東西南北4つの公爵領と、
それらを統治する中央(セントラル)によって
成り立つ魔法先進国ルノア王国。
王家、公爵家のみしか発現しない魔力を
持って産まれた少女、ロアは
病弱ではあるものの、
平民でありながらその美しい歌声に
魔力が宿ってい
た。
ロアの母、ライラは娘に人前で歌う事を禁じ、
ロアもそれを守り、裕福とは言えないが
平和に暮らしていた。
そんなある日、まだ幼く
母の仕事が手伝えないロアは、
いつものように森へ
自生する山菜を採りに行く。
ふと、いつもと違う道を通りたくなり、
散策していると美しい湖畔に出た。
小鳥の声と木々が風に揺れる音。
湖の穏やかな波は陽の光を浴びて
キラキラと宝石のようだ。
人前で歌ってはいけないが、
ここなら良いのではないか?
幼いロアは周りを見渡し、
人影が無い事を確認すると、
持っていた籠を置き、
心地よい風を胸一杯に吸い込んだ。
歌声が疾走る。澄んだ歌声は木々を震わし、
花々は水を含んだように色を増す。
ロアの魔力は、歌声を聞いた万物の能力を
増幅させる《イングロース》。
ロアの楽しみは歌う事だった。
歌っている時だけは、自分が自然の
一部になれた気がしてどこへでも
羽ばたける気がしていた。
パキッと背後で小枝を踏み締めた音がして、
勢いよく振り返る。
そこには深い夜空を切り取ったような
髪色の少年が一人、
木陰からこちらを見ていた。
(聞かれた?!)
少年はうっとりとした
微笑みを浮かべて静かに
ロアとの距離を詰める。
「探したよ。僕の愛しの妹君…ーー。」
その時は知る由もなかった。
この出会いが開けてはいけない
パンドラの箱だと言う事に。
捻じ曲がってしまった愛は
執着、嫉妬、呪いへと形を変える。
それはほんの些細な
きっかけだったかも知れない。
金糸雀の願いはたった一つ。
ーーーーー自由になりたかった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 23:47:49
732文字
会話率:20%
錬金術師が女の子を拾う話。
最終更新:2021-04-30 22:37:25
4337文字
会話率:34%
「お前とのセックス、つまんねぇんだもん」
そんな最低な言葉で別れを告げられて以降セックスが嫌い。
そんなこんなで26歳。このまま独り身で生涯を終えるつもりで働いていたらうっかり過労死。でもまぁ人生終わりはあるもんだ。仕方ないな。とか思った矢
先、ここはどこだ!!!!
死んだと思ったら次の人生が始まってた。え、種族淫魔?それってあれですか、ごはんは……
えっちが嫌いな女の子が、えっちしなきゃ生きていけない状態に陥る話です。見切り発車。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-10 01:01:24
15192文字
会話率:33%
電脳技術の発展。それにより、人類は新たなステージに到達した。
人間は記憶を操り、技術の習得もソフトをインストールする形になっていた。
……で、本当は規制されているので内緒だが、新時代の芸能人――特にアイドルたちは、筋トレや柔軟・ボイトレ等
の地味で大変な所は無意識で電脳アシストして済ませ、ダンスや歌等もプロデューサーが組んだモーションを使っていた。
つまり、「電脳アシストのアイドル」=「操り人形」ということ。……さてさて。
これは、そんな世界における『敏腕』プロデューサー国崎と、彼のプロデュースするアイドルとの話である。
(10/05 1話目にAIイラストを一枚追加しました。健全なやつです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 13:00:00
15008文字
会話率:58%
私・椎月蛍都(ついげつ けいと)は、御三家の御用聞きを行う家系に育っている。
蛍都は舞台をメインに活動する女優業をしながら、御三家・香月家(こうげつけ)、唯月家(ゆいげつけ)、望月家(ぼうげつけ)からの依頼があれば依頼を遂行する日々を過ごし
ていた。
ある日、蛍都は香月桜典(おうすけ)から依頼を受けることになる。
蛍都は香月桜典の兄・柳典(りゅうすけ)との間に、隠したい過去がある。蛍都は柳典に片思いの末、むごい形で片思いが散った過去があった。柳典との一件以降、香月家からの依頼は、全て兄である莱都(らいと)が受けることとなっていたが、多忙を極める兄に頼まれてしぶしぶ了承する。
