魔界では、力こそが全てである。
魔族には効果のない洗脳魔法しかつかえないヒュプノスは、あまりの弱さから当代の魔王に追放を言い渡され、地上に追い出されてしまう。
しかし、それは大きな間違いだった。
魔界では無力だったヒュプノスの魔法は、地上で
は誰も絶対に逆らえないほど強力なものだった。
「俺を追放した報いを必ず受けさせる……!」
洗脳魔法を使い、地上を侵略、征服するヒュプノスは、魔界に対して復讐するために突き進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 20:00:00
38620文字
会話率:57%
〈地獄の門番、現世にて妖と対峙〉
死者が行くあの世。
そこには地獄という国と天国という都市がある。
十三の神、「十三王神」により管理されている、地獄国、天国市の職業安定所で働く「秘匿課」には「実働隊」と呼ばれる特殊任務を遂行する部署がある
。
地獄の門番とも呼称される適性人員、十億分の壱と言われるその部署の仕事は、裁かれるに値する罪を犯しながら裁かれること無く死期を迎える人間を、死亡する前に捕縛し、生きたまま地獄へ送ること、そして現世に出現した魑魅魍魎の類を捕縛し地獄へ送ることの二つ。
適合者である、五道転晴明、十王祐天、法界王天海の三人に、妖の捕縛命令が出る。現世日本国の本土から離れた離島にある「賽の河原」へ、実体化を許可され、怪異の元凶を捕縛せよとの命令を遂行する為、現地へ生人の姿を借りて向かうことになる。しかし偶然に出会った旅行者が祐天に恋愛感情を募らせ執着してしまう事態が発生する。祐天を溺愛する天海は嫉妬の感情を持て余してしまうが……。
※「十三王の決議ー迷子の白い子ー」https://ncode.syosetu.com/n9579hn/の続編ですが、序説で設定説明をしてるので、前作を読まなくても読めます。
※BL、恋愛要素、性描写有り。
※作品はカクヨムからの転載です。
https://kakuyomu.jp/works/16816927860444715279
※pixiv(此岸)に転載してます。pixivのみ主人公の名前を変換して読めます。(ルビは変更されません)挿絵と設定画もこちらにあります。
◇この物語はフィクションです。物語に出てくる人物、宗教、場所、事件は想像上の創作であり、実際の人物、場所、宗教、事件とは全く無関係です。
◇ この物語は、虐待、虐め、差別、喫煙の描写がありますが、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 10:21:31
158716文字
会話率:43%
現代高校生の主従もの×和風ファンタジー(微)
▼
現代の魔術師として、絶大な力を誇る名家の長男としてうまれた桃鴇夾雅は悩みを抱えていた。
それは、魔力(霊力)が欠乏すると性的衝動が激しくなり、鎮めるために『相鎮の儀』という、己の侍従である灰
鷺眞篠から魔力を供給しなければならないことだ。
――セックスという手段で。
千年続く、桃鴇家と灰崎家の契約で決められた、唯一の相手。それが幼馴染として、兄のように慕っていた真篠なのであった。
▼
【主君第一のスパダリ幼馴染従者攻め×主従契約に葛藤する素直になれないネガティブ主人受け】
従者の眞篠は自分を嫌ってると思い込み、真篠を解放したいと願う夾雅。
従者としてそばにいながらも、『相鎮の儀』に関わる秘密を話せないがために主君である夾雅に気持ちを伝えられない眞篠。
互いを大事にしているのに、それが伝わらない――王道すれ違い主従もの。
※ちょっとだけ現代ファンタジー(異能)要素があります。あまり深く考えなくて大丈夫。
※R18シーン多め。ただすれ違いまくりのシリアスエロ。
※疑似淫紋ぽさがありますが、「番」(ツガイ)の概念に近いです。
※短編版「あいしずめ」の連載版。
※イメージソング「軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を」こんにちは谷田さん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 20:00:47
83808文字
会話率:21%
現代の魔術師として、絶大な力を誇る名家の長男としてうまれた桃鴇夾雅は悩みを抱えていた。
それは、魔力(霊力)が欠乏すると性的衝動が激しくなり、鎮めるために『相鎮の儀』という、己の侍従である灰鷺眞篠から魔力を供給しなければならないことだ。
