強権的な独裁体制が敷かれた新世日本国。「国家に対する罪」により逮捕された者を待ち受けるのは、性暴行とその様子を収めた映像の公開だった。
冤罪と発覚し釈放されても拡散は止まらない。そして、痴態を晒された者にさらなる追い打ちをかけるおぞましい
仕組み。そんな社会に立ち向かう女ジャーナリストともう一人の短編。
彼女の生き様は正義か悪か。貴方がどちらを選ぼうと、彼女達は選択を変える事は無い。
※本作は「凌辱の映像を多数の人々に広められても逃げずに堂々と戦う強気なヒロイン」が好きというニッチ性癖の人向けの作品です。直接的な性描写は少なめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 16:49:30
5771文字
会話率:29%
やっと彼氏と別れたらしい、7年間片思いしていた先輩に、告白するところから始まる話です。
登場人物
都築 亘
大学二年生 身長178センチ
黒髪 トップ長めのツーブロック
高等部までは陸上部 種目はハードル
悠斗のことが中等部1年の頃から
大好き
早島 悠斗
大学四年生 身長175センチ
薄茶色の髪の毛は地毛
センターパートの襟足短めウルフ
少食だけど華奢な体型なことは気にしている。
柾と付き合っていた
七井 柾
大学四年生 身長180センチ
黒髪 トップ短めのツーブロック
元バスケ部 ポジションはセンター
穏やかで優しく、怒ったところは誰も見たことがない。
悠斗と付き合っていたが、別れを告げる
fujossyさんにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-13 00:26:06
38139文字
会話率:26%
二十一歳の姉は、現在彼氏なしで、欲求不満。——だからと言って、弟の僕とセックスしようとか、バカなのか!? しかし——
白いワイシャツの開いた襟もとから覗く、胸の谷間。薄紫の蠱惑的なブラジャーに包まれた、豊満な乳房。刺繍のほどこされた高級
そうなブラは、よく見るとうっすらと透けて、白い肌が見えている。大人っぽい下着、揉み心地の良さそうな巨大なバスト……ダメだ! こんな誘惑に勝てるか!
それでも、僕は必死に抵抗したが……。……あとはタイトル通りだ、さあ笑え。
そんな、グラビアアイドル並の誘惑ボディの姉と、それに勝てない弟の、軽めのノリで一線を超えちゃう、イチャラブセックス。おい弟、ヘタレてんじゃーねーぞ、と煽りながらお楽しみ下さい。
約10000字中、ゴムあり本番6000字程度の、ほぼ実用品です。ノリが多少バカっぽいのと、♡喘ぎ多めなのにご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 00:30:00
10047文字
会話率:69%
母親たちは白襟の赤襦袢を着て、ローションやコンドームの入ったカゴを持つ――。
待ちに待った授業参観の日。母親たちを前にみなが色めきだつ中、伊藤涼太は浮かない顔をしていた。
これは普通の授業参観ではない。
供たちに正しい性教育を施すため、実技
というセックスをする日なのである。
紗幕が引かれ、子供たちが待つそこに入ってゆく母親たち。
憧れていた親友の母とすることに喜ぶ諒太だったが、その傍らで母はクラスで嫌われている友達のところに向かってゆき――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 00:53:19
8676文字
会話率:34%
女子少年院での厳しい服装指導
最終更新:2024-02-01 09:00:00
8791文字
会話率:44%
日高実:主人公、高一、陸上部所属
水上颯馬:主人公の幼なじみ、高二、陸上部所属、子供の頃は悪ガキ。
異常気象が続く昨今。
突然、大雨が降る事も増えてきた。
実(みのる)は颯馬と一緒に帰っている時に大雨に遭い、びしょ濡れに。
折しも季節は夏
。
濡れた開襟シャツから透けて見えた物に、実は驚き、そのまま颯馬の家に連れ込まれたらソコには・・。
って話をちょっとだけ書いたよ。
