「鞄の中に入っている物を全部出しなさい!」
スーパーで働く美桜は店を出てすぐのところで男子高校生を捕まえた。
学校指定の鞄の中からはお菓子や炭酸飲料などといったレジで精算していない商品が次々とテーブルの上に散らばった。
「どうしてこんな
ことしたの?」
美桜の問に対し
「そんなの腹が減っているからに決まっているだろ? 食う以外にどう使うんだよ?」
と真顔で答える男子高校生。
それが馬鹿にした感じで言っているのであれば美桜も更に声を荒げたところだが、男子高校生が真顔だったので美桜は呆れた。
聞けば、父親を交通事故で亡くし、母親は男を作って家を出て今は一人で暮らしているとのことだった。それを不憫に思った祖父から仕送りはあるが、それだって十分な額ではない。
美桜も夫を交通事故で亡くし、この男子高校生と同い年の息子がいる。もし、息子が同じ境遇だったら……と考えると他人事ではいられなかった。
「これは私が買ったことにするわ」
警察に突き出す訳でも、学校に報告する訳でも、店長に言う訳でもなく、美桜は自分の判断で男子高校生が起こして罪をもみ消した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 06:24:09
78177文字
会話率:47%
父と子、ふたりの旦那様から寵愛を受ける召使の話。
短編連作になります。時系列はばらばらです。
最終更新:2024-04-24 17:53:50
18561文字
会話率:48%
主人公はS男。
いつものように遊び相手を見つける為にSNSで出会いを求めた。
どんな奴でも構わない。
そう思っていたのだが…
*R18作品ですので、未成年の方は読まずにお戻りください。
*性行為を表現している箇所があります。また、行為に対
して、マイノリティやセンシティブに触れていたとしても作者は差別的要素は一切ございませんのでご了承頂きたいと思います。
*作者の体験談ではございません。誤解なき様に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 10:52:34
2856文字
会話率:24%
炭焼き小屋での煮炊きと言うと非常に不便なような感覚を覚えますが、昭和初期の野田原 (のうだはら) の台所は三和土で行われておりそれとさして変わらない状態であったのではないかと思われます。
確かに原釜 (はらがま) の台所とは比較のしよ
うもないほどみすぼらしいんですが、それでも珠子さんなどは原釜 (はらがま) と同程度の料理を炭焼き小屋に近いような粗末な台所で作って出したものでした。 良い妻になるためには何時の時代も無い中でどれだけ工夫をしたかに尽きると思えるのです。
それにもうひとつ、義道さんは食材は田畑で育てているものの台所にまでしゃしゃり出てああだこうだと動き回ったりしない人でした。 その点寛治さんは表面上そう見えて結構マメな方だったんです。
ふたりとも炭焼き小屋で寝泊まりしながら煮炊きするわけではなく、あくまでも安達家の食事を逢瀬の時間を取りたいがため作るだけのことなのでそれで良かったんだと思います。
かくして肉魚は寛治さんが、それ以外の食材はあるものを持ち寄って作り昼はそれで間に合わせ、残ったものは珠子さんに持ち帰らせることで寛治さんは安達家を支えようとしたんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 06:00:00
4519文字
会話率:6%
安達義道さんを病院に送り込んだのち、どのようにして周囲にそれとわからぬよう両家の生活を送りつつふたりの欲望を満たし続けるかが問題となりました。 寛治さんはあんな性格ですから何時どこへなりと勝手に出向きフラフラしながら生活を送ることが出来ま
す。
しかし野田原 (のうだはら) の安達家は別です。 これまで一度だって義道さんの周辺に浮ついた話しなど持ち上がったことはありませんしましてや賢夫人の珠子さんが他人棒に堕とされたなどという噂が広まったことなどありません。 たとえ椎間板ヘルニアを患い入院中であるとはいえ、残された珠子さんがよそ様の漢相手に締め込みなどやらかしたとなればただでは済まない問題に発展します。
ですがふたりとも今が盛りです。 もし珠子さんが例えば入谷村に住んでいたとしたら人生はもっとバラ色であったはず、それを野田原 (のうだはら) で生涯暮らしていけというのは如何にも酷すぎます。
