ロシア人の父、日本人の母から生まれた黒龍はたぐいまれな美貌を持つ。ヒットマンでゲイの黒龍にとってセックスはただの欲望のはけ口。刹那的だった。そんな黒龍が初めて「欲しい」と執着を見せた相手は、クライアントでノンケの裏社会の男、世羅だった。
世
羅は日本最大暴力団の直系、桐生組のフロント企業の社長。組長が入院したことで闘争を懸念して黒龍に護衛を指名してきたのだった。
世羅はロシアの権力者、KGB長官ヴォルコフが牛耳る世界最大マフィアのブラトーバと手を切るつもりだと言う。ブラトーバからも命を狙われており、しかも世羅は父、ヴォルコフと確執があるという。
復讐に囚われた男、過去と現在、愛と憎しみが交錯する行く先は?
愛と憎悪は紙一重?
ヴォルコフに瓜二つの黒龍に憎んでいる男の面影を重ねる世羅。
そうと知りながら世羅に惹かれる黒龍。
二人の想いはどこへ向かっていくのか……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-24 00:00:00
98744文字
会話率:34%
2017年8月。一人の死刑囚の刑が執行された。宿角玲那(すくすみれいな)。享年、二十六歳と十ヶ月。
僕は彼女のことをつい最近までよく知らなかった。ただ小学校の頃に同級生だったというだけだ。彼女が犯した罪は殺人および殺人未遂。最終的に四人を
殺し三人に重傷を負わせた。その三人は、いまだに後遺症で苦しめられているという。事件は彼女が二十一歳の時に起きた。それから何年も裁判をして、一昨年、死刑判決が確定してようやく執行されたという流れだ。
彼女が死刑になったのは、そういう法律がある以上は仕方ないと僕も思う。四人もの人間を殺したんだから当然なのかもしれない。
ただ、それでも僕の胸には引っかかるものがある。彼女がこんな結末を迎えずに済んだかもしれない『if』がどこかにあったんじゃないかと……。
筆者注
【胸糞注意】この物語に分かりやすい救いはありません。主人公の宿角玲那は徹底的に不幸なままこの世を去ります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 00:32:36
115903文字
会話率:23%
遺跡から発掘された漆黒の巨石が突然振動し光を放った時、異世界の洞窟にクラスごと転移してしまう。
紆余曲折あって、いじめられっ子の主人公は偶然ダンジョンマスターの能力を得る。
「男は殺し、女は犯せ」
虐げられた心と澱んだ憎悪が融合して冥き能力
が覚醒した時、ここに復讐が始まる。
主人公を除くクラスメイトたちは洞窟を脱出後、異世界の人間の協力を得たりしながら、再び元の世界に戻るために召喚された洞窟(ダンジョン)の奥を目指します。
一方、一人残された主人公は、覚醒によって多少チート要素を得たものの、からきし直接戦闘に弱いです。
そこで彼なりにダンジョンマスターとしての能力を駆使し、魔物や罠で迎え撃つ。
その過程で人間に虐げられた獣人を受け入れることに。
序盤はストーリー進行優先でエッチは少なめ。
話が進むうちにエロメイン回およびそのバージョンも増やしていきたいと思ってます。
→エロメイン回にはサブタイトルの右に(★)を付けました。
→本番無しのエロ回、あるいはメインじゃないけど、それなりにエロシーンがある回はサブタイトルの右に(☆)を付けるようにしました。
→主なパターンは主人公もしくは魔物による凌辱(異種姦有り)を経て快楽堕ち。または主人公とヒロインの和姦です。レズ要素も少し有り。後半に入るとハーレムもあります。
初投稿でいろいろと慣れない上に後付設定が出てくるかも。
そして基本的に土日の更新となるので、気長に暖かく見守っていただければ幸いです。
※タイトルの~で囲んだ部分を内容に合せて少しだけ修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 00:02:06
1261057文字
会話率:31%
ある日、第5師団の副団長であるウルレンは、魔王の配下である魔女とであう
