聖女候補発見の知らせを受け辺境の村にやってきた神殿騎士ヴァレリー。
仲間に追いやられるかたちでひとり、聖女候補の迎えにいくも、そこには血だまりの跡だけがのこされていた。
(まさか暗殺……?)
いぶかしむヴァレリーに突如、血だまりが異形の怪物
となって襲いかかる。
窮地を救ってくれたのは一頭の白い狼だった。
「――おい人間。お前、俺のつがいになれ」
仲間からの裏切り、村人たちの救出、畳みかけるように襲いかかる苦難を乗りこえるため、ヴァレリーは狼の提案に乗るのだったが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 17:00:00
74125文字
会話率:23%
「約束を守れなくてごめん」
――その夢はいつも、鈍くて重々しい腹部の激痛から始まる。
その記憶はいつも同じ場面から始まる。脳裏に焼け付くように再生されるその記憶は少女の前世だった。
いつも驚くほどに鮮明な夢なのに、夢の中の彼がわたしの名前
を呼ぶと掠れるようにして聞こえない。まるで、何かの罰のように。わたしが一番望む彼の声で呼ばれるその名前が聞けない。
ずっとずっと見つめているひとがいる。
あの血だまりと、仲間の死体で埋め尽くされた砂埃舞う戦場で、永遠の別れをしたいとおしいひと。
―――――――――――――――――――――
<溺愛奉仕系年上男子×訳アリ転生年下少女>
<本編完結済み>
※……R18(できるかぎりR18をねちっこく書こうと努力したお話です)
22.10.11 番外編を整理、新作番外編2個up折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-11 17:50:01
352112文字
会話率:50%
朝学校に来ると、校内に血だまりができている。
山奥に建てられた月の姫女学院ではそんな事件が起きていた。
その血をみていると気分が悪くなり、負の感情に支配されてしまう。生徒は次第に現実と虚構の区別がつかなくなった。
「マリー様が遊びに来ている
の」
血の姫<ブラッディ・マリー>。校内には生徒と先生の他に、もう一人の女性が忍びこんでいる。血だまりは、マリーによるものなのか?
この学院には、国営の施設から特待生で入学した子がいた。遠目千鶴。彼女にはふしぎな力があり、折り鶴に生命を吹き込むことができた。
「こんな力はなんの役にもたちやしない。ボクの育った孤児院は、もうなくなってしまったからね」
「マリー様が遊び相手を求めているというなら、最上級の品目にてお相手を務めようではありませんか」
この学園の創始者の孫、白光白夜は千鶴とともに血だまり事件を調べることにした。
※1エブリスタにて、氷室冴子青春文学賞にエントリーしてます。
※2百合作品は初めてなので至らぬ点あるかとおもいますが何卒ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 17:21:41
56555文字
会話率:46%
冒険者のカナタは仲間に見捨てられた。
狂暴な魔物に臆した仲間は逃げ、たった一人、カナタは魔窟の底で血だまりに沈む。
その死にかけた彼を助けたのは、一体の魔物だった。
相容れないはずだった二つの運命が交ざり合い、二人は真の信頼を知る。
ファン
タジーラブストーリー。
官能シーンがある話の横には☆印をつけています。
10月中の集中連載です。下旬には完結します。
基本イチャラブ系です。陵辱系はありません。悪しからず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-24 19:00:00
102723文字
会話率:44%
―――城島千夏は夢を見る。
その夢は血だまりの中に自分が立っている夢であり、異質な夢だと言うのに恐怖よりも違う感覚が自身を襲う事にいつも怯え、そして目を覚ます。
そんなある日、真宮理人と言う男が刑事課所属になる。しかし、最初に命じられた仕事
は素行の悪いと言われている刑事、城島津夏の見張り役と言う内容だった。素行調査の為にと相棒にさせられ心底困惑していたものの、城島の素行の悪さの理由を次第に知っていく事になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 21:34:46
44727文字
会話率:30%
処女の未亡人は夫を殺した嫌疑で義理の息子に陵辱される寸前でしたが、死んだと思っていた幼馴染みに救われて、純潔も奪われてしまいました。
父の野心の為、親子ほど歳の離れた国王の後妻になった美しい娘、ラーニヤ。
しかし、彼女にはずっと心にか
かる人物がいた。
ラーニヤをかばい、血だまりに倒れた少年。
——これは、罰なのだ。
自分は、生きながら罰を受けなくてはならない。
心を殺し、肉体のみの人形なのだと心に決めたはずなのに、
ラーニヤの身体は熱を帯び、次第に花開いていく。
『メクる』に掲載していた『淫欲の奥宮 ―隻眼の悪魔は美姫の柔肌を恋う―』の改稿版です。展開を変える予定です。
R18シーンのあるページには★がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-13 20:42:18
100469文字
会話率:36%
父の野心の為、親子ほど歳の離れた国王の後妻になる事になった、美しい娘、ラーニヤ。
彼女には、ずっと心にかかる少年がいた。
幼なじみで、ラーニヤをかばい、血だまりに倒れていた少年。
これは、罰なのだ。
生きながら、自分は罰を受けなく
てはならない。
心を殺し、肉体のみの人形なのだと心に決めているはずなのに、
ラーニヤの身体は熱を帯び、花開いていく。
本作はメクるにて2018年2月23日から公開していたものです。内容等修正したい箇所を改め、変更した上でムーンライトノベルズに掲載予定だったのですが、メクる 障害発生の為、改稿せずにバックアップからそのまま投稿しています。
今後改稿版も作成予定ですが、その際はタイトル等に明記した上で別作品として投稿する予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 21:00:00
123744文字
会話率:28%
「俺、知ってるよ。あんたが俺を殺せなかったんじゃなくて、殺さなかったんだってこと」
それは、望の月の美しい夜のことだった。
とある盗賊のねぐらが襲われた。
血だまりの中に佇んでいたのは、まるで人外のように美しい男。
一刀のもと切り伏せられ
た盗賊の下っ端・竜巳は一命をとりとめ、その男、輝夜に救われる。
彼の強さに魅入られた竜巳は、過去に自分を辱めた男に復讐するため、弟子入りを願うが――。
ツンデレ少年と美形俺様攻めの和風絵巻。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-26 22:33:08
89215文字
会話率:50%
トンネルで出会ったのは、おぞましき殺人鬼。そのあどけない声を私は知っている。
数年前に離れ離れになった幼馴染との再会は、血だまりの場所で始まった。
それは、恐ろしい愛の幕開けであった。
※勢いだけの小説なので、なんとも、、いろいろ雑で
すがたのしんでいただければ幸いです!