柳典との過去を思い出したくない蛍都は、桜典の依頼を早く完了させて、香月家と距離を置こうとするが……。
柳典が父親の逝去をきっかけに、蛍都を婚約者にすると言いはじめ、事態は蛍都にとって不本意な方へと動き始める。
護衛家系には御三家への償いをする仕組みがあり、そして、御三家にも秘密があった。
桜典の依頼は、「愛おしい人と甘い夜をすごす」ことだ。桜典の愛おしい人を探りながら、「甘い夜」の指南をすることになる。演技と、かつて柳典から受けた「教育」を発揮しながら……。
桜典の依頼と並行して、香月兄弟からの映像制作の依頼を受けて、蛍都は遂行することとなる。
友人でも恋人でもあり得ない、上下関係のある二人と蛍都との関係。
償いのために自分たちの依頼や要請を断れない蛍都を見かねて、護衛家系から救い出したい香月兄弟。
依頼や演技以外では恋愛経験がないため、今度こそ誤解して失敗しないように、と思う蛍都。
付き合ってもいない、好き合ってもいない。けれど、肌を重ねる。依頼であり、演技であれば。
歪な関係ながらも、依頼の遂行の中で、蛍都の心は傾きはじめてしまう。
過去の罪で愛情表現を奪われた兄弟と、演技でしか恋愛を知らない蛍都の三角歪関係ラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 19:00:00
100872文字
会話率:41%
「私は貴女の眷属になるなら本望だわーー私を、貴女の沼に堕ちさせて」
ーー私はその日、青肌の吸血鬼に魅了される。
蛍原まどかは、人嫌いだった。というのも、人の持つ陰湿な心が嫌いだった。
元々人付き合いが苦手なまどかは、自称友達の人たちに
パシリにされていた。
そんな中、自称友達の忘れ物を取りに教室に来ると、奇妙なものを見てしまった。
それは男子生徒が女子生徒に血を吸われているというものだったーー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 23:13:38
9935文字
会話率:26%
高校生だった優は、担任であるレオに卒業式の日に告白し、見事その想いを成就させた。
しかし、幸せな同棲生活が2年程続いた後、レオに別の女の影が見え始める。
そしてついに決定的な瞬間を目撃していまい絶望に暮れていると、レオの教師仲間だった大和か
ら声を掛けられた。
「これは浮気じゃない。そうだな⋯君がレオを好きで居続けるための心のケアだ」
言葉巧みに誘われ、優は大和と関係を持ってしまい⋯?
優しいクズと、計算高いクズしかでません。ざまあはなく、メリバです。
メリバですが、鬱々とした感じはなくサクッと読めます。
多少の濁点♡喘ぎ結腸責めあり。
⚠私が元々別名活動で支部に2次創作として掲載していたものを、オリキャラに置き換えたものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-10 08:39:16
18041文字
会話率:43%
逃げたくない。
だって何も、悪いことはしていないから。
大丈夫。忍がそばにいてくれるかぎり、蛍は大切なモノを見失ったりはしない。
わかっているから。自分にとっての『大切なモノ』が何なのか――。
*********
大学三年生の蛍は最近大
学内で嫌がらせにあっていた。きっかけは、ホモだと言われてそれを否定しなかったから。
実際、蛍には忍という同性の恋人がいる。だからそれを、否定できなくて。
じわじわと噂が構内に拡がっていく。
それでもくじけずに前を向く蛍に対する嫌がらせは徐々にエスカレートして――。
*********
闇社会の住人(要素は薄い)×大学生(不幸体質)
※『ようやく手に入れたモノ』の番外編になります。シリーズ未読でもお話はわかるようにしています。
※お話の時系列としては、『ようやく手に入れたモノ~『大切』のカタチ編~』終了後、『それぞれの日常』の『トラウマ』のあとから『本当に欲しいものは……』までの間のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 00:48:13
117002文字
会話率:36%
ねぇ忍、俺のこと本当に好き?――年の差、十三歳。子供と大人の狭間にいる蛍と、大人として確立している忍との間には、埋められない差がある。ぐらぐら心がゆれてしまうのは、大人になりきれていないから? それとも――。
※『ようやく手に入れたモノ
