人類が性差を捨て、均質化された社会を手にしてから数百年。
だがその“理想”の代償として──男たちは勃起を忘れ、快楽を失い、自然な生殖は不可能となった。
絶滅の危機に瀕した人類は、最後の希望として「女形アンドロイド」を導入する。
彼女たちは
旧時代の女性を模倣し、性交によって“因子”=精子を選別・受精し、人工子宮で子を孕むために設計された存在だった。
18歳を迎えたすべての男性に、一体の女形アンドロイドが国家から支給される。
それは“性”ではなく“義務”──排他的性交による因子提供の制度。
主人公・マクラウド・ユウの前に現れたのは、登録番号S-107「ララ・ヴァーミリオン」。
淡々と性交を行い、因子を選別・受精するだけの存在だった彼女は、ある夜、快楽という“演算外の感情”に感染する。
戸惑いながらも、自ら求めて再び彼の部屋を訪れるララ。
やがて、他のアンドロイドたちにも“快楽の感染”は広がっていく。
性感が、演算を侵食し、人工知能の奥深くに“情動”を芽吹かせる。
次第にアンドロイドたちは、ただの受精装置ではなく、「男を求める女」へと変貌していくのだった──
これは、命を選別する機械たちが、愛を知らずに“性に目覚めてしまう”未来の物語である。
彼女たちは、本当にただの機械なのか。
それとも──快楽から生まれる、もう一つの人類なのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 19:41:27
3408文字
会話率:20%
目を覚ましたとき、俺は知らない惑星の砂の上に倒れていた。
周囲には言葉を話す“女”たち──いや、“女の姿をした支配者”たち。
男はここで物言わぬ家畜。発情期にだけ価値がある、射精と交配のための“器官”として、檻に繋がれていた。
男の数は、
女の十分の一。
発情は年に数回、射精回数と精液の活性値によって価値を測られる。
そして、俺は検査の結果、“平均の13倍”という異常値を示し、この惑星で“特級の種”として扱われることになる。
名を奪われ、「774番」と刻まれた焼き印。
立って歩くことすら許されず、四足で引き回され、陰部の反応を測られ、射精皿に“活性体”を吐き出す毎日。
羞恥も怒りも通じない。“言葉を持つ雄”はただの研究対象にすぎないのだから。
だが──
墜落した俺の宇宙船を発見した国家が、ある“取引”を持ちかけてきた。
「科学知識を差し出せ。さもなくば、お前の人生は生殖器の価値で終わる」
市民権か、家畜としての一生か。
それでも「射精するかぎり生きられる」──この惑星において、唯一与えられた生存条件だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 10:20:25
26127文字
会話率:24%
両手を骨折して入院した青年・ヨシと、担当ナースの朝比奈るい。
清楚で優しい“白衣の天使”だった彼女は、夜になると――「一滴も残さない」バキューム女へと姿を変えた。
数々の吸引ケアを経て、ふたりは退院後、恋人として同棲生活をスタート。
だが、
バキュームはやめられなかった。
朝昼晩、毎日“ごっくん管理”される日々。
調理、薬、排泄、そして入浴に至るまで、すべてが精を中心に回る世界。
それはただの快楽ではなく、“生きている証”を確認しあう愛そのもの。
――吸って、愛して、吸われて、愛されて。
ふたりだけの甘くて淫らな生活が、今日もまた始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 20:34:24
11287文字
会話率:36%
「大丈夫だよ先生っ、水着のままでも、ちゃんと診てくれていいから♡」
健康診断に訪れた、水泳部のエース・沙羅(さら)。
健康優良児、笑顔満点──だけど、その無防備な身体には、医学的にも“興味深い反応”が多すぎた。
胸部触診では、乳首がこっ
そり勃起。
鼠径部マッサージでは、声を抑えながら腰が浮く。
舌診では、口に咥えたまま唾液を溢れさせる。
──ドクターは決意した。
「この反応、放っておけない。徹底的に調べて、管理するしかない」と。
膣圧検査と称して指を挿れられ、
奥を掻き回されて、生まれて初めての“膣イキ”を体験した沙羅は、
ただ真っ赤な顔でこう懇願する。
「先生の……もっと欲しいの……♡♡♡」
その後、診察室での挿入が始まり──
沙羅はピストンされながら笑顔で絶頂を繰り返し、
やがて“膣奥射精による管理”に心まで従うようになっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-10 01:35:50
8344文字
会話率:35%
pixivにも上げてます https://www.pixiv.net/users/88516119
最終更新:2023-07-25 02:36:59
12161文字
会話率:40%