ましてや珠子さんは過去に寛治さんによって二度までも逝かされ堕とされ他人棒を受け入れる心地よさを知っています。 寛治さんが他の女で我慢するようなことにでもなれば珠子さんの気持ちがそれで済むはずがありません。 寛治さんは珠子さんのオ〇ンコを他の漢に渡さないためにも打開策を練る必要に迫られました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 05:00:00
5843文字
会話率:36%
状況が急変したのは義道さんがとうとうギックリ腰になったからでした。 左官屋の前までなんとか助手席に乗せてもらい帰れたのですが自力で降りることが出来ないんです。 仕方なくもう一度里まで引き返しそのまま入院となりました。
義道さんが入院中
ずっと野田原 (のうだはら) の家計を支えてくれたのがなんと炭焼き小屋でやり逃げしたはずの寛治さんだったのです。 彼にすれば何時ものやり方だったんですが珠子さんにすればこれほどありがたい存在は過去に至るも無く助かったんです。
なぜならば山川運送に誘ってくれた左官屋の池之原家は貧しく、とても野田原 (のうだはら) の仕事を手伝うとか経済的に援助できる状態ではなく、ましてや山川運送は義道さんのギックリ腰を見舞うどころがむしろ役立たずと切り捨ててしまいました。
ところが寛治さんは何時ものようにそれこそごくごく普通に里で買えるものを持って行き、封筒に何がしか潜め合わせて渡し、子供が学校に行ってる間に合間を見て珠子さんの農作業を手伝ったんです。 その何処が有難かったかと言えばそれは入谷村と野田原 (のうだはら) の生活水準の差ということになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 06:00:00
5352文字
会話率:8%
しがない炭焼き屋の炭野赫丸(すみの かくまる)は、実は異世界転生者。
前世ではブラック企業にこき使われる陰キャ社畜ぼっちだったが、今はノスタルジックな和風異世界の田舎で、のどかに暮らしていた。
ある日、縁談がまとまり『しの』という年下の娘
さんを娶(めと)ることに。
前世でも今世でも交際経験ゼロの赫丸は、不器用ながらも嫁御を大切にする。そんな良人(おっと)にしのも寄り添うのであった。
お見合いもなしに結婚した若い男女が四季を共に過ごしながら、ゆっくりと夫婦の情を育んでいく。
愛し愛されな夫婦円満劇。
〇R-18描写があるサブタイは★マークがつきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 23:01:08
127515文字
会話率:37%
記憶に刻まれたモンスターなどを召喚・使役し、人々に貢献する召喚士。それを逆手にとって俺は現実世界から女の子を呼びよせる!
最終更新:2024-01-13 12:00:00
7986文字
会話率:34%
ここはコンステンサ帝国の東端の街ムガル。
ムガルの山を一つ越えればもう隣のエストラード皇国になるという国境沿いの小さな街だ。
そんな街の森の奥に小さな家があった。
森は鬱蒼とした茂みに覆われここを訪れる人はよほどの事情がない限りは
近寄らない場所だった。
そこにはカロリーナという魔女が住んでいるという話はこの辺りの人間なら誰でも知っている事だった。
コンステンサ帝国は周りの国より特に発展した大きな国で異国の色々な情報がいちばん先に入って来るいわば最先端の国だった。
現在の帝王はクレティオス帝で、カロリーナは先々代のアウストリア帝の娘で、エストラード皇国の初代の皇王ジョセフコールの聖女となりその後妻になった女性だった。
代々コンステンサ帝国の王族は魔力がありカロリーナも例外ではなかった。
だが、ジョセフコールが殺されて国交は断絶した。
だがエストラード皇国の先代のコステラート皇王の代になると、彼がとても温厚な人間だと知りクレティオス帝もエストラード皇国の資源が欲しかったため国交を復活させる。
友好の証としてクレティオス帝の側妃の娘アドリエーヌ王女を聖女としてエストラード皇国に行かせることに。
エストラード皇国は火の出る水、石炭、鉄鉱石と資源の豊かな国でとてもいい貿易相手だった。
だが、アドリエーヌが護衛兵カールと恋に落ちてしまう。純潔を失ったら聖女ではいられなくなる。
その時アドリエーヌは妊娠していて投獄されて子供を産むとすぐに亡くなってしまう。
その子供がシャルロットだった。
シャルロットはカロリーナが育てる事になる。