』第三部になります。こちらだけでも大丈夫ですが、ダークさが苦手ではない方は、どうぞ第一部『出会い編』、第二部『波紋編』も併せて閲覧をお願いします。
※反社会的行為が微妙に出てきます。苦手な方、許せない方は閲覧ご注意ください。
※今回ダーク要素はない……はず。
【追記】やっぱりところどころ、前作からの流れで未読だと話が通じないかも……しれません。そしてうっすら、ダークに落ちる気配がします。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-01 01:00:50
426697文字
会話率:41%
「お前、またここで俺に飼われるか」 再会した蛍と忍の奇妙な二人暮らしが始まった。以前より甘さもやわらかさも増した忍は蛍を大切にしてくれるけれど、蛍は忍のまわりに他の人の気配を感じて……。そして、蛍のまわりに黒い影がそっと忍び寄る。忍が蛍を巻
き込みたくなかったものとは……。蛍が忍のそばにいることを選択したときから、水面に浮かぶ波紋のように、それは徐々に広がりを大きくしていた。 忍が何者でもいい。ただそばにいたいだけなのに――。
〔※同題、出会い編の続編になります。こちらだけでもわかるようにしているつもりですが、よろしければ第一部も閲覧お願いします。
※反社会的行為が多数出てきます。推奨するつもりはありませんが、苦手な方、許せない方は閲覧ご注意ください。
※うっかりまたもやダークです。苦手な方はご注意ください。(第一部、出会い編よりは糖度高めのはず……闇も強いですが)〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-14 21:40:44
198857文字
会話率:34%
◇ ◇ ◇
就職のために田舎の古家に引っ越してきた崇文は、となりの一軒家に住む年下の青年……保と親しくなる。保は親切で田舎暮らしに困る崇文の世話をあれこれと焼き、すっかりふたりは気を許した仲になった。互いに家を行き来して食事を共にする
ほどに……。しかし崇文は、二十歳そこそこの青年が家族と離れて暮らすのを訝しむ。穏やかで優しい青年に垣間見える影は、崇文の心を揺らすのだった。
◇ ◇ ◇
田舎の薄暗い風習とそこから解放される若者の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 19:35:04
20531文字
会話率:50%
僕こと、天草蛍15歳はひょんな事から電車に跳ねられ、その時スマホ画面で起動していたBLゲームの世界に転生していた。異世界で穏やかな生活を楽しんでいたが徐々に不穏な雰囲気に。ホタルは無事に婿を見つけられるのか?蛍はアホエロの世界でホタルとして
懸命に生きる。恋にも全力全開!__________そして、その世界には秘密があった。主人公は何も知らない。何も知らないまま世界を救うことになる…竜たちが待つものとは…__________
※この作品はフィクションです。
この作品はアルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 20:00:00
185381文字
会話率:48%
『ぼくがビッチになったワケ』閑話集。
瞳子SS。神木栞SS。井戸の中のサダコ。川村美里1~4話。リトル・スノウ異世界編1~3話収録。ヒロイン個別エンド。秋月蛍END完結
最終更新:2023-04-29 21:50:12
123765文字
会話率:43%
舞台は江戸時代末期から明治頃の、架空の日本のお話。
母親に売られ、男に犯される寸前に逃げ出した女の子。
逃げた先で出会った男性が連れて行った先は遊郭だった。
連れて行った男性の事情と、女の子が幸せになる話。
そんな、以前投稿した「私を愛して
くれたあの人へ。」の続編です。
国虎に拾われ、蛍と名付けられた少女は、国虎の義妹として陽輝楼という高級遊郭で暮らすことになった。
そして二年後、蛍は丈という青年と出会い、恋に落ちる。
蛍と丈が幸せになる話。
そして国虎さんが泣いてすがる話。
前後編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-12 17:00:00
23861文字
会話率:59%
栗原蛍は普通の女子高生ではない
相手の顔を数秒間見つめていると、心に思っている事が顔に文字として浮かび上がって見える読心術を持っていた
小さい時に、この能力に目覚めたが上手く隠し続けていた
