現代の魔術師として、絶大な力を誇る名家の長男としてうまれた桃鴇夾雅は悩みを抱えていた。
それは、魔力(霊力)が欠乏すると性的衝動が激しくなり、鎮めるために『相鎮の儀』という、己の侍従である灰鷺眞篠から魔力を供給しなければならないことだ。
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ーセックスという手段で。
千年続く、桃鴇家と灰崎家の契約で決められた、唯一の相手。それが幼馴染として、兄のように慕っていた真篠なのであった。
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契約を従者に強要することに葛藤する主人受けと、主君を支えながら秘密を抱えるスパダリ系従者攻め。
現代高校生のすれちがい主従もの。
ちょっと魔法(ファンタジー?)要素あり。
※「主従の二人がくっつくまで100話くらいかかってほしいしその間にも先に身体はくっついていてほしいし何ならセックスのせいですれ違ったり互いに傷ついたり苦しんでじれじれしながら最後はハッピーエンドを迎えることが約束されたすれ違いセックスをする主従」という作者の主従性癖を短編に押しこんだ主従もの作品です。
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アルファポリス様に掲載していた『あいごう』を長編用に改稿し、改めて短編版も名前や品詞等変えました。
長編とちょっと違うところはあるかもしれませんが、大まかな内容は変わっておりません。
※連載版もはじめてます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 21:22:53
19937文字
会話率:21%