主人公の淡く純粋な初恋を、拗らせ気味の年上学者彼が受け止めていく中で起こる、もどかしさと切なさが面倒臭いくらい続く、怪異&恋愛のお話。全部で第四章まで。大人向け少女漫画をイメージしてます。
葵、18歳、出会って数日の自分の雇い主に惹かれて
しまっている。まだ彼の笑顔すら一度も見たことがないのに…… その相手は、榊家の次期当主、嗣郎、謎だらけの美麗な言語学者。葵は、嗣郎が側にいるだけで高鳴る鼓動に戸惑いを覚えつつも、彼の闇も含めて全てを知りたいという欲求を抑えられなくなる。名家に隠された異様な儀式を通して、彼の持つケガレという力の謎と、自分の存在意義を知り始める。
☆ストーリーは二人の微妙な距離感と、榊家を取り巻く超自然的な出来事が交錯する中で進行します。☆主人公は自己肯定感低めの大和撫子系、処女。☆あまり直接的なR表現はなく、キスに特化した特殊いちゃいちゃが多め。☆設定はパラレル日本で、現実の宗教や地名とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:16:56
68099文字
会話率:53%
ーーーーーーーー
公爵令嬢として生きていた主人公だったが、父と弟が不慮の事故にて亡くなったことをきっかけに、「女なんかに従えるか」と反乱を起こされて領地を追いやられる。
騙された主人公は娼婦となり、そして王族に見初められ、王位継承者
のみに身体を売る『公娼』となることになった。
男尊女卑の当たり前な世界では、娼婦なんて最底辺な職業で、女であることが罪のような、ひどい扱いも受けるけれど。
だけど私は忘れない。
家族を殺された怨みも、私が味わった屈辱も。
私は決めた。
私の家族を殺した奴らを絶対に許さない。
その為にはまず自由にならなければならず、娼婦として稼いだ金が必要だった。
そして客として私を呼ぶ男達から情報を得ることも。
家の没落のきっかけを作った男達と関係を結びながら生きる。
名前も身分も矜持も無くなった『私』の下らない復讐の軌跡。
ーーーーーーーーー
※リリスとしての仕事→R18描写のある話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 20:00:00
165221文字
会話率:26%
神と疎通することで神から力を賜り、人々の病やけがを癒す力を持つ「聖女」として生まれたルシリシア(19歳)は、ある日マッチョの兵士ディルク(31歳)に一目惚れをする。恋も結婚も禁じられている聖女のルシリシアだが、侍女パメラの応援もあってディル
クと両思いになり、幸せな逢瀬(えっちあり)を重ねる。ところが聖女を強姦した罪で、ディルクは死刑判決を言い渡されてしまう。聖女なのに恋をしてしまったルシリシアは泣きながら神に許しを請い、そして――。全12話(約142,500文字)を週一で更新。読了目安時間285分。性描写は3話からで全体の約36%ほど。(他サイトにも掲載あり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 17:29:30
24062文字
会話率:39%
エレイン・オーシアンは『血濡れの剣聖』の異名で恐れられるSランクの冒険者だ。
ほとんど人付き合いのない彼女が感じているのは孤独――その圧倒的な強さ故に、彼女は孤独であった。
そんな彼女はある日、奴隷市場で運命の出会いを果たす。
少女の名はル
ーネ・バーフィリア――小国の王族であり、今は奴隷の身分に堕とされた少女だ。
エレインは彼女と目が合った瞬間、今までにない感情を抱くことになる。
誰も手が出せないような高額で売られていたルーネだが、冒険者として成功しているエレインにとっては問題なく買えるレベルで、勢いのままに購入してしまい……?