カロリーナはその時もう100歳にもなっていて魔女となり薬を作りながらシャルロットを育てる事に。
アドリエーヌの最後の願いをかなえて恨みを捨てシャルロットを育てる事にすべてを注ごうとした。
そして現在、森の奥深くに住む120歳の魔女の所には、医者に見放された病、恨みを抱えた人など魔女を頼る人が後を絶たなかった。
だが、カロリーナが助けるのは絶対に善良な人たちだけ、決して悪い行いはしなかった。
そう、彼女は別名白き魔女とも呼ばれていた。
そしてカロリーナのところに若い娘が一緒に暮らしていることはほとんど知るものはいなかった。
その女性の名前はシャルロット。
魔力を封印された見習いの魔女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 06:34:43
176033文字
会話率:35%
スラム街で懸命に頑張っている女の子二人が触手によって苗床にされちゃうお話。
※少し百合要素があるので百合(レズ)を付けています。
※百合がメインではありませんので、読まれる際には注意してください。
最終更新:2023-06-25 20:00:00
14706文字
会話率:36%
魔界では、力こそが全てである。
魔族には効果のない洗脳魔法しかつかえないヒュプノスは、あまりの弱さから当代の魔王に追放を言い渡され、地上に追い出されてしまう。
しかし、それは大きな間違いだった。
魔界では無力だったヒュプノスの魔法は、地上で
は誰も絶対に逆らえないほど強力なものだった。
「俺を追放した報いを必ず受けさせる……!」
洗脳魔法を使い、地上を侵略、征服するヒュプノスは、魔界に対して復讐するために突き進む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 20:00:00
38620文字
会話率:57%
魔王は倒され、世界に平和が戻ったはずだった。
しかし、魔王が倒されて平和になった世界で待っていたのは、人間同士で争うという平和などとは程遠いものだった。
かつて勇者と謳われた一之瀬勇人は世界を捨て、すっかり隠居生活を営んでいた。
そんな時に
、勇人はリリアと呼ばれる少女と出会い、彼女と一つの契約をすることになる。
穢れを知らないリリアの身体を自分好みに調教しながら、隠居した勇者は再び人の世界に足を踏み出していくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 20:00:00
395016文字
会話率:48%
会社員、星ノ屋美咲(ほしのやみさき)は『気の抜けた炭酸』と言われ続け、彼氏が出来ても関係が持てなかった美咲は三十歳を前にして喪女だった。趣味はTL作品沼に浸る事。いつものようにスマホでTLを読み終えると広告が目に入った。『貴方好みの世界へ
。レンタルセックスサービス』シュチュエーションゲーム(R18)と思いタップすると『氷の公爵様』が炭酸飲料を手に持ち玄関に現れた……。
彼の名はヘンリー。夢と思いきや痕跡を残し、優しく彼に抱かれ、幸せな初体験をした美咲。彼を忘れられずスマホをタップし誤って『少年精霊王』を召喚する。外見は違うのにヘンリーのように振舞う妖精王はヘンリーに嫉妬しているようだが尽くすと言い残したメッセージはヘンリーと筆跡が一致した。美咲は確認ために『野獣王』は呼び出すと、キャラクターは『彼』の『幻影』であると明かす。『彼』はなぜ『幻影』の姿で美咲の前に現れるのか。優しい『彼』に惹かれる美咲はゲームを続けていくと「現代ピックアップ」が始まり……。魔石とは?『彼』は何者か、なぜこんなゲームを始めたのか謎も次第に明かされていく……。
姿を変え現れる『彼』に惹かれ、普通の恋がしたい『美咲』のラブコメ&じれじれラブロマンスです。
要素はラブコメ八割&シリアス二割。ラブシーンは毎回ありますが同意の上の暴力行為NGですのでご安心下さい/一話一万字程度、単話でもラブシーンは楽しめる設計で前回までのあらすじを各話冒頭に付けてます。全11話完結。/以下各話の忌避避けのタグ分類(ラブシーン要素の目安です。ネタバレ嫌な方はバックして下さい)/1話『氷の公爵様』#ソフトS #中出し#クンニ/2話『少年精霊王』#魅了#セルフプレジャー#クンニ3話/『野獣王』#獣人#DomSubSwitch#ソフトDom Sub#69#クンニ#フェラ4話/『野獣王』#獣人#S#クンニ#中出し#潮吹き5話/『作家先生』#現代物#指攻め 6話『兼業作家大学講師』(前編)#男視点#指攻め/7話(中編)#男視点#中出し/8話(後半)#男視点#中出し9話/『陰陽師』#バック#潮吹き/10話『???』#クンニ#中出し#駅弁/11話『 』#中出し#駅弁折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-27 00:00:00