ー
ーセックスという手段で。
千年続く、桃鴇家と灰崎家の契約で決められた、唯一の相手。それが幼馴染として、兄のように慕っていた真篠なのであった。
▼
契約を従者に強要することに葛藤する主人受けと、主君を支えながら秘密を抱えるスパダリ系従者攻め。
現代高校生のすれちがい主従もの。
ちょっと魔法(ファンタジー?)要素あり。
※「主従の二人がくっつくまで100話くらいかかってほしいしその間にも先に身体はくっついていてほしいし何ならセックスのせいですれ違ったり互いに傷ついたり苦しんでじれじれしながら最後はハッピーエンドを迎えることが約束されたすれ違いセックスをする主従」という作者の主従性癖を短編に押しこんだ主従もの作品です。
▽
アルファポリス様に掲載していた『あいごう』を長編用に改稿し、改めて短編版も名前や品詞等変えました。
長編とちょっと違うところはあるかもしれませんが、大まかな内容は変わっておりません。
※連載版もはじめてます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 21:22:53
19937文字
会話率:21%
落ちこぼれの魔術師が、最期に召喚した竜と過ごした一瞬。
「ただ死んで終わるよりは、あなたの腹に収まる方が有意義に思います」
エロはなく、流血や人体欠損を伴う捕食描写が存在します。さらっと書いているのでグロ描写を期待されると拍子抜けかもしれ
ません。
登場人物がどちらも男性のためボーイズラブカテゴリとしておりますが、明確な恋愛描写はありません。
作者としては恋の一種(一方通行)と考えています。
※一年ほど前に同人誌として発表した作品です。Pixivにも重複投稿しています。
鬱描写、自殺に近い描写、メリバなどを含みますが、自殺・犯罪行為を推奨する意図はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 12:12:09
7383文字
会話率:25%
鍵の皇子と呼ばれる第三皇子、聖岳(きよたけ)との結婚を控えている公爵家の姫、撫子(なでしこ)。
だが、神官一族の末裔で、とある事件で血色(ちいろ)の撫子姫と畏怖されるようになった彼女に聖岳は距離を置いているようだ。
それでも一途に彼を想う撫
子に、魔術師兼侍女の壱畝(ひとせ)は「真実の姿をさらけ出す薬」を差し出して……
※こちらは「#すなもり共プロ企画」に基づいて執筆しております。以下概要です。
王子と姫、ふたりは婚約者同士。
しかし、ふたりの仲はなかなか進展しない
王子のほんとうの気持ちが知りたいと願う姫は、ある日、「真の姿をさらけ出す薬」を入手する。
それをこっそり王子に飲ませたところ……
王子はなんと???に変身!
姫は変身した王子に***されちゃう
翌朝、元に戻った王子は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-03 06:30:13
9446文字
会話率:47%
異世界に召喚された玉城ミツルは、召喚したはずの魔術師に汚部屋から叩き出され、見ず知らずの場所で途方に暮れていた。召喚主は癇癪持ちの情緒不安定男、帰るに帰れない状況。果ては『試験』なる未知の試練に、命の危機である。(※面倒臭い攻め、三角関係
、うっすらとしたバトル展開)不定期更新です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 02:01:23
90848文字
会話率:39%
この姉弟には、明確な差が存在する。
魔術師の名門に育ち、その期待と栄光を一身に受けて育った弟。対してその姉は、魔術の名門に生まれながら、魔力なし才能なしの凡夫。
――そして、外ではあれだけ馬鹿にされる姉が、人々に憧れられている弟を、堂
々組み敷いていたりする。
(※女性上位、近親あり。若干ほかにも。あねとおとうとがわりといちゃいちゃしているだけです)不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 07:09:25
76858文字
会話率:43%
「敵国ヴィルヘルムと内通し、国家転覆を企む闇の聖女め!」
完璧な結界で自国を守ってきた聖女ルシアはある日、婚約者の王太子から婚約破棄と処刑を言い渡される。
処刑の時、身の潔白を訴えるルシアの背後に突如現れた見知らぬ魔術師――
「約束通り
君を迎えに来た」と告げられ、誘拐された先は敵国ヴィルヘルム王国だった――!