最終更新:2017-09-10 23:40:10
10825文字
会話率:27%
優等生の成島翔には、誰にも言えない悩みがあった。
憎悪を抱いた相手と目を合わせると、相手に怪我を負わせてしまうのだ。
「イーヴィルアイ」の持ち主と噂される中、家庭教師の勢田弘明だけは、翔を全く恐れようとせず、逆に翔を挑発して「イーヴィルアイ
」を発動させようとするが……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-23 21:00:00
85983文字
会話率:30%
2017年6月9日の月は「ストロベリームーン」
紅い(赤い)月から連想した物語を詩のような感覚で掌編にしました。
最終更新:2017-06-09 20:00:00
1682文字
会話率:23%
嗜虐性に満ち満ちた,ある男子高校生の,狂気と残虐と悲哀。この凄惨な迷路の果てに,少年は何を見るのか。
最終更新:2017-06-03 03:47:55
37568文字
会話率:55%
大学を一年留年してギタリストを目指してきた奥田孝史だが、レーベルとの契約打ち切り通告を機に、目標を就職に切り替える。同居している二歳上の姉でカウンセラーでもある佐代と、男女の仲にある孝史としては、旧家であるが故に後嗣を早く求める両親の手前
や生計の必要から、正業に就かずにいられない事情があった。
通告の翌日、女性ヴォーカルで一歳年上の三品茉莉花の自宅マンションに、孝史は別れを告げるために赴く。この二年間ほとんど専属のような形で、孝史は茉莉花のバックを務めていた。しかし恋愛関係がある訳でもなく、ただバックを下りると告げればいいとしか考えなかった孝史は、自宅マンションの一階のカフェに来てほしいという茉莉花の依頼にも、特に疑問を持たずに応じる。
しかしこれは、茉莉花の罠だった。カフェで待ち合わせた孝史は、茉莉花の指図のもとに動くユカという名の女性に昏倒させられ、気が付くとベッドに両手足を拘束されていた。
そのまま茉莉花は孝史を求め、破瓜の鮮血を流しながら、孝史を犯す。そして孝史に、自分がこのマンションのオーナーであること、その立場を利用して定休日のカフェに孝史を呼び、ユカを使って拉致させたこと、これから孝史が自分の体に耽溺するまで、何ケ月でも拘束して犯しぬくことを宣言した。
茉莉花は孝史に浣腸して排便を強要し、介護用ベッドで食事を摂らせ、生理欲求の処理時にまで互いに裸体で、孝史と愛し合う行為を終日続ける。佐代も孝史の行方を求め警察官とともにマンションまで尋ねてくるが、茉莉花に「その日店は休みで会えなかった」と言われ、引き取るしかない。
そのまま茉莉花に犯されぬく孝史。その生活が三日続き、ようやく茉莉花は孝史に、同い年で、容姿から演奏まで瓜二つだった弟がいたこと、その弟と肉体関係を結ぶ直前に、何気ない一言から、最後には弟を事故死させた過去につき話し出す。
茉莉花の異常な執着が、それ故であったことを知った孝史の感情が、憎悪や屈辱感から微妙に変化したその瞬間、部屋に入ってきた佐代にスタンガンを押し付けられて茉莉花は倒れ、孝史は救出された。佐代はカウンセラーという職業知識も生かして孝史が監禁されている場所を知り、ユカを倒してきたのだった。
しかし「大切な人をこれ以上失うくらいなら、これから死ぬ。」と言う茉莉花を前に、孝史はそのまま部屋を立ち去ることができない。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-10 22:00:56
53626文字
会話率:38%
殺された兄の敵をうとうとする吸血鬼の少女と、魔物を憎み、中でも吸血鬼を憎悪している青年との恋の話
最終更新:2017-04-02 00:00:00
1297文字
会話率:48%
VRでのゲームが当り前になった今、王道MMОRPGとして゛SPADA″が発売された。剣と魔法。精霊と魔族。竜。愛情と憎悪。かりそめの肉体(アバター)によって快楽に従順になり楽しむ人々。発売前の3ヶ月クローズドβテストが行われ、4000万の応
