可愛い基経様は胡桃子姫が好きすぎて…
時を超えて今日も寵愛中?
平安時代前期の公卿で初の関白である藤原基経の素顔と日常生活の悲喜交々を叙情詩風に描く、新感覚輪廻転生ラブロマンス*・゜゜・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・
゜゜・*
日記も薨伝も存在しないためもあり、時として誤解されやすい藤原基経について、
彼の人物像に対する既存解釈を塗り替え、基経とその時代をともに懸命に生きた人たちを供養するために心を込めて描く、時空を越えた愛の輪廻の物語*・゜゜・*:.。..。.:*・'*'・*:.。. .。.:*・゜゜・*
基経の好きな漢詩を意識して、本作品は叙情詩風に描いています。
基経の日常を綴る日記風の形式に周囲の人たちの話を混ぜる形で描いているため、話によっては基経視点ではない話もあります。
*更新頻度は、文献調査などの調べ物および本業で様々に時間がかかるため、14日前後の間隔とさせて頂いております。
*この小説は、『カクヨム』にても連載しております。ただし、『カクヨム』は制限があるため、R18描写はこちらよりもひかえめ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 02:02:31
752610文字
会話率:11%
*本作は執筆中の物語の間に入る予定の閑話を短編として編集しているものです。
*実際に本編に組み込む時には多少内容の変更があるかもしれませんが、大筋は変えない予定です。
〜人物紹介〜
藤原基経
この物語の主人公。名門藤原北家 長良の三男
としてこの世に生を受けるが、実は半陰陽。
漢詩が大好きで趣味。基本とても真面目だけど、執念深く負けず嫌い。
ポーカーフェイスで拗ねて引きこもる癖があるため、とても人から誤解されやすい。
気に入った相手には恐るべき執着を持つ。幼少期に塗籠の中で育ったせいか、とても色白で半陰陽のため、ほとんど誰が見ても女子か男子か分からない見た目をしている。
年齢不詳で、まわりからは人ではなく、魔物のように思われているふしがある。身長は173センチ。
胡桃子
この物語のヒロイン。人康親王の娘。基経が大好き。
妻として基経を肉体面、精神面ともに支える。
基経と同じく、肌が弱く色白で、執着心が強い。
年齢よりもだいぶ幼く見える。
基経を小さくしたような見た目をしているため、
一緒にいると一見姉妹に見える。身長は150センチ。
業平帝
かの平安の色男である、在原業平が帝になった話。
本編では帝ではない。
高子
基経の妹。幼少期から仲がとても悪い。
業平のことが、とても好き。
明子
基経の従姉妹であり、義理の姉。
基経の叔父であり養父である良房の娘。
*この閑話のみだが、高子と明子ともに業平帝の後宮に入っている。本編は史実と同様。
*身長は当時の貴族が乗っていた牛車の大きさ、それから、史書等に記載のある身長の高い人物(180センチ〜190センチ)から平均身長を推測。現代人の平均身長と然程変わらないと仮定し、大体これくらいだろうという身長を記載している。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 19:29:05
1428文字
会話率:40%
23歳になったばかりの水木 玖瑠実(みずき くるみ)
大学を卒業して内定されていた企業に就職予定だったが取り消され露頭に迷っていた。
そんなある日、ハローワークで偶然出会った大学時代の友人・・・梓。
そして、その帰り道・・・玖瑠実は不思議な
人物に遭遇する。
それ以来、玖瑠実の運命が大きく変化しようとしていた。
【登場人物】
水木 玖瑠実(くるみ)(23歳)
森下 健(たける) (23歳)玖瑠実の恋人。
黒岩 梓(あずさ) (23歳)玖瑠実、健の高校時代の同級生。
桜井 美咲(みさき) (23歳)玖瑠実との友人、同級生。
立花 右京(うきょう)(40歳)高校の道徳の教師。
近藤 豪己(ごうき) (25歳)玖瑠実達の高校の先輩。
上条 英史(えいじ) (25歳)玖瑠実達の高校の先輩。
(注)この物語は、最終回まで内容を変更する事があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 23:57:43
