二十歳になった夏、女は十も歳上の男の元へ嫁いだ。
相手は山奥に住まう、無愛想で多くを語らぬ孤独な元軍人の男だった。
夫となる男と心を通わせ子を生し、温かな家庭を築くという女としての幸せな未来を思い描いていた女だったが、男と暮らす内それは叶わ
ぬものと知る。
二人の心の距離は縮まらず、釦を掛け違えて行く。
互いの本心など知ることもなく、ある日女は衝動的に家を出て、そして雪山で遭難した。
これは、不器用で愛を知らぬ男と、夢見がちで世間知らずの女が、婚姻を通して真の愛情を見つける物語。
2023/09/24 日間ランキング(連載中)で160位
2023/09/25 〃で24位
2023/09/26 〃で19位
2023/09/29 〃で21位→14位
2023/10/02 〃で48位 & 同(総合)で256位 & 週間ランキング(連載中)で129位頂きました!
2024/04/29 日間ランキング(連載中)に久々ランクイン(64位)しました!
ありがとうございます!
【注意】
※時代設定は19世紀後半あたりで、場所はヨーロッパ小国のどこかですが、ゆるっとふわっとしていますのでご了承下さい。
※流産の表現が出て来ますので苦手な方はブラウザバックでお願い致します。
※Rシーンは予告なしです。
※その他、タグに追加予定(ハピエンは変えないつもりですが、プレイ内容は変更になる場合がございます。予めご了承下さいませ)。
※投稿時間は23時。
※ストックがもうないので、書いて出しになります。
※推敲はしているつもりですが、誤字脱字王なので、見落とし等お見苦しい箇所があるかと思います。もし宜しければ、誤字脱字報告頂けましたら助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 23:00:00
221500文字
会話率:28%
ある王国の第二王女は、美しい両親や兄弟姉妹とは異なる顔付きや髪色を持って生まれた。
家族には自分たちと違うと蔑まれ、使用人からは避けられ、国民からは忘れられ、北の塔に秘匿され孤立して育った彼女はいつしか表情を失った。
一方、第二王女と少年
時代から交流を持ち、成人後は彼女の専属護衛騎士として静かに守護して来た男。
男は幼い頃から彼女の孤独に寄り添い、彼女に深い愛と忠誠を誓って来た。
やがて劣情を抱くようになるも、身分差から諦め、ひたすら傅き主人の幸せだけを願っていた。
ある日、王女が予想外のことを言い出すまでは──
2023/06/20 日間ランキング(連載中)で222位→38位
2023/06/25 〃で68位
2023/07/02 〃で81位
2023/07/12 〃で35位
2023/07/13 〃で15位
2023/07/22 〃で42位
2023/08/09 〃で33位
2023/08/11 〃で36位
2023/08/12 〃で44位
2023/09/24 〃で272位
2023/09/24 〃(完結済)で224位→126位→69位
2023/09/25 〃で54位→40位
2023/09/26 〃で35位
2023/09/30 〃で57位→37位、週間ランキングで60位
頂きました!ありがとうございます!
2023/09/24 無事完結しました。
ありがとうございました!
また、完結後もいいね、ブクマ登録、評価、感想、誤字脱字報告等頂きまして、ありがとうございます!感謝感謝です。
【注意】
※西洋中世風世界観+ファンタジーで、ご都合設定です。
※残酷なシーンがあるかも知れません。
※R18シーンは予告なく入りますが、恐らく後半になりそうです。
※各自、タグでご自衛下さいませ。
※なるべく気を付けていますが、誤字脱字等がありましたら、お手数ですがご報告頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 23:00:00
378560文字
会話率:43%
魔女のキーは、夏の第一収穫祭ルーナサを目前に、客の入りの悪い自分の店で溜息を吐いていた。
この村に来て四年。
今年も、夏の祭が始まろうとしている。
そんなキーの前に、ある晩現れた男、リーアム。
ミステリアスな彼が、突然キーに密着取材を申し
込んで来た。
果たして彼は何者なのか?