※カクヨムにはR-15版を投稿しております。
序盤はストーリー重視のため、えっちなシーンは後半から増やす予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:54:20
21412文字
会話率:39%
アプランドル王国の女王としてまつりあげられたリルスリール・アプスドート(リル)は、革命の渦に巻き込まれ、処刑されることとなる。
処刑人を務めたのは、代々処刑人を務める一族出身のシオン・クレマン。その場に集まった誰もがリルの死を望む中、
彼だけは寂しげな表情を浮かべていた。
その顔が妙に印象に残りながらも、リルは処刑される。
が、次に気づいたとき、リルは王宮におり、時間は1年前へとさかのぼっていた。
自分の経験したことが夢とも思えず、今度は真面目に生きようとするが、なかなか思ったようにはいかず、すぐに卑屈になってしまうリル。
そんな中、彼女はシオンと対面する。彼のことがどうしても気になり、接触したところ、彼は処刑人一家に生まれたことに苦悩しながらも、己を磨き続ける高潔な人物であった。
その姿に惹かれ、自身も王族として胸を張りたいとリルは努力を重ねる。
そしてあるとき、リルはシオンの職務を目撃する。人の死に触れて憔悴する彼のためにできることはないかと悩んだ末に、彼女は彼のことを抱きしめて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 12:00:00
6911文字
会話率:21%
王侯貴族による議会が権力を持つ国、メルステラ。体面を重んじる貴族たちの折衝は裏で行われ、その糸口となる舞踏会に卓越した技量の者を送り込む「代理姫(シャドレ)」制度が花開いていた。
代理姫として成り上がることを夢見て王都へとやってきたユー
キは、新興貴族のニコラと出会い、彼に協力することに。
それから彼女は名門貴族であるアルフォンスに接触するため、より大きな舞踏会に参加するが、エレオノールというライバルの存在に、力不足を痛感させられる。
しかし、それでもあきらめないユーキのことを、アルフォンスが妙に気にかけてきて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 22:02:27
94691文字
会話率:41%
鈴は身無し子だ。家は貧しく今よりずっと幼いころ山野に捨てられた。姉弟もいたが今はどうなっているのか分からない。鈴は他の姉弟より病気がちだったから一番最初に捨てられたのかもしれない。
そのまま野垂れ死になるかと思ったが、幸か不幸か人売りに拾わ
れた。けれど鈴は病弱で痩せ細っていたから、なかなか買い手がつかなかった。それでも買われた先で鈴は奉公に励んだが、すぐ力尽きるので早々に人売りのもとに戻された。人売りのもとに戻ると折檻されるので、鈴は買われるたびに役に立とうと励むのだが、うまくいくことは無く、買われては戻され買われては戻されるを繰り返してきた。
けれど鈴がもうすぐ十四の歳になるころ、それは来た。がさつ者の神と人間の娘の愛の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 07:00:00
23551文字
会話率:44%
評判の悪い男爵家の庶子であるシルケは、国の財務省所属の職員である。上司は〈金庫番〉と呼ばれる若き財務大臣メイノルド・ラッツェル。31歳の若さで地位も財も、伯爵という身分も持つまさにスーパーエリート。ただし、多少なりともカタブツ。きつい性格を
しているためか、ひそかに〈魔王〉と呼ばれ、慕われつつも恐れられている。そして、そんなメイノルドと部下のシルケには周囲に隠している秘密がある。それこそ――自分たちが〈ふしだらな関係〉であるということだった。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 21:53:01
24375文字
会話率:35%
「お前に拒否権とか、あるとか考えないほうが身のためだぞ?」――謎多き伯爵さま。彼に愛のない結婚を迫られて困っています!
キアーズ王国有数の大商会パーネル商会。
パーネル商会が最近力を入れているのが造船業。目的は――貴族御用達の豪華クルーズ
船を造るというもの。
そんなパーネル商会の現社長の娘であるシャルレイ・パーネルは、ある日父にとある男性と引き合わせられた。
彼はゼイヴィアと名乗り、国でも名の知れた貴族ディベッツ伯爵家の当主らしい。
そして、彼は――パーネル商会に多額の投資をしてくれているとも。
「僕が欲しいのはシャルレイ。お前だよ」
彼はそう言ってシャルレイに自身との結婚を強要する。
さらには、ゼイヴィアの意見に賛同した父や母、祖父母に言いくるめられ、シャルレイは大々的にお披露目され海に旅立つ豪華クルーズ船『レイパール号』にて、ゼイヴィアと一ヶ月共に過ごすことになって――……!?
挙句、婚前なのに彼はシャルレイに触れてこようとする。
「僕と結婚するのは決定事項なんだけれど?」「絶対に逃がしてなんてやらない」
執着心溢れる謎多き伯爵さまの愛に、溺死寸前です!