119458文字
会話率:42%
数百年前から突然現れるようになった・・・魔神。
その魔神を封印し続ける為に・・・魔神城があった。
その魔神城で16歳になったばかりの・・・処女で・・・うぶな椿姫・・・
そしてまだ子供の心が抜けない椿姫が
魔神の魔の手によって・・・処女を散ら
され・・・女としての悦びを与え続けられ・・・・
【此の時代の・・・色々な、表現方法は現代の表現と言葉遣い等、同じとして書いていきます。】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 19:18:47
7620文字
会話率:34%
※314部分に登場人物設定を追加 2章までのネタバレを含みます※
時は大航海時代 西の果ての小国ベリアル、その宮殿の東端に王妃とその侍女二人がひっそり暮らしていた。女神エイラの戒律に従った、つつましい暮らしぶりは、贅沢三昧の宮廷人や王の寵
姫たちから「気の毒な3人組」と揶揄されていた。
王妃の侍女テレサは読書大好きの女の子。東の果てにあるという黄金の国ジポングの物語に夢中だ。
彼女はある日、ジポングへの航海に乗り出そうとする冒険者、バルカ提督に出会う。
ひかれあう二人だったが、バルカ提督は女たらしの放蕩者として名をとどろかせていることを知り、テレサはすっかり気後れしてしまう。
バルカ提督は、名も素性も知らぬままテレサを探そうとする。が、モテ男ならではの受難が続くのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:10:00
886784文字
会話率:40%
江戸城無血開城の折、所在不明になっていた江戸城大奥の秘密文書には、大量の赤裸々で綿密な将軍の種付け記録が残されていた。特に五十七人の子を成した家斉のあまりに精緻な性交録は、幼少期に父親に命じられて書き残した家斉八歳の衝撃的な体験と初の性交体
験に始まり、血統で天下を治めようとした性豪将軍の血と汗と涙に大量の精液にまみれた悪戦苦闘の日々が綴られている。年上の美青年との衆道、美女犯しまくり、強姦強盗の告白、数々の異常性愛の半世紀を逐一書き残した天下の淫書。もちろん設定も含め史実以外はフィクションだが、江戸時代に興味があれば楽しんでいただけるかもしれません。
【ミッドナイト、ノクターン、ムーンライトを定期的に移動しています。ブックマークしておけば辿れそうなので、継続してお読みになる方はお気に入りにしておいてください。】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 12:00:00
916482文字
会話率:20%
この作品はKindle direct publishingで昨年末から販売している同名作品の別バージョンですので重複投稿に当たります。作者としてはより多くの批評を得たいと考え、こちらに改訂版をアップすることにしました。
江戸幕府の将軍と
して最長不倒の五十年間もの在位と五十三名(五十五名、五十九名など異説あり)もの子供をもうけた十一代将軍徳川家斉の時代を舞台にしたフィクションです。八歳にして子供の作り方を父親から「目の前で実際にヤって」見せてもらって教えられ、同い年の許嫁に幼いチンポコを差し込もうとしてひどい目に遭い、美男の小姓の太棹で開いてもらった女陰に差し込んでみて使いものになることを確かめるところから始まります。十二歳で本格的な筆おろしをしてからは、毎夜セックスに狂い、次々に美女を孕ませ、処女破りを続けます。はめるのに飽き足らず、はめられる方になって肛門性交を経験したり、処女膜を採集したり、強姦殺人を繰り返した極悪人の所業を事細かに取材したり、巨根力士の性交を見学するなど好奇心にまかせてやりたい放題の青春を過ごします。大奥のしきたりをすり抜けて繰り広げる性愛の模様は少々残虐性を帯びてくるでしょう。そして、性の権化のような絶世の美女に溺れ、政治は乱れ、性事は泥沼、将軍職を息子に譲っても大御所として酒池肉林を堪能し、やがて精を使い果たして誰にも看取られず六十七歳で死にます。彼の死から三十年も経たないうちに徳川の世は明治維新で終わりを告げるのですが、彼の治世は江戸文化の繚乱期に当たります。一応、歴史的事実には忠実に、そしてセックス描写はできるだけ精緻で即物的な表現を心がけました。というわけで+18指定です。事実誤認や誤字脱字、ここはこう変えた方が良い、といったご指摘をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-02 15:41:10
