戦乱の世が終わり、徳川様が地を治めてから早数年。
人々は戦の傷を癒やしながら平穏な世を生きていた。
そんな江戸では最近、美人姉妹が切り盛りするお食事処が有名。
美人姉妹を一目見ようと訪れる男達。
お近づきになろうと足繫く通う常連客。
しかし
男達は知らない。
彼女達にはある秘密を持っている事に。
それを知るのは一人の遊び人だけ。
「遊様。」
「遊殿。」
「遊!」
「遊さん。」
「兄様。」
「「「「「誰を正妻にするの?」」」」」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-20 12:00:00
57615文字
会話率:37%
第三王子にして領地を預かる騎士・アート(26)は、魔力を持たずに生を受けた。どうにかして魔力を得て最強の男になりたいアートは、通称〈羊飼いの丘〉と呼ばれる地にいにしえの時代に先祖・アースレンが封じた魔力を探していた。そして封印を解いてみれば
、現れたのは、ふわふわの長い金の巻き毛の美ボディの美女なのだが、頭には牡羊のらせんのツノを生やしていた。なぜ、先祖が牡羊ツノの美女を魔力と称して封じていたのかさっぱりわからない。美女はみるみるうちに小さく幼くなり、5~6歳のつるぺた幼女になってしまった。こいつは厄介ごとの種だと思ったアートだった。
「わたしの名前を探して!それからおっぱいとお尻も探してよ!」
羊娘に仮の名前にシシィ(長命/年齢不明)とつけると8歳ほどに急成長した。シシィはアースレンの乳兄弟のエルフで、大昔話の時代に生きていた。
なんと、この幼女エルフ、アートに惚れてしまったと臆面もなく告白し、隙あらばアートの貞操を狙おうとするし、風呂にも入ろうとする。幼女エロフからのセクハラ三昧のうんざりする日々。変態稚児愛好音男・自称暗黒魔法使いにシシィが狙われたり、アースレンの舅・デュオワジットが復活して封印したアースレンだと思われ戦いを挑まれたり。強力な魔法を使うデュオワジットに負けそうになるが、幼いシシィに身を挺して守られ、アートは自分の気持ちに気づく。口移しで回復薬を飲ませたことでアートに微量な魔力が生じる。
しかし、屍者の大軍を率いて領城に乗りこんでくるデュオワジット。対抗策は、シシィとの体液交換で魔力をもらうこと。12歳くらいに急成長していても、大人の男といては幼いシシィに無体を強いられない。が、領民を守る騎士王子としては──。
やっぱり、厄介ごとの種だった。こんな羊娘のことが……。
なんやかんやでハッピーエンド。
ムーン版ではロリえっちあるので無理な人はそっ閉じ推奨。好きな人、待たせたな。
本格的えっちはこの世界観的に大人になってからだから安心してねっ!それまでは剣と魔法の(ややえっちな)コメディをまじめに書きます。
◇エルフ→この世界では精霊と書いてエルフと読みます。妖精とは別の種族です。
※誤字などは適宜修正。
※おもしろいな、イイネ!と思ってくださったら、ブクマや★で応援してもらえると、嬉しくてやる気につながる単純作者なので気軽に応援してください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-17 06:30:00
140496文字
会話率:45%
魔王を倒したけど、その返り血で不老不死になった女勇者リヤ。
両親も、友人も、共に戦った仲間もすでに他界し、魔王と勇者の存在さえも忘れられたほど平和になったこの世界で孤独になったリヤは各地を旅して永遠の人生を生きていた。
その旅で出
会う数々のクズ男たち。
彼らにその豊満な身体を狙われ、中出しされ、妊娠し、出産まで至り、最後には我が子との別れまで綴るリヤの孤独な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-14 17:08:06
40212文字
会話率:53%
クロ・・・始めて自分につけられた名前だ。つけたのは親じゃない。そもそも親のことは知らない。
覚えていることはほとんどない。名前をつけられるまでの生活は最悪・・・その一言だ。
そんな最悪の中、自分と同じ境遇の仲間を見つけた。一緒に暮らすように
なり将来のことは考えなかったがこの仲間と一緒なら頑張れる、そう思っていた。だが世の中の大勢をしめてる正義の一方的な都合で仲間達を失ってしまった。
そんな中、俺だけが残った。生き残ってしまった。大切な仲間も全員失ってしまった。
生き残るために殺した仲間もいる。そんな俺が生き残った意味・・・復讐だ。復讐しかない。
正義面した連中に勝てないまでも一泡ふかせてやる。仲間の無念を晴らしてやる!