※Summer Night time参加作品です。
※時代は1950年頃ですが、色々ふわっとした設定です。
※サブテーマの
「〇〇村には変わった祭りがある」
「汗、早く拭いてよ」
を使用しています。どこで使われているか、探してみて下さいねw折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-01 14:35:47
54244文字
会話率:54%
「科挙落ちた、皇帝死ねっ」
酒楼で飲んだくれ、そう叫んだところを、皇帝直属の特務部隊に属する青年の蘇明暁(そ・めいきょう)に聴かれてしまった柳子渼(りゅう・しび)。
逮捕されそうになって慌てるが、明暁が子渼を酒楼の外へ連れ出したのは、子渼が
怪しげな薬を酒に混ぜられて飲まされたのを見かけたからだった。
明暁の機転によって、ならず者から救われた子渼だったが、飲まされたのは、どうやら媚薬。熱くなる身体を持て余し、心ならずも明暁と一夜を共にしてしまうのだが――……。
※「*」のついた話は性描写をふくみますので、苦手な方はご注意ください。
※改訂前のものをpixivにも掲載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 22:41:53
42747文字
会話率:43%
女騎士アメリアは『黒皇子』と呼ばれ忌み嫌われていた幼い皇子の護衛騎士に任命される。だんだんと皇子から懐かれて、さらには親子ほど年の差があるのに求婚までされてしまう。皇子を諦めさせようと必死になっていたとき、何者かに嵌められアメリアは殉死する
。だが悔やみながら死んだせいか、貧乏男爵家の赤ん坊にすぐに生まれ変わった。ならばもう一度殿下にお仕えしよう!今度は使用人としてお仕えしよう!と意気込んだのだが……「懐かしの熱い視線を感じるんだが?」生まれ変わったのにどうしてまた懐かれているんでしょうか?長期喪失を味わって捻くれた美麗皇子×生まれ変わり美人使用人(中身は脳筋最強女騎士)のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 21:03:46
6095文字
会話率:40%
小さい頃から顔を合わせれば喧嘩をしていた公爵令息のカイルと公爵令嬢のレイ。けれどレイはずっとカイルの事が好きで、素直になって告白したいと思っていた。そんなときカイルが他の令嬢から貰ったクッキーをレイに渡してきて、捨てることも出来ず仕方なくレ
イは口にする。口にした瞬間、熱くなる胸にレイは意識を失った。「あー、そういう仕様ね。じゃあ練習ということで。」と気づいたときには、なぜかカイルのラブドールになっていてーーーー…!?
※エロ多めのため、頭をからっぽにしてお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 17:36:39
7475文字
会話率:35%
平々凡々な生活を送っていた斎藤空と双子の妹である海未はある日同時に高熱を出し、目が覚めると身体が入れ替わっていた。元に戻る手段を見いだせないまま入れ替わった状態で過ごすことになるが、男の身体になって性欲が暴走気味の妹に襲われる。それからとい
うもの空はなんだかんだえっちな日常に巻き込まれていく。
「女の子ってこんなえっちなことに巻き込まれるの!?」
また、双子の妹海未もまた違った形でえっちな日常を歩むことに。ちょっとえっちな青春譚
★がついている回はえっち要素があります。
基本的に第三者視点で、登場人物の誰かにフォーカスしています。【】の中がフォーカス対象です。
入れ替わり後は呼称を意図的に変更しています。
空(中身が海未):ソラ
海未(中身が空):うみ
ストックが続くまでは毎日更新予定(20時10分)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 20:10:00
93972文字
会話率:51%
私は家族に捨てられた。
私は父親という存在に襲われた。
そんな連中を見返す為に取った行動が幼稚過ぎて、滑稽だけど………本人は真剣に弛まぬ努力をしてのし上がっていく。
そんな残念な話しです。
最終更新:2024-11-22 12:00:00
15959文字
会話率:21%
「フラれて始まる君との恋」の続編、番外編です。
すれ違いを繰り返してようやく両思いになったタイガとカツラ。なぜかカツラにだけは執着してしまうタイガは嫉妬を感じるたびにカツラを激しく抱くのだった。そんなタイガをカツラはただ愛おしく、かわいらし
