小学生の頃に自分の鍵の閉め忘れによって起こった一家四人殺傷事件の被害者で唯一の生き残りである伊佐名と、そんな彼と高校で出会った平凡な日常を過ごす龍巳。共通点もなく、初めはお互い無関心だったが、校外学習で行った水族館をきっかけに急速に心を通わ
せ始める。しかし龍巳には人には言えない秘密があって、小学生の頃からずっと傍にいた幼馴染もいて――
(後半はエロのハッピーエンドです)
※実在の事件や人物とは関係ない完全なるフィクションであり、参考にした事件等もありません。
重複投稿しています。いつもは投稿元のpixivからほぼそのまま引っ張ってきていましたが、今回は一部加筆修正しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 17:32:53
27304文字
会話率:62%
胡散臭いオカルト探偵×常識人の新人刑事 のホラーミステリー風BL
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刑事部に配属になった吉野が迎えられたのは、その存在が公にされていない、捜査第二課”特殊捜査支援班”。
科学と常識で解決できない、”怪異”が
関わる事件を捜査し、起きたすべてを把握することが使命である。
調査内容は秘匿され、絶対に日の目を見ない。存在すら一部の人間にしか知られていない。
そんな彼らに協力するのは、怪異が見えるという怪しげな探偵、桂木だった。
オカルトに縁のない刑事・吉野と、そんな吉野に決して心を開かない桂木。
二人はコンビを組み、一家殺傷事件の捜査に投入されるが―――
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※ホラー・グロテスク表現を含みます。
※後半にエロ含みます。だいぶ後半になります。(章タイトルに※をつけます)
※エロには無理矢理表現などと含まれます。
※他サイトにも掲載しています。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 18:02:54
534951文字
会話率:34%
堀田正俊は怒った。またまた、三歳しかちがわない、厚木電装本社工場生産部、生産管理課の荻原重秀生産管理係長が、ご託を並べたてて、理不尽なことを言いはじめたからだ。
「そこまで言うなら、係長が営業すればいいですよ。僕が上に掛け合います。ぜひ、
営業方法を教えてください」
荻原重秀係長の前で、堀田正俊はそう言い切った。
「なんだと!」
叫ぶやいなや、荻原重秀は堀田正俊のスーツの襟をつかんで締め上げた。そして一瞬に右手をうしろへ引き、拳を堀田正俊の顔面に叩きつけた。
と思ったら、堀田正俊の顔がすっと右へ動き、荻原重秀の拳は堀田正俊の右頬骨をかすって堀田正俊の頬の皮膚に血をにじませ、そのまま空を切って左へ流れた。
同時に堀田正俊の右拳が荻原重秀の胃に炸裂し、さらに左拳が荻原重秀の右顔面へ強烈にヒットした。
ふたりの行動は一部始終社内カメラで記録されていた。一方的に荻原重秀に非があったが、厚木電装は堀田正俊の過剰防衛を主張し、堀田正俊に九州支社へ転勤を命じた。
堀田正俊は弁護士を立てて訴訟すると言って会社側に掛け合った。
厚木電装は、荻原重秀の不祥事が世間へ広まるのを恐れ、堀田正俊に東京営業本社の営業係長のポストを与える見返りに、事件を口外せずに会社に勤務して欲しい、と妥協案を示した。
強気に出れば世間体を気にしてコロコロ態度を変える厚木電装に、堀田正俊はほとほと嫌気がさした。
弁護士を立てて厚木電装と交渉し、一千万の退職金を受けとって厚木電装を退職した。
堀田正俊二十五歳。理工系の大学院を修了し、厚木電装入社半年の九月だった。
そして、二人は思わぬ事件へと巻き込まれてゆく・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-12 07:43:25
3135文字
会話率:40%
シリーズ「牡丹」完結編。「緋い牡丹は闇に咲く」後日譚。同じアパートにやってきた「ホリシ」と「牡丹」に翻弄された少年視点の物語。ノワール風。エログロ多め。濃いめの性描写・鬼畜展開・殺傷沙汰あり。ブラック注意。
2012 年公開作に少し手を入
れたものです。個人サイトからの転載。全 11 話。
前日譚はほぼ 2000 年代後半の印象で作成されており、本編はその約 1 年後、本作はさらにそれ以降という設定ですが、シリーズを通した時代設定は厳密ではありません。