63206文字
会話率:33%
深い森の奥に静かに玉の国はある。
そこを統治する王は深王と呼ばれた。
現深王のヒスイ・シンは、白銀の姫と言われ民に慕われていた。
深王はいつの時代も、神秘的で儚げな姿であり、周囲の人々から神のような存在ととして扱われている。玉の国は世界の
平穏を守る国として鎮座していたが、時代は移り変わる。
そんな中、ヒスイは閉国を宣言する。
時代の変化と争いの中、世間知らずで特殊な環境で育ってきたヒスイが、王としてではなく一人の女性として幸せになりたいと奔走し、その自由な行動に周囲は振り回されていく。
R18指定ですが、出てくるのはまだ先です。
初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 08:00:00
321267文字
会話率:58%
人々の欲望が死して具現化した存在『妖魔』。
そんな悪しき存在である妖魔は邪気を振り撒き、
様々な天災や凶事をもたらすとされている存在。
そんな妖魔の存在を普通の人間は認識することは出来ず、
人々は長い間天災や凶事に苦しめられていた。
そんな
邪悪な存在である妖魔の存在を認識し、
浄化することの出来る力を持った1人の女性が現れ、
その女性は時の王カーマイン・ユルゲンスにその妖魔の存在を説き、
その異能の力を持って悪しき存在である妖魔を浄化し、
国を天災や凶事から救った。
そんな女性に見出され、その力の使い方を学んだ
女性達のことを『滅却師』と呼び、
そんな彼女たちに時の王カーマイン・ユルゲンスは
広大な帝都を天災や凶事から守る役目を
任せるようになった。
そんな時の王カーマイン・ユルゲンスの時代から
数百年、彼女たちの跡を継ぎ広大な帝都を守る
滅却師と妖魔による闘いの歴史は長く続いていた。
…だが、そんな滅却師と妖魔の闘いの歴史は一匹の
妖魔の出現と同時に大きく狂いだすこととなる。
(5/2 1人目のヒロイン『イリア』編終了)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 06:00:00
62691文字
会話率:27%
僕の家の隣に住む2歳上のお姉ちゃん【霧島麗桜奈】は
とても優しくそして正義感の強いお姉ちゃんでそんな彼女に
僕【瀬口悠哉】は小さい頃、虐められている所を何度も彼女に助けて貰った。
そんな彼女の卒業式の日に、僕は告白し、恋人同士となった。
そ
んな隣の家のお姉ちゃんであり彼女となった麗桜奈との日常は凄く楽しくそして
幸せだった。
だが、そんな彼女との日常は高校時代ある事件を麗桜奈に告発され、
退学に追い込まれたことを恨んでいた1人の男の手によって崩れて行く。
(凌辱色かなり強め、寝取られる側の主人公、ヒロインには一切救いの無いハード系作品です。
そういうのが好きでない方が読まれない方がよろしいと思いますので、よろしくお願いいたします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-22 20:00:00
49950文字
会話率:37%
主人公は精力持て余し気味な男子高校生、実家は戦国時代から続く怪しい武術の宗家、喧嘩上等色事上等で幼少から鍛え上げられて性格は真っ直ぐだが認識に多少難あり、そんな訳で日頃から身の回りに女難災難降りかかるのだが、これに真っ向から立ち向かい、気が
つくと何時の間にか関わった女達をメロメロに堕としてしまっている、と言う感じの肉体先行型恋愛物語、もしもNTR竿役が意外に良い奴だったら、もしもNTRから始まる恋愛が成立するとしたら、と言う妄想です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 23:30:00
186999文字
会話率:55%
WHITEな僕とBLACKな俺
あなたはどちらの僕(おれ)がお好みですか?
