月夜は敗戦国の王族の生き残りであった。その稀有な生まれから実験台として生かされ、丁重に幽閉されていた。
そんな彼のもとに、ある日血まみれの青年、咲桜が現れる。彼は佳境の奴隷兵であった。見目美しく甘い血の匂いさせた咲桜を月夜は一目で気
に入り、強引に身体の関係を持つ。自分に憎悪の視線を向ける咲桜に、月夜は「いつでもこの首、取りに来るがいい」、と言って笑った。
死ねない理由を抱えた月夜と咲桜の出会いはゆっくりと佳境という国の運命を狂わせていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-31 11:39:49
4237文字
会話率:39%
内乱により戦が絶えないパルテア王国。人狼の一族であるコールマン家の三子・フリードは、兄たちの奸計により敵対するガーランド家の手に落ち捕縛される。命の保証を条件に投降したフリードだったが、ガーランド家に仕える青年・ツチラトはフリードに対して深
い憎悪を向けた。彼はフリードが殺したガーランドの将軍の息子だった。
父を殺された美青年×投降した男前人狼(ハーフ)
他キャラにちょっかいをかけられたりもしますが基本は上記固定。今後性描写が登場するためR18です。
※fujossy、自サイトでも連載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 23:42:43
76214文字
会話率:55%
学者の屋敷に奉公として働きに出た某太。屋敷には一歳年上の阿貴がいて、二人は瞬く間に仲の良い友達になる。
幸福な友情も束の間、阿貴は屋敷に寝泊まりする書生から、悪意のこもった視線を向けられるようになり、某太は書生を憎悪するようになるのだが……
。
穏やかで物静かな受けを間に挟んだ総受け。年下攻め側からの一人称。少し古い時代を舞台に、じっとりとシリアス風味。
性描写を含みます。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://vilside.web.fc2.com/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-21 00:00:00
16239文字
会話率:15%
学者の屋敷に奉公として働きに出た某太。屋敷には一歳年上の阿貴がいて、二人は瞬く間に仲の良い友達になる。
幸福な友情も束の間、阿貴は屋敷に寝泊まりする書生から、悪意のこもった視線を向けられるようになり、某太は書生を憎悪するようになるのだが……
。
穏やかで物静かな受けを間に挟んだ総受け。年下攻め側からの一人称。少し古い時代を舞台に、じっとりとシリアス風味。
性描写を含みます。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-02 13:00:00
16281文字
会話率:15%
誰が悪いとも言えないが、この三人が混在すると、社会は乱れてしまうらしい。
亞夫はカルラを溺愛している。
これも有名な話で、カルラは亞夫に拾われた孤児であり、亞夫の情夫だ。
師匠のカルラ贔屓は今に始まったことではないが、弟弟子たち
には評判が悪い。
自由気ままなカルラは一番弟子だというだけで咎めもなく、周囲と調和できなくても師匠に甘やかされている。
工房に漂う、重い空気の根幹はここだと思う。
次の問題がカルラとラゴラの反目だ。
二人はもはや口も利かない。
それは構わないが、ラゴラはカルラを憎悪している節がある。
長きにわたってカルラと亞夫の関係を見てきたラゴラは、憎悪に恨みが加わっている。
完璧な経営者の貌を持つ者だからこそ余計に負の力を増幅させるのかもしれない。
閉ざされた工房で繰り広げられる、弟子達とその師匠の、淫靡な関係と、彼らを取り巻く社会に寄り添う生と死を書いた「カルラシリーズ」第7話目。住み込み弟子の7番弟子、ジュダから見える、歪んだ工房の景色と本音。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://rankai.sakura.ne.jp/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-19 01:38:42
3854文字
会話率:0%
家出少女の、なつき。