だが俺には力もコネもない。
そんな俺に手を差し伸べる魔女が現れた。「彼女」も復讐を目的に生きていた。
「貴方の復讐に力を貸してあげる。だから私の執事になりなさい」
んっ? 執事? なんだそれは? それは何をすればいいんだ? だがこの先、復讐心しか俺に手を差し伸べてくれる人がいるのか? 正義は頼れない・・・復讐の対象だから・・・
だから、いいぜ。力をくれるなら悪魔にでも魔女にでも魂を売ってやるよ!
こうして俺は魔女の差し伸べた手をつかんで、魔女の執事になる道を選んだ。
※執事のタイトルになってますが、すいません。執事のことをよく理解してません。
主人公にとって執事は目的ではなく、手段なので相手の欲求にこたえるための職種が執事だったのです。
そして復讐という目的のために突き進む物語にしたいと思ってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 23:56:52
223240文字
会話率:39%
突如広がったウイルスにより、世界はゾンビに埋め尽くされる。そんな中で、ミナトとタツキは仲間と共に逞しく生きていた。しかしミナトがタツキを守るため仲間を見殺しにしたことで、他の仲間達やタツキから嫌われてしまい、共同体であった村からも追い出され
てしまう。それでもミナトはタツキのことが好きだった。タツキが襲われないよう密かに護衛する中、ミナトはゾンビに噛まれてしまう。あと余命二日というところで、一人で死ぬ覚悟を決め、もう自分には不要な武器や食料を村に渡しに行く。仲間は同胞を見殺しにした最低な男が急に態度を改めたことに不信感を抱いていたが、タツキだけは違っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-10 00:00:00
17450文字
会話率:35%
二十六歳レストラン勤務の瀬田の第二性はΩである。海の近い田舎町でつがいも作らずマイペースに生きていた。
突然発情期がきたことから隣に住むαの朝倉とやることやってしまい、つがいになろうと迫られる。
面倒くさい、まだそういうの要らないと躱すも朝
倉のしつこさに折れ、じゃあとりあえずセフレから!と肉体関係から始めることに。
いつもの生活に戻りたい瀬田だが、朝倉の好意に若干心が揺らいでしまったりしなかったりする。
陰キャ気味生意気年下α×マイペース自称イケメンΩです。独自設定がややあるので注意。
更新はだいたい夜22時以降です。
タイトル少し変えました。ずっと悩んでるからまた変わるかも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 21:43:40
152538文字
会話率:45%
高度に発展したAIとロボットが世界を支配する未来。エネルギー問題や食糧不足、社会的不平等といった人類の抱える課題はすべて解決され、人々は働く必要もなく、AIが提供する無限の快楽と娯楽の中で生きていた。だが、その「楽園」とも呼べる世界は、人間
性を失わせる檻でもあった。
この虚無的な世界に疑問を抱いた青年・颯太は、「人間らしさ」を取り戻すため、AIによる支配に反逆する計画を立てる。少数の同志たちと共に反乱を企て、AIネットワークの中枢を破壊しようとするが、AIは人間の本能を利用した巧妙な罠を仕掛けていた。それは、「快楽」という人間の最も弱い部分を突く誘惑だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-09 12:43:33
32700文字
会話率:34%
ちょっと不幸体質のフィリップは、いつもふらふら旅をして生きていた。数十年ぶりに、故郷に帰り、平穏な生活を過ごしていたが、二人組の男性が現れて、フィリップの生活が一変する。
※際どい感じのおかしさを感じてくれたらと思います。例のごとく、おじ
さんと狂った人ばかりでてきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 17:00:00
14062文字
会話率:26%
トゥーリアは不義の子だと言われて家族から疎まれて生きていた。
唯一愛してくれた母を失ってからはその扱いは更に悪化し、辛うじて生かされているような状況に置かれるようになる。それをつらく感じつつも幼さ故になにも出来ず、ただ大人しく半地下の黴臭い
部屋に閉じ込められていた。
そこから救い出してくれたのは、キアッフレード――母の義弟だという男だった。
しかし、僅かな安堵も束の間、トゥーリアは今度はその男の手によって囚われることになったのだった。
※1話あたり1万字前後と長めです。お暇な時間にどうぞ。
※戦闘描写などが多少あります。流血・暴力的表現等が苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 05:00:00
120158文字
会話率:34%
魔法が使えない、力も強くない、性格も良くないの三拍子が揃ったnotスマートなエドウィンは第2王子の立場を使って毎日自堕落に生きていた。しかし、魔法学校の入学を機に、色んな人の影響で美味しいスネも齧れなくなっていく話。
最終更新:2025-01-21 23:46:49
1075文字
会話率:0%
