王国の美しき姫君キャロライナはある日、王城で精悍な騎士アーヴィンに出会い、ふたりは一目で恋に落ちる。
しかし身分の違いが重くのしかかり、ふたりは思いを告げることなく、アーヴィンは戦場へと駆り出される。
帰ってきたアーヴィンは満身創痍、目に怪
我さえしていた。
キャロライナは身分を偽り、アーヴィンの世話役として彼に寄り添うが……。
魔法のiらんどからの加筆・転載作です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 11:14:28
12753文字
会話率:48%
【異世界トリップ長編小説】
敵国の謀略によりカシデラ王国へと召喚された良樹は、王の采配によりひそかに後宮に匿われ、そこで母代わりとなって見守ってくれるリラと出会い、少しずつ心開いて過ごしていた。
しかし三年後、王が死に、良樹を敵国の刺客と憎
む王弟が即位することになり、なぜか妾妃として召し上げられることになってしまう。
自分を憎む男の妾妃にさせられてしまった良樹の、絶望と希望、そして祈りの物語。
【キーワード】
嫌悪→溺愛、執着攻、健気受、後宮、子育て。
このあたりがお好きな方はよろしくお願いします。
※最初は無理矢理からの攻の鬼畜モードが続きます。苦手な人はご遠慮ください。
最後は相思相愛になりますがかーなり先です。しばらくずっとご無体系なのでご注意ください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 08:00:00
340670文字
会話率:23%
優秀な魔法師が多く輩出されることで有名なアッフェルハント伯爵家の当主ハインリヒ。8歳になる息子のルイスは魔力が高いにも関わらず、魔法が使えなかった。
当主として、父親として、ハインリヒはルイスを救う為に大きな決断をする。それが2人を親子の関
係から変えてしまう事になるとも知らずに……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 23:08:32
15910文字
会話率:28%
紅の神子と呼ばれる神が、太古の昔から言い伝えられていた異世界に突然召喚されてしまった透と暁の義兄弟。
召喚された際、透の瞳が真紅に染まっていたことから、古王国イーグルに身を寄せる羽目になるが?
ボーイズラブ 女体化なんでもあります。
自サイ
トにて連載中及び以前こちらにも投稿していた作品です。
気がつけばTSものになってた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 20:45:53
316469文字
会話率:39%
ねえ? 運命って信じる?
きみとの出逢いが運命だったとぼくは信じているんだ。
四つの宗教。四大国家。
そんな異世界に召還された双生児の兄弟。
小国華南の皇太子、瀬希に助けられるが、外見が少女、それも美少女にしか見えない弟を側室として迎
え入れることになる。
ふたりが異世界人であることを隠すには、それしか手段がないという。
その頃、大国シャーナーンでは、新興国ダグラスが人型の召還獣を召還したと聞いて、唯一絶対の神の座を揺るがし兼ねないと王太子、アレクが弟、カインを連れて諸国を探る旅に出る。
同じ頃、ダグラスの大統領ウィリアムも、召還したふたりをひた隠し、小王国ルノールの世継ぎの君、レスターと対峙していた。
3カ国が動き出した頃、その中心になるべき運命にある華南では、迎え入れた側室綾都の問題が次々と浮上して?
自サイトにて他複数のサイトで連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:16:28
168203文字
会話率:40%
グラシアノ王国の首都サポナリアには、S級犯罪者達が収監されている、ヘルベル収容所があった。
ひょんなことから国一番の凶悪犯罪者たちの看守となってしまった駒込あんりは、そこにいる囚人たちと絆を深めていく。
最終更新:2025-03-19 23:41:31
19898文字
会話率:47%
聖ブリオン王国。
この国では生まれた赤子はすべて魔力を持つ乳母が育てることになっていた。赤子は離乳後すぐに魔力を自己回復することができる。しかし、ごく一部の人間は離乳後も魔力回復ができず、乳母の力を借りることとなる。
長年、魔力を自己回復で
きずにいたのはこの国随一の魔術師だった。
魔力の暴走を止められず、自滅しかけた魔術師を守るため、乳母のナディアは危険を顧みず、彼に飛び込んでいく。
果たして、ナディアは彼を助けることができるのか?
