“縁談が決まった途端、二人の護衛騎士による閨教育が始まった?!”
──ソフィアは正統な王女でありながら、正妃の母を失くした日陰の身。十八の年を迎えた日、彼女は側妃から遠国オルグに嫁ぐよう言い渡された。すると翌日から護衛騎士のフィンとナイセ
ルによる閨教育が始まり、二人はソフィアの体にふれながら男女の体と交わりについて教える。その間「けして反応してはいけない」と繰り返し諭す二人だが、無垢なソフィアは彼らを信じ、心を傾け始めていた。しかし、ある日オルグで行われる輿入れの儀式の恐るべき実態を知らされ、ソフィアはそこで初めて彼らの閨教育の真の意味を悟ることに──
“天然系日陰王女×武骨系美形騎士×知略系腹黒策士“の逆ハーものです。序盤シリアスっぽいけど、やってることはだいぶ馬鹿馬鹿しいので肩の力を抜いて読んでやってください。背後注意な回には※をつけます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 21:10:00
53321文字
会話率:42%
国王を惑わし国庫を浪費した毒妃として処刑された日から、現世の14歳に戻ってきたシュメルヒ。
4年後、王族にしか生まれないオメガで<毒持ち>のシュメルヒは、父王の命令で、妹ナーシャ王女の許嫁のもとへ、成長するまでの中継ぎの仮妃として輿入れす
る。それは前世の運命をなぞるものだった。
許嫁のヨアンは14歳。後に暗君として幽閉される。
二度目の人生を送り始めたシュメルヒは、妹のため、祖国のため、そして処刑を免れるため、ヨアンを支えることにしたが、彼の<悪い気の病>には不審な点があり……。
一方シュメルヒ自身も、<毒持ち>であるがゆえか、これまで発情(ヒート)を経験したことがない不完全な王族のオメガであるという負い目を抱えていた。
<未来の妹の夫>にふさわしく成長して欲しいシュメルヒと、人間離れした美貌と澄ました表情に反して、寂しがり屋で世間知らず、やや情緒未発達な仮妃を愛するようになっていく年下皇帝のすれ違いラブストーリー。(最初の頃の攻は受を嫌っていて態度が悪いのでご注意くださいませ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 12:00:00
43821文字
会話率:26%
姉妹王女の派閥に、小賢しいだけの王女だと軽視され抑圧されていた第二王女イングリッドは、母国の役に立てるならと、好戦的な隣国の求めに応じて嫁ぐことにした。思いがけず婚姻相手の王太子に大切にされ、幸せを見出し始めるも、些細な行き違いに戸惑ううち
に、王太子の目の前で純潔を奪われてしまう。襲ったのは、王太子に奴隷のごとく扱われているユゥベルクという謎の青年で、輿入れの際にはイングリッドを迎えに来た使者でもあった。
軽んじられ諦めていた王女が、自分の本当の望みを知り、叶えるまでのお話。
*「賢き王女イングリッドは忘れない」(一時検索除外)を大幅に書き換えた作品になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 23:01:54
52782文字
会話率:21%
珍しく完結済み
いつも通り誤字多い(直していきます)
サイドストーリーは前篇掲載済、続きは6月中に載せたい
pixivにも載せてますが、こちらの方が更新は早い(pixivには分けずに投稿するため)
古代中華風異世界ファンタジー色濃いかも
曲者系男主╳二十一世紀日本から転生した女主
体の関係から始まる恋
匪賊から逃げ、嬷嬷(乳母)と川に身を投げた女主は、運良く助かって川上を進む画舫に助けを求める。重傷により寝込む嬷嬷のため、少女は富貴で品がありながらも不穏な雰囲気を持つ謎の男に身を捧げる。
胯下玩物となることを恐れて再び川へと飛び込む女主は、失貞した身でまともな男に輿入れすることが出来るのか。何とか生家に辿り着き、あの男のことを忘れて平穏な人生を取り戻したかに思えたが──。
みたいな感じのストーリーです。
