現代高校生の主従もの×和風ファンタジー(微)
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現代の魔術師として、絶大な力を誇る名家の長男としてうまれた桃鴇夾雅は悩みを抱えていた。
それは、魔力(霊力)が欠乏すると性的衝動が激しくなり、鎮めるために『相鎮の儀』という、己の侍従である灰
鷺眞篠から魔力を供給しなければならないことだ。
――セックスという手段で。
千年続く、桃鴇家と灰崎家の契約で決められた、唯一の相手。それが幼馴染として、兄のように慕っていた真篠なのであった。
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【主君第一のスパダリ幼馴染従者攻め×主従契約に葛藤する素直になれないネガティブ主人受け】
従者の眞篠は自分を嫌ってると思い込み、真篠を解放したいと願う夾雅。
従者としてそばにいながらも、『相鎮の儀』に関わる秘密を話せないがために主君である夾雅に気持ちを伝えられない眞篠。
互いを大事にしているのに、それが伝わらない――王道すれ違い主従もの。
※ちょっとだけ現代ファンタジー(異能)要素があります。あまり深く考えなくて大丈夫。
※R18シーン多め。ただすれ違いまくりのシリアスエロ。
※疑似淫紋ぽさがありますが、「番」(ツガイ)の概念に近いです。
※短編版「あいしずめ」の連載版。
※イメージソング「軽忽な救済を待つ醜さには一片の夾竹桃を」こんにちは谷田さん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 20:00:47
83808文字
会話率:21%
【お願い】
この物語は〝心因性早漏〟で悩んでいる方のために『早漏克服マニュアル』を目指しつつ、特にストーリー性を重視して書いてあります。そのため、ノクターンノベルズ読者様の期待よりもエッチな展開が少なくなることを、あらかじめご了承下さい。
【あらすじ】
高校三年の失恋をきっかけに〝早漏〟になってしまった賢悟(ケンゴ)は、大学の剣道同好会へ入り、〝男性不信〟に陥った七瀬(ナナセ)と出会う。恋多きキャンパスライフは早漏をトリガーに、負の連鎖が続く。そんななか、雷が直撃した賢悟は、背後に蠢く〝オーラ〟が見えてしまう(21話以降)。神田の古書店で見つけた書籍から出てきた怨霊は、戦国時代の悲劇の女城主おつやの方だった(37話以降)。賢悟の意識は戦国時代へ飛んでいく……⁉︎
七瀬視点(24話以降)、現代ファンタジー要素(30話以降)。すべて狙いは主人公の早漏克服です。なお、サブタイトル最後に『♯』が付いている話が、エッチシーンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 18:00:00
180886文字
会話率:28%