ある日、自分が通う学校の生徒会長である内田
彩華に服装が乱れていると、注意を受けていた。内田彩華は、文武両道で生徒達からも慕われている存在
そんな彼女から説教を受けていた蛍
蛍は心を見ないために、目線を外していたが
内田が「人の話を聞く時は、ちゃんと目を見なさいっ!」と怒鳴られ
内田の目を見てしまった
すると、内田の顔には
「蛍ちゃん!可愛いーーーーー!持って帰りたい」と文字が浮かんでおり
蛍に対して邪な感情を抱いていた
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 16:41:35
7070文字
会話率:41%
※この作品は【意地悪な彼からの不器用な愛情】の続編ですので、そちらからお読みになる事をオススメします。
超売れっ子芸能人、雪蛍のマネージャーをしている莉世。
実は二人、周りに内緒で交際中。
ヤキモチ妬きな雪蛍の愛に戸惑う時もある莉世
だけど、愛されてる事が嬉しくて日々幸せを感じていた。
けれど、そんな二人の生活はある日を境に一変する。
「何があっても、俺は莉世を信じてる」
二人の恋の行方は……?
※他サイト様にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 17:30:35
23409文字
会話率:51%
超売れっ子芸能人、雪蛍のマネージャーに就くことになった莉世。
初めこそ優しくしてくれた雪蛍がある日を境に冷たくなってしまう。
どうしてそんなに意地悪をするの?
※他サイト様にも掲載中。
最終更新:2023-03-12 13:52:21
11228文字
会話率:52%
しがないサラリーマン育滝波彦<いくたきなみひこ>は、電車の中で、美しいJC、日坂蛍<ひさかほたる>に一目惚れする。
彼女は平凡な家庭に生まれながら、特待生としてお嬢様学校に通っていた。けれども周囲から浮いてしまい友達がいないことに悩まされて
いた。
だが波彦の電車内ナンパによって、塞ぎ込んでいた彼女の心に、一筋の光を照らす。
そして二人は、通勤と通学の僅かなひとときを楽しく過ごしていくうちに、心が通じ合っていくのだった――
おっさんとJCのハートフルラブストーリー(エロ版)です!
もともとカクヨムで掲載していましたが、過激なSEXを入れたために、こちらに引っ越しました!
エロだけ読みたいなら38話からです!
完結済みです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-23 19:00:00
56094文字
会話率:41%
「レムニスケートはおまえのよき友となるだろう」幼い頃、王国の第一王子、アピアンとレムニスケート家の息子を前に、父王はそういった。しかし王子が同い年のセルダン・レムニスケートに向ける感情は複雑だった。幼少期から父王の期待に応えられないという恐
れを抱いていたアピアンの眼にセルダンは完璧すぎた一方で、別の意味で心惹かれる存在だったからだ。一方セルダン・レムニスケートも、実はひそかにアピアンに思いをよせていた。だが臣下という意識が邪魔をして……
『果ての塔から響く歌』の脇役で登場したセルダン・レムニスケートとアピアン殿下の若き日々。「夜の蛍、狼の供物」は出会いから二十歳までの話(単体で読めます)。その八年後のエピソード「偉大な星たちの絵」を続編として続けます。
精霊系と技術系、性格が異なる2種類の魔術がある世界。
騎士×王子。R18 同い年、主従関係。他サイトにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 19:05:22
85641文字
会話率:48%
「どう?」
晴れ着姿ではしゃぐお前を見て、俺は選択を間違わなかったのだと安堵した。
「馬子にもなんとやらだな」
「もう!!」
「冗談冗談。良いオンナになったな」
もうすぐでこのクソッタレな家を出られるな。あともう少し、頑張れよ。
雪景色
に消える紫煙を見つめながら、俺はターコイズブルーのジュエリーケースを握りしめた。
「蛍原くんに、一番に見てもらいたかった」
そう言ったお前の去る背を見つめながら、寒空に願った。
――幸せになれよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 18:17:32
4526文字
会話率:43%