※無理矢理描写、ヤンデレ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 00:12:11
5839文字
会話率:50%
男がどこかの寒村を訪れると、なにやら不穏な断頭台が町の中心に建てられていた。
村人にアレは何事かと聞いてみると、どうやら村人が吸血鬼らしい少女に襲われて殺されてしまったらしい。
その少女は既に村人たちの手により、家畜小屋に囚われていた
。
少女の身体には流血沙汰の跡が生々しく残っていた。
この化け物の処刑が執行されるのは、今日の正午。
男は、のらりくらりとその時を待つ。
一体、何を考えているのやら……
それが、男と少女の出会いだった。
奇妙な冒険の幕が上がる。
※無知シチュを含みます。
※醜悪(グロテスク)な表現を含みます。
※エログロナンセンスが示す通り雑なジョークを含みます。
※暴力描写や残虐な描写を含みます。
※本作品は異世界ファンタジーです。
※人外ヒロインが苦手な人はご注意ください。
※スカトロ描写を含みます。ご注意ください。
※実際は飲尿程度ですが主に口に含みます。
※後、まだいろいろありますが気を付けてください。
※連載作ですが続きは未定です。申し訳ありません。
※不定期更新です。
※エロ<グロ寄りなので性的な描写はあまり出てきません。
※殺伐と見せかけてまったりです。なごみ系です。
※ブックマーク、評価ありがとうございます。
※当方まともな成人向け作品の執筆は初めてですので、不慣れなエロ描写など至らないことばかりですが何卒よろしくお願いいたします。
※まあこの初めてだからお目こぼしくださいなんてのも通用するのは最初の月位ですよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-21 05:04:49
55116文字
会話率:61%
【 サユマとラトラ 】
密林の中に在る獣人族のとある集落――そこでは年に一度、15歳に年齢の達した男女を集め、それらの成人式とそして婚礼とを併せ行うしきたりがあった。
この物語の主役となるのは、そんな村で今年15歳になったサユマという
少女。
彼女は他の仲間たちとは容姿の違う己のしっぽに強いコンプレックスを抱くがあまり、想い人であるラトラへ自分の気持ちを打ち明けられずにいた。
そして、そんな彼女の恋敵としてラトラ争奪戦に名乗りを上げたの村一番の美人である女傑ツュー。
美しいその容姿に加えてさらには凄腕の狩人でもある完全無欠のツューの登場により、サユマの恋心も委縮してついには消えてしまう。
この世界の全てに絶望して、独りきりの夜を過ごすサユマとそして彼女を探すラトラ――そんな不器用なふたりの恋物語の結末はいかに?
【 ツューとヤマト 】
前作より15年後のお話。
独身を貫くツューは、己に求婚する雄へ必ず一つの条件を付ける。それこそは禁忌の魔獣であるウォーク・マーラッツの首を持参すること。
そんな彼女へと新たに求婚してきたのは、明日に銀齢祭を迎えようという15歳の若い雄・ヤマト。
親友の子ということもあり幼少期から親しんできた彼ではあったが、それでもツューは、その条件にマーラッツの首を所望する。
かくして翌日行われる銀齢祭ではあったが、そこにはヤマトの姿は無い。
それにて、自分の為に無謀にもヤマトがマーラッツに挑んだことを知ったツューは一路、かの魔獣の根城へと急ぐ。
そこにてツューが目撃したものは魔獣マーラッツの姿とその足元にて血だまりに沈むヤマトの姿であった。
かくしてツューは魔獣退治を為し得ることが出来るのか? そして二人の恋の行方はいかに……。
【 カルアンチャコ 】
別の森から移り渡ってきた異国の少女チャコ。彼女の淹れる不思議なコーヒーに魅了された少年カルアンは、そのコーヒーの秘密を探ろうと躍起になる。
彼女の私生活を覗き見ることでついにその秘密に至るカルアンであったが、そこには衝撃の秘密が隠されていた。
チャコのコーヒーの秘密と、そして彼女がここへ追いやられた理由とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-08 09:54:37
110822文字
会話率:29%