお姉ちゃんを舐めたり触ったりして……
そして、わたしの目の前でお兄ちゃんのものはお姉ちゃんのところに入っていく。
お姉ちゃんとお兄ちゃんとわたしのお風呂の時間。
三人一緒に入るのは普通のことで、でも、普通じゃない時間。
お風呂だけは『していい』時間。
――だから、
お姉ちゃんがもっと大人になってお風呂に一緒に入らなくなったから、だから。
お風呂は『していい』時間だから。
わたしは、お兄ちゃんのものを触って、舐めて……そして、お兄ちゃんはわたしの中に入れていった。
(※以前掲載していたものの再掲載になります。読んだことがある方はごめんなさい(汗))
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 03:42:02
12630文字
会話率:16%
それなりに大きい呉服屋だと、お正月の宴会も盛大で。
だからといって、同年代の女の子がいなかったらそれはもう苦痛……といったら怒られるかもしれないけど、でもやっぱり大変で。
だから、わたしはいつも従兄弟の部屋に逃げていた。
従兄弟
のなっちゃんは赤ん坊の時から知っていて、中性的な感じがする可愛い男の子。
でも、成長って早いんだなぁ。久しぶりに会ったなっちゃんは『男の子』になっていて……
だから、『そういうこと』に興味がでてきても――従姉妹のお姉ちゃんであるわたしを『そう』見ていてもおかしいことじゃなくて。
でも、やっぱりわたしにとってもなっちゃんは可愛い弟みたいなものだから。
――ね、知ってる。お正月にするエッチを『姫はじめ』っていうんだって。
二人で、はじめての姫はじめ、しちゃおうっか?
(※以前掲載していたものの再掲載になります。読んだことがある方はごめんなさい(汗))
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-07 02:36:24
15526文字
会話率:45%
それは一つの古書から始まった……
女子高生、光風 月夜(ひかざ つくよ)は、夏休みに一つの古書に出会った。
古びた本は、冒頭部分しか読めない。
しかしその本が、彼女を異世界へと導くーーー。
弟を巻き込み、周りを巻き込み、彼女は進んで
いく。
姉弟の運命は……
この作品は、過去に私がエブリスタで投稿したものを改稿しながらアップしていきます。
エブリスタも編集していく予定です!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 13:00:57
15815文字
会話率:23%
「既成事実を作ろう!」
「ハイ?」
ある日突然僕を襲った災難こと、鬼族の超問題皇子 朱点(シュテン)。
僕の夫になったあいつについて話そうと思う。
遠い昔…あちらの世界での話。
始祖が双子の姉弟である2つの最強種族、鬼族と耳長族は対立
していた。
そんな鬼族の四大貴族の一つ、【青】の跡取りである僕は、『半耳長(ハーフエルフ)』という蔑称で呼ばれ、婿探しに難航していた。
ある日、皇陛下よりお呼びの声がかかり、父と共に参内した僕をあいつはいきなり閨に連れ込んだ。
生まれ変わってもあいつに恋い焦がれる私が、長い別離を経てあいつと再び出逢い、みんなで幸せに暮らすまでの話。
ストックのあるうちは毎日更新します。
*同名のタイトルのものを大幅に設定を変更したものです。
*オメガバースの設定を借りたエセ和風なファンタジーでほんのりコメディ、時々シリアスです。
現在と過去を行き来して語り手が変わり最後はハッピーエンドです。
*特殊設定がありますので苦手な方はご注意ください。
攻めの特殊体質からリバース表現が度々出てきますが描写は今のところ無しです。
*誤字脱字などは見つけ次第修正していますが、ご報告を頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 12:00:00
359328文字
会話率:19%
爽やかスポ根青春近親相姦です。(セックスしてなかったので今しました)
最終更新:2020-07-27 23:15:27
28789文字
会話率:52%
喧嘩するほど仲がいい。姉と弟、一夜の攻防。
最終更新:2015-10-19 23:12:05
6223文字
会話率:57%
変態の弟がアイドルの姉にあの手この手で精液を食べさせる食ザー合戦現代絵巻。色々とクソまずい。
最終更新:2015-07-30 22:05:32
28686文字
会話率:38%
ジュンは10歳の誕生日に個室を与えられる。そして,姉と一緒に寝ること,姉と一緒にお風呂に入ることを禁じられる。「男の子だから」という理由で。「どうして男の子はだめなの?」と問うても無駄なことをジュンは知りつつ,それでも問いは心に沈み込む。
なぜヒトは性別で仕切られた世界で生きないといけないの?