石塚陽子31才は、学生時代から付き合っているイケメンの彼氏からはモラハラを受け続けているものの別れることができないままズルズルと関係が続いている。どこかのスナイパ
ーが◯してくれないかとも考えるほどだけど、どうしようもないと諦めていたところ、会社の新人営業マン白王子こと大麦黒葉23才から「好きになりました付き合ってください」と迫られて・・。もうイケメンは懲り懲りだし、8才も年の差があるのにうまくいくわけがない!お断り一択の陽子の考えとは異なり、白王子には真っ黒な影があるようで・・・。
R18断りなしに突入します。
閲覧注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:05:43
218836文字
会話率:38%
205X年より世界に魔物が現れる時代となり、異形の者たちが人を襲う、混沌とした世界となった。
魔物に抵抗するように、人の中から、力を持つ神将と、神の力を持つ女神と呼ばれる女性たちが現れるようになる。
神の力を持ち女神と呼ばれるベティーは、
学校を卒業して、神将たちが集まる世界機関ニューヨークに所属することになった。
多くの神将たちとともに魔物と戦う日々の中、少女は成長していく。恋愛あり、戦闘あり、魔物退治あり。
ベティーは魔物から、世界を人々を守れるのだろうか。
近未来のニューヨーク、女神は美しいのが当たり前の中で、平凡な容姿のベティーが、頑張って、みんなに認められていくお話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 22:05:04
697831文字
会話率:40%
【大正センチネルバース】【鬼の執着質なセンチネル×敏感気質な陰陽師】
大正時代。陰陽寮(おんみょうりょう)の組織に命令され、藤(ふじ)は昏睡状態の鬼を目覚めさせた。鬼の玖賀(くが)は寂しがり屋で依存気味。常に藤を傍に置きたがる。だが、藤
は求められる行為に嫌気をさしていた。そんな時「鬼は危険だと」忠告するセンチネル、獅堂つばさが現れる。
藤は信じなかったが、どこか心に言葉が刺さり、頭の中から離れない。しかも、玖賀の能力は獅堂を怯えやかすものだった。
鬼と人間の人外センチネルバース物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:46:13
115568文字
会話率:45%
★2024/5/10 ブルームーンノベルズ様より電子書籍で刊行予定
辺境の森に住む、至って平凡な魔術師はある日金髪の少年を拾った。
言葉も通じない少年はどうやら異世界から来たらしい。
少年を弟子として共に生活をするものの、自分よりも遥かに
凄い才能を有していた。
何だかんだと助けられつつ生活するが、弟子が19になったとき、公式に魔術師として認定してもらう為に2人で王都に向かう。
平凡な自分に弟子が執着している気配は感じるが、それは単に狭い世界で生きているせいだろう。自分という存在は弟子にとって足枷にしかならない。
だけど逃げた先にあるものは――。
天才からにげる、溺愛執着された師匠の話。
少年時代から始まり、メインは弟子(19)x師匠(28)の年下攻めです。
※本編完結済み、攻め視点の番外編も完結。
※サイドストーリー的なSSを今後投稿する可能性もあります。
★Web版と商業版では設定が異なる部分があります。番外編はどちらでも楽しめる内容となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:19:19
87152文字
会話率:36%
男女の性別に加え、ケーキバースという性別が明らかになっている。
味覚のないフォークの人間は、ケーキと呼ばれる人間が唯一の美味しい食べ物に感じる。フォークは恐ろしい人間だと言われるものの、もはや都市伝説と化した時代。
後天的に味覚を失い、フォ
ークとして生きる事となった主人公が、ある日コンビニでチャラついた男と出会う――
ケーキバース設定をお借りしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 11:01:26
6853文字
会話率:35%
ヨウスケは大魔法使いとして異世界に召喚され、仲間と共に無事に「瘴気」を封じて早数年経った。
森の中で一人暮らしているヨウスケだったが、自分の魔力でSubとしての欲求を抑える日々が続いている。
日本ではもはや周知されきっていたDom/Subユ
ニバースという第三の性は、この異世界には存在しない。つまり、ヨウスケはこの世界でたった一人のSubであり、ただただ身体の不調と不安感を押し殺すだけだった。
そんな中、近くの廃村で一人の少年と出会う。少年は異質な容貌――頭に獣の耳のようなものを付けて、寒空の下座っている。そして何より彼はヨウスケに「命令」を与えたのだ。
Subとしての本能は自然とそれに従った。少年は、この世界でただ一人のDomだった――?
