「お前、またここで俺に飼われるか」 再会した蛍と忍の奇妙な二人暮らしが始まった。以前より甘さもやわらかさも増した忍は蛍を大切にしてくれるけれど、蛍は忍のまわりに他の人の気配を感じて……。そして、蛍のまわりに黒い影がそっと忍び寄る。忍が蛍を巻
き込みたくなかったものとは……。蛍が忍のそばにいることを選択したときから、水面に浮かぶ波紋のように、それは徐々に広がりを大きくしていた。 忍が何者でもいい。ただそばにいたいだけなのに――。
〔※同題、出会い編の続編になります。こちらだけでもわかるようにしているつもりですが、よろしければ第一部も閲覧お願いします。
※反社会的行為が多数出てきます。推奨するつもりはありませんが、苦手な方、許せない方は閲覧ご注意ください。
※うっかりまたもやダークです。苦手な方はご注意ください。(第一部、出会い編よりは糖度高めのはず……闇も強いですが)〕折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-14 21:40:44
198857文字
会話率:34%