男とも女とも意識せずに姉と過ごした幼年時代,失われた楽園。もう一度戻りたいと願いつつ,ジュンは姉を慕い,そしてまた,いくつかの愛を経験する。
「ハーメルン」,Pixivにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-19 07:53:15
98341文字
会話率:61%
ブラコンを拗らせた姉に騙され、オナニーのしすぎで死んだ弟、ユーリ。
転生した先は、姉がプレイしていたエロゲーの世界だった。
転生先にもなぜか姉がいる。何やらユーリのセックスが下手だと姉は殺されてしまうらしい。
二人でこの世界を生き延びる
べく、ユーリは姉の調教を受け、鍛えたおちんちんで、指示された美女たちを完堕ちんぽ奴隷にしていく。
ゲームの知識がまったくない弟と、ゲームの知識で異世界を攻略していく姉。
姉弟で乗り切る異世界成り上がりセックスストーリー。
6月11日 日刊ランキングにて 7位を頂きました。心からありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 19:00:00
105994文字
会話率:37%
※この作品は読者に低い知能指数と、高い雰囲気読みの技能が求められます
■気の強い女、偉い女が堕ちる姿を見るのが好きな人にオススメ
■帝国に滅ぼされた神聖国の情報部室長が異世界転移してきた女のスキルで作成したツールを使い、頑張って帝国を内
側から侵食するハートフル、サクセ(ック)スストーリーです
【被害者リスト】
優しいお姉さん系第一皇女(とそのメイド)、ヤリマン第二皇女、金髪ロリ第三皇女、男日照りの第一皇女の護衛(とその腹心)、心酔系敵同業者、裏切った同僚、将軍家の娘(とその親友)
【被害者予定リスト】
一部で思いつくものは出し尽くしたつもりですが、他にも何かネタをいただければ追加していきます
二部(予定)では双子の姉弟がメインをしようかなと
■作者は、ブランド:Lil○th作品の監◯戦艦シリーズや対○忍シリーズで性癖を育て、好きなキャラはナ○ミ・エヴァ○ス、好きなシーンはアニメ対○忍の井川さ○らが乳首改造されてシコシコされるシーン、といえば大体この作品のイメージもつかめると
■とりあえずエンディングは見えてるので、あとはご都合調整とシコれるエロシーンをかければなーと
■今のところ予定としては、本編20話+幕間数話、番外編4話といった感じです
(作者のモチベ・なろうランキングに直結するので、時間があればブックマーク・評価などお願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 08:00:00
71697文字
会話率:51%
閉じられたドアの向こう側で
何が起こっているのかなんて誰も知らない――
★
超・短編シリーズ。
6話で完結(8000字程度)。
タグを見て、苦手なものがひとつでも入っていたら
お気をつけ下さい〜〜
最終更新:2020-07-03 23:29:08
8746文字
会話率:18%
閉じられたドアの向こう側で
何が起こっているのかなんて誰も知らない――
★
超・短編シリーズ。
5話で完結。
夜22時更新。
※タグを見て、苦手なものがひとつでも入っていたらお気をつけ下さい
※他サイトでも同時投稿中
最終更新:2020-06-30 06:00:00
6861文字
会話率:20%
子爵令嬢だったベアトリーチェは、伯爵子息のウィリアムと結婚した。
その日の夜。初めて迎える『初夜』に不安いっぱいの彼女は、自分の世話をしていた、メイドのユリアに『初夜』について訊ねる。
「では、一度、実践してみましょうか」
ユリアが
教えるのは、めくるめく官能の世界。
彼女の手淫、口淫に翻弄されるベアトリーチェ。
乱れ切った彼女のもとに、興奮冷めやらぬ状態になった夫、ウィリアムがやって来て。
――ああ、これが『初夜』なのね。
夫のイチモツに溺れるベアトリーチェ。
彼女は知らない。
夫とともにやって来たメイド、マリア。
自分たちが愛欲の渦に巻き込まれている間、隣の部屋で二人のメイドが、自分たちよりも激しくまぐわっていることを。
二組のカップルの、終わりなき夜に喜悦の声が響き渡る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-25 22:38:06
12995文字
会話率:39%
性体験掲示板 ここは女性が自分の経験を語る掲示板である。
誰かと恋をしたり、幸せを手に入れた女性たちの赤裸々な告白掲示板である。
最終更新:2020-06-17 10:00:00
28950文字
会話率:3%
学園ではクールな生徒会長として人気の姉が、実は家ではブラコンで、弟である俺と甘々なえっちをしちゃう話です。
最終更新:2020-06-16 03:58:37
10430文字
会話率:28%
深い森の奥でひっそりと暮らす魔女のリコは母親を失い鬱屈とした日々を過ごしていた。満月の夜、薬を作る為に外へ出ると銀色の狼と出会う。見覚えのある狼を家に連れ帰り……。
狼獣人の弟×魔女の姉の近親相姦モノです。両親も出てきますが倫理観はぶっ壊
れています。19話で完結しますのでどうぞよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-15 07:00:00
102096文字
会話率:52%
領主の娘でありながら、家が没落寸前なため自ら額に汗して働く気丈な男爵令嬢・メイジー。
幼い頃に愛する母親を『人狼』に狩られた過去を持つメイジーは、仕事の合間を縫って母を殺した犯人を討つべく日々銃の鍛錬に励んでいた。
ある日、そんなメイジーの
元に好条件の縁談が舞い込んでくる。
縁談の相手は、広大な領地を治める公爵家の若き当主。公爵に見初められたメイジーは傾いた男爵家を立て直すために彼に嫁ぐことを決心するが、それを知った義弟・カイルの態度が急変する。
義弟から向けられる熱い視線と行き過ぎたスキンシップに困惑するメイジー。
行為は段々エスカレートしていき、ついには「結婚に向けて閨のレッスンをしよう」と提案され淫らなレッスンを強行されてしまう。
そんなことが続いたある月夜の晩、メイジーは偶然カイルが人狼化するところを目撃してしまい──?