これは、乳母と魔術師の愛の物語である。
※短編で投稿したものを少し編集しています。内容はほとんど変わりません。
※こちらでは、乳母と魔術師に関連する短編を投稿していきます。
エルネストとナディア以外の物語も是非お楽しみ頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 21:21:18
36719文字
会話率:45%
アレックス・ヴィンドレイク。ノースウィンド王国はヴィンドレイク侯爵家の三男である。
彼は後継者のスペアのスペアであり、やはり後継者の椅子は回ってこなかった。
しかし彼には魔法の才能があり、王立魔法学園の教師になった。
そこで彼は独自
の研究を行い、その実践で女子生徒と性行為に及んでいく。それは彼を強くする方法でもあり……
学園長は彼の師匠で初めての女性。彼の後ろ盾となり、提案をしてくる。
「もしもの事態に備えなさい。正室に側室、愛妾を持っても文句を言われないような立場を得るのがいいわね」
彼は師匠の言葉に従い、更に力を求めるようになる。
それは純粋な力への渇望ではなく、お気に入りの『指導』生徒と公的に結婚できるから……?
実力あり、だけどスケベな学園教師が行く成り上がりの物語。
【2025/2/21 10万PV突破】
【2025/3/4 20万PV突破】
皆様ありがとうございます!
※AI生成による挿絵があります。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
AI生成も素人なもので場面に合っていなかったり微妙に違ったりしますが『こういうイメージ』くらいに思ってください。
作者のミスや好みで画像の追加や入換が行われます。
Image generated by Pixai
よく使用させて頂いているモデル
・Moonbeam折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 22:40:00
317098文字
会話率:44%
古ぼけた離宮で、忘れられた王子としてかろうじて生きてきたルカス。
王国は、裏切った王太子の手引きで大帝国に攻められ、親兄弟は行方不明になった王太子を除いて目の前で殺される。
ルカスは帝国にアウグスタ皇帝の愛妾としてつれてこられた。
ところが
ルカスの前に行方不明とされた王太子が現れ、愛を告げ、身体を奪い、再会を約して去る。
王太子は子供の頃魔法を教えてくれた先生だったのだ。
兄と知らず思慕していたルカスだったが、魔法士として自立する為、アウグスタを利用すれば良いと他の愛妾に言われ、新しい生活を受け入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 08:00:00
50511文字
会話率:44%
ポルテリア王国には、この世全ての才を持つとすら称される第3王子がいた。
そんな彼の後の第2妃として、そして花嫁修業としてメイドを務める貴族の姫は、彼からとんでもない密命を受けることになり──。
最終更新:2025-03-16 21:10:00
33355文字
会話率:30%
オーヴェル家の長女リナエラ・オーヴェルは、社交界でも有名な悪女だ。彼女は冷酷無情で慈悲の心を持たず、鞭で使用人を罰するような乱暴な女なので、常に悪い噂が絶えなかった。
しかしそんな悪女にも婚約者がいた。
婚約者の名はザッカレイ・ロートリシュ
。名門ロートリシュ家の嫡男だ。王国騎士団に所属しているザッカレイは、数多の貴族が争奪戦を繰り広げるほど人気があったが、彼が婚約を申し込んだのはリナエラだった。
誰が見ても不釣り合いな二人の婚約に、周囲は騒然となった。けれども、この婚約には理由があったのだ。
リナエラとザッカレイの婚約は、罪への償いから結ばれたものだった。
*本作品には、以下の表現が含まれています*
・作品の冒頭で、やや暴力的なシーンがあります
・事故による身体の不自由さを表現しているシーンがあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 19:32:07
22181文字
会話率:49%
ベリアン王国の王立レディアン騎士養成学園では、毎年夏に行われる恒例行事がある。それは『チーム対抗ビーチ大会』!出場する学生がガチムチばかりだからか、いつしか『ガチムチ対抗ビーチ大会』と呼ばれるようになったこの大会。その裏では、ある秘められた
約束が交わされていた。
★★
*団長が恋人同士で、負けた方が勝った方の言うことを聞くというド定番なお話しです。
*暑苦しくなるので、ガチムチ達の勝負のところはサラッと進めます。
*隙間時間に読んでいただければ幸いです。
*サブテーマ「おい、やめろ。そのすいかをそっと降ろせ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 07:12:59
7583文字
会話率:67%
マデリア王国の森で暮らす、木こり一家の娘エリー。彼女は毎日朝から斧を片手に樹を切りに出かけていた。
仲の良い両親、優しい兄、しっかり者の妹。そして、愛する恋人ルーク。皆で支え合い、笑い合う日々はエリーの宝物だ。エリーは決して裕福ではないが幸