久々に書き上げたので色々ぐっちゃぐちゃですが、書き上げた熱情のまま投稿します。また直します。
※後日、サイドストーリーというか番外篇というか、この話の中に出てきた皇帝と女主の異母妹の紆余曲折あってハッピーになる短めのストーリーを載せる予定。
このメインストーリーのの女主は明朗闊達、前向き、今世では耀かしくやんごとなき身の上で、サイドストーリーの女主は真逆な性格。男主も真逆だけど女主にどハマりして狂うのは一緒。
◆閬玥(ランユエ)
青冥侯府嫡長女、16〜17歳。
生母を早くに亡くし、継母としてやって来た公主に荘園に追いやられて10年が経過。継母の死の報せと共に迎えの軒車がやって来て、意気揚々と乗り込むも匪賊に襲われる。
明朗闊達な性格。可愛らしい系美少女。作者好みのロリなのにボンキュッボン。思い込み激しくて思い立ったら即行動。賢くはない。
◆寰子翛(ファンズーシァォ)
閬玥を拾った画舫の主、20歳前後。
凡人離れした絶美な男で静かだが威厳と威圧感がある。閬玥の選択を、脅してやめさせるつもりがその体香に惑わされて失貞させる。結構面倒臭い男。結構長いこと正体不明。
結局は重め溺愛系男主。
文案集にない話だけど、載ってるものの設定を少し変えて書き上げました。このタイトルにするって書いてあるもので、そのタイトルが同じやつ。
商賈の娘とその表兄の将軍の。色々考えて、こっちの設定に落ち着きました。文案集にはそのまま変えず載せておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 02:21:52
149035文字
会話率:42%
※後々、書き直します。2010年くらいに個人サイトで連載していて、そこを閉鎖したのでムーンライトに掲載していました。データを失って久しいため、少しずつ書き直して進めていきます。
以下文案。
長年の宿敵である敵国へ和平の証として輿入れすること
になった女傑族の第三王女エルヴェジェット。夫になる敵国の王はすでに中立国の王女を愛しており、二人同時に妻になるのだという。
王道ラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-14 20:44:05
28324文字
会話率:45%
隣国のデーンズへと嫁入りが決まっていたレイリア姫。
手足のバランスがよくすらりとした中背で美しい金髪と透き通るような白い肌。
少女ながら十分なふくらんだ胸。国一番の美姫と称えられ大勢の人々を魅了してきた美貌の姫君であった。
若くハンサム
で教養ある隣国の王子は結婚相手として申し分なく、幸せいっぱいの輿入れのはずだった。
幸せな婚礼に向かう途中で、襲撃してきた凶悪さで名をはせた盗賊団たち。
護衛の騎士たちは全員殺されて残るは女のみ。
「お金ならいくらでも上げます。好きな品物があるならもっていきなさい」
そう告げる姫君に盗賊の頭は答える。
「俺たちの目的はあんただ、レイリア姫」
「――!?」
国一番の美少女を見初めた盗賊の頭は、危険も顧みずに婚礼に向かう姫君一行を襲撃してきたのだ!
処女は結婚相手に捧げねばならず、王国の跡継ぎを産まねばならない身。
下劣な盗賊たちに身体を汚されるのだけは避けねばならない。
誰も助けが来ずに貞操が危機に陥る中、必死の嘆願で交換条件に要求されたのは、盗賊たちの獣欲に奉仕することだった。
言うとおりにすれば最後の一線だけは許してやると――。
宮廷で過保護に大切に育てられ来た美しい姫君が、貞操を守るために屈辱に満ちたプレイを強いられる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 13:26:34
24644文字
会話率:43%
かつて村を救ってくれたユニコーン獣人に、処女を輿入れすると約束した日が間も無くやってくる。しかしこの村の若輩村長・ルチは焦っていた。村娘のうちの誰か一人を嫁がせようと思っていたのに大問題が発覚。「まずい。この村にはもう、処女がいない!」ルチ
はユニコーン獣人の嫁を見つけることができるのか?