書きたいところだけ書いた。
すみません。
主人公以外の大人の絡み描写有り折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-20 23:27:48
35213文字
会話率:17%
秀樹は26歳、小さな製造会社の工場の技術の仕事をしている。3年ほど付き合った彼女と昨年別れて以来、もっぱらアダルトビデオで性欲を消費していた。その秀樹の好みが最近変化して、熟女ものにはまっていた。それは友人の「40代、50代ならいくらでもセ
ックスフレンドできるぜ」という言葉にそまってしまっていたからだ。
そんな秀樹が最近くだんの友人に教えられたSNSに登録し、交際したい相手の年代を40代~50代で募集してみた。そこは、友人の言う通りすぐに何人かのメル友ができ、中には結構きわどい話をしてくれる相手もみつかった。その中で、秀樹がなんとなくひかれて気に留めていたのが、登美子(50歳)であった。登美子も秀樹と同じ26歳の息子さんがいるということで、親子みたいなのもいいね、という感じのノリで仲良くなり、時には登美子が一人の時にはお互いの声で慰め合うような関係にもなっていった。
そうなると自然なことであるが、一回会いたいということになり、お互いの都合を合わせて会ってみた。秀樹はSNSではすごく登美子のことで感じていたのだが、いざ会うとなると本当にそんな年上の女性と会って楽しいのかやや戸惑いもあったが、やはりSNSで催していた男の欲望は抑えられなかった。
実際に会ってみると、登美子は155㎝ほどで少し肉付きがいい女性であった。最初はやっぱりおばさんだなと思ったが、ただ胸が大きく襟ぐりが大きくあけられて、乳房が少しこぼれるような感じで見えており、そのことは秀樹を大きく刺激していた。一緒に食事をしたり散歩したりしていると、だんだんと人の目も気にならなくなり、むしろ少し際どくあいた胸元に魅せられて、やや下半身も硬くなりそうな感覚もあった。
そうして最初のデートを済ませて次にSNSであった時には、二人の会話というよりもビデオ通話はすさまじく激しく求めあうような性的なものとなった。そして、そのあと、今度は本当にしようねという約束をしていた。
こうして二人は年下の男と母親のような熟女として男女の仲を結んでいくのだが、そこから意外な方向へ、リアルの母子関係へと秀樹も登美子も舵を切ってしまうことになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-12 18:00:00
179575文字
会話率:6%
茶店の女店主を見初め、琢磨は頃合いを見計らって茶店に飛び込む。雷雨となって顧客が散りじりに帰ってしまい彼女だけとなったからだ。ところが女店主も琢磨のことを憎からず想ってくれていた。
投稿先:愛と官能の美学 官能文書わーるど
最終更新:2023-11-09 07:00:00
15910文字
会話率:23%
愛と官能の美学 Shyrock様に投稿済み
感想の書き込みがこちら
https://sss888.bbs.2nt.com/
【知佳の美貌録】高原ホテル別版 艶本「知佳」
ひそかに心を寄せる茶店の女店主
https://letsgochik
a.jp/blog-category-40.html折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 18:00:00
13680文字
会話率:23%
風呂上がりの1杯が欲しくて駄々をこねる、浴衣姿のブロンド髪白人娘。
はだけた襟の間にメートル超えの超乳をこぼす彼女へ、かつてナンパ師だったという老人が1人の青年をけしかける。単に日々の疲れと理不尽から湯治に訪れた彼は、何の変哲もない3
0歳手前の若者だ。押しの弱い性格から瓶の牛乳を2本奢り、抱えた下心を成就できない。
しかし、その夜、彼と彼女は繋がった。
夕食で泥酔した娘は部屋を間違え、自慢の乳房を晒して男性の布団で眠りにつく。裾を捲ると生の膣穴が現れ、我慢できずに男はレイプした。眠り開いた股の間に、ギンギンに張りつめた種付けの肉棒を。