ルシアを攫った魔術師はヴィルヘルム王国の若き君主クロノス。
「俺はルーシーの意志を尊重したいんだ。俺の妃となるか、祖国の破滅か――君には選ぶ権利がある」
――いろいろと問題が山積みの敵国で半強制的に始まった溺愛王妃生活は甘く淫らで、危険がいっぱい!?
ルシアを堕としたい最強の大魔術師ヒーロー×祖国を守りたい歴代最強の聖女ヒロインによるエッチな攻防ラブコメ(たまにシリアス)です!
※ヒーローがぶっとんだ変態です。
目次ページの下部に表紙絵を掲載しています!
性描写回には★を付けます。
30話前後になる予定。
他サイトにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-29 23:56:34
35487文字
会話率:44%
カラヴァント王国は穢れを祓う為、魔術師の力を集め禁忌とされる救世主召喚を行う事になった。
そして、異世界召喚の儀式により救世主は王国に。生贄としてソラティアは、救世主の住む世界へ飛ばされる。
愛される事を知らなかったソラティアは、死を覚
悟していた。
黒曜や周りの人達に愛されて幸せになっていく。
一方、救世主に選ばれて行方不明になった少年を救出する事になったのは、退魔導士一族である神凪家の黒曜だった。
※付きは、R18閲覧注意です。
☆神社や御神体、神様の名前・能力など架空ファンタジーです。
アルファポリス様にて投稿完結。
設定など修正あり。
2話分を1話に変更など加筆修正します。そのため話数相違になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 19:48:19
56716文字
会話率:16%
魔術師や魔生物が存在する違う世界線の日本に転生した水祭 紙鬼花。魔術師の糞ルールを壊すために、魔術師御三家の一角である水祭家の次期当主候補までになったのだが、偽りの自分を演じる事に日々疲れを感じていた。ある日、当主会議で行った場所で酷い扱い
を受けている少年黒兎に出会い、殺伐とした日常が鮮やかに変わっていくーー
年下健気美少年×年上仕事お疲れ高校生
※性的な描写は少なめです。次回で完結する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-21 13:57:29
6038文字
会話率:43%
「僕に触手プレイをしてください!」土下座で懇願する僕とドン引きするイケメン。王立魔術大学の若き天才教師(受)と最優秀学生(攻)が”異世界”のエロ本を参考に触手プレイにたどり着くまでのあれこれ。★ゆるいSMを目指しました。※付きはエロあり話
最終更新:2022-07-21 07:00:00
27624文字
会話率:47%
男爵家の息子・アベルと公爵家の娘・ナタリー。本来なら釣り合わない身分のふたりは、それぞれの家が同じ魔術系統を研究している縁から許嫁となっていた。政略結婚(予定)にしては珍しいほどに仲は良好。しかしある時、家同士のいざこざから婚約を解消させら
れてしまう。
"元"許嫁となった彼らは、「決して燃え上がるな」という条件つきで、最後に一度だけ会うことを許された。あまりの理不尽にやりきれない気持ちを抱えながら、それでも気丈にナタリーの待つ宿へ向かうアベル。普段は明るく快活なナタリーが張り巡らせる、いくつもの甘い罠に気づかぬまま――
※全5話。えっちなシーンは3話からです。
※(現代日本基準で)未成年のキャラクターによる飲酒の描写があります。ご留意ください。本作品の表現は違法行為を容認・推奨するものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 20:00:00
27236文字
会話率:40%
↓お題箱で投稿を募集中!↓
https://odaibako.net/u/dem0745
気軽にどしどし放り込んで下さい!