美形ユニコーン獣人 × がんばる処女♂折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 20:00:00
16883文字
会話率:24%
長年の敵対国に輿入れしたセヴィッツ国の王女、リミュア。
政略結婚したのは輝く銀髪に月のような金色の瞳を持つ渋くてかっこいい国王マディウスだが、どう見ても頭に猫耳が生えている。
三角の耳はとてもかわいらしかった。嫌なことがあるときはへにょり
と後ろ向きになり、嬉しいときはピクッと相手に向いている。
(獣人って絶滅したんじゃなかった?というか、おとぎ話だと思ってた)
侍女や専属騎士に聞いてみても、やはり猫耳に気づいていない。肖像画にも描かれていない。誰にも見えないものが、リュミアにだけ見えていた。
頭がおかしいと思われないよう口をつぐむリュミアだが、触れば確かめられるのではと初夜を楽しみにしてしまう。
無事に婚儀を済ませたあとは、ついに二人っきりの夜が訪れて……?!
※アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 00:00:00
133561文字
会話率:47%
※ロサージュノベルス様より、2025年6月25日に書籍刊行予定です。
零した涙が宝石に変わるラハム一族。特殊な体質のせいで一族は化け物扱いで迫害されていた。
その族長の娘レイラは瞳の色が不吉だと長らく婚期を逃していたが、ようやく嫁ぐ相手が
決まった。
そんな彼女は輿入れ前のある日、怪我を負った青年サイードを助ける。
看病をする内、レイラは不器用ながらも誠実なサイードに心惹かれ、サイードもまた献身的なレイラへの好意を滲ませた。
――レイラにとっての初恋で、幸せな時間。しかしそれは、突然終わりを告げる。
とある事情でレイラの婚姻話がなくなり、それを聞いたサイードがレイラを連れて帰ろうとしたのだ。
しかし、一族を捨てられずにサイードを拒むレイラ。するとサイードは「化け物がどんな夢を見られると思う」とレイラに冷たく言い放ち……?
迫害された一族の最後の姫と、大国の猛将と謳われる青年の、衝突とすれ違いからはじまる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 21:38:15
196010文字
会話率:34%
草原の民であるラオカオ族のチェンリー姫の輿入れが決まった。皇帝にはすでに百二十九人もの妃がおり、まだ十四歳の姫は百三十人目の妃となる。姫の侍女として皇国に向かうことになったシュェだったが、旅の途中チェンリー姫の愛馬が危篤に。最期を見届けたい
と涙する姫のために、なんとか迎えの部隊に待ってもらおうとシュェは……。
芸(?)は身を助けるという軽いお話です。
将軍/親父(37)×侍女(20)
※短編ですが、長くなったので上下に分けてます。よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-01 10:21:13
12790文字
会話率:41%
神様の生贄となった美少年トーカ(受)が、神様時々モフと成長して美青年になってほのぼの幸せになる(エロ完遂する)ためにちょっと頑張る話。
タグが縛り。
最終更新:2024-10-16 19:00:00
72434文字
会話率:64%
「瑞季、お前……朱皇帝の皇妃となるべく嫁いでくれ」
父上からの言葉に愕然としたのは、私が発情しないオメガだから。
愛されもせずただ皇妃として存在していればいいだけなんて……そんなのはイヤだ。
でも、無情にも輿入れの日は近づいてきて……。
中華風か和風のオメガバースを読んでみたい!