生きる為、『 夜の女 』で日銭を稼ぎ、1人で生きている事を自負に、
渋谷界隈で生活をしていた。
ある日、知り合った知人の紹介にて、新たな『 組 』の庇護で仕事を始める、なつき。
自由・社会・人間・愛・憎しみ・運命・・
・
様々な過程を経て、自身の『 道 』への歩みを始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-15 16:20:48
85607文字
会話率:31%
血の繋がらない兄が死んだ日、須弥(すみ)は一通の真っ赤な封筒を拾った。
便せんには、ほとんど口をきいたこともない兄と須弥の写真が貼り付けられていて、須弥は兄とともにその封筒を燃やした。
それは、死者と婚姻を結ぶためのまじない。
須弥は死ん
だ兄に嫁がされる。
死んだはずの兄との交接。
自宅の裏に住む、怖くて優しい七生(ななお)の執着。
それは恋愛なんて甘いものじゃない。
依存、執着、羨望、嫉妬、それから憎悪・・・。
不幸は不幸を呼び込んで、ただの高校生だったはずの須弥は、七生たちの争いにも巻き込まれ、生死の際で苦しんでいく。
善人なんかいない。
そこにいるのは、ひたすらに自分勝手なクズたちだけ。
※アルファポリスにて先行投稿中
https://www.alphapolis.co.jp/novel/457436066/493314802
・・・
テーマ的にRシーンが多く含まれます。
特に後半はハード傾向になるのでご注意ください。
暗くてハードなBLが好きな方にオススメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-03 19:45:10
157197文字
会話率:42%
男と女、善と悪、赤と青……。
それぞれが混じり合わさった時、
朝露に濡れた、美しい紫の花の芳香を嗅いだ。
街が一望できる見晴らしのよい公園で、青木純一という青年は、意を決して赤星麗奈という女性に語り始める。彼の子供時代、学生時代、そし
て、麗奈と出会ったときのことについて。それから、純一と麗奈の間に亀裂が入ったときのことのすべてを、追憶の中で告白する。
純一は、少し変わった子供だった。昔から極端な性格だった。小学生、中学生と次第に歳を重ねるにつれ、自分の中に存在する、内気な自分と激しい自分という、相反する二つの側面に気づく。そして特に中学時代には、純一にとって後の人生にトラウマを残す、重大な「事件」が起きる。
社会人となった純一は、愛すべき恋人(赤星麗奈)もでき、幸せな生活を送っていた。その一方で、純一は自分の人生をより完璧なものにするための「使命感」に燃えつつも、現在の自分の仕事に疑問を持つという葛藤を抱く。
ある日、麗奈が浮気していることが分かる。純一は憎悪する。いかに麗奈の存在が純一の人生において輝かしいものであったかを、出会ったときから今までの記憶の中で探ろうとする。
純一が麗奈と出会ったのは大学時代のバイト先でであった。純一は生来の性格のせいで苦戦しつつも麗奈を公園に連れて行き、そこでなんとか告白する。そしてついに交際を始める。純一はそれからというもの文字通り人生観が一転し、有頂天となる。
麗奈との、このかつての思い出に浸り、純一の憎しみはさらに増大する。それと同時に麗奈から受けた肉の快楽を思い出す。
純一は自殺を試みる。しかし結局、自殺できずに夜の街を徘徊する。街灯の中、純一は立ち尽くし、空からの雨滴に身を任せる。そこで純一はとある真実にたどり着く。純一は麗奈を“半分しか”愛していなかったこと、また、麗奈は自分の一部であり、隠れたもう一人の自分の投影だったということに気づく。
公園で純一が麗奈に語る、冒頭のシーンに再び戻る。麗奈は涙する。二人は以前のように手を繋ぐ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-28 23:09:46
37600文字
会話率:13%
高校生の渡貫愛佳は学校で虐められていた。
誰かに相談しようにも、親は海外に出張中で、先生は虐められてる愛佳を見ても見ぬ振り。
愛佳の精神には限界がきていた。
一人自分の部屋で虐めっこたちへの憎悪に燃えていると、美しい女の悪魔がやってきて、復
讐を手伝ってやると愛佳に持ちかける。
でもその悪魔は実は男で、天然で、すごくエッチで― ―?!