※お題箱に、今までのお題一覧へのリンクもあります。
他の作品も気になった方はそちらもどうぞ!
最終更新:2022-07-17 20:00:00
2791文字
会話率:52%
俺はお前に、ずっと喰らい尽くされてしまいたかった。
隣国アルテリアに遠く及ばない小さな国、セレン。
過去の出来事がきっかけで、その国を護る力と不老不死の身体を思いがけず授かったカイ・シュヴァルツは、その身を隠されるように王宮の片隅でひっそ
りと暮らしていた。
そんなカイの何百年もの孤独を支えたのは、ある男の記憶と、自分を殺せる唯一の存在、ヴィンセント・シラーだった。
幼いころから彼を傍に置き育ててきたカイは、騎士になったヴィンセントと束の間の穏やかな日常を送る。
いつかはこの男に喰われる日がくるだろうか。
曖昧な距離を宝物のようにしながら、変化を恐れるカイと、カイを救いたいからこそ、この日々を変えたいヴィンセント。
そんな折り、カイに近づく一人の影、第三王子の脅迫により、カイは非道な選択を迫られる。
魔法と魔術、国同士の諍いや因縁。
そこに散りばめられた宝石のような日々に、あなたは目を離せるか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 21:39:12
8147文字
会話率:32%
異世界、ドルスイーム帝国。
サフィルリ・アリーエは聖女に選ばれた。聖女とは、魔王を鎮める生贄の役割を果たす者である。サフィルリは生贄として、悪竜の棲む山へと送られる。
絶体絶命の中、彼女は冒険者の男に救われる。男の名は、カルナフ。大柄で
剛健な偉丈夫だ。サフィルリの身の上を聞いたカルナフは、こう言い放つ。
「気に入った。サフィルリ、俺と一緒に旅をしろ」
やがてサフィルリはカルナフに求められ、愛されるようになる。
サフィルリは彼に、ただの冒険者とは違う雰囲気を感じ取る。それもそのはず、カルナフの正体は先帝の第17皇子であった。皇子の身分を放り出し、諸国を放浪するカルナフ。彼の旅の目的を、サフィルリは知ることとなる。
豪放磊落な放浪皇子×名ばかり聖女の、愛と冒険のファンタジー。
▼全34話予定。ハッピーエンド。
▼R18描写のある回は(★)で示しています。描写濃いめ。お好きな方はぜひ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 20:00:00
22587文字
会話率:44%
幼い頃フェアリは不思議な力を持つ事を両親に気味悪がられ、森に捨てられた。
それからは、自分の持つ力でなんとか生きてきた。森に住む動物たちに“人間は恐ろしい生き物”と教えられて育った。見た目を変える魔術を使い老婆の様な姿で、近づいてくる人と距
離をとっていた。いつの間にか自分の事を魔女と呼ぶ様になった人間たちから、さらに距離を置かれるようになったフェアリは、そんな生活が寂しく感じる様になってきた。そんな頃、一人の少年と出会う。だんだん距離が縮まっていく二人だったが、王子という存在がどういう者なのか知ってしまう。フェアリと王子の関係は恋に発展していけるのか。さらに、二人の前に聖女と名乗る少女が現れ?!不器用なファンタジーラブロマンス?になるといいね。頑張れ、王子。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 16:21:43
2555文字
会話率:28%
屈強な盾持ち少年×幼い天才リーダー
英雄色を好むとあるが、それは本当だと盾持ちの少年、リックは知っていた。
全員が未だ二十歳にも満たないながらも好成績を叩きだす男女二人ずつ、新進気鋭のとある四人パーティー。リックはそこに所属し、最
前線で外敵の攻撃から仲間を守る盾持ちの役を担っていた。
魔術師のセラン、聖術師のシャーリ、そして彼らをまとめる最も幼いリーダー、キーラ。面倒な依頼から帰還した彼らは酒盛りもほどほどに、それぞれの宿へと帰っていった。
リックもキーラも思春期真っ盛りである。特にキーラは可愛らしい容姿や線の細い、それでいて鍛えられ締まった身体に魅了される者も多いのだ。
しかし、不自然なまでに浮いた話の一切が無い。その秘密を知るのはリックだけである。