性描写がある話には※が付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-12 19:50:34
32003文字
会話率:29%
母、姉、姪…家族が、狂気の愛に壊されていく。
徹底した暴力による人格支配。
たとえ家族であっても、穴があれば征服して絶対服従の奴隷と化していく。
逆らうことは許さない。
お前らはみんな俺のものだ。
異常性欲に支配された少年の日常を書いてい
きます。
徹底したクズ小説です。
”もっともらしく嘘を書く”をテーマにリアルを追求していこうと思います。
苦手な方はスルーを…。
足跡だけでも残してやっか、という方は、批判米歓迎ですので是非感想を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 01:42:39
55312文字
会話率:19%
遺伝子の相性が抜群に良いため、中出しの快感が異常。
そのせいで、頭が悪く幼稚で最低の人格の弟に美人の姉が奴隷にされる話。
※多分相当胸糞悪く感じる方もいらっしゃるかと。注意
最終更新:2020-06-01 17:50:53
20629文字
会話率:25%
弟の子供を孕んで出産したお姉ちゃんが、弟と結婚して愛し合う話。
※あたしとあかちゃんとおとうとの続きです。
最終更新:2020-05-16 15:39:49
6476文字
会話率:17%
弟に告った女子高生が、酷い目にあって、最後幸せになる話。
※わたしといもうととおとうとの主役入れ替え版。実(みのり)版です。
最終更新:2020-05-07 19:05:12
22494文字
会話率:21%
渡部哲也は浪人生。エスカレーター式に明昭学院大学に進むはずだったが、青川学院大学の陸上部に入り「山の神」になる、と、親の反対をよそに浪人した。父から勘当され、今は十歳上の姉、深雪のもとに居候している。
深雪は、今をときめくアイドル・渡辺
美沙と同級生で大親友だった。看護師である母、和香の背中を見て育ち、看護師となったが、過酷な仕事に耐えられず辞め、今は高円寺の熟女キャバクラ店で働いている。
リストラされて無職の父、道夫は、営業のため、水商売をよく利用していた。それが理由で夫婦仲は悪かった。和香は、看護師の道から堕ちた、と深雪の事を責めている。
また、哲也の兄、深雪の弟・渡部佐助は、高校・大学と有名校に入学、剣道と勉強の文武両道に精進し、双方で優秀な才能を見せたが、最後にブラック企業に捕まった。
それぞれ、問題を抱え、いびつな形の家族である。
ある日、哲也は予備校で原田さくら、という美沙に憧れる少女に出会う。美沙が青川学院大学出身であったことから、自分も青川合格を目指しているという。二人は意気投合し、やがて恋が芽生える。だが、さくらの身には得体の知れない病が…。
また、ある夜、深雪は店で、看護学校時代を共に過ごした森藤誠と約十年ぶりに再会する。かつて恋仲であった二人の状況は変わり、今は森藤には同棲者がいる。だが、その恋人には浮気の影が。森藤がけなげに恋人を信じる一方、深雪は昔の恋心に火がついてしまう…。
佐助は、会社に縛られ、深夜に帰宅し、早朝に家を出る。土日祝も出勤し、私生活は皆無。だが、武士道の精神を持つ佐助。これを許せない。恩師と共にブラック企業を断罪すべく動き出す…。
2017年12月26日。クリスマス直後の日「BOXING DAY」から始まる、折詰に包まれたような日々。
三人の姉弟の恋と奮闘を通して、バラバラだった家族が一つになっていく…。
年末年始の、それぞれの恋、奮闘を、グランドフィナーレ形式で描いた長編。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 09:51:40
147610文字
会話率:79%