せに満ちたこの生活に満足していた。何も不満はなかった。ただ一つ、エリーに半年より前の記憶がないという事を除けば…。
そんなある日、エリーは突然記憶を取り戻した。そして同時に全ての幸せは崩れ去った。
★★
ハッピーエンドですが、読者様によっては少しモヤッとするかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 17:21:51
11854文字
会話率:47%
ユリウス・ソーリス・オルトスは万物に恵まれ、美貌にも恵まれていた。だからこその退屈を知り始めていた15歳の時、運命が変わるほどの出会いをする。ヴェスペル王国の王位継承権第一位を有している王女、セシリア・ヴェスペルだ。彼女との出会いでユリウス
は初めて恋愛感情を抱く。それも狂愛と呼べるほどの執着心を。
狂愛を抱く見目麗しい皇太子と何も知らない王女。二人にどんな運命が待ち受けるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 18:00:00
66765文字
会話率:51%
千年を生きるエルフ族を主としたアウローラ王国で繰り広げられる恋物語。
主役はハイエルフの末裔であることを隠して生きるグリシーナ。
彼女が恋していたのは住み込みで働く屋敷の主人『ジルベール・グランジェ』
彼は王族に似た金髪にロイヤルブルーの瞳
をしていた。
見目麗しく文武両道で魔法と錬金術の両方を修めている天才。
身分違いで届くわけがないと彼に黙って屋敷を出て行った日から、彼女の因果はねじれて狂いだす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 18:00:00
44091文字
会話率:35%
オーデルーン王国の姫君エミルは魔術オタクなのに魔力なし。その上、魔物を呼び寄せる迷惑体質もちのコミュ障という三重苦。持て余され幽閉されていたが、叔父のアデリオが魔術師隊に引き取ってくれた。魔術知識だけは豊富なエミルは身分を隠したまま副隊長と
して活躍するも、新入隊員が配属されてからはなんだか災難続き。しかも隊員の一人、秀才イクタスが毎日あれこれと探りを入れてくるからさあ大変。真実がバレたら幽閉逆戻り!色々ギリギリなエミルは、幸福な日常を守ることができるのか!?
*ちょっと不穏な空気漂う西洋風恋愛ファンタジー。ファンタジー要素が強めで設定がごちゃごちゃうるせえ話+後ろ暗いエロです。裏タイトルは「堅物魔術師の優等生ちんこは初恋の女と王国を救えるか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 16:29:10
94799文字
会話率:49%
王国の末姫リエルはとある理由から神殿育ちの物知らず。ある日突然、兄を名乗る男に連れ出されたかと思うと、置き去りにされたのは森の中。生活能力皆無のリエルがなすすべもなく泣いていると、今度は世話焼き(?)な青年が現れて……。
*無知っ子ご奉仕
エロ調教でハッピーハッピー、な話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 18:48:31
9599文字
会話率:50%
王国の騎士オーウェンは品行方正で真面目な男。だが迷惑な悪魔の呪いのせいで、幼少期から仕える自身の主、姫君ステラを夜な夜な抱くはめになっている。正しくないことだと知りながらも、行為の度にステラへの秘めた情欲をかき立てられるオーウェンは、それに
抗おうとするが……。
生真面目な男が悪魔と姫に翻弄されてかわいそうだけどハッピーエンドな話。長くなりすぎたので前後に分けました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 04:53:02
15589文字
会話率:46%
別の世界にある国家、アイゼンハンド王国。その辺境に位置するフェレス山脈。そこにはとある大悪魔が住むとされる。
その名はフェイスレス。これは、その大悪魔がときに己の身体を、ときに己が居城の罠を使って、ひたすら女に凌辱の限りを尽くす物語。
本
作はハーメルン様にも同時投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 12:41:15
33626文字
会話率:30%
前世で魔王だった記憶を持つ原田藍星(はらだあいせ)。
ある日、彼の前にかつての臣下らしき男が現れ藍星に帰還を求める。
「さぁ、魔王様。 お迎えに参りました。魔王国に帰りましょう」
だが、仕事が落ち着くまでの 一ヶ月半、戻るのは待ってもらうこ
とに。
以来、毎日現れる臣下の男と、ゆったりとした時間を過ごしていく藍星。
食べること、とりわけラーメンが好きな元魔王様のために、臣下の男はラーメンを作ろうとしてくれて……。
元魔王様と魔王様の事が大好きな臣下のお話です。
R18シーンは無しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 08:00:00
46844文字
会話率:36%