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 16:32:31
4944文字
会話率:26%
エリデ王国の城下町に住まうロゼッタはパン屋の看板娘である。
両親と共に営むパン屋は日夜大繁盛。悩みなどがないように思えるロゼッタではあるが、つい三ヶ月ほど前からとあることに悩まされていた。
それは……王城勤めの騎士(しかも、伯爵令息)である
エラルドが毎日のように花束を持って現れること。
彼はロゼッタに惚れこみ結婚してほしいと言ってくるのだ。
でも、身分が違う。そう断り続けても、彼はあきらめない。挙句、外堀から埋めてくる。
しかも、しびれを切らした両親により、ロゼッタはエラルドと飲みに行くことに。
その場でロゼッタは思い付きから、エラルドをからかう。すると、彼が取った行動は……。
女慣れしていない騎士(激重)×パン屋の看板娘(若干男性不信)の恋が芽生える純情(けれどえっち)なラブロマンス。
――
◇掲載先→エブリスタ、ムーンライトノベルズ、アルファポリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 13:41:17
26657文字
会話率:32%
【!毎週 水曜・土曜・日曜更新!】
養父母から引き取られ搾取子として育った、ブラック企業勤務の黒鉄結弦はある日を境に全てが一変した。
その養父母が非合法の金融機関より借金を踏み倒し行方を眩ませたらしい。見覚えの無い連帯保証人となった挙句、
就学中の妹達へ魔の手が伸びぬことを恐れた結弦は仲介人と名乗る男性の「条件」を飲む。
「────ある凶暴な男の相手をして欲しい」
この一言が、結弦の死んだように生きて来た人生が色濃く染まる。
押し付けられた相手は、アイスブルーの獰猛な双眸と、鋭い犬歯を持つヴァレット・ビアンキと名高い悪名を持つ男で正真正銘の悪人だった。
暴力的な獣愛をぶつけられ、次第に悪人の手で美しく着飾られて行き平凡だった日々は変貌する。
結弦は次第に渦巻く金と策略、色情が入り乱れる悪逆非道の世界に巻き込まれるが……。
不器用な愛情を注がれて行き、戸惑いながらも結弦の心は男へ傾いて行く。同情なのか、恐怖心から、そして生存本能からか。
それとも────この感情に名前を付けるとしたら?
暴力と裏切りしか知らぬ、孤高のイタリアンマフィアと織り成す道とは────。
【!4/10(水)20時、本編完結!】
【4/17(水)本編完結後、その後の二人も執筆中。外伝として更新】
※この作品は全て完全フィクションです。実在する作品、名称、地名や文化等全てにおいて一切無関係です。
※暴力・出血を伴う表現・残虐性や倫理に反した言動等を含みますが、それらと犯罪を推奨するものではございません。
※ダークヒーローです。鬼畜で非情な人間との恋愛って、一体どういうものかと試行錯誤しながら執筆しています。
※性的表現ある箇所は※印付けます。
※感想やいいね、評価励みになります!!ありがとうございます!!
参考資料 1991年7月25日出版 竹山博英 マフィア戦争 ナポリ・カラブリア・シチリアをゆく
1991年2月20日出版 竹山博英 マフィア・その神話と現実
2009年6月29日出版 アレッサンドロ・ジョバンニ 食べたいほど愛しいイタリア
他 登場人物欄に記載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 20:00:00
459830文字
会話率:30%
我慢して、御行儀良く、息を殺して生きてきたのに。
それでも貴方だけは、忘れられなかった。
山藤陽菜、二十三歳。契約社員として医療事務をしている。父親似の容姿や田舎独特の確執で、母親から虐待された過去がある。顔と膝に消せない傷や消せ
ない暴力の跡でいつも下を向いて、ひっそりと生きていた。
そんなある日、救急外来に良く出没する" 笑わない医者 "である循環器内科医の最賀と時間を共にするうちに、段々距離が近付く。
だが、院内の噂で最賀には婚約者がいると知った矢先に、因縁の母親から見合い話を持ちかけられ……。
二人は逃げるように、短い逃避行に身を投じる。
幸せだった。けれども、キャリアのある彼を縛り付け、何も持たない陽菜には相応しくない、だから……。
逃避行の終末から、五年。
状況は好転する兆しは無い。家族との確執は広がるものの、漸く心を許せる友人も出来た。でも、そこにあの人はまだいない。
何があっても、愛している。
ただ、側に居られるだけで良かったのに。
長い月日を経て再会を果たした二人は不器用に、また恋を始める。
愛を知らない二人の行く末は──。
歳の差すれ違いラブストーリー。
笑わぬ循環器内科Dr. × 陰のある幸薄医療事務
※性的描写、虐待・暴力描写、毒親、差別描写含まれております。
※10000%ハッピーエンド。不遇スタート、愛されストーリーになるので途中経過色々ありますが、悪は必ず消えます。ざまあ描写勿論、あります。
※途中から登場するナースとドクターの恋愛ストーリーも追々掲載予定。準備中。
R.5.10.26完結。此処までお付き合いして頂きありがとうございました!