――――無論、男は一夜の過ちで終わる気はない。
娘は遠い異国の地で、人種違いの種を直接子宮へ注がれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 19:39:00
12544文字
会話率:37%
ある男は必死に走っていた。そんな彼こと上田和也(うえだかずや)には同郷から一緒にこの大学に進学してきた彼女がいる。その名を天野千歳(あまのちとせ)という、彼とは高校時代からの付き合い、いわゆるカップルである。
そんな二人を追ってやはり同
じ大学に進学してきたのが、襟坂恵美(えりさかめぐみ)という、彼らの同級生である。
恵美は高校時代に和也に告白をし、振られているという過去を持つ。そして和也は千歳と付き合うことになるのだ。
一緒の大学に行くと恵美が言った時、二人はその事を気にしていたが、
「その事はもう気にしてないよ。それより二人と一緒にいたい、ただそれだの理由じゃあダメかな?」
その一言を礎に、三人の関係が成り立っている。
三人は大学院へと進み一足早く千歳が卒業し、生体応用工学研究所という所へ就職する。
そして和也たちが同じ場所へ就職して間もなく千歳は変わっていく。
和也が就職して三年目、その現実を目の当たりにする。
それは人体実験を行う施設だったのだ。そして三年目に入ると離職は出来ない、そんなシステムである。だが、和也が思うところと千歳が感じていたところは違っていた。
和也が[三年目]目の当たりにしたある日、和也と千歳は初めて対等な立場で話が出来るようになる。そして千歳は和也に縛られることを望む。
そこから千歳は徐々に自分の姿を取り戻していくのだが、ある日恵美が二人の家にやって来て……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 18:00:00
67388文字
会話率:38%
「お前がここの女将か?」
詰襟のシャツに燕尾服、安良上家の家令と思われるその男はわずかに顔を上げ、分厚い丸眼鏡の奥からじろりと由里に目を向けた。
「この見合い、壊してもらいたい」
時代は明治後期、料亭の若女将、由里はある男との出会いを
きっかけに平凡な日常が変わり始める。
そして由里の前にまた新たな男が…
「貴女の真の雇い主は誰だ?」
由里は息を呑んだ。一言で今の状況を表すならそれは”恐怖”かもしれない。
震えそうになる唇を一旦噛み締めて答える。
「私はまだ誰のものでもありません」
「ほう」
※時代はざっくり明治後期から大正期をイメージしています。その都度調べながら執筆しておりますが、時代背景など矛盾していることもあるかと思います。ご了承のほどお願い申し上げます。
※54話で完結しました。たくさんの方に読んでいただきとても嬉しく思います。誤字脱字などありましたら遠慮なくご報告ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 12:00:00
110027文字
会話率:56%
夫が出掛けた隙に、実家から持ち帰った高校の制服を着た百合。
当時からの変化にショックを受けつつも、ポケットに入っていた思い出の品を見つけ、再び淡い初恋の相手に想いを馳せる。
※※前作「卵焼きの彼」の直後のお話です※※
前作を読んでいること
前提で話が進みますので、未読の方は宜しればそちらからどうぞ。短いのでサクッと読めます。
※念のためキーワード確認お願いいたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 01:00:00
7571文字
会話率:52%
さわぐな…澤木は女を抱きかかえると上着の襟元を乱暴に開いた…ぷるんと形のいい乳房が桜色の乳首とともに露わに…
お蔭さまで投稿開始1カ月たたないうちに登録者様50名を超えました。
少しでも気になりましたら、ブックマーク登録よろしくお願いしま
す。もっと過激な小説も提供できると思います!
登録者が伸びないと削除してしまう可能性もあるので、できれば登録お願いします!