いと思ってしまう。
ある日、カツラはタイガの会社の先輩のフジキと出会い、彼の悩みごとを自分が働く店で聞くことに。フジキの緊張を解くために提供した飲み物はまさかの強烈な酒だった。フジキは酔って恋人カリンと間違いカツラにキスをしてしまう。
こんなことがタイガの耳に入ればただてすむはずがない。しかしやはりというかその事件はタイガが知ることになり…。
「カツラ、どうしてだまってたんだ?いまからお仕置きするから。服全部ぬいで。ベッドで開脚するんだ。」
タイガの有無を言わせぬ表情にカツラは…。
仲良し熱々の二人とタイガとカツラをとりまく人達のストーリーです。元恋人のカエデも登場し奇妙な四角関係にも!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 08:06:12
431962文字
会話率:54%
<オメガバースの世界観をお借りしてます>最強アルファと名高い第5王子シルヴィス。
パートナーである番(つがい)の最有力候補として選ばれたのは、「美貌のオメガ」として有名な僕の双子の弟だった。
王子との顔合わせ前日、両親を亡く
した僕たち双子にとって親代わりである姉の妊娠が発覚し、急遽、代役として兄である僕が付き添うことに。
顔合わせ当日、シルヴィス王子に目を向けた瞬間、僕の全身が熱くなり……気がついた時には、弟ではなくなぜか僕が王子に抱きしめられ、こう呟かれていた。
「見つけた、オレの運命。」
周囲の騒めきと弟の絶叫……その後の首筋への激痛。
これは、自分では全く予想しなかった「運命の番(つがい)」に振り回され、抵抗し、流され、享受(きょうじゅ)するまでの僕の物語。
#ストックなしで書いているため、見直して不自然な表現は、随時修正します
#設定上、暴力、差別表現は、予告なしに入ります
#18シーンにはタイトルに※入れます
#アルファポリスさんにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 05:19:50
159660文字
会話率:23%
<オメガバースの世界観をお借りしてます>
最強アルファと名高い第5王子シルヴィス。
パートナーである番(つがい)の最有力候補として選ばれたのは、「美貌のオメガ」として有名な僕の双子の弟である、ライであった。
シルヴィス王子と
の顔合わせ前日、両親を早くに亡くした双子にとって唯一の肉親であり、親代わりである姉の妊娠が発覚。
姉の悪阻がひどいため、急遽、代役として双子の兄である僕が付き添うことに。
顔合わせ当日、挨拶をしようとシルヴィス王子に目を向けた瞬間、僕の全身が熱くなり…気がついた時には、弟ではなくなぜか僕がシルヴィス王子に抱きしめられ、こう呟かれていた。
「見つけた、オレの運命。」
周囲の騒めきと弟の絶叫…その後の首筋への激痛。
これは、自分では全く予想しなかった「運命の番(つがい)」に振り回され、抵抗し、流され、享受(きょうじゅ)するまでの僕の物語。
#設定上、暴力、差別表現は、予告なしに入ります
#18シーンにはタイトルに※入れます
#アルファポリスさんにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-30 01:00:00
56796文字
会話率:22%
終わらない仕事、その日も残業で夜遅くまで働いていた柳平友知《ヤナギダイラトモカズ》は、突如胸の苦しみに襲われて、その場で倒れてしまう。死因は、心筋梗塞だった。
薄れゆく意識の中で目を覚ました友和は、子供の姿になっていた。見知らぬ世界の
はずなのに妙な既視感に襲われ、辺りを見回す。
鉄を打つ音、剣を腰に刺した冒険者。
そこは、自分の住んでいる日本ではないことは明らかだった。
「おぅトモじゃねぇか。今日はどうした?えらく遅いじゃねぇか。とっとと手伝え」
困惑する友知に続ける鉢巻とエプロン姿の男。
「おいトモ。両親が死んで辛いのはわかるが弟や妹を養うんだろ。そういうお前の熱い心に共感して、まだ16歳のお前を雇ってやったんだ。仕事しねぇなら追い出すぞ」
その言葉を聞いて渋々働く智和。
「おいトモ。お前どうしたんだ?まるで、武器や防具を触ったことがないみたいな顔しやがって、働いてもう1週間になるんだぞ。この武器と防具を王都エインヘリヤルに運ぶまでがお前の仕事だと言っただろう」
