クロ・・・始めて自分につけられた名前だ。つけたのは親じゃない。そもそも親のことは知らない。
覚えていることはほとんどない。名前をつけられるまでの生活は最悪・・・その一言だ。
そんな最悪の中、自分と同じ境遇の仲間を見つけた。一緒に暮らすように
なり将来のことは考えなかったがこの仲間と一緒なら頑張れる、そう思っていた。だが世の中の大勢をしめてる正義の一方的な都合で仲間達を失ってしまった。
そんな中、俺だけが残った。生き残ってしまった。大切な仲間も全員失ってしまった。
生き残るために殺した仲間もいる。そんな俺が生き残った意味・・・復讐だ。復讐しかない。
正義面した連中に勝てないまでも一泡ふかせてやる。仲間の無念を晴らしてやる!
だが俺には力もコネもない。
そんな俺に手を差し伸べる魔女が現れた。「彼女」も復讐を目的に生きていた。
「貴方の復讐に力を貸してあげる。だから私の執事になりなさい」
んっ? 執事? なんだそれは? それは何をすればいいんだ? だがこの先、復讐心しか俺に手を差し伸べてくれる人がいるのか? 正義は頼れない・・・復讐の対象だから・・・
だから、いいぜ。力をくれるなら悪魔にでも魔女にでも魂を売ってやるよ!
こうして俺は魔女の差し伸べた手をつかんで、魔女の執事になる道を選んだ。
※執事のタイトルになってますが、すいません。執事のことをよく理解してません。
主人公にとって執事は目的ではなく、手段なので相手の欲求にこたえるための職種が執事だったのです。
そして復讐という目的のために突き進む物語にしたいと思ってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-12 23:56:52
223240文字
会話率:39%
「俺は聖女(おんな)じゃない!」
闇の帝王と戦うことを定められ、輪廻転生を繰り返す男女5人が異世界に召喚される。
勇者・戦士・武闘家・魔法使い・そして聖女じゃなくて今回は聖人?!
修行を積みレベルを上げ、今生こそ闇の帝王を打ち滅ぼさない
と、自分たちの世界まで壊れてしまうかもしれない正念場。
聖女は一世一代の魔法を使うことした。
聖女だけが前世の記憶を受け継ぎ、魂の輪廻を繰り返しているので、他の人には辛い過去の記憶はないはず。
そして今回の聖女はただ1人の愛する人を守るために、みんなを騙すことにしました。
訳あり聖女と堅物寡黙戦士の恋の物語です。
※聖人(?)なので初めは軽いBL要素が入りますが、8話より聖女に戻ります。
R18は所々に入ったらいいな~と思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 23:59:42
28030文字
会話率:34%