更新頻度は高いほうです。
筆者自身、自身の小説を読みながらオナってます…
推奨:自動音声に流してみると臨場感あふれること間違いなし!いますぐシコりたいというあなた、すぐにお目当てのシーンがありますので、まずは覗いて見て!!エロを惜しみなく描写しつくしています!あなたができない非日常のレ〇プ、この小説内で澤木になったつもりで可愛い由梨にチンコつっこんじゃいましょう!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 23:06:12
39885文字
会話率:45%
『お前が女連れ込むなっつうから男にしたんだよ。』
なんで俺がショック受けなきゃなんねえんだよ。
『馬鹿じゃねえの?』…本当に、俺は馬鹿だ。
ウィルは駆け出しの薬師。好きになったのは、いつも襟が片方立ってて馬鹿騒ぎして大家に怒られる、女好きの
だらしないおっさんだ。
だがある日、ウィルはヘマをして『ご奉仕』する事に。それを聞いたヨショアは相手の男とカケをした。自分の命を賭けて。
若い奴にゃ甘い最強のおっさん鳥×本当の一人称は僕の背伸びするひよっこ
ほのぼの ハッピーエンド折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-09 21:16:48
51349文字
会話率:29%
ここはヒト族と虫族が住む世界。そんな世界でシジミチョウの青年が元ヤンくまんばちの青年に絆されてめちゃ溺愛されるお話。
※お初虫BLです(ノリはいつも通りです)
※残虐描写は元ヤンがでてくるので保険です
※多分ずっとイチャイチャ。エロは常々。
印なしです。
※なお、虫族は基本ヒト型ですが、元になった虫の特徴を受け継ぎます。
例:
シジミチョウ:ちょうちょの翅、リボンしっぽ(尾状突起)
くまんばち:襟ふわもこ、翅、尾、針
※くまんばち(キムネクマバチ)×シジミチョウ(ヤマトシジミチョウ)
※ヒト族は男女いますが、虫族は男体のみ、性質はそれぞれの性別から受け継いでます
※その関係で虫族のみ男性妊娠可能、2人の子どもは出す予定ですが、妊娠・産卵シーンはありません。軽く流します。
※多分更新はゆったりまいぺーす折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 18:54:12
38371文字
会話率:46%
堀田正俊は怒った。またまた、三歳しかちがわない、厚木電装本社工場生産部、生産管理課の荻原重秀生産管理係長が、ご託を並べたてて、理不尽なことを言いはじめたからだ。
「そこまで言うなら、係長が営業すればいいですよ。僕が上に掛け合います。ぜひ、
営業方法を教えてください」
荻原重秀係長の前で、堀田正俊はそう言い切った。
「なんだと!」
叫ぶやいなや、荻原重秀は堀田正俊のスーツの襟をつかんで締め上げた。そして一瞬に右手をうしろへ引き、拳を堀田正俊の顔面に叩きつけた。
と思ったら、堀田正俊の顔がすっと右へ動き、荻原重秀の拳は堀田正俊の右頬骨をかすって堀田正俊の頬の皮膚に血をにじませ、そのまま空を切って左へ流れた。
同時に堀田正俊の右拳が荻原重秀の胃に炸裂し、さらに左拳が荻原重秀の右顔面へ強烈にヒットした。
ふたりの行動は一部始終社内カメラで記録されていた。一方的に荻原重秀に非があったが、厚木電装は堀田正俊の過剰防衛を主張し、堀田正俊に九州支社へ転勤を命じた。
堀田正俊は弁護士を立てて訴訟すると言って会社側に掛け合った。
厚木電装は、荻原重秀の不祥事が世間へ広まるのを恐れ、堀田正俊に東京営業本社の営業係長のポストを与える見返りに、事件を口外せずに会社に勤務して欲しい、と妥協案を示した。
強気に出れば世間体を気にしてコロコロ態度を変える厚木電装に、堀田正俊はほとほと嫌気がさした。
弁護士を立てて厚木電装と交渉し、一千万の退職金を受けとって厚木電装を退職した。
堀田正俊二十五歳。理工系の大学院を修了し、厚木電装入社半年の九月だった。
そして、二人は思わぬ事件へと巻き込まれてゆく・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 07:43:25
3135文字