R6.01.07 修正行間追加の為連載に切替ありますが完結済みです。
R4.12.2
性的描写あるシーンはタイトル横に※追加致します。
※この物語は完全なるフィクションです※
犯罪行為や暴力等推奨するものでは御座いません。
田舎独特の描写御座いますが、創作物であり犯罪や偏見、侮辱行為の助長を促すものでは無いです。
パートナーシップ制度等を取り入れている地名使用しておりますが、その他は基本的には地名はフィクションです。
R4.11/17
R5.11/12誤字報告して下さったユーザー様、本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 20:00:00
527289文字
会話率:40%
両親の不正により貴族の名を剥奪されたことにより、臨時編成された聖歌隊に所属するアーデルハイトは戦場で弟を目の前で失い歌えなくなり、国家反逆罪を負い投獄されてしまう。
目先すら見えぬ暗闇の中には先客がいた。此度の戦場で対立違反を犯したダル
ニィア王国で忌み嫌われる赤目に燃える赤髪の持ち主、第二皇子のハヴィエルは国の為に身を捧げ死ぬ場所を求め彷徨っていた。だが、アーデルハイトの清らかな美しい唄に心を洗われ……。
互いの顔も知らず、声と、その熱だけしか頼りの無い二人が向かう、穏やかな新天地とは…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-07 20:55:56
16671文字
会話率:35%
身分とプライドの高いネコがドスケベにされて尊厳をすり減らされる話が読みたいついでにケモチンとザーボテも見たい。そんな100%不純な動機でこのお話は書かれています。
>>タイトルと本文の温度差は仕様です<<
盲目の男やもめ狼獣人×隠れメス堕
ち済みの尊厳を奪われたドスケベ元王子の和風ファンタジーBL。
地の文しっかりお硬め、スケベシーンはねっちょり濃いめ、ハート喘ぎ濁点喘ぎありますやったね。狼獣人の耳と尻尾(そして亀頭球)をお楽しみください。うっかり筋肉体毛おじさん誘い受けにリバもある。
【あらすじ】
人間と、獣の形質を色濃く残す獣人、爪牙(そうが)族。国内は南北に分断し、長く戦を繰り返しているこの世界。
先の戦で若き武将を庇い、怪我により失明した大神十兵衛(おおがみじゅうべえ)は故郷で按摩をし、妻を亡くした寂しさを抱えながらも平穏に過ごしていた。
そんなある日、十兵衛の元へ珍しい客人が一人訪れる。ボロボロの姿で、都よりはるか北の爪牙の集落へたどり着いたその者こそ、先の戦で十兵衛が庇った若き武将、今生陛下の第四親王篤実雪政(あつみゆきなり)であった。
目の見えぬ十兵衛に篤実親王は、己の世話をしろと命じ気を失ってしまう。十兵衛はかつての主君の正体を隠しながら、生活を共にせねばならなくなり。
一方、離れた宿場町では旅人に宿の提供を強請る、美しくもひどく淫らな雪女男の噂が流れていた。集落へ帰ってきた十兵衛の友人である薬売りは、篤実が雪女男ではないかと疑い――…。
気高き主君の淫らな裏の顔とは。主従関係が故に越えられない一線、己の存在意義の揺らぎに苦しみ、傷ついた主君と如何に向き合うのか。
エブリスタとアルファポリス、pixivにも投稿しています。自サイトにも掲載します。
いいね、ブクマ、感想ありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。
読む人の性癖を広げられたら光栄です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 19:12:10
110134文字
会話率:56%
不器用強気次男α(24)×臆病箱入り不憫Ω(19)