アーレア王国の姫、アウローラ。彼女はいつか守役のグラディウスと結ばれることを夢見ていた。ある日、何の前触れもなくふたなりの体となり、自らの変化に戸惑う。グラディウスに優しく導かれ、やがて立派な女王となる。それからというもの、アーレア王国には
代々ふたなりの娘が一人だけ現れ、その者に国を継がせるようになった。
繁栄する王家の中の恋愛模様を不定期長期連載で描いていきます。R18要素濃い目。
※ボーイズラブ要素、ガールズラブ要素はメインではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-09 09:00:00
38041文字
会話率:55%
アーレア王国の一人娘であるアウローラ姫。年は十七歳。ある日、何の前触れもなくふたなりの体となっていた。戸惑いながらも自身を慰める。彼女は十歳上の騎士で守役のグラディウスに、身分違いの恋をしていた。いつか彼と結ばれるのが夢だったのに、こんな体
になってしまった……。当代最高の騎士であるグラディウスは、姫の想いを受け止め、深い愛情と執着で大人の世界へと導いていく。アウローラは立派な女王へと成長し、アーレア王国はその後、代々一人だけ現れるふたなり娘に王位を継がせ、末永く繁栄する。溺愛、女性向け官能小説、ハッピーエンド。長期連載。
アウローラとグラディウスの行為には、指示・命令系のSM描写、女攻め、他の男女を交えての行為あり。アウローラが受け入れるのはグラディウスのみ。
第2章以降は子供世代の物語。親子、兄弟ほか近親者同士の行為多数。BL、GL、衆人環視もあり。
全50話前後を予定。他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 19:10:00
38041文字
会話率:55%
レリドォア王国に突如出現した魔王の討伐のため、ルーティエ帝国から派遣された若き騎士団長ルスラーンは、王国で凶暴化する魔物の脅威に加え、怠慢な兵士たちや現実を直視しない上層部にも頭を悩ませていた。そんな矢先、王国最強と謳われる勇者が突然行方不
明となってしまう。勇者不在の中で揺れる城内に、怪しい動きを見せる教団、そして暗躍する正体不明の黒騎士。それぞれの陰謀と思惑が複雑に絡み合う中、手のひらで踊るのは誰か。
高潔で一途な騎士(攻)×やさぐれ男前勇者(受)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 07:10:00
84765文字
会話率:32%
ブラック企業に勤めていたリナにとっての唯一のストレス発散方法は自慰。
しかしある夜、体力の限界で意識を失ったところ、異世界に転移していた。さらに目の前には理想のイケメン男子が自慰中ときている!
――さては夢だな。
リナは自慰中の男性に迫り、
最高の夜を過ごしては自宅のベッドで朝を迎えた。
一方そのころ、突然現れた女性にしっかり童貞をいただかれてしまったレッカリオ王国国王ヴィルフリート。貞操観念が厳しい世界で、隠れて自慰に耽っていたところ、リナと出会ったのだ。
童貞どころかすっかり心まで奪われたというのに、パンツだけ残して相手が姿を消してしまった。
瘴気に侵されたヴィルフリートを治癒した彼女こそ、王妃の座に相応しいのに!
よって、パンツをたよりにリナの大捜索をはじめるものの――?
【全16話予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-08 07:03:07
65757文字
会話率:25%
【2023/2/20 アマゾナイトノベルズさまより電子書籍化しました】
(旧題:くたびれ侍と雪解けの姫君)
シルギア王国の王女エリシアは、敗戦国の人質として敵国の第二皇子に嫁ぐことになった。
しかし連れて来られたのは、深い山中にあるあばら
屋。彼女は捨てられるようにして、そこに置き去りにされた。
さらに家主には、なぜか暗殺者と間違われて後ろから刀を突きつけられる始末。だがその瞬間、放たれた静かな殺気にエリシアは惚れ込んでしまった。
……振り返ってみたら、髭はのびっぱなしで髪はボサボサの、くたびれたオッサンだったけど。
*
雪が降り積もりはじめた山中で、春になる前にオッサンの心を掴みたい姫君と、雪が溶けたら即追い出すつもりだったのに、結局絆されてしまう世捨て人のオッサン(隠居した元皇子)のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 00:02:06
101320文字
会話率:33%
【2023年5月25日 ジュエルブックス ピュアキス様より書籍化致します】
〈旧題〉結婚しやがりくださいませ!〜副賞姫は強面旦那さま(予定)を逃がさない〜
ノイランス王国の第一王女ミリアンネは転生者だ。
彼女はたいへん聡明で、神獣に選ば
れし聖なる乙女と名高い王女だった。
けれども彼女は、大きな問題を抱えていた。
「政略結婚? 何それ美味しいの?」
一般的に好まれるキラキラしい細身の貴族男子が、絶望的に好みにあわなかったのだ。
そう、ミリアンネは、この世界では醜男とされている、筋骨隆々の雄々しい男子が好きだった!
