基本は恋人であり夜はたいていご主人様でありごく稀に玩具であるあやめの事が、真美は心配だった。彼女はモテる。特に危ない人にモテる。それだけでも真美としては心配だというのに、あやめ本人はその事に危機感というものがなく、さらに厄介なことに優しく
されるとコロッと簡単に心を許すという困った子でもあったから真美としては気が気ではない。最近また、あやめから不穏な匂いがする。このままでは盗られてしまうかもしれない。真美はしょうがないなぁと笑いながら、タンスから道具を取り出す。
「私は一生あやめちゃんのモノなんだから、あやめちゃんだって一生私のモノだよね」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-08 00:00:00
21150文字
会話率:67%
平和な日常に、不穏な気配が漂った。
それは、あるレズビアンたちによる世界の改革だった。
普通の男子高校生だった夏希を始め、いろんな男性がそれに巻き込まれ、
人生が180度変わっていく。
彼らの人生は、世界はどういった結末を迎えるのだろうか。
最終更新:2014-07-01 02:48:05
168856文字
会話率:35%
スケアクロウという渾名を持つ研究者、久賀谷彗一。路地裏のゴミ捨て場で、ひとりの男を見つける。その男は、営業部から人事部へと配属された頼成悠(らいじょう はるか)だった。無邪気な幼子の表情を持ち、悪童のような顔を見せる。強かな男のようで、その
くせに破滅的な危うさで、彗一を翻弄する。彗一と悠の関係が始まったと同時に、彗一の周囲は他社・他国のヘッドハンティング競争熱が高まり、不穏な気配に満ちていく——。
クールが信条の男と、目的のために身を擲つ男の殺伐ラブ・ハードボイルド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-05 21:59:20
338文字
会話率:0%
――兄さんが俺から逃れられるはずがないんだ。
それは呪縛のように神野の内側から蝕んでいく。ようやく作り上げたはずの平穏は、不穏さの上に一瞬だけ成り立って見えた幻だったのだろうか。
行平を守るべく、神野はあることを決意するが……。
生真面
目な探偵・行平と訳有呪術師・神野が織り成す物語の第二章。
無理やり表現がありますので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-25 23:04:23
21313文字
会話率:47%
性少年の、不穏なつぶやきというかさけびというか。
悪魔の初恋とリンクしていますが、そちらを読まなくてもわかる仕様になっています。
最終更新:2013-06-23 16:18:06
14017文字
会話率:15%
フリーで商品デザイナーの仕事をしている小野梨絵の元に、ある大手企業から仕事が舞い込む。そこは彼女にとって、因縁のある会社であった。過去のことは水に流し、やりがいのある仕事を受ける小野。
その時から、彼女の周りで不穏な事件が起こり始め、小野は
それに巻き込まれていく。
人に恨まれる覚えのない彼女が、何故狙われるのか?
そして小野がそれと知らずに近付いた男の真意は?
※ウェブサイトにて公開している小説を、ガラケーでも読みやすいようにと、こちらにて平行して掲載しています。中身は、ウェブサイト版と同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-10-18 20:00:00
76023文字
会話率:53%
ある探偵事務所の主任を務める山崎は、部下である南野と不本意な関係を持ってしまう。互いを同僚以上と認めながらも、恋人未満のふたりの探偵はすれ違うだけの日々を送っていた。やがて山崎はある事件によって南野に関する一部の記憶を失ってしまい、ふたり
のささやかな関係は脆くも崩れてしまう。そんな時、うす暗い過去が姿を現し、不穏な影を落とす――。◆第一章はオムニバス形式になっています。【「ある探偵の独り言」という同名BL.MLサイトからの転記です。】【ボーイズラブ R18含む】■有り難うございます、11/06/21に完結いたしました!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-21 18:39:44
146392文字
会話率:36%
恵まれた家族とその絆が、不穏な疑惑により崩されてゆく。
姉と弟の関係を疑い始めたサミラが弟の決定的な秘密に行き着く。
放った殺意と喪失感によって不眠症に陥り…。
最終更新:2010-02-14 02:06:57
86262文字
会話率:37%
職業探偵の黒澤拓海と相棒兼恋人となったレイ、一見してうまくいっているように見える二人の生活に、不穏な陰がちらつく……。
最終更新:2007-11-18 05:42:43
32224文字
会話率:34%