親に捨てられ、ひとりぼっちの慶(けい)は19歳まで必死に生きてきた。
しかし生活に疲弊し、ビルの屋上から身を投げる。
死んだ筈の慶が次に目を覚ましたのは、「第二の性」がある世界だった。
慶の魂が宿ったのは、ケイトという名のオメガの体。貴族家の養子として彼もまた、不遇な扱いを受けていた。
ケイトの精神状態が限界を迎えた時に、一日だけ出てきてケイトの心を休ませる。それが慶の役割となった。
境遇も見た目もそっくりなケイトに自身を重ね、自分の二の舞にさせない、幸せにしてみせると心に決める慶。
何年もそうして過ごしているうち、ケイトに婚約者ができた。
相手は高位貴族の嫡男で、アルファで、身分も財産も人柄も申し分ない。これでケイトもやっと幸せになれる。
だが両家顔合わせの日、婚約者の弟であるオーウェンに、慶は強引に腕を掴まれた。
「匂いが変わった。お前は誰だ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 18:19:59
24314文字
会話率:21%
冷徹硬派美丈夫保護者(32)×無知健気色白美少年(17)
地底人のスイは、一度も空を見たことがない。
大昔、突然変異により現れた「新人種」によって絶滅寸前に追いやられて以降、スイの祖先「旧人種」は地の底で隠れるように生きてきた。
狭いなが
らも平穏だった地下の村は、しかしある日何者かに襲撃される。
スイはただ一人だけ命からがら村から脱出し、右も左も分からない初めての地上へと放り出された。
スイは旧人種という己の正体を隠し、新人種の蔓延る世界を生き延びなければならない。
そんな行き場のないスイを拾ったのは、国内最大の民間軍事組織で副団長を務める男、ロイドだった。
──旧人種には、新人種を狂わせる誰も知らない秘密が隠されていた。
*…性描写有
※1章は地底編
※ロイド(攻)は2章から本登場折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 20:23:05
652973文字
会話率:33%
オーデルーン王国の姫君エミルは魔術オタクなのに魔力なし。その上、魔物を呼び寄せる迷惑体質もちのコミュ障という三重苦。持て余され幽閉されていたが、叔父のアデリオが魔術師隊に引き取ってくれた。魔術知識だけは豊富なエミルは身分を隠したまま副隊長と
して活躍するも、新入隊員が配属されてからはなんだか災難続き。しかも隊員の一人、秀才イクタスが毎日あれこれと探りを入れてくるからさあ大変。真実がバレたら幽閉逆戻り!色々ギリギリなエミルは、幸福な日常を守ることができるのか!?
*ちょっと不穏な空気漂う西洋風恋愛ファンタジー。ファンタジー要素が強めで設定がごちゃごちゃうるせえ話+後ろ暗いエロです。裏タイトルは「堅物魔術師の優等生ちんこは初恋の女と王国を救えるか?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 13:49:08
25521文字
会話率:49%
ある日、自分が通っている貴族学校に、王太子カリス・アストラエアの婚約者探しをするための『夜伽制度』というお触れが出た。
身分が低い自分には関係のない話だ、と思っていた男爵令嬢のエステルだったが、親友である公爵令嬢のクレアが制度により早速お
呼ばれしたのだという。
しかしクレアには既に想い人がいるとのことで、様々な交渉の末、エステルはクレアの身代わりとして王太子の相手をすることになってしまう。
引き受けたからには、どうにかクレアとしてたくさん嫌われて、夜伽を回避しようとするが、この王太子なかなか一筋縄ではいかず……。
そして一夜を過ごした後、クレアに成り代わったエステルを大層気に入った王太子は、彼女のことを探し始めて……?