女装悪魔とM気質な女の子のエッチな学園ストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 12:07:11
6819文字
会話率:26%
この世界は捕食種、ドレッドノートと呼ばれる怪物よって蝕まれ、徐々に星の寿命を枯らしていた。
六百年前、人類と捕食種の生存を賭けた大規模な戦いは両種族に壊滅的な打撃を与え、主戦力の殆どが相打ち大戦は終わりを告げた。
そこから安定期と
呼ばれる時代が続き今に至る。
世界は現在、三大大国の王達を中心に着々と捕食種の根絶へと動いていた。
三大大国の一人機械王ルーファスに仕える治安維持部隊に所属するデリック・バートレットもまた捕食種から人類を守り戦う一人であった。
捕食種への殺意と負けん気の強さで部隊長まで上り詰めたデリックだったが、ある任務によって彼に転機が訪れる。
生きる意味を見出せなくなったデリックは生きた死人となり無意味な生を過ごしていたが死が唯一の救いだと気づき、命を絶つことを決意する。
銃口をこめかみに定め、トリガーを引くが偶然による不発で死に損なう。
途方に暮れ、徘徊していたデリックは誰もいないはずの家へ帰り着き、そこで銀髪の眠たそうな顔をした少女、ラムダと出会う。
この出会いによってデリックの運命は変わり、生きる意味、理由を得る。
それがたとえ憎悪にまみれた復讐であったとしても……。
この腐った世界での道しるべであり、命を預け背中を合わせて戦う相棒となったラムダと共に、機械王ルーファスの生み出した捕食種への絶対的な力、人工アーティファクトを手に人類に課せられた生存を賭けた戦いの一歩を踏み出す。
手始めにデリックとラムダはその足がかりとなるギルド設立を目指し三大大国のひとつギルド王の管理するギルド設立試験に挑む。
試験は順調に進んでいたが、途中で未知の捕食種、巨大眼のドレッドノートと対峙する。
未知のドレッドノートとの接触任務は本来Sランクギルド相当の実力が必要であったが、デリックとラムダはこのイレギュラーなギルド設立試験をそれぞれの特化した能力で切り抜けた。
(第一章までのあらすじ)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-07 01:25:13
18182文字
会話率:28%
拝啓
この手紙
読んでいる
お前らは
ノクタで
ネトラレを読み
発狂をしているのだろう
まともな僕には
誰にも話せない
悩みの種が
あるのです
障害者のお前らに
宛てて書く手紙なら
きっと素直に
打ち明けられるだろう
今 殺したくて
ぶっ殺したくて 皆殺してしまいたい僕は
警察と運営の制止を信じ我慢すればいいの?
ひとつしかないこの頭が何度も憎悪と殺意衝動と激怒にブチ切れて
苦しい中でこれを書いている
これを書いている
※ノクタ寝取られについてゆくゆくは作者が言いたい事のまとめみたいなものになったらいいなと思っている日記、エッセイ、コラムで一通り終わったらちゃんとした寝取られ書こうかと※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-05 22:03:07
7581文字
会話率:0%
皇帝が病に倒れたフィンディアスの実権を握るのは、「氷血」の異名を取り文武の才に優れた美貌の皇子フィロネルだった。
隣国を陥とした戦勝の宴が開かれた夜、フィロネルの前に可憐な娘を装った一人の刺客が現れる。刺客の少年はフィロネルを「祖国の仇」と
呼び、囚われても尚屈することなく烈しい憎悪を露わにした。
「俺に仕えながら俺の命を狙えばいい。そのかわり、おまえの命は俺のものだ」──復讐者の瞳に滾る炎の美しさにフィロネルは魅了され、そして「殺す者」と「殺される者」の間に奇妙な主従関係が成立した。
◇
※合意ではない暴力的な性描写を含みます。苦手な方はご注意下さい。
※架空異世界が舞台ですが、魔法要素は出てきません。
※このお話は、自サイトからの転載になります。
※月・木曜日の22時に更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-03 22:00:00
226013文字
会話率:25%
「殺してみせる。強姦魔は、一人残らず……!」
かつて純心の持ち主だった少女を変えたのは、想い人を強姦し自殺に追いやった外道への憎悪だった。
ある事件をきっかけに、誤認逮捕から三年。冤罪が証明されたことで社会復帰した尼寺倫花は、獄中生活
の代償として強姦魔を屠る術を会得した。その後、培った技術を酷使し、蚊を叩き潰すかの如く一切の慈悲を持たず強姦魔を次々と殺していく。
次第に倫花は情欲に満ち満ちたこの〝陵辱都市〟そのものを憎むようになった。
果たして、倫花と強姦魔の戦いに終止符が打たれる日は訪れるのだろうか。
ただ、一つだけ確立した未来がある。
それは本来、彼女が送るはずだった日常はもう二度と帰ってはこないという事実だけだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-17 22:54:24
25396文字
会話率:35%
バラバラがまとまる 反抗の雨だっけ?