そんなリクエストをいただいて試しに書いてみましたが、オメガバース初心者なのでこれくらいが限界です(汗)
かなり短いお話ですが、希望があれば続きは書くかもです。
ハッピーエンド小説ですので、楽しんでいただけると嬉しいです♡
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさま、pixivさま、エブリスタでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 10:00:00
34898文字
会話率:38%
この世で最も醜い王と蔑まれ、嘲られ、恐れられてきた王、アディク。誰にも愛されることはないと思い、生きてきたはずが、輿入れにやってきた美しい姫と、まさかの体の関係から愛が始まってしまい━━。
醜い王と美し姫のラブストーリー。
最終更新:2024-10-03 22:15:24
1776文字
会話率:27%
古い約定によって厳重に守られた王女アンネリーゼは、清い身体のままで北の地へ輿入れすることが決まっている。だけどコックのブルーノが大好き過ぎて、一晩だけ彼の猫になりたいと恋の魔女を呼び出した。
一夜限りの思い出は、見習い魔女の失敗で事態を思わ
ぬ方向へ動かしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-31 12:53:38
26735文字
会話率:55%
あとひと月もすれば帝国から来る三番目の姫君の輿入れである。都リーンはお祭りムードだが、子爵令嬢であるパルムの気持ちは晴れない。婚約者であるクリスが、男爵令嬢のライネと浮気している、という噂を耳にする。真偽を問うためクリスを追って訪れた図書館
で、パルムは二人の逢瀬を目の当たりにするのだった。
※Rは最後にほんの少し。すっごくうっすいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 10:30:12
61197文字
会話率:46%
*完結しています。
文庫本一冊くらいの長さです。
4月26日(金)、夜9時20分から、毎晩、1話ずつ公開します。
6月22日(土)で、最終回となります。
十六歳を目前にしたある日、サフィラは、父であるバイゼラード公国の公主に呼ばれ
る。
「おまえの輿入れが決まった」
しかし、その相手が、誰もが憧れる大国、ハランディニアの王である、ユジェイディーンだと知らされると、玉座の間に同席していた、父の寵妃たちと、その娘である、腹違いの姫たちが、
「選ばれたのが、なぜ、私ではないのですか?」
と騒ぎ出す。
戦上手の王は「美しい獅子王」との名の高い美丈夫であった。
セフィラの亡き母は、
『王家の血筋を引いているなら、男ならアルファが、女ならオメガが生まれる』
と言い伝えられている、今は亡きユイセラン聖国の、唯一嫁いでいなかった末の姫であった。
「花嫁としての輿入れは、公国の姫としての名誉のためだ。本当は人質として赴くのだ」
生みの母を失った後、オメガとして、蔑まれて生きてきたセフィラは、誰もが望む、美しきアルファ王の元へと身を移す。
ハランディニア国からの迎えの一行は、心優しく仕えてくれた。
しかし、国入りした直後、その一行から引き離されたセフィラは、無理矢理に風呂に入れられ、髪もまとめることなく、頭に袋をかぶせられて、玉座の間に連れていかれる。
大勢の人の気配の有る広間で、頭の袋を取り払われる。
我が身を見たセフィラは、驚いて悲鳴を上げ、両手で胸元を隠してうずくまる。
セフィラは、夜伽奴隷の装束を着せられていたのだった。
最低限しか身体を隠してくれない衣装。その布地も透けて肌が見えているではないか!
うずくまったセフィラを、無理に立たせようと、肩に手を掛ける者がいる。
次の瞬間、その手の気配が消えた。
「私の花嫁に、誰の許可を得て、手を掛けているのだ?」
セフィラの頭の真上で、声が聞こえた。
「王の花嫁に、夜伽奴隷と等しい扱いをしろと、誰が命じたのだ?」
声の主は、ハランディニアの国王、ユジェイディーンだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-22 21:20:00
127464文字
会話率:27%
母の死後、羊獣人王族の祖父に引き取られて悲惨な生活を送っていた猫獣人の王族の血を引くネルは、ある日竜帝と呼ばれる龍獣人族の皇帝へと輿入れする事になる。※というストーリー性がありそうで、♡喘ぎが不意に書きたくなっただけの作品です。
最終更新:2024-06-03 15:23:45
10486文字
会話率:49%
僕は面食いだ。イケメンである事は大切だと思う。さて、そんな僕が輿入れする事になった第二王子殿下のお顔は――……という異世界ファンタジー似非後宮ものです。※短編の雪華の月の物語と同じ世界観のお話です。ただ主人公が違います。単独でご覧頂けます
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-18 08:08:24
14429文字
会話率:53%
滅亡の危機に瀕した王国の揃ってオメガ性である双子の王女シェリスリーナと王子ノカンシェスは身売りのように極東の超大国である紅香嘉帝国へと輿入れを余儀なくされる。
優秀なアルファ性の子を孕むことが出来る性としてオメガは特別な存在であり、大切に育
てられたシェリスリーナは自身を誇っていた。それが男であるのに子を孕むオメガとして生まれた哀れな愚鈍な王子と蔑んでした弟との揃いでの輿入れとなり、予想していた輝かしい未来は粉々に打ち砕かれたのだ。
愛する婚約者とも引き離され相内婚姻を押し付けられたシェリスリーナは彼の国で皇妃となり自身の未来もプライドも木っ端微塵にした紅香嘉のふたりの皇帝に自分という人間を認めさせてやろうと決意する―――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 03:17:12
23156文字
会話率:37%
妖精国の王女が押しかけ女房?奥手堅物竜人オジサン伯爵の溺愛が止まらない
妖精の国と竜人の国は昔仲違いをしていた。
魔術に長けた妖精。
野蛮な戦闘民族の竜人。
この世界に突如蔓延りだした『魔獣』を狩るため、永年の確執は和平条約が束の間
の平和をもたらしたのだ。
妖精の国の王女フローリアは、城内で助けられた竜人の国のおじさま伯爵『冷血の竜』と異名を持つルドルフ伯爵に恋をした。
国王に『政略結婚』を直談判するが。
彼が提示した条件は「高貴すぎない図太さと強さを併せ持った女傑」
これは「か弱いお姫様」避けの半分建前であったのだが。
フローリア王女は王家始まって以来のじゃじゃ馬筋肉女であった。
「障害は『高貴』なだけね?