97710文字
会話率:53%
練炭自殺します……。
大好きな彼と一緒に、向こうの世界でも……。
って、なんか私だけ死んでるし、彼は看護師と体の付き合いを……
死んでからも現実見るなんて、
自作の挿絵があるので、苦手な方はOFFでお願いします。
最終更新:2023-05-11 01:00:00
5631文字
会話率:46%
私、星ノ屋美咲(ほしのやみさき)は二十九歳の最後の晩に、冷蔵庫から飲みかけの炭酸水を取り出した。
喪女でTL作品好きの美咲が異世界からやってきた?金髪碧眼の公爵様と結ばれるコメディーです
短編完結。(評判が良ければ連載化も検討します
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 12:09:25
7239文字
会話率:38%
義弟×義兄
郁の父方の遠縁にあたる純は7歳で貴砂家に引き取られ、郁と共に育ってきたが成人後突然失踪した。
郁は少年時代の家庭環境や義兄に対する思いを見つめ直しながら純を探す。
精神的虐待表現があります。想起させる内容があるのでR18にし
てあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 22:39:08
21049文字
会話率:39%
友人二人と宅飲みをした後に寝たふりをしていたら、実は付き合っていた二人が隣でヤり始めてしまう話。大学生がラブいちゃエロをしているだけです。炭谷(腹黒攻)×万智田(元気受)。第三者の語り手・登野崎視点。3Pはしません。
最終更新:2023-03-02 23:16:57
7618文字
会話率:55%
孤児院で育った少年ユキャール、この孤児院では15歳になると1人立ちしなければいけない。
旅立ちの朝に初めて夢精したユキャール。それが原因なのか『異性性交』と言うスキルを得る。『相手に精子を与えることでより多くの経験値を得る。』女性経験のない
ユキャールはまだこのスキルのすごさを知らなかった。
この日の為に準備してきたユキャール。しかし旅立つ直前、一緒に育った少女スピカが一緒にいくと言い出す。本来ならおいしい場面だが、スピカは何も準備していないので俺の負担は最初から2倍増だ。
こんな感じで2人で旅立ち、共に戦い、時にはHして強くなっていくお話しです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 21:00:31
337547文字
会話率:59%
【スト缶やビール、炭酸ジュースのおともにどうぞ!】 1905年、アルベルト・アインシュタインが導き出した方程式「E=mc^2(イー・イコール・エム・シィ・二乗)」。その公式に魅せられた先生と生徒が、なんと××な関係になってしまった?! イ
ンテリピュアラブなのかそうじゃないのか、曖昧さ無限大\(^o^)/のこの二人の行先は?! 闇鍋小説です。BLはもちろんNLGLその他もろもろ、なにが出てくるかわかりません。※表記のタイトルはR18描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 10:47:04
65179文字
会話率:42%
四季の神によって、四つの大陸が創られた。
その内の一つ、名は〖ユグド・リィエ〗
時計樹を中心に、三つの大地が重なっている。
雲の上の第一層
《七徳の意志》に目覚めた者たちが集う楽園。
“銀雪教団”が楽園を守護している。
海の上の第二層
月縫一族が治める国と日縫一族が治める国
さらに大陸から西に、少し離れた位置に〖廃墟島〗と呼ばれる島がある。
この廃墟島はかつて、一つの国であったが長きにわたる内戦で、今では不毛の地となった。
地下深くの第三層
《七罪の意志》に目覚めた者たちの住まう都市。
“薪炭騎士団”が秩序維持に努めている。
ある日、突然に四季の神は姿を消した。
消えた理由は定かではないが、四季の神が消えた影響か季節が巡らなくなってしまった。
ユグド・リィエでは季節が冬に固定され、大陸の一部は氷に覆われた。
───内戦から千年と五百年後、星縫一族の最後の王であった少年{星縫 茱萸}は双子の姉・{星縫 茶紗}と共に廃墟島で仕立て屋として日々を生きていた。