会話率:40%
小学5年生の春。自転車で坂を下っていた僕が、前を歩く女子中学生に危うく追突しそうになった。慌ててブレーキレバーを引くも、なんとケーブルが・・・
強引に自転車を倒し、なんとか怪我をさせずに済んだが、代わりに僕は全身が傷だらけ。でも、倒れて
いた僕が視線を向けると・・・
最初に見えたのは、夕陽で美しく煌めいている、黒い革靴。次いで、足首の辺りに少し皺の刻まれた黒い靴下が視界に入る。
靴下・・・?細く綺麗な脚にピッタリ貼り付いている黒い繊維は、夕陽を浴びてキラキラと反射しながら、編み目の奥にある脚の皮膚までもうっすらと見せている。凄く薄い、靴下と呼んで良いのかどうか分からないそれは、膝を通り過ぎてスカートの中までずうっと続いていた。(この頃の僕は、飛行機のCAなんかが履いている、ストッキングなる代物の存在を知らなかった。)
細かい襞が無数に入った黒っぽい(濃紺の)スカートが、膝頭の少し上から始まり、そして同じ色のシャツが続いていた。そして襟には赤いスカーフ。
この服は、僕でも知っている。近所の女子中学生が制服として着ている、セーラー服だから。
フルートを静かに吹き鳴らしたような、心地良く透き通った声音を奏でる彼女の名前は『高階亜矢』。最近、僕の近所に引っ越してきた綺麗なお姉さんだった。そして、僕が初めて恋をした瞬間だった。
2年後、中学校に入学した僕は、彼女が生徒会長をしていることを知る。そしてここから、憧れのお姉さん『高階亜矢』との物語が始まるのだった。
今回のストーリーは、高校生の山田太郎が憧れの先輩『及川祐佳』を超能力を使って襲った『始まりは放課後から』の前日譚として描いたものです。
主人公にはやや歪んだ性癖はあるものの、私の作品としては陵辱色が薄い作りとなっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 00:00:00
85163文字
会話率:33%
古くより大陸を統べてきたスワン王国。長く繁栄を謳歌してきた王家には、語り継がれてきた詩がある。
麗しき白鳥が病に苦しむ時、空より青き涙を身体に帯びし白銀の天女あらわる。
飛ぶこと不死鳥の如く、駆けること女豹が如き。女神が纏いし衣は矛を通さ
ず、聖なる力は癒やしを与えるなり。
時はスワン15世の御代。北の辺境にて現われた謎の女が王国転覆を企てた。
討滅に向かった王国軍は壊滅。国王までもが帰らぬ人となっていた。王妃は既に病死している王都では、弱冠16歳の王女マリアと側近、そして近衛軍団のみが残された。
王国の衰退は明らか。大陸の諸地域・諸都市は悉くゼノビアに従い、気が付けば王都だけが残っている。そしていよいよ、その王都にすら敵軍が。
迎え討つは近衛軍団。装備の劣勢は覆し難く、会戦することすらなく潰走。王都陥落。そして王城に残る王女マリアは。。。
その時、一人の女戦士が敵軍を阻むかのごとく現われた。
首までを包むハイネックにしてノースリーブ、太腿を大っぴらに見せる丈の短い白のミニスカワンピース。襟から背中にかけて純白のマントを風に靡かせ、胸には金色のエンブレムを輝かせている。
赤いベルトがウェストの括れを作り、バックルにも黄金のエンブレム。右の腰は銃がホルスターに収まり、左の腰は剣の柄。
両の手は光沢ある純白のグローブが肘から指先までを覆い、足元は7cmのピンヒールを備えた純白のニーハイブーツ。
素顔は窺えない。陽の光をキラキラと反射する白いヘルメットが頭を、黄色いバイザーが顔を隠しているから。唯一見えるのは、鼻先で止まるバイザーの下端からはみ出す口元と、ヘルメットから腰にかけて豊かに溢れ出している銀色の髪の毛のみ。
「苦しむ白鳥の民を救うため、天より使われし白銀の戦士、シルバースワン!」
右手に純白のマントを持って靡かせ、高く透き通った声で鋭く名乗る謎の女戦士。
見た目は華奢な身体つきながらも、白銀の大型バイクに跨がって疾走する一人の女戦士が敵を圧倒する。格闘技・剣技そして射撃、どれを取っても超一流。その強さ・速さは王家で語り継がれてきた伝説を彷彿とさせる。
シルバースワンは、伝説の如く白鳥の王国を蝕む毒を制するか?それとも、北の辺境より現われし病は、白銀の戦士をも呑み込んでしまうか?