そしてその少年の正体は――
メインは19歳✕26歳、攻めの小年時代は一瞬です
※Dom/Subユニバースの設定をお借りして、独自設定に改変しています。
※Dom=SMのS、命令したい・受け入れて欲しい 等
Sub=SMのM、命令されたい、必要とされたい、褒めて欲しい 等
欲求を我慢すると体調不良に
※作中にSM要素は皆無です。
しばらく毎日更新していきます。どうぞよろしくお願いします
(追記)タイトル変更:旧題「育てたDomに愛されるのは、元大魔法使いのSubでした」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 22:42:59
56604文字
会話率:43%
人の世は、いつも争いあっている。
そんな時代を定める者たちがいた。
saver:セーバー、歴史に学び良き未来を築く者。
rebuilder:リビルダー、未来を再構築する者。
2つの力のバランスで、世は姿を変える。
バランスを定めるのは、バト
ルの結果。
セーバーの戦士を育てる訓練士、キラ。
その弟子、ステイ。
幼い頃に、キラに弟子入りしたステイは、いつしか師匠であるキラに魅かれていた。
でも、気付いてみれば、キラの周りには、狙っている人間がたくさん居て。
※ には、R18シーンがあります。無理矢理もあるので、お気を付けください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:00:00
21150文字
会話率:43%
稀な長い銀髪を持つ緑翠(りょくすい)は、花街のとある廓の楼主として有名だ。希望する妖に教養を与え、芸者として育て、良き身請け先を探して嫁がせてやる。それが、天皇にも認められた緑翠の表家業である。
妖の世界に迷い込んだニンゲンを保護し
、芸者の世話係として働かせることが、緑翠の裏家業だ。ニンゲンは、この世界で簡単には生きていけない。基本的に、ニンゲンは格下、奴隷と見なされ、妖力に当てられ気絶してしまえば、その身体に鬱憤を吐き出され、処理される。
緑翠は、久々ニンゲンを見つけ普段通り保護したのだが、その瞳が生き別れた姉と重なった。本来であれば、芸者の世話係をさせる以外に選択肢はない。自らの興味で世界を渡ってきた少女にそれをさせたくなかった緑翠は、ニンゲンの少女に翠月(すいげつ)と名を与え、自らが暮らす宮に囲った。緑翠の廓で、例外として芸者をやっているニンゲンの少年、天月(てんづき)と引き会わせ、翠月も芸者見習いとして稽古につかせる。
翠月は、天月や先輩芸者、御客と親しくなるうちに、なぜ妖の緑翠は、人間である翠月に近づくのだろうかと、疑問に思うようになる。妖の世界で人間が生き残る方法を知れば知るほど、仕事として緑翠に守られているのだと実感する。
廓の楼主である緑翠は、他の芸者の成長や稼ぎについても考えなければならない。翠月を贔屓するわけにはいかない。周囲は、翠月がニンゲンで、守るべき対象だから近くに置いていると納得していたが、時が経ち、それだけではないことに感づく者も出てきた。
緑翠にも、ようやく重い腰を上げる時期が来たようだ。姉の命がもう長くないから会いに来いと、実家から便りが届いた。これで、姉を追い込み、緑翠が背負った一族との因縁を切り、翠月を迎え入れる準備を進められる。
*
時代は特に想定しておらず、ざっくりごちゃ混ぜ、詰め込み和風・中華風なご都合設定になっています。
語感で選んでいる単語も多いため、本来とは異なった意味で使用している場合があります。
また、未成年・無理矢理・男同士・複数などのRシーンが含まれます。ご注意ください。
物語の中心に近いところにBL要素がありますが、主人公の趣向とは異なります。
主にルビや語尾に関して、改稿の入る可能性が高いです。話の流れは変わりません。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 20:00:00
289426文字
会話率:57%
ルーク・ウィンダム警備副隊長は、任務で滞在した屋敷の中で、顔を前髪で半分隠した女の子を見かけた。執事の慌て方を見るに、外部の人間に見られてはいけない子だったのは、すぐに分かった。
その子を見たのがルークだったことも、この屋敷に関わ
る者にとっては運が悪かった。ルークは、普通の騎士にはない能力を持っている。
自身の見た目を変化させる変身魔術を扱える魔術師は、この国にはルークだけだ。しかも、ルークが魔術を操れることを知るのは、師匠であるジョンと王家の一部のみ。そもそもルークは騎士学校を卒業しており、魔術学校にはほぼ通っていない。魔術を使えることをずっと周囲に隠して、騎士として任務に就いているのだ。
昼間に見かけた女の子を探すために子犬の姿になると、その少女から強烈な匂いがした。こんな匂い、感じたことがない、嫌じゃない、むしろ好きな匂い…
ルークは考える。
…思い当たる知識は、つがいだ。僕の番が、この子なのか。ということは、彼女も魔力を持つはず。魔術師の番に当たるなら、魔力は持っていて当然だ。昼間に隠されていたのは、それが原因なのか?
