アルファの中でも別格の存在として君臨している澤泉財閥。斗輝は澤泉家の長男で、彼も父親に劣らず優秀なアルファである。しかし、二十歳を迎えても番に出逢える気配もなく、鬱々とした日々を送っていた。そんな息子を憐れに思った父が、とある施設を紹介する
。そこで斗輝は、運命の番であるオメガの写真を目にした。その瞬間、これまでの無気力な人生が一転。しかし、ようやく出逢えた番であるオメガは、「唯一の番」という観念が抜けていて、自分が斗輝に執着される理由が分からない。発情期を迎えても、斗輝を拒もうとする。それでも、斗輝は自分の番を大事に大事に囲い込んでゆく。●受け仔をベッタベタに溺愛する攻め様が書きたいと思っていたら、オメガバースネタが降ってきました。まぁ、みやこ作品は基本的に溺愛設定ですが、本能の部分で惹かれ合う二人が書きたいなぁと。実際には、オメガ君が勘違いっ子なので、完全に惹かれ合うまでには時間がかかりますが。そんなオメガ君を必死で手に入れようと頑張るアルファ様を、どうか温かく見守ってください。●アルファポリス様でも、同時掲載。●4/8追記:発情中の奏太君は、口調が幼くなり、漢字表記が少なくなります。多少読みにくいとは思いますが、ご容赦いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 22:19:20
824608文字
会話率:28%
★不憫受けの波乱の恋をお楽しみ下さい♡
部活の先輩である桐生に一目惚れしたベータの陽太は、大学でばったり彼に出会ってしまう。「俺のことエロい目で見てただろ」そう言われて、言い訳できなかった陽太は先輩のセフレになった。
先輩への恋
心でセフレでも体温を分かち合う方が良いと言い訳している陽太の前に、アルファの幼馴染の弦太が現れる。弦太と陽太が仲良くしている姿に、なぜか苛立つ桐生。
一方先輩と関係する度に体調不良は増すばかりで、悩む陽太。同じ理工学部のアルファの中川はそんな陽太を放って置けない。
そんな中川の紹介してくれたドクターからの驚きの言葉に、陽太は追い詰められる。
「君はいずれオメガになるよ。君は後天性オメガだ。」
アルファを引き寄せるベータの陽太を巡る、アルファ達との執着と嫉妬、そして溺愛のオメガバースストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 18:00:00
217875文字
会話率:37%
ずっと『運命の番』を待ち望んでいたオメガの僕は、会社の先輩アルファに恋をした。
“運命”ではないとわかっていながらも、止められない恋心。
しかし幾多の偶然が重なって、僕は先輩の番になった。
もしかしたら気付かなかっただけで、僕たちこそが『運
命の番』だったのかもしれない。
そう信じていたのに、ある日夫は僕以外の“運命”を見つけてしまい――。
激しく暗いオメガバース短編小説。
不憫を通り越して悲惨です。
流血、殺人ありのメリバストーリー。
タグを要チェックの上、お進みください。
(以上のことが地雷な方は、ブラウザバックお願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-07 15:11:42
5935文字
会話率:20%