ならわたくしッ…………王女やめますわッ…………」
画して。
王女の身分を隠して男爵の令嬢として輿入れすることになった。
しかし、戦地に行ったきりの旦那様は婚礼もせずに城を留守にしていた。
夫婦の連絡手段は手紙のみ。
旦那さまのいない中、廃れつつあった城と領地の建て直し『女帝』生活が始まった。
帰国した冷血おじさま伯爵に溺愛されるまで後五年。
五年後帰国した伯爵ルドルフは、戦地の噂とは違う奥手で堅物なだけの紳士だった。
王女を隠した肉食乙女と何故自分がここまで惚れ込まれているかイマイチわからない鈍感オジサマが少しずつ仲を深めていく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-23 21:26:05
9816文字
会話率:14%
〜王女隠して初恋の人と政略結婚。戦地からの便りは塩なのに帰還したオジサマ冷血伯爵の溺愛が止まらない〜
妖精の国と竜人の国は昔仲違いをしていた。
魔術に長けた妖精。
野蛮な戦闘民族の竜人。
この世界に突如蔓延りだした『魔獣』を狩るため、
永年の確執は和平条約が束の間の平和をもたらしたのだ。
妖精の国の王女フローリアは、城内で助けられた竜人の国のおじさま伯爵『冷血の竜』と異名を持つルドルフ伯爵に恋をした。
国王に『政略結婚』を直談判するが。
彼が提示した条件は「高貴すぎない図太さと強さを併せ持った女傑」
これは「か弱いお姫様」避けの半分建前であったのだが。
フローリア王女は王家始まって以来のじゃじゃ馬筋肉女であった。
「障害は『高貴』なだけね?
ならわたくしッ…………王女やめますわッ…………」
画して。
王女の身分を隠して男爵の令嬢として輿入れすることになった。
しかし、戦地に行ったきりの旦那様は婚礼もせずに城を留守にしていた。
夫婦の連絡手段は手紙のみ。
旦那さまのいない中、廃れつつあった城と領地の建て直し『女帝』生活が始まった。
帰国した冷血おじさま伯爵に執愛されるまで後五年。
五年後帰国した伯爵ルドルフは、戦地の噂とは違う奥手で堅物なだけの紳士だった。
王女を隠した肉食乙女と何故自分がここまで惚れ込まれているかイマイチわからない鈍感オジサマが少しずつ仲を深めて執愛に変わる話。
彼等の住む世界は何やら『歪んでいる』らしい。
恋に愛に世界の命運に忙しい女主人公の愛の物語。
#の題名には濡れ場があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-18 22:26:04
318733文字
会話率:19%
孤児だった少年は、亡くなった姫の影武者として育てられ、気の触れた王妃の人形として生きてきた。だがある日、自分を見染めた大国の王子の元へと輿入れする事になり、正体が知られてしまった場合の恐怖とと大国への航路に海賊が出ると兄王子に脅された不安
のまま、大国へと出航する。そして、少年自身を変える海賊と出会うのであった。《男前海賊に不憫系美少年が甘やかされつつ、じれじれすれ違いながら、最終的に両想いになる話です》[性描写は控えめ][※カクヨムにて完結させたものを転載しています]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 00:00:00
140555文字
会話率:45%