いきなり部屋の中に現れる転移魔術を使うこともできたが、警戒されたくはない。夜を待って、廊下から扉を軽く引っ掻くと、まだ起きていた女の子が開けてくれた。
☆
騎士兼魔術師のルークと、ルークが任務で出会った女の子のお話。虐待や甘々(?)えっち、物語の後半には無理矢理の性交渉や拷問などの成人向けエピソード(※マーク)がありますのでご注意ください。
時代・爵位・仕事・番・魔術など、ご都合主義な緩い独自設定があります。
細かい誤字訂正など、ストーリーに影響しない改稿を行う予定です。
番外編の一部にBLを含みます。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 00:00:00
272224文字
会話率:52%
時は人類と魔族の争うアクメ戦争の時代。
お互いに望まぬアクメをし、アクメを返され、人々は終わらぬアクメに疲弊しきっていた。
これは、そんな世界を救う勇者の淫らな冒険譚である。
最終更新:2024-05-11 19:44:27
15168文字
会話率:42%
和音は五年付き合って来た大学時代からの恋人である岳に、ある日一方的に捨てられる。かつては溺愛し、まるで他者から隠すように囲い執着していたはずの恋人だったのに。しかし、付き合い始めてからずっと、和音はいつか岳から別れを告げられるという不安を消
すことができなかった。それは、岳が有名企業の御曹司であること、自分がそれに相応しい生まれではないこと、もたらされる愛情が激し過ぎること、同じ熱量を自分が返せないこと、愛されるに足る魅力が自分にあると思えないこと…。
だから捨てられた日、和音はすべての過去を断ち切ることに決めたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 18:00:00
418302文字
会話率:17%
晴れて、目標の高校に進学した春日 雄二を待ち受けていたのは、リア充グループのパシリという役割だった。高校生活を満喫するつもりが入学早々、イケメン高校生、三村 瞬達三人に捕まり、否応なしに追い詰められて行く。そんな折、夢の中でラフォマイトと
名乗る悪魔が現れ、雄二に契約を持ち掛けてくる。中学時代から好きだった相手に、彼氏が居る事を知り絶望する中、雄二は媚薬に変えられた自身の精液で、周りの女を堕としていくのだった。
逆転劇のような捻った展開にはならないと思います。エロをそのまま楽しんでいただければという作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 15:36:02
181273文字
会話率:24%
観月法律事務所の所長である、観月凌也は高校時代からの友人で、開業医をしている悠木寛人の頼みである雑居ビルに向かった。そこで違法な罰金を取りながら仕事をさせられているという悠木の大切な笹原空良くんを奴らの手から守るためだったのだが、観月はそこ
である男の子に出会う。
一瞬で彼のことが気になった観月だったが、空良くんと同じく騙されて雇用契約を結ばされそうになっていたその子をその場から逃すことしかできなかった。空良くんの問題を解決して事務所に戻るとさっきの男の子が事務所前に待っていた。
彼はわざわざお礼を言うために観月の事務所を探してくれていたのだ。
彼は木坂理央と名乗り、どうしてあの雑居ビルにいたのか話を聞くことに。
そこで知る衝撃の事実に、観月は理央を守ろうと囲い込むことにした。
施設育ちで学校にも通わせてもらえずに虐げられながら育った18歳の男の子とイケメンスパダリ弁護士とのイチャラブハッピーエンド小説です。
こちらは『イケメンスパダリ弁護士に助け出されて運命が変わりました』の観月凌也視点のお話です。
この作品だけ視点が交互に入っていて読みにくいという意見をいただいたので、今回分けてみました。
少しでも読みやすくなっていれば幸いです。
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさま、pixivさまでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 09:00:00
124499文字
会話率:27%
高校時代の友人の婚約祝いのために集まった俺たち。
そのグループの中で顔良し、頭良し、性格良し、運動良しの眉目秀麗、文武両道を地でいく様な、その辺の芸能人なんか霞んでしまうほどのイケメンの桐生将生が突然、自分も婚約したと言い出した。
しかも、
相手は8年も片思いした相手らしい。
惚気まくり、興奮しまくりで今までの桐生とは全く違う姿に驚きが隠せない。
桐生の相手はどんな子なのか?