初投稿です。
何番煎じか分かりませんが、よろしくお願いします。
注意事項:ストーリーの展開上BL・GLに見える描写が多くあります。
グロ・流血表現が多く含まれております。
これ等の要素が苦手な方には閲覧を推奨致しません。
閲覧の際はご注意くださいm(_ _)m
文章が変わったり増えたり減ったりします。
ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-03 00:20:57
10794文字
会話率:44%
好きな子と付き合った結果、主人公が壮絶な虐めを受けて精神疾患を患ってしまった主人公が復讐しようとするお話です。復讐とは関係無く人類も滅亡に瀕します。
最終更新:2022-08-08 21:06:09
80681文字
会話率:29%
プルンプルンに健康♥
ブルンブルンに栄養♥
日本人のあなたにとっても優しい
セクシーで優しい♥
水着の美女軍団♥
「あなたを健康にして元気にします♥」
硬派な栄養学を教えてくれる巨乳水着美女軍団♥
ほのぼの笑顔の巨乳美女♥
「食
」は日常に欠かせないもの。
そんな食イク♥(硬派)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 19:28:36
12569文字
会話率:82%
最新タイトル、亡国のジェーヌスのGenusは語源のラテン語読みで、血統を意味します。2021/5/12
★通常なろう投稿から転移してきました★
初投稿は16年3月ですが、ノクターンには第301話からのRe:Startと成りますので宜しくお
願い致します。
淫 欲の化身が身近で俺を監視している。
呪 い。持っているんだよねぇ俺。
秘 密? 沢山あるけど知りたいか?
転 生するみたいだね、最後には。
これは亡国の復興と平穏な暮らしを望むが女運の悪いダークエルフが転生するまでの物語で、運命の悪戯に翻弄される主人公が沢山の秘密と共に波瀾万丈の人生を綴るお話しです。気軽に、サラッと多少ドキドキしながら炭酸水の様にお読み頂ければ幸いです。
運命に流されるまま”悪意の化身である古(いにしえ)のドラゴン”と決戦の為に、魔族の勇者率いるパーティーに参戦する俺はダークエルフだ。決戦前の休息時間にフッと過去を振り返る。なぜ俺はここにいるのかと。記憶を過去にさかのぼり、誕生秘話から現在に至るまでの女遍歴の物語を、知らないうちに自分の母親から呪いの呪文を二つも体内に宿す主人公が語ります。一休みした後、全員で扉を開けると新たな秘密と共に転生する主人公たち。
各タイトルの後に@の付いているモノは「愛と欲望と亡国の血統」へ転移しています。
また、文章に出てくる☆(数字)は転移先の第話数です。18禁になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-15 11:00:00
1503126文字
会話率:40%
西暦2050年代、世界的に公害が増加拡大し環境破壊が限界に達した、石油、石炭、石化ガスの採掘が完全に禁止されすべての動力は自然エネルギーに頼らざるを得なくなった。
しかし既にオゾン層の破壊が進み環境の悪化はその自然エネルギーにも限界をもたら
した。
結果、人類は時代を逆行し殆どの動力エネルギーを牛馬に頼らざるを得なくなった。
しかし家畜の増産や改良の為に無暗に人工交配を進めた結果、頼らざるを得ない家畜に未知のウィルスが襲い掛かった、パンデミックである。忽ち世界中に伝染し家畜という家畜は全滅してしまった。
既に捨ててしまった石化エネルギーは設備不足と技術不足で再稼働は不可能となっていた。
世界の首脳が協議を重ねた結果、悪魔の手法を思いついた、2050年世界の人口は90億に達し食料危機が深刻になっていた、増加しすぎた人口の数パーセントを家畜として使役できればエネルギー不足も食料不足も解決すると選別した人間の家畜化を警察権力を使って強引に推し進めた。
我が国も欧米には数年遅れたが農水省に人畜局を新設し家畜に認定した人間を人畜として各地の牧場に収容し家畜化調教を実施した。
飼育していた総ての家畜をパンデミックで失った綾瀬牧場も人畜を飼育するパンデモニウム人畜牧場と名前を変え再出発した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-25 16:15:15
101117文字
会話率:74%