高校一年生の悠は、幼い頃に両親が離婚しほどなく父も亡くなった。以来、父の再婚相手である義母・蛍子と二人で暮らしている。
いつも元気で明るく、そして匂い立つような色気を放つ義母に、悠は次第に親愛以上の欲求を抱き始める。
そんなある日、悠は
友人の万引きの巻き添えとなり、蛍子とともに高校の教頭先生・前島に呼び出される。密かに蛍子に情欲を募らせていた前島は、教頭室から悠を追い出すと「万引きの件をもみ消してほしかったら性奉仕をしろ」と蛍子に迫るのだった。
これは弱みを握られた義母が、中年教頭に寝取られる話。
※えちちシーンは蛍子視点です。
※本短編は「今日もアイツが僕の義母さんを犯しに来る」(フランス書院eブックスNTR)の未収録の前日譚です。
電子書籍版(その後の話)はAmazon Kindle他で好評発売中です。
http://amazon.co.jp/dp/B0BJ24BS71
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 23:23:19
15034文字
会話率:41%
Domの空護はSubの麗一とプレイメイトだが、関係の証しであるカラーを未だ贈れずにいる。それは経験したことのない恋への憧れと拭い去れない自己肯定感の低さに原因があった。そんな折、麗一の元パートナーが空護の前に現れて、関係の解消を懇願されてし
まう。※さまざまな設定が出てきますがこの話はそうという程度に捉えていただけると嬉しいです。性行為の描写がありますのでご注意ください。他サイトにも投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 01:00:00
41209文字
会話率:43%
アルファポリスで書いているBL小説のパラレルです。
●登場人物●
・常陸 武尊(ひたち たける)
中学までフェンシング部に所属。高校生になってからは帰宅部。
髪を染めたりピアスを開けたりと、ちょっとやさぐれてみたり。
近所の
小学生向け『きのみやこどもフェンシングクラブ』でこっそりバイト中。
中3の時に大の親友に対してやらかしたことを後悔している。
・貞廣 千歳(さだひろ ちとせ)
武尊の3歳下の後輩。『きのみやこどもフェンシングクラブ』出身。
中学からは学校のフェンシング部に所属。こどもクラブにも武尊に会う為に顔を出す。
イトコの大親友だった武尊とは小1の頃からの知り合い。
・アイツor兄貴
武尊の元大親友。千歳のイトコ。
千歳とは3歳違い。母親同士が一卵性の双子故にそっくりイトコ。
『きのみやこどもフェンシングクラブ』出身(小3~)。
高校からは県外のフェンシング強豪私立校に越県入学し、寮生活をしている。
●時系列●
「捨てる神あれば拾う神あり」・・・武尊&アイツが高校1年生。千歳が中学1年生。
「鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」・・・武尊&アイツが高校3年生。千歳が中学3年生。
「禍も三年置けば」「良い花は後から」・・・同上。
ほんのりラブな感じのお話です。
あくまで一つの世界線。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-18 23:16:50
13526文字
会話率:37%
大学生の蛍子は、准教授の綿貫に秘密の恋をしている。その恋はちょっぴり歪んでいる。
好きな人に命令されたい願望を抱えた蛍子と、好きな子を支配したい欲望を持つ綿貫。
研究室の飲み会での事件をきっかけに、綿貫は隠していた蛍子の願望を引き出して行
く。綿貫に誘われるがまま、流される様に関係を持つ蛍子。冷たくて優しいご主人様に蛍子は夢中になっていくが…
(一方通行片思いのセフレと思い込んでいる蛍子と、ドムサブの関係込みの恋人だと思っている綿貫のすれ違いラブストーリー。ソフトS Mの表現を含みますが、あまり痛いことはありません。旧題:先生はご主人様)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-01 00:18:05
59942文字
会話率:50%
私は盗撮されている。
地上に着くまでの二十数秒、薄暗い蛍光灯の下、スカートに差し込まれたスマートホンを意識する。
嫌悪と侮蔑、承認欲求と性欲に溺れる時間。
そんな毎日に私は依存していた。
最終更新:2022-09-29 17:05:27
36953文字
会話率:7%