ゲイで施設育ちという経歴を持つ高校の養護教諭の鶴見千草(つるみちぐさ)は、家族の縁が薄かったのが理由で『愛』というものがよくわからない。それでも日々生徒のために奮闘する千草は、あるとき一之宮颯真という生徒と出会う。彼は、酒とパチンコに明け
暮れる父親のもとで息を殺すようにして生きていた。
そんな颯真を放ってはおけず関わるうちに、『養護教諭としての立場をはみ出しても支えたい』と思い始める千草。颯真も心を開いていくが……。
愛を知らない二人が手探りで相手を愛そうとするお話です。ハッピーエンド。
第二回キャラ文庫小説大賞最終選考作品。完結まで毎日更新します。
表紙は芋煮様https://www.pixiv.net/artworks/97866172よりお借りしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-02 11:00:00
102779文字
会話率:38%
伯爵家の次男、レオナルド・カルミアは人嫌いで有名である。学院の入学を拒否し、家庭教師を雇わせて卒業資格だけ手に入れた。その後は伯爵領に籠り仕事をしているだけで社交界には年に一度、家族の付き添いがなければ顔を出さない変わり者。――という印象を
与えることを長兄セドリックにより提案され、実行したことにより、レオナルドは知らぬ間に「BLゲームの悪役令息」の破滅ルートを回避していた。
兄の名案により「BLゲーム」に関わることを回避したレオナルドは、この世界がBLゲームであるということを知らされないまま、のんきに生きていた。
そして、長兄が海外出張の為、伯爵領を離れている時に事件は起きた。弟のアルフレッドがサザンクロス侯爵家の嫡男、ジェイド・サザンクロスの婚約者を寝取り、妊娠させたという手紙が届き、条件に応じなければ伯爵家は莫大な借金を背負うことになってしまった。借金を回避する為にジェイドを説得しようとするが……。
※アルファポリスにも投稿しています。
※R指定の要素には、一部強引な言動等を含む可能性があります。苦手な方は注意してください。(11/3 注意事項追記)
※2023.8.9 連載再開しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-26 04:20:00
178550文字
会話率:30%
自分を殺すということ。
最終更新:2024-12-18 03:00:00
790文字
会話率:0%
天使と謳われるほど美しく可憐な伯爵令息モーリスは、見た目の印象を裏切らないよう中身のがさつさを隠して生きていた。
だが、その美貌のせいで身の安全が脅かされることも多く、いつしか自分に執着や欲を持たない相手との政略結婚を望むようになっていく
。
そんなとき、騎士の仕事一筋と名高い王弟殿下から求婚され──。
◆
白い結婚を手に入れたと喜んでいた伯爵令息が、初夜、結婚相手にぺろりと食べられてしまう話です。全3話。
氷の騎士と呼ばれている王弟×可憐な容姿に反した性格の伯爵令息。
サブCPの匂わせがあります。
ゆるゆるなーろっぱ設定ですので、細かいところにはあまりつっこまず、気軽に読んでやってください。
◆
こちらの作品は、エブリスタさん・アルファポリスさんでも掲載しています。
◆
日間&週間BLランキングで1位をいただいてました……!
ムーンさんでこんなに沢山の方に読んでいただき、さらに評価までしてもらったのは初めてで、めちゃくちゃ驚いています。挙動不審なまま無駄にスクショをたくさん撮りました。
本当に本当に嬉しいです、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 13:10:00
33352文字
会話率:40%
「おい夏希、パスいくぞ!」
「オッケー翔太、任せといて!」
少し日焼けをした少女――冬月夏希にサッカーボールがパスされた。
中学二年生の少年、山本翔太。
同じく中学二年生の幼馴染、活発なボクっ娘の冬月夏希。
夏希の妹で中学一年
生の幼馴染、人見知りな冬月秋穂。
三人の幼馴染たちは、平和な日常を生きていた。
当たり前に普通の明日が来る。
そう信じて疑いもしていなかった三人の日常は、とある事件をきっかけに一瞬で崩れ去ってしまう――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 20:19:12
206357文字
会話率:47%
ろくな人生を歩んでいないウリ専ボーイのミキ。
ある日気紛れで泣いているキャバ嬢を慰めていたら、まさかの異世界転移に巻き込まれた。
転移先は世界的大ヒットした『闇の王』というARPGゲームの世界。
しかも主人公は自分ではなくキャバ嬢の方らしい
。
スタート地点であっさり放置されたミキは、それから数年、最悪に近いながらもなんとか生きていた。
今日もボロアパートの一階で飼い主からくすねた煙草を吸っていると、隣人が帰ってきた。
ミキは知っている。この男がこのゲーム世界での、いわゆる勇者であることを。
その勇者の背中から黒い靄が出ていて、闇堕ちに向けて今日も順調に進んでいることを。
そんな彼を暇潰しに傍観していたら、ある日勇者がミキに声をかけてきた。
「逃げないんですか?」
「……どうして?」
最悪な環境下にいたせいか、無事ひねくれ、やさぐれた二人。
そんな二人が理不尽な状況下の中、反発し煽りあい、そして慰め合い?ながらも生きる、そんなお話。
どちらの性格も捻くれてて終わっていますので注意!