二人は同じ宿に泊まっている。二人きりになった瞬間、リックしか知らないキーラの本性が露になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-10 21:00:00
19977文字
会話率:48%
大陸南西のメルトリア王国は王位継承に伴う内戦が始まろうとしていた
恩義に報いる為に第二王子に与した魔術師ルルルナは自身の血脈に秘められた力によって
数奇な運命を歩む事になる
三章の後に零章が追加されます
最終更新:2022-07-06 22:00:40
187707文字
会話率:74%
※こちらは、AIのべりすと先生に執筆いただいた作品になります。
自分の読みたいものを書いてもらったものなので、面白さや実用性については保証しかねます。
──────
ある日俺が手に入れた魔術書には、こんな呪文が書かれていた。
それは『敵に囲
まれて絶体絶命の状況でも、絶対に生き延びるための魔法』
それを起動するための呪文だった。
こんな魔法に頼る機会なんてないとは思うが、まあ、覚えておいて損もないだろう。
呪文を記憶に留めて、俺はいつものように迷宮へと向かった……。
※詳細に描写していませんが、飲尿、妊娠表現を含みます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 23:00:00
9292文字
会話率:26%
BL、過激表現あり
魔術師見習いの少年、真朱(しんしゅ)の部屋に、彼と同じ姿を与えられた人形が毎晩のようにやって来る。
銀朱(ぎんしゅ)は生命維持のために真朱の魔力を分けてもらわないと活動できないのだ。
真朱の身体に魔術式を描きな
がら、銀朱のいたずらが真朱をちょっとはずかしい窮地に追い込んでいく。
エブリスタでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 18:16:42
4204文字
会話率:57%
真朱(しんしゅ)は魔術師のたまごだ。関節人形に魔力を込めて自分の分身をつくり、師匠の身の回りの助けとする。魔力がなくなれば影は元の人形に戻ってしまう。その前に術をほどこしてやらなければいけない。
とある満月の夜、影の少年が部屋にやって来た。
彼は特別製の筆と絵具で真朱の身体に魔術式を描き込んでいく。
エブリスタなどでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 17:41:27
3287文字
会話率:44%
高名な魔術師を排出してきたリスタ家に生まれたアルクは、魔力を発現できず、家から追放されてしまうが、聖騎士ヴィンセントに助けられて使用人として幸せな毎日を送っていた。
ある時、ヴィンセントの患う石化の呪いが重症化し、アルクは治療の手がかりを求
め、実家の魔術書を読みたいと弟のマルクに頼むと、大臣の奴隷として献上されるのを承諾するなら、ヴィンセントを助けてやると告げられて、アルクは条件を飲んでしまうのだった。
聖騎士ヴィンセントと貴公子アルクの愛を邪魔する者達を排除しながら、二人が絆を深めるお話。
※ガバガバ&ご都合主義展開
※二人はラブラブですがじれじれで、なかなか身体を繋げません。
アルク・リスタ
18歳。魔法が使えず、家を追い出された。内気な性格だが、優しい心を持ち、ヴィンセントに愛される。
ヴィンセント・グレーム
カイハンドの聖騎士。25歳。
石化の呪いを受け、陛下から戦力外と宣告されてしまう。
アルクに魅了されている。
ギール・ハクダ
カイハンドの大臣。
気に入った者を金と権力で手に入れて奴隷にして楽しむゲス。
アルクを昔から狙い、家族と交渉してきたが、ヴィンセントに邪魔をされて苛立ちを募らせていた。
マルク・リスタ
アルクの弟。魔術師としての才能はあるが、両親に甘やかされて尊大で横柄な性格に育つ。アルクを虫けらのように扱う。
アルファポリスでも連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-21 06:55:16
4024文字
会話率:38%