これは、王国の民を救わんと一人闘う伝説の女神を描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 00:00:00
217636文字
会話率:25%
県内の中堅公立高校である第二高等学校。文化祭も終えて3年生は大学受験に精を出している時期、引退した元部長であり憧れの先輩でもある及川祐佳が部室へとやってきた。
そして、及川先輩は予備校へ送って欲しいと、自転車通学をする2年後輩である僕、
山田太郎にお願いしてきた。
陽を浴びて、艶(つや)やかに輝くストレートのロングヘア。大きくて魅惑的な瞳に、真っ直ぐ通った鼻。遠くから見ても、人並み外れた美貌が目を惹く。
着ているのはブルーのブレザーに、同色のベスト。内側には白いブラウスを着ていて、襟元には赤いリボン。そして、ブレザーと同じ色のプリーツスカート。公立高校の地味な制服でありながら、及川先輩が着ると、他の生徒とは印象が全く違う。
ミニスカートから伸びる脚が、また凄く魅力的。太腿はピチッと引き締まり、膝の下は純白のルーズソックスがフワリと巻かれている。足元は黒のローファーが陽の光を浴びて煌めいている。
今はルーズソックス全盛の時代。及川先輩も他のコと同じように履いている訳だが、真っ白な生地をフワッと柔らかく履きこなし、絶妙な位置でピタリと止まって黒光りするローファーに軽く被せている姿が、実に美しい。
足元のローファーだって、黒革にしっかりと光沢が乗り、パッと見は傷や磨り減りが殆ど分からないくらいに綺麗。まるで、新品の靴を履いているかのように。
学校から予備校までの道。そこを自転車で走るとなると、車も人も疎(まば)らにしか通らない、ちょっと寂しいルートになる。そこを、憧れの及川先輩と二人きりで走る。
こんなチャンス、多分今日だけだろう。もう二度と来ないだろう。そう思い、心臓をドキドキさせながら、僕は学校を出発した。
この時、僕は想像だにしなかった。今日これからの時間が、僕や及川先輩の人生を変えるような、重要な転換点になろうとは・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 00:00:00
82377文字
会話率:24%
自分の未来に希望など持てないお嬢様大学生と年下詰襟男子高校生の現代版おとぎ話。
藤原いつか先生主催の「真夏のセイフク企画2021」参加作品です。
※読了ツイート時の作品URL削除お願いいたします。
※ベリーズカフェにも掲載しています。
最終更新:2021-08-21 00:00:00
20150文字
会話率:39%
仲良く中翼学園大学部に進学し、三人でミニアパートの一棟を占拠するのは、高校でバドミントンに勤しんでいた男三人。
そのリーダーである進史はインキュバスで、可逆TS能力を持っている。「可逆TS」という行為が関係性に浸透し、三人は奇妙な関係を
築いていくことになる。
注意書き:
男性向けのつもりですが、精神的BLっぽさを感じる可能性があります。
今作中のTS(女体化)は全て可逆です。
ただし、男体同士のままの性的接触はありません。
登場人物
矢島 健太郎(やしま・けんたろう)
中翼学園大学部一年。一人称は俺。
高校時代は男子バドミントン部のキャプテンで副部長。
身長181cm。髪は短く刈り上げている。つり目で顔が少し怖い。筋肉質で肩幅が広い。丸首のTシャツをよく着用する。料理が得意。
伊奈川 蓮(いながわ・れん)
中翼学園大学部一年。一人称はぼく。
高校時代は男子バドミントン部のエース。健太郎曰く「一番上手い」。ただ健太郎を相手にするとほぼ五分。自分のやりたいことを優先するタイプ。
身長172cm。爽やかで細顔の甘いマスク。髪の色は少し薄く、マッシュにまとめている。襟のあるシャツを好む。
時任 進史(ときとう・しんじ)
中翼学園大学部一年。一人称は私。
高校時代は男子バドミントン部の部長。健太郎と蓮とは高校時代に知り合い、バドミントン部に引き込んだ。プレーは上手くないがバドミントンへの情熱が高くリーダー気質のため、雑用係がてら部長に祭り上げられていた。
身長168cm。髪を派手(赤)に染めて立てている。インキュバスで女遊びが激しい。
※この作品はpixivとの重複投稿作品です。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15372465折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 17:00:00
37242文字
会話率:40%
これ以上、君が自分のものになるということは望まない。なってほしいとも願わない。だけど、そのかわり、他の誰かのものになることも許さない。
願わくば、この襟につけた真っ赤ルージュが彼と彼女を引き裂きますように—。
冴えない会社員をしている中山
は好きな人がいる。だけど、その人は自分ではない人と婚約をしてしまった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-09 12:00:00
8686文字
会話率:14%