友和はこのエインヘリヤルという言葉に聞き覚えがあった。昔、熱中して遊んだRPGゲーム『ダークネスドラゴンズ』縮めてダクドラ。
ダクドラは今は全く珍しくないが当時は珍しく、オープニングから暗いダークファンタジーの世界だった。
簡単にいうとゲームのオープニングで一つの村がいきなり滅ぶのだ。
少年の見た目をしている人間が何処かから村に戻ってくる帰りに村を襲おうとしているリザードマンの部隊に遭遇する。
村に伝えに行こうとしたところを後ろからザックリと斬られて絶命する。
そして、目の前の男の話を聴きながら作られた剣が反射して映った友和の姿は、その子供の姿をしていた。
これはそんな友和が死亡フラグを折りつつ、生き残るために現代知識とゲーム知識をフル活用して、頑張る物語のはずが、、、どうやら転生者特有の俺に与えられた能力はそうもいかないようで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 22:00:00
193345文字
会話率:48%
熱海の小さな高級旅館松屋で、県会議員が大浴場で水死した知らせに熱海署の刑事が向かった。
部屋に二人の客を呼び、芸者駒菊も同席で宴会を催していた。
だが、客も誰なのか誰も判らない。
同席した駒菊に詳しい話を聞いても、中々意味不明。
その後、殺
人事件が連続で発生!
県警の出番が、、、、、、
温泉地熱海で起こる謎の連続殺人に一平と美優の活躍が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 12:00:00
72221文字
会話率:61%
静岡県警捜査一課は久々に事件の無い時を過ごしていた。
所轄から転勤して来た本間刑事は45歳の女性刑事、彼女には三人の娘が居て長女の優花は早々と結婚願望を持って、結婚相談所に登録していた。
そんな優花がある日を境に消えてしまった。
熱海の証券
会社に勤めているのだが、自宅から片道二時間もかかる。
何か事件に巻き込まれたか?手掛かりを求めて身内の捜査に静岡県警の面々が捜査を始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 12:00:00
98082文字
会話率:57%
お馴染み、野平一平、美優夫妻の静岡県警シリーズ最新作!
静岡市内の小さな信用組合の熱海支店に、強盗が侵入、客と組合員を人質に立て籠もるが、現金は五百万程度しかなく、リスクの大きな犯罪だと思われた。
その小さな信用組合に八人もの強盗犯が何故?
ネットに書き込まれる次々の指令に、混乱の静岡県警。
元自衛官とテロリストが加わって、緊迫の展開、手榴弾、自動小銃、対戦車砲と多彩な武器に翻弄される県警。
温泉旅館、銀行、信用組合、次々と狙われる。
自分の身を守る事に必死の防衛大臣、ネットを利用した知能犯が、次に狙った物は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-11 18:00:00
79525文字
会話率:24%
前世が勇者だった主人公の『加賀人』と、前世では敵同士だった魔王の3人娘との、蕩けるような甘く熱い夜の出来事。
カクヨムの方で連載していた作品の、R18描写がある場面を描いたものです。この作品だけでは、キャラとか関係性だとかが分からないかと
思います。すみません(_ _)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 07:42:54
9479文字
会話率:55%
気高く戦うヒロインほど、敗北を望まれている――。
突如現れた魔物、それに対抗すべく設立された【討魔機関アーク】によって少女のみで結成された変身ヒロイン部隊【討魔神姫】が各地に派遣され、日々死闘を繰り広げていた。
魔物よりも高い戦闘力を誇る
討魔神姫達だが、少しの油断や卑怯な策略により敗北を喫することもあり、仮に魔物に敗北した場合、待っているのは死より恐ろしい快楽地獄だった……。
シルフィリアこと神代葵もそんな討魔神姫の一人であり、中でも卓越した力を有していた。
◆
現在日本を舞台に男は殺し女は犯す魔物と戦う変身ヒロインの話。
初めは最強格のヒロインが少しずつ敵に能力を把握・解析され、そして……。
正史ではクールで強いヒロインがIFルートで完膚なきまでに叩きのめされ敗北する内容です。
しかし、敗北IFルートもただのもしもの話ではなく……?