ヤンデレと溺愛と執着と。いろんな要素を織り交ぜる予定。
◎R描写のある話には※を記載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 12:00:00
109217文字
会話率:51%
ルドルフは小さなころから要領が悪く、実家の子爵家ではお荷物として虐げられてきた。そして出来上がったのは、地味な容貌で根暗、挙句ネガティブ思考の男。
そんなルドルフは、18歳を迎えたことで一人で生きていく術を身に着けようと、王城で従者として働
くようになる。が、要領が悪いルドルフは、失敗ばかり。ついにはクビ宣告されてしまった。しかし、偶然その現場を見ていた第二王子で王太子セラフィンはルドルフを自身の専属従者に任命する。
それから2年。
相変わらずセラフィンがルドルフを拾ったわけは判明しない。ただ、唯一わかるのは。
――ルドルフが、セラフィンに異様なまでに気に入られているということ、くらいだろうか。
スパダリ微ヤンデレ王太子×ネガティブ根暗従者の盲愛主従BL♡
▼掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 07:00:00
26654文字
会話率:32%
500年生きる種族【マナ】として生まれたクラウスは他者を毛嫌いし、森の奥深くで一人棲んでいた。そんな中、月に一度訪れる街からの帰り道。一人の男と出逢う。男はアルフォンスと名乗り、放浪しているという。彼が怪我をしていることに気が付いたクラウス
は、これも縁だと思って、彼を治療したのだけれど……。
以来、どうしてか彼に懐かれてしまった。……自分の種族がバレたら、大変なことになるというのに。
▼掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 18:00:00
2360文字
会話率:16%
十七歳のオーリは、"大樹の呪い”で二十五年間眠り続けた。
その間に見た夢は、日本で花屋を営む穏やかで平凡な毎日。
だけどある日突然夢から目覚め、再びオーリとしての人生を生きることになる。
当時は孤児院で暮らす幼い子供たちの世話をし
ていたオーリだが、二十五年の歳月を経た今、自分だけが十七歳の体のまま取り残されてしまっている。
「かつての子供たち」はとっくに大人で、それなりの地位もあり、幼いころに自分を大切にしてくれたオーリに尋常ならざる執着を見せるようになっていた。
月日は人を成長させるが、幼い日の恋心を歪ませる。
壊れてしまったかつての子供たちは、もう、誰も子供ではいてくれない。
ようは寝てる間にショタがおじさんになっててしかも全員重度のヤンデレ化してしまった話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 06:05:21
577100文字
会話率:45%
ゴシックファッション好きが高じて、歴史と服飾に詳しくなった、もはや少女とは名乗れなくなった二十八歳・姫乃絵里。
勢い余ってドイツに旅立ち、おひとり様参加したゴシックフェスティバルの最中に、異世界に迷い込んでしまう。
そこでであった筋骨隆々の
墓守を参加者と勘違いして無警戒について行ってしまうのだが、連れてこられた場所は不気味な墓地で――。
一方墓守トーデンは、突如目の前に現れたドレス姿の婦人をどこかの令嬢か姫君と勘違いし、無条件の服従と奉仕を心に誓っているのだが、エリの方はそれに全く気づいていないのだった。
言葉がまったく通じない二人は困り果て、あらゆる言語を操れるという高等司書官スキュートに助けを求めるが、そこでエリは「ここは異世界で、お前はトーデンの奴隷になった」と伝えられる。
エリに絶対服従の姿勢を崩さない墓守と、なにくれとなく世話を焼いてくれる司書官に助けられ、イージーモードなのかハードモードなのかよくわからない異世界生活が始まる。
2020年5月28日完結!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 15:11:33
307438文字
会話率:31%
通り魔に襲われた日から、シェーラには顔に大きな傷がある。
唯一の家族である母も殺されて、それを哀れんだ乳兄弟の騎士・シフから「結婚しよう」とプロポーズされるも、シフの「哀れな女が好き」という好みを知っているシェーラは嫌悪感から屋敷を逃げ出し
、今は場末酒場の看板娘。
そこで出会った痩せオオカミのザンフィと恋仲になったシェーラだが、シフはそれを許しはしない。
金も力もない獣人と少女の恋人たちが、金も力も名誉も容姿もある男に蹂躙される物語。
血と絶望と憎悪と邪悪がある。
救いだけがここにない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-19 23:02:35
39011文字
会話率:45%
冷酷無情と恐れられている巨大な帝国の皇帝が、ある一人の半獣の少女に懐かれてしまったことから始まる物語。