スピッツの鉢の針
最終更新:2019-08-25 22:18:38
545文字
会話率:0%
『悪魔狩り』――強大な力を与えられ、『悪魔』を殺し続けるため必要な『狂気』を注ぎ込まれた者たち。神の掌で踊りながらたどり着いたその先で、彼らが得るものとは……? 人としての心を奪われ、弟だけに情を抱き守ろうとする『悪魔狩り』の兄と、兄の光に
憧れながらも彼を憎悪する、『悪魔』の弟。相対する兄弟を中心に、『悪魔狩り』たちを描く。◆2013年~2016年に「小説家になろう」で連載していた作品を移してきたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 23:32:49
100893文字
会話率:31%
信長は 裏切った浅井 朝倉に対して憎悪をたぎらせていた・・
それが残酷な処刑につながったのです
最終更新:2019-07-31 02:46:09
2907文字
会話率:33%
過酷な生い立ちにより人妻に強い憎悪を抱く男が次々と女性を襲う話です。
最終更新:2019-07-27 12:50:08
851文字
会話率:0%
平凡な農家の青年として生きていた彼は、ある日『トウヤ』という謎の人物の記憶を得た。
その日から、彼の思考は『トウヤ』に侵食され、消えない憎悪と焦燥感から旅に出る。
―これはその過程で起こる欲望と罪の記録である。
最終更新:2019-07-27 01:55:09
485文字
会話率:0%
甘美な果実番外編。
澪子の回顧録。
誕生から、昴との最後の時までの物語。
美しく生まれた娘の過酷な将来は、6歳の時に決まっていた。
最終更新:2019-07-07 11:59:21
23061文字
会話率:31%
獅子の王であるヴァイスには、Ωの后であるオーロラがいた。
ヴァイスは他には后を娶らず、彼を深く愛してはいたが、二人は運命の番ではなかった。
しかし、運命の番に出会う確率は低く、その幸せは永遠に続くと思われていた。
だが、運命は残酷にも、二
人の間に現れた、敵国である、ティルノナーグの王である黒虎のシュヴァルツが現れた事で引き裂かれる事になった。
シュヴァルツこそ、オーロラの運命の番だったのだ。
運命の番の絆により、オーロラの愛はシュヴァルツのものとなってしまい、オーロラはヴァイスを捨て、シュヴァルツの元へと向かう。
オーロラに去られたヴァイスだったが、穏やかな性格から、オーロラの事を思い、一度は諦める決意をする。
しかし、幸せに暮らしている筈のオーロラの身に起こった事を知り、ヴァイスはシュヴァルツを憎悪し、側近たちの反対を押し切り、ティルノナーグへと進軍を開始する。
すべては、オーロラをその手に取り戻すために。
しかし、シュヴァルツが本当に欲しかったのはオーロラではなく……。
※fujossy「獣人×オメガバース短編小説コンテスト」参加作品です。※メリーバッドエンドです。
※メインは、黒虎×獅子王
※3P描写はありません。
→4/19追記。後味は良くありません。また、活動報告にこの話関係で新記事を作成しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-16 20:38:13
26151文字
会話率:16%
幼い頃に母を亡くした優馬はこれまでずっと、
母が死ぬ直接の原因となった義理の従姉妹を憎んでいた。
ーーーあの日、幼かった彼女が道に飛び出さなければ。
少しでも、周りを見ていれば。
母は、死なずに済んだのに。
母が彼女を庇わなければ、今頃
、母は生きていた。
仮にそのせいで、彼女が死んでいたとしても。
血の繋がりのない義理の従姉妹だ、関係ない。
そう、思い続けようとしていたのに。
憎悪が強すぎるのか?それともーーー。
自分の感情から目を逸らしたくなるほど、
気づけば彼女のことを考えている。
母の死も、彼女も、彼女への憎しも全て
忘れられたら。そう願うのにもう何年も叶わずにいる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-30 21:19:03
55242文字
会話率:31%
◆あらすじ
ヤクザ×ショタ(鬼畜眼鏡×強気) / 暴力 / イジメ / 愛情 /
吾妻に全てを奪われてから10ヵ月後、健一は中学生になった。
周囲からヤクザの愛人として蔑まれる生活に憎悪を募らせ、
健一は次第に周囲に対して暴力的になっていく
。
◆注意事項
当作品には、子供が暴行される等のシーンや反社会的描写があります。
嫌悪を覚える方は閲覧をご遠慮下さい。
また、児童虐待等の犯罪行為を推奨するものではありません。
完全に【フィクション】として読める方のみ自己責任にてご閲覧をお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 19:00:00
65715文字
会話率:48%