ブックマークや感想、評価など頂けるとシルフィリアをイジメる手に熱がこもります。
よろしくお願いします!
◆
挿絵・立ち絵など
シルフィリア/神代 葵
灯ひでかず様(https://www.pixiv.net/users/4057)
ソルレイン/朝野 日向、メイアドーラ、108-3_メイアドーラ_IF、241_触手淫獄_5
ササマシン様(https://www.pixiv.net/users/91153)
アルマ・アーク/白森 聖理、オルレア/黒鉄 麗刃、○○(ネタバレのため伏せ字)/葛城 美咲、082-6_ヒロインイーター_IF(暴力表現注意)、EX-IF_007_討魔神姫たちの夏(前編)、117_輸送、176_終わり
そむりえ様(https://twitter.com/erg_sommelier)
EX-IF_004_白濁に染まる黒
あまみ様
012-1_スライム_IF
あろえ♡きゃんどる様(https://twitter.com/AMIBAnotTOKI)
265_ウェブルとフィカス_D
L鎧武様(https://twitter.com/Suzaku622)
立ち絵や挿絵を描いてくださった皆様、本当にありがとうございます!
※キーワードは今後予定のものも含まれています。
※Pixivでも同じ内容で一部投稿しております。
https://www.pixiv.net/users/2882581折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-21 06:00:00
1435374文字
会話率:46%
その日目覚めたユスティーナは、顔も名前も知らない男に恋をした。
無遠慮に触れる指。暴くように咥内を探る舌。甘く熱をもたらす吐息に言葉。
何もわからないまま、身体を高められ、寝て、起きてはまた探られる。
それでも嫌だと思えないのは、きっと私が
彼に恋をしているから――。
起き上がれるようになったユスティーナは、自分の過去をなにも知らないことに気がづいた。
いつからここにいるのか、どうしてこの人といるのか。なぜこの人は、ユスティーナを見つめる瞳に、愛情と憎悪を綯交ぜにしているのか。
分からないけれど、その瞳に見つめられると、ユスティーナはどうにも胸が高鳴ってしまう。
世間では、厭世家の人形師と呼ばれる、まるで生きているように緻密な人形を作り出す天才アベル・コントラット。
ともに生活しながら、身体も開いて、ユスティーナは彼に溺れていく。
いつか、手放されるその時まで、冷えてしまった彼の心を暖め続けようと、決意して。
――ねえ、アベル。わたし、あなたのこと、ちゃんと愛してあげられたかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 22:10:00
10679文字
会話率:33%
札幌の飲食店でマネージャーをしていた赤松香澄(あかまつかすみ)は、バニーガールの格好をするよう強要されセクハラを受けていた時、ファッションブランドChief Every(チーフ・エブリィ)の社長で、世界長者番付にも載る億万長者。テレビなどメ
ディアにも出る有名人の御劔佑(みつるぎたすく)に助けられた。それだけでなく、御劔の会社で秘書として働くようスカウトされてしまう。熱心に口説いてくる佑に、香澄は心を動かされ、彼と共に東京に向かう事を決意した。東京での秘書生活を経て、佑とも心を通わせ婚約し、お互いの両親とも挨拶をする。いざ彼の母方の実家であるドイツに向かうとそこで香澄に災いが降りかかり――? 佑の従兄である奔放な双子・アロイスとクラウスにも振り回される日々。帰国したかと思えば会社内でのいびりがあり、落ち着いたかと思えばまた新たなトラブルに巻き込まれて――? いちゃいちゃしながら世界を回りつつ、ヒロインの香澄が色んなトラブルに遭い、二人で乗り越えてゆく大長編です。
※ 未熟な挿絵もついております。
※ アルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェ(全年齢版)にも投稿させて頂いております。
※ ラブシーン(程度の強弱はありますが、こちらで甘い雰囲気と判断した箇所)には☆を、挿絵のついている回には※をつけています。香澄が少し可哀想な目に遭う回は、★をつけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 21:16:50
2840225文字