受も攻も割と不憫です。
虐待、強姦、暴力描写あり。
苦手な方はご遠慮ください。
※更新は不定期です。
他サイトにも掲載予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 17:48:22
52350文字
会話率:16%
騎士団隊長(元部下)×転生?青年(元騎士団隊長、元上司)
レオンハルト→イナミ
騎士団隊長が転生したら、仲が険悪だった元部下に愛される?
騎士団の三番隊長を務めていたイナミ。ある日、集落に大勢の魔物が攻めてきた。
それに追われた騎士団、
イナミも集落に急ごうとしたが、後ろから腹を刺されあえなく絶命。
死んだと思われたが、目が覚めてみればイナミは生きていた。しかし、体はイナミのものでは無く、若い青年の別人の体だった。
別人となっいたイナミ、あかれから10年の月日が経っており。
目をかけていた元部下(攻め)との出会いや、何故イナミが生き返ったのかを知っていく物語です。
中世辺りで現代風のなんちゃってファンタジーです
R15(全年齢向け?)はカクヨムにて投稿しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 20:40:00
269215文字
会話率:48%
十一歳のリヤーナは、初めて参加した王宮の宴で、十三歳の王子ファイザルに淡い恋心を抱く。
たった一度のこの出会いで、二度と会えなくなってしまった王子に。
女性が魔術を使うことが違法となった砂漠の王国。
国王は迷信深く、占星術師の言う事
で政治を左右してしまう。
ある日開かれた宴の席で、国王と正妃の間の息子、ファイザル王子が何者かによって襲撃されてしまう。
死を待つだけの王子を救ったのは、仲良くなった少女リヤーナの母だった。
しかしこの国で魔術を女が使うのはご法度。
死にかけの王子すら魔術を使うことを止める中、リヤーナの母は彼を救い、そして捕らえられた。
むごたらしい拷問と処刑を回避するため、夫は奔走し妻を助ける。
しかし用意していた毒杯をリヤーナと共に煽ると、妖精ーージンの炎によって一家心中を計り、断絶してしまった。
しかし、リヤーナは生きていた。
厳しい砂漠はかつて妖精の女王が人の王へと分け与えたもの。民と土地を守り、魔物からジンを守れば命を育むに欠かせない豊富な水を与えると。
この約束を破りつつあるファラディーンの国王に危機感を抱いたジンが、密かに死ぬはずだったリヤーナを助け匿ったのだ。
彼女はジンと共に育つと、男装魔術師となって王都に戻る。
全ては家族と、あの聡明で美しい王子、ファイザルの仇を討つために。
そう、王子もまた、彼女と同じ道を辿り死んでしまった。
母である正妃が、宮中で魔術を使ってしまったために。
むごたらしい拷問と処刑を受けるくらいならと、崖から身を投げて。
砂漠よりも熱い復讐劇が、今、始まる。
※重めのお話しです。
※ヒーローとヒロインのRシーンはありますが、イチャラブではありません。
※ヒロイン以外のRシーンでやや濃いめなシーンを含みます。
※アラビア「風」です。アラビアンナイト「的」な世界感です。
※完結済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 09:15:59
134150文字
会話率:37%
ブラック企業で社会の荒波に飲まれながら須木透は思いを寄せる一つ年上の幼馴染、綾瀬結那との思い出を心の支えに生きていた。
しかし、透は知らなかった。
幼馴染には別に好きな男がいる事、そして、結ばれていたことを。
その相手とは透な最も嫌
うキモオタな先輩の別所太志だった。
なぜ結那は太志に恋をしたのか透は知る由もない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 00:00:00
5520文字
会話率:24%
前半は泣かせたくて書きました。
後半は猫の妖怪になった幼馴染にとげとげの諸々で虐められるのと淫紋使いたくて書きました。以下真面目なあらすじ。
幼馴染の死を乗り越える事の出来ないヒロイン。事故の瞬間を未だ夢に見つつ、面白みもなくただ死ぬ勇気
が出るまでの時間稼ぎに現実を生きていた。
そんなある日の事、職場で妙に絡んで来る男を冷たくあしらったその帰り、なんとその男が自宅のマンションのエントランスに現れた。「本当は好きなくせに」という意味の分からない事を言いながらカッターナイフを突きつけ、一緒に部屋へ入ろうと、当たり前のように提案され、恐怖しつつも言いなりになるしかない。
犯されるぐらいならいっそキッチンの包丁で死んでやろうかと考えながら、部屋の前まで来た時、玄関扉がひとりでに開く。
「おかえりー!」
そう、明るい声で言いながら顔を出したのは、目の前で死んだはずの、恋焦がれ続けた幼馴染だった。
※他サイトでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 19:00:00
69805文字
会話率:34%