※大昔に全年齢版をなろうで短編として投稿しています。長編化に伴い物語の内容は変更しております。
最終更新:2024-05-15 00:02:56
138516文字
会話率:45%
「宦官」とは男にとって大事なものを切除して、後宮で暮らす皇帝や妃に仕え彼らの世話をするのが仕事だ。しかし、玲馨(リンシン)という名の宦官は皇帝と皇帝の末弟の両方に仕える少し変わった立場の宦官だった。
玲馨は幼少期、母に言われるがまま男を相手
に体を売っていたのだが、やがて息子を宦官にすれば大金が手に入ると知った母は、とうとう幼い玲馨を城へと売り払ってしまう。宮城(きゅうじょう)に入った玲馨には更なる不幸が待ち受けていて──。
そんな彼を救ったのは、やがて史上最短の在位で皇帝を退く事になる第二皇子、戊陽(ウーヤン)だった。
▼中国中世後期をモチーフにした中華風ローファンタジーBL作品です。
▼今後R18描写があります。
▼同時に「pixiv( https://www.pixiv.net/novel/series/11069685 )」にて掲載させて頂いています。基本的になろうで先行して更新する予定です。
▼以下、今後予定している展開に含まれる要素です。
※戦闘描写
※売春
※モブレ
全体的にシリアスで少々痛い描写が出てくるのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 20:00:00
465575文字
会話率:41%
まだ未熟な魔女であるシャナは、『ヴァルプルギスの夜』に一人の騎士と関係を持った。未婚で子を成さねばならない魔女は、年に一度のこの祭で気に入った男の子種を貰う。
処女だったシャナは、王都から来た美貌の騎士アズレトに一目惚れし『抱かれるならこの
男がいい』と幻惑の術で彼と一夜を共にする。
そこから始まる魔女と騎士の、恋愛ドタバタ物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 18:10:00
76870文字
会話率:43%
国立図書館につとめる若き司書、ネロは悩んでいた。
近頃「君の話を聞かせて欲しい」と、柔らかい物腰でネロに話しかけてくる男、ベルテ。裕福層や貴族女性の間でも噂らしい衣料品店のオーナー兼デザイナーである彼を、どこかで見たことがある気がするのだ。
己を見つめるベルテの瞳に何処か仄暗さを感じつつも、ネロはベルテを邪険に扱うことが出来ない。
それが数年前に病で亡くなった、羽振りの良さと比例して黒い噂が絶えなかった商人アルノアと、同じ物だと気づかないまま――
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ちょっと薄暗いけど、基本的にハピエンです。
受けを手に入れるために身分を作り直したド執着おじさん(30歳)×移民の司書少年(18歳)です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 00:02:20
87097文字
会話率:30%
曹洪を一途に想う徐晃が、晴れて結ばれるまで。
二人は三国志の曹魏の武将です。
私の設定では次の通りです。
曹洪はイケメンのガチムチで男しか愛せません。
徐晃はイケメンで細マッチョで曹洪が大好きです。
pixivにも掲載しています。
最終更新:2024-05-13 20:43:55
4312文字
会話率:20%
遠い遠い神話の時代、竜しかいない世界に降臨した天人達は、人と竜を掛け合わせたデフレンド人を作った。
天人の子孫であるスプレンド人が王、貴族として全てを支配する世界。
養父を父と思い暮らしていたルザロワは養父の死後、本当の父は自分で、愛してい
た母親に似ているとヘイリング公爵に引き取られた。
成人に至って抑圧された生活と、決められた未来、このまま母親の代わりにされていく危機感から、公爵家を出て行くことにした。
仕事を探す過程でヘイリングの秘書から紹介された竜飛行士と言う職業に惹かれて、訓練学校に入り優秀な成績で卒業、竜士特別処理隊に入隊した。
ところが、配属された先は反抗的な部下ばかりの問題だらけの小隊の隊長だった。
上官に目を付けられ、軍へ出向することになり、小隊メンバーと別れ、恋人の竜整備士と共に竜に乗って、応援要請のあったサラド基地へ向かうが…そこで運命の出会いをするのだった。
竜と魔石を使用する文明。
大昔、天から降臨したとされる天人の子孫スプレンド人と土着の竜とスプレンド人を交配させて生まれた、竜の子孫デフレンド人の2つの人種。
両人種とも男女の区別はなく、見かけは男性、誰もが妊娠出産できる。
主人公は公爵家を離れて自由に生き続けることができるのでしょうか⁈折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 09:00:00
8380文字
会話率:41%