1話、2話は友人のモブ視点。3話、4話は桐生視点で話が進みます。
おまけ話付きの全5話で終わる予定でしたが、全10話くらいになる予定です。
このお話は某所で二次創作していたものですが、勿体無いので完全オリジナルに改稿して投稿しています。
イチャラブハッピーエンド小説です
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさまでも同時公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 17:40:14
27893文字
会話率:37%
青葉 莉斗は休日に高校時代からの親友 四ノ宮 湊介とカフェでお茶をしていた。イケメンで、会社社長でしかも高身長の湊介はどこに行っても注目の的。すると突然目の前に現れた女性が湊介に危害を加えようとしてきた。湊介を庇って怪我をしてしまった俺は責
任を感じた湊介から突然プロポーズされて……。
思いつきで書いてしまったハッピーエンド小説です。
おそらく数話で終わるかなと思います。
気楽に読んで楽しんでいただけると嬉しいです♡
※同性同士の結婚が認められている世界のお話です。
R18には※つけます。
こちらはアルファポリスさま、pixivさま、カクヨムさまでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 18:00:00
39112文字
会話率:42%
時代は23世紀前半、150年ほど続いた性染色体失活ウィルス禍(SCA禍)による人口減少の危機をやっと脱したのも束の間、女性だけに感染する新たなウィルス禍に見舞われて75年ほど経った。前回の人口危機をはるかに凌ぐ、女性の死亡率急騰と出生率ゼ
ロという人類絶滅の危機を回避するべく、男子に強制的に人工子宮を埋め込み、出産を担わせるという緊急避難対策がとられたが、それは、男女の身体、心、及び社会的役割を逆転させた。そんな中、人工子宮メーカーに勤める主人公は、カワイイ夫と手掛けを愛し、家庭を守りながら出生率向上に努める。
※ 前作「側室日誌」の続編です。前作を読んでからですと、物語の世界に入って行きやすいと思いますが、本作だけでも充分楽しめるようになっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 07:04:15
39643文字
会話率:47%
【ビギニングノベルズより書籍版2巻まで発売中!】
【コミックヴァルキリー誌上でコミカライズ連載中!】
少年時代、自分の「雌奴隷」となることを誓ったハーフエルフの美少女がいる。
それが自慢のクロスボウ兵アンディは、そんな過去とは裏腹に、故
郷と遠く離れた地でパッとしない日常を過ごしていた。
しかし15年の時を経てそのハーフエルフが姿を現し、何も起きないはずの日常は急激にエロスに染まっていく。
豊かな異種族が住まう大陸の国々を巡る冒険の中、大して強くもなく特別な血筋でもないアンディは、運と機転と勇気を武器に、いつしか英雄と呼ばれることになる。
そして彼のもとにどんどん集まってくる個性豊かな「雌奴隷」ヒロインたち。
スケベではあれど庶民的なアンディは時には彼女たちに圧倒されながらも、彼女たちとの幸せな未来を掴むため、いくつもの危機を乗り越えて壮大な英雄譚を紡いでいく──。
雌奴隷でラブラブハーレムな本格ハイファンタジー。
※某所にて2007年から連載していたものの転載版です。現在は転載を完了しこちらのみでの連載となります。毎週土曜0時更新予定。
※サブタイトル末尾の【】内にヒロイン名が入っている回は、そのヒロインとHシーンあり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 02:01:25
5268619文字
会話率:53%
VRのゲームが一般的になった時代。
もう一つの世界でもう一つの人生を。と宣伝されたゲームを始める主人公。
※更新は、亀の歩みで不定期です。
基本土曜日に更新します。
旧題 マジック&マシン・ワールド ~神々の箱庭~ (2024年 1
/28変更)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 00:00:00
84164文字
会話率:35%