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本作は倫理観の欠如したノワール風物語であり、エピソードのほとんどが犯罪行為あるいは問題行為です。過激な性行為、暴力行為、殺傷事件といったエピソードを含みますので、ご注意ください。本作に書かれている内容は、端から端まで妄想によるフィクションです。言うまでもなく、現実世界において同様の行為は許されません。
以上のことを踏まえたうえで、基晴と芳宏の行く末を最後まで見届けたいと思われる方のみ、先へお進みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 00:40:36
36860文字
会話率:43%
ひとの父親を独占したかった少年・鳥海識と、識に父との時間を奪われた少年・野明守。
再会から始めようとする識と、再会で終わろうとする守。
すれちがった時間の埋めかたを、それぞれが模索し、また繋げるお話。
幼い頃、ひとりの男をめぐって対峙して
いた少年ふたりは6年のときを経て再会する。
高校2年になった識は、野明監督のもとレギュラーを目指し野球に励んでいた。そこに兵庫県の進学校から、なぜか傷を負って帰郷した高校3年の守。識は守の父である野明監督から守の世話役を任されるが、ふたりの間にあった軋轢を周囲のおとな達は知らなかった。
過去は過去として今の立ち位置を確定しようとする識と、過去を引きずったまま自分の傷口をさらに広げようとする守。
守が同性愛者として殺傷事件に巻き込まれ帰郷したこと。さらに初恋の相手が自分であるとも告げられた識は、今度こそ守から大切なものを奪わない道を模索し始め、それがふたりの進む道になっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 21:00:00
67376文字
会話率:40%
――あの日、平穏だと思っていた世界が、一変した。
ひとをひとだと思わぬ、孤独で傲慢な男の凶行によって。
■『あの事件』をモチーフに描いておりますがフィクションです。
■凄惨な描写が入ります。
■性描写は、ありません。が、『絶対に十八歳以
下には読ませたくない』という意図から、『ムーンライトノベルズ』に投稿させて頂きます。
以上のことをご理解頂けたかたのみ、お読みください。
2019.06.06~06.12毎日更新にて完結。全七話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-11 00:00:00
22592文字
会話率:10%
塾の帰りに殺傷事件に巻き込まれてしまった彼……那音。そのトラウマから女子をドール化にさせる能力に目覚めて、第一目標の少女をドールにさせた。
目標は、殺人犯を匿ったことで、人の平等論を正当しようと思ったが、現実と錯覚して精神を壊してしまう。
那音の力の発動により、目標の少女の家族は、その娘が初めからいないと処理された。
実際、その目標の少女はドール化されたので那音の手の内に潜んで過ごしている。
彼の気紛れの時の遊び相手にされたという。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-19 05:25:16
2149文字
会話率:22%
――――遺体なき殺人。
華屋への気持ちを隠しながら不毛な関係を続ける祈は、ある日、下級生の相崎圭に告白され、付き合うよう迫られる。
圭が彼の兄、相崎寧(ねい)に刺される夢を見た祈は、阻止するために圭と付き合うことを承諾した。そんななか、現実
に殺傷事件が起きてしまう。現場には血痕が残るばかりで、遺体がなかった――――。刑事×ミッション系男子高生。「イブの涙」の続編。初めての方は、先に「イブの涙」をご覧くださいませ(宣伝♪)前回に引き続き、残酷な描写、殺人シーン、流血シーン、エロシーンあり。反社会的な表現あり。ご注意下さい。ミステリー色が強くなっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-30 10:26:24
249861文字
会話率:34%
情に流されやすく、弱さを全面に出した女性、由紀。
何故か周りの男性が彼女を放っておけず恋に落ちてしまう。
10年前の残酷な殺傷事件に関わった3人が繰り広げる恋愛模様。
3人の立場に立って、書いていますので、
途中で主役が変わっていきます。
最終更新:2012-02-05 20:59:00
43010文字
会話率:20%