募から選ばれた3000人がテスターとしてゲームを先行プレイをした。
βテスターの御薬袋敬人(みないけいと)は製品版へデータを引継ぎ順調にSPADAライフを送っていたのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 18:16:14
207文字
会話率:0%
「君とともに」のセカンドシーズン。
大阪龍巳組の若頭、階堂慎之介と出会い、病気の父のこと、借金を残して家を出た兄のことなどを解決してもらった主人公、吉野 結。そんな2人の生活は楽しくいとなまれていた。
そんな中、突然、結の父が危篤の知らせ
が舞い込み、明らかにされる母の裏側。
その上、階堂に恨みを持つ輩に拉致される結……
結は、変わりゆく自分の心にに戸惑いながらも、階堂たちに守られながら、沸き起こる様々な問題と正面から向き合う。
ほのぼのした日常の中で、憎悪や欲望に翻弄される2人に新しい展開が。
切ない切ないラブストーリーです。
☆とってもエロ多めですのでご注意ください☆
本文中の人物像、名前、会社、団体などの表現は、全て事実確認はとっておりません。作者の妄想です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-09 22:19:12
153021文字
会話率:49%
あらゆる人々を騙し、誑かし、平民から王へと成り上がった女――セフィリア。
セフィリアは七歳のとき、父の正妻を殺した。
初めて他者より優位に立ったとき得た不思議な感情をきっかけに、「自分が本当に欲しているもの」が何かと考えるようになる
。
その答えを知るには、もっと優位にたてばいいんじゃないか。多くの人を見下し、従わせる立場になればいい、と七歳のセフィリアは決意する。
「馬鹿で愛らしい娘」を演じ続けた彼女は、30歳になってやっと望んでいた地位を手に入れた。
けれど、「本当に欲しているもの」はわからないまま。
この手で繰り返し人を殺しても、村を焼きはらっても、わからない。
そんなとき、聖騎士第一位のユリウス(59歳)に殺されそうになり、逆に投獄する。
ユリウスを飼うことにしたセフィリアは、ユリウスに憎悪の眼差しを向けられ、七歳のころに知った不思議な感覚を思い出す。
これは。
人々を騙し続けて王座を得た、愚かな娘の最後の物語。
※必ず、序章の前書きをご確認ください※
※ご注意※
・かなりダーク
・グロ表現有
・虐げる表現有
※アルファポリス様へも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-11 17:00:00
36074文字
会話率:28%
地味で平凡な雪斗は、転校生によって日常が崩れ去ってしまう。制裁や裏切りにあう雪斗は日に日に憎しみが心の中にたまっていった。そんなある日、雪斗は転校生に殺されてしまう。深い憎悪により、雪斗は妖怪となり、名を烏丸 雅斗と変え、復讐を誓う。果た
して復讐はできるのか、それとも……?
フォレストページにて違うタイトルで連載しています。が今は修正しました。少しリメイクしているところもありますが、パクりじゃないです。見切り発車なので更新不定期です。R18は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-31 23:24:48
73550文字
会話率:35%
【あらすじ】
大学を卒業してから突然の留学を決めた自分を心配した友人が、忙しい時間をやりくりして取ってくれた夏の長期休暇。たまには船での旅を楽しもうと誘われて、友人と乗り込んだカリブ海と大西洋横断をする15日間のヨーロッパクルーズ。
久
々に親友との旅行を楽しもうと船の旅に出た優奈。安全で楽しい旅行……のはずだった。
――名も知らない無人の島という非現実的な現実で出会った恋。
生存者は16名。彼らが育む友情と絆、愛情、そして――憎悪。
さまざまな感情を抱えて過ごす日々の中で、相手を思い、自分自身を見つめ直す。
遭難生活で落ちていく、憧れのスターとの恋は【運命の出会い】と呼べるのか――?