会話率:39%
コレットは死にゆこうとしていた。だが気が付けば彼女は温かな寝床におり、ジスランという男性の介護を受けていた。次第に元気を取り戻したコレットだが、彼女は自分が何者であるかまったく覚えていない。それでもジスランに恩返しをしたいと願うコレットは、
彼の愛人となる事を受け入れた。熱っぽい目で見つめられ、毎度熱い精を注がれる。だがジスランはキスだけは決してしてくれなかった。いつかこの関係にも終わりが来るのかと思っていた時、コレットを知る人物が城を訪れ始める。徐々に明かされる自身の過去と対峙した時、コレットの身に襲いかかったのは――。
※ドロドロなダークシリアスです。直接的な描写はそれほどありませんが、血生臭かったりがっつり近親相姦などがあります。タグに気を付けてお読みください。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-24 21:42:53
117413文字
会話率:35%
『葉山堅治』は隣の席の無口でクール系美人な現役グラビアアイドル『氷川麗奈』に片思いしていた。ところがある日、氷川をモデルにした自作エロ小説のパイズリシーンをうっかり読まれてしまう。恋の終わりに絶望する葉山だったが、何故か彼女が一人暮らしして
るマンションの部屋に放課後連れ込まれ、そこでグラドル爆乳パイズリを経験したり、ゴム無し生ハメ童貞卒業中出しした結果、なんやかんや両想いとなって恋人同士に。
感情の起伏に乏しく素っ気ない態度の氷川だが、その冷たい印象とは裏腹にエッチなことにはやたら情熱的で、迸る変態性欲の赴くまま葉山を振り回し続ける……。そんなラブコメシリーズです。
以前あったものとほぼ同じですが、諸事情で削除していたので再度投稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 20:00:49
92411文字
会話率:63%
ひょんなことから異世界へと繋がる道を見つけてしまった笹塚陽茉莉はそこでガタイのいい中年の騎士に出会うも、彼に触れられた箇所が熱を持ち、身体が火照るのを感じた。
急いで元の世界へと戻るも、どうやらこれだけで終わらなかった。そして陽茉莉はのちに
知る。彼が情欲を増加させる魔法を使えることに。
■ムーンライトノベルズ公式企画『ブルームーンカクテル』の参加作品です。
1話~2話は公式テーマ「あなたのことを教えてください」
3話~6話は公式テーマ「ご協力のお願い」です。
7話~は公式テーマ「懇親会のご案内」「住民への注意喚起にご協力ください」です。
お借りした作品
『N8005JL(3話)』『N2826JN(3話)』
#BMC_使ってもいいのよ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 19:20:56
41225文字
会話率:51%
笑みの絶えない(機嫌のいいときはわかりやすい)筋肉質巨漢紳士(愛しい妻を甘やかしたいし、意地悪もしたい)ギルド長ドルックとの順風満帆な結婚生活も続くそんなある日、ドルックの急な出張が決まり、一週間会えなくなったイルは寂しさのあまりドルックの
残り香だけで身体が熱くなり、彼を想って自分を慰めることにした。
しかし予定より早く帰ってきたドルックに戸惑いながらも見られていないはずなのに「どうしてイルくんの下着がこんなに濡れてるんだい?」と自慰をしていたことがバレてしまうのだった。
こちらの作品はなろうにて連載している『不運なのでスイーツを食べてレベルアップ』のキャラではありますが本編にかすりもしないIfストーリーと関係性になりますので本編は読まなくてもそのまま単体でお楽しみいただける内容となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-02 08:11:43
14397文字
会話率:40%
ひょんなことから時間が巻き戻り二度目の人生をパークアクターであり舞台俳優でもある推しに人生を捧げていたらなんやかんなあって小学生の頃からの付き合いのある一途で優しくいい子な同級生、水泥恵介と恋人になった橋本絆奈はある日水泥から家に泊まりに来
てと言われるも熱のある目を見て、えっちなことが起こると身構えてしまい、心の準備のため断った。
後日、相手から再び泊まりに誘われる。今度は何もしないからという誓いを立てられて。すでに心の準備は万端なのでむしろいつ来ても大丈夫だと思いながら彼氏の家に泊まり、共にベッドに入るが特に何もなく寝落ちてしまう。