「理想の殿方がいないなら、自分で探せばいいじゃないっ」
というわけで、第一王女主催の武闘大会(人生をかけて根回し済)が幕を開ける!
優勝賞金は1000万ゴールド。
参加資格は35歳以下の未婚の男子、ただそれだけ。
欲に目が眩んだ男たちが、我こそはと名乗りを上げ、武闘大会に挑む!
だが――あわれ、とある男だけが気がついていなかった。
優勝賞金1000万ゴールドの下に、ごく小さく【副賞:第一王女ミリアンネ】と書かれていたことに……。
これは、醜男であるあまりに不遇な環境に身を置いてきた世界最強の童貞が、うっかり武闘大会で優勝してしまったために、ミリアンネにとっつかまる物語である。
※魔法のiらんど様にも掲載していますが、タイトルとレイティングが異なる上、一部内容も変更しております。
※書籍版はキスまでのピュアキス仕様です。一部設定等も(特にゼルまわり)、変更しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 21:18:19
132281文字
会話率:27%
リリアナ・デルヴィーニュは、治癒魔法士の卵である。彼女の通う魔法学園には、王国の第三王子が、身分を隠して通っているという噂があった。だが、リリアナはその噂に何の興味も示さず、友人も作らず勉学に励んでいた。
ある日、リリアナに友人ができる。
カイルという男子生徒だ。一緒に過ごしているうちに、二人は惹かれあい、交際を始める。
だが、カイルには、リリアナにも言えない大きな秘密があって――?
※話数の右側に*がついているお話は、R18です。
※春の短編祭「ふたりのすれ違い」をテーマに書こうと思ったら、ちょっと長くなっちゃったので、諦めて連載版にすることにしました。全11話、約30000字の中編です。気が向いたら番外編を追加するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 20:10:00
29516文字
会話率:41%
花を生み出す特殊な能力をもった奴隷のマルが、逃亡先で助けてくれた騎士へ身分差の恋する話です。奴隷から脱却するためにマルが頑張ります!
世界には『花生み』と言われる人たちが存在する。身体から花や葉を生み出せる。それらは竜が好むもので希少
価値があるものだ。
孤児の少年マルは、花生みの奴隷だった。逃げ出した先で助けてくれたのは、カエルム王国の竜騎隊のロナウド。最年少で部隊長になった経歴を持つ騎竜の天才だった。彼は、身寄りが無いのなら自分の屋敷で働くといいとマルを誘う。
逃亡奴隷とバレないよう働くうちに、ロナウドを見るとときめくマル。ある日から銀色の花を生むようになると、周囲がそわそわとする。どうやら銀色の花には意味があるらしいけれど、誰も意味を教えてくれない。この花の意味って何だろう。少し鈍感だけど善良なマルの恋の行方は?
そしてとうとうマルが逃亡奴隷と知る人物が現れて……。
■■■
竜と花と騎士が好きなので、全部詰めました。
少々痛そうな表現(入れ墨など)が入るのでRにしています。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-07 00:00:00
150929文字
会話率:43%
「細菌感染仮説」によって、コンカラードは混乱に陥っていた。
コンカラード王国はαによって統治される国家であり、α優位社会を築いていた。しかしギルバートという医学者が発表した、α・Ω性が細菌感染による性器の奇形であるという仮説が、社会をゆるが
そうとしていた。
※のんびり連載します。
※α×Ω、番同士の真実の愛をやるつもりでいます。
※カクヨム、ムーンライトノベルズにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 17:10:14
2600文字
会話率:3%
俺ことマテウス・オーベルシュタットは、王国騎士団第三隊小隊長アルノルト・ハイデルベルクと出会い、自ら希望し彼に師事した。師匠と慕い鍛錬に励んだ七年はあっという間に過ぎ去り、王立学園の二年生となった俺は、ある日、夢を見た。そして知る。
――こ
の世界が、前世の俺が会社で作っていたRPGで、師匠は「社外に追加発注できないから、合間に描いて」と丸投げされた俺が自分の好みでデザインした脇役だったってことを。
……そりゃあ、師匠のこと恰好いいって思うわけだわな。
ゲームの内容は曖昧なまま、三年生になった俺は、とうとう出会ってしまう。
攻略対象であり、師匠の弟――俺が絶対になれない立場を独占している奴に。
師匠✕俺(ただし未遂)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 08:00:00
27000文字
会話率:20%