◆『誓約の地』は管理人YUKAが初めて描いた恋愛パラレル小説です。
R18指定もありますが、基本的にはラブ甘あり、シリアスありのラブストーリーとなります。◆管理人YUKAの運営ブログ「優芽の樹」にて先行投稿済み作品を大幅に改稿・推敲して掲載予定。こちらが改訂版です。頂いたイラストや裏話は「優芽の樹」にて掲載http://yumenoki830.blog.fc2.com/
※R18指定部分は、タイトルに「R」と付いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-13 00:00:00
407132文字
会話率:40%
私立『聖リリー・ヴァレリー女学院』
名門ミッション系女子校で起こる甘美で淫靡な儚い少女たちの物語。
主人公、舞音はピアノの音に導かれ学院のカリスマ香世子の蜜事を見てしまう。しかし、そこには2年前に起こったある事件が関係しておりー……
愛情
、憎悪、嫉妬。さまざまな感情がうごめく中、少女達はそれぞれの究極の『愛』を完成させようとしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-26 00:52:30
10591文字
会話率:24%
小雨の降る中、とある村で婚儀が行われようとしていた。
村から離れた危険な山の麓で一人住む変わり者の娘、花仙。
そしてそれを見初めた村一番の豪族の一人息子。
誠実な花婿といつの間にか美しく成長した花嫁。
祝福されながら二人は互いに誓いの杯を交
わそうとした。
その時、一人の謎の影が婚儀の場に現れる。
花婿や村人達が思わず見惚れるほどの絶世の美貌を持つ麗人。
哀しくも切ない、愛と恨みを込めてその妖艶な唇が裏切者を詰る。
「酷い人」
※疑似古代中華を舞台にした怪奇小説的な話です。
ホラー要素はありませんが、人外的なものがメインです。
短くもちょっと気色の悪い話です。
【全八話完結済み】
※タイトル変更しました。他サイトにも掲載。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 07:46:54
80872文字
会話率:9%
夏のある日、私は走っていた。お兄様の白い手、体、金色の髪、危ない青の瞳――隠し通さなければいけない記憶、誰にも知られてはいけない関係。だけど隠し事はいつかはばれるもの、謎の男は「お兄様の恋人」らしい。そして私を殺しに来た。
※近親相姦な表現
を含みます。
※主人公が暗いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 20:48:10
18940文字
会話率:45%
「私の戦争はまだ終わっていない。」
前作の「解放連邦戦争」にて、敗戦した世界連邦にそう言い残して、愛する妻子の元から去った、両性具有の身体を持つノース・ヴァムと、謎のパイロット、ゲッコウ・ネコノ特務軍曹を待ち受ける、愛と憎悪と戦いの物語を描
きました。
「機動猟犬ガブリエル・エンジェル」の続編です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 18:24:00
92131文字
会話率:58%
インテリア雑誌の編集者として働く平林卓哉は、久しぶりに異母弟の彰と再会する。
成人して大人の男に成長していた彰は、人気インテリアコーディネーターとして、名を馳せていた。
だが、二人の確執がなくなった訳ではなかった。
学生時代、異常なる憎しみ
を持って卓哉を強姦し続けた彰の憎悪は薄らぐ事がなく、再会しても尚、卓哉を束縛する。
二人の兄弟の、愛と憎しみの物語。
この作品は「梅の部屋(http://lyze.jp/umenoheya/)」にて掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-22 10:38:04
48779文字
会話率:38%
時は明治。二人の男と一人の女が出会い恋に落ちた。そして、結ばれた二人ーーしかし彼女は先に旅立ってしまう。一人の男はある男を憎悪した。ある男は、悲しみに暮れひたすら後悔した・・・そしてまた来世で彼女と再開することを願った。
時は平成。一人の男
と一人の女が出会い恋に落ちた。そしてある女もまた恋に落ちていた。
「君が幸せなら俺は・・・それでいいよ。」
ある女は、一人の女の幸せを願い・・・一人の女は一途に彼を愛し続ける。その中で、一人の男は憎悪から復讐を考え大切な人を奪い傷つける。
「愛してる・・・けど、ごめん。
やっぱり、僕は君の笑顔より泣いた顔の方が見たい。」
複雑な三人の心境が入り組み事態は悪化していく中で、果たして二人は幸せに結ばれるのかーー
明治から平成と、時を超えて転生した三人が起こすトライアングルラブストーリ。
「またきっと会える・・・」
「来世で幸せになろう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-19 22:34:46
2330文字
会話率:47%