水泥はというと、手を出してはいけないと必死に我慢するものの耐えられず部屋を出て自慰をすることになるが、途中で絆奈に見られてしまうのだった。
こちらの作品はなろうにて完結している『推しを腐った目線でイチから応援したら近づきすぎて死にたい』の水泥ルート後のお話となりますが、本編は読まなくてもそのまま単体でお楽しみいただける内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 00:10:53
18552文字
会話率:36%
青髪赤目の体育教師、雷夏。
ダンジョンの魔力に取り憑かれた緑蜜高校ダンジョン部OBの女教師はどんな方法を使ってもモンスターの蔓延る刺激的なダンジョンに挑みたい。
母校の入学式で見つけた回復系オーラを持つ男子生徒を熱烈歓迎し自身が顧問をするダ
ンジョン部へと強制入部させようと……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 18:06:50
487831文字
会話率:40%
強く美しい魔女クローディアは、敵国から同胞を守るために戦っていた。
やがて魔力も尽き始め、襲われそうになったところを一人の男に救われる。
その男はかつて天界の高名な騎士で、戦いへの欲に溺れて魔界へ堕ちた猛将ヴァルハルトだった。
命を救った対
価として彼が求めてきたのは、クローディアを自身の妻にすること。
残忍で血も涙もない男かと思いきや、ヴァルハルトは意外なほど丁重にクローディアを扱ってくれる。
そして夜は淫靡な愛撫と熱くたくましい剛直によって、クローディアは得も言われぬ快楽に溺れていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 10:06:27
72220文字
会話率:35%
誰にも会わないだろうと完全に油断していた真夜中のコンビニで、今まで全く相手にされていない好きな人と会ってしまった女の子が、慌てて逃亡を謀ったものの、見事に捕まってしまった夜にあった出来事と、その後の二人。
単なる偶然という棚ぼたで愛しい推し
の心を射止めた女の子が、あまりにモテすぎたために心に闇を抱えてしまった男の子を癒すだけのラブコメ。
※ヒーローがシャレにならないレベルの女嫌いです(ヒロインのみ除く)一方向から見た偏見なども強めなので、苦手な方は気をつけて下さい。
※R描写ありは、★付。
※アルファポリス・カクヨムにも掲載しています。(全年齢版もあり)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 19:10:00
132244文字
会話率:42%
始まっていないのに恋なんて
<a>https://novel18.syosetu.com/n4703id/</a> の続編のようなものです
色々な人を巻き込み別れてはくっついた、史之と多香子は一緒に暮らし始めます。
建築士の史之は近代建築の研究会をしたり、公務員の多香子は資格取得を考えて、すれ違いも多くなってきます。
それでも緊縛を覚えたい史之は、M嬢の雪をパートナーにバーアークトゥルスでのショーを目指して練習をします。そこで感じた感情に史之は捉えられていきます。
夜の闇の世界に踏み入れ、史之と多香子は自分たちなりの愛の形を探そうとします。そこにはただ二人では終わらないモノがあります。オープンマリッジもその選択の一つでしたが‥‥折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 17:30:00
468689文字
会話率:60%
女魔王であるヴァレリーのもとへある夜を境に、若い勇者ディルクが現れるようになった。ヴァレリーを討伐してやると威勢よくのたまうディルクに何故か本気の殺意は感じられない。ただ毎夜熱心に魔王城までやって来る男に、次第にヴァレリーは気を許し始めてし
まう。
整った顔立ちである一方無口で表情も乏しく、何を考えているのか分からない勇者が密かに討伐以外の策略を巡らせていることに、ヴァレリーは気付けないでいた。
* * *
豪快で小さいことは気にしない女魔王と、そんな魔王をどうにか自分のものにしたいツンデレ勇者のお話。
※はR18表現が入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 17:00:00
53759文字
会話率:40%