幼いころから「騎士」になることに憧れていた十七歳のハシュ。
トゥブアン皇国には十二の騎士団があり、ハシュはそこで少年兵を一人前に育て上げる十二月騎士団での生活を修了し、晴れて「騎士」なったのはいいが、ハシュを採用したのは武官の騎士団ではなく
て、文官の騎士団だった。
ハシュはそこで「伝書鳩」と呼ばれる伝達係として、新人騎士が味わう激務の忙しさを日々こなしていくが……。
ある日、ハシュは曲者で有名な四月騎士団団長から「クレイドルを連れてこい」とわけのわからない命令をされてしまう。
ハシュは「彼」に面識がない。名前以外に手がかりももらえず、ハシュは時限式に設定された二日間で、「彼」を探し出そうと奔走をはじめるのだった。
――クレイドルっていう人……。
実在するのだろうか?
ハシュは自分を取り巻く様々な人物たちの協力を経て「彼」に近づくところまで行くが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 17:00:00
470838文字
会話率:22%
誇り高き海軍騎士――トゥブアン皇国の七月騎士団に所属する二七歳のカノアはある日、武官騎士から文官騎士への転属の内示を受けてしまう。
「剣技を誉とする武官が剣を棄て、書類を手にする文官に成り下がるなんて…ッ」
苛立つその日は、収穫祭。
そこで
「会おう」と婚姻関係の間柄にある夜旦那のエーヴンと約束をしていた。
誰もが祭りに浮足立つ中、カノアはどんどん苛立ちと嫌悪に飲み込まれていく。酔ったカノアを見つけたエーヴンは、周囲にいる男たちの行動に酷く苛立ち……。
カノアは自分に向けられた転属を受け入れることができるのだろうか?
だが、思かけずカノアの心は捻じれてしまい――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-04 12:00:00
109611文字
会話率:22%
東国・苑(えん)——陰謀と権力闘争が渦巻く策謀の都。監察院の官吏・李宇軒(り うけん)は、ある日「皇帝の異母兄が叛逆を企てている」という弾劾文の調査を命じられる。だが、その捜査は単なる冤罪の追及では終わらなかった。彼とともに動くのは、冷徹な
策略家でありながらどこか掴みどころのない宦官・胡青焔(ふ せいえん)と、無愛想で武骨ながらも誠実な武官・高天佑(こう てんゆう)。三者三様の思惑を抱えながら、彼らは官廠(かんしょう)、検衛使(けんえいし)、監察院という皇帝直属の三機関による合同捜査に挑む。西方の軍事機密漏洩、皇帝暗殺未遂、苑南の洪水と復興費の横領、叛乱の影——次々と浮上する事件の裏に見え隠れする、ひとつの大きな影。真実を追うたびに宇軒は知る。この国を根底から変えようとする者たちがいることを。そして、その渦中に身を投じる自らの運命が『天命』であることを。困難の先で深まる絆、知らず生まれる感情。それは友情か、愛か——これは、一介の監察官が覇道の中心へと引き寄せられる物語。
1. 李宇軒
23歳、160cm台半ば、普通体型、童顔、そばかす、小心者だが時々大胆。短気で、秀才型。諦めが悪い。監察院左副監察御史(監察機関の官吏)。好きなもの:本、甘味、美女、良い官吏。憧れの人や事:養父、運命の恋。
2. 高天佑
28歳、180cm台、ガッチリ体型、精悍な顔立ち、努力する天才。少し天然呆け、独占欲が強い。無自覚に外堀を埋めるタイプ。名家の出だが家庭環境は良くない。検衛使指揮使(軍事・警察機関の長)。好きな言葉:質実剛健。
3. 月華(官厰の中の諜報部隊“旅芸人”)
24歳、清楚で色気のある美女。男前。
4. 胡青焔(宦官)
31歳、172cm、細身。美形。官厰(諜報機関)の長である廠督。策略家かつ横暴だが悪人ではない。
5. 張雲(監察院の長官)
6. 東小旗、壁小旗(高天佑の部下)
第1部:番外編②③のみ耽美的性描写あり第2部:完全耽美的R18予定
Reproducing all or any part of the contents is prohibited without the author's permission. (Both original and translated ed.)© 2023.05.16 Yaezaki Ou(鉤尻尾)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:10:00
165772文字
会話率:28%
4区スラムに暮らす十三歳の少年ユトは体が弱く、同年代の女子にも敵わないが、心だけは屈さないと常に肩肘張って生きている。
彼は一年半前に聖女と呼ばれる修道女セイレアに保護され、このスラムに来た部外者である。
過去に弟を病で失ったセイレアは、ユ
トに弟を重ねていると伝え、二人には奇異な絆が生まれたが、武官としての英才教育を受けたセイレアは戦場に駆り出される。
セイレアの庇護なくスラムで一人暮らすこととなったユトは、厄介なギャング兄妹に目をつけられ、金を巻き上げられ、辱められる毎日。
偶に戦地から戻ってくるセイレアにユトは鬱憤をぶつけ、支配的に振舞ってしまう。
ユトの望みを受け入れ、従属し、尽くすセイレア。
絶対に負けたくないへそ曲がり少年と、そんな少年のもとに絶対に帰ると誓う聖女の遠回りな約束の物語。
※そこそこ長いです。(15,000字ちょっと)
※えっち要素は控えめです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 07:05:22
15363文字
会話率:50%
軍部で働くエンリルは、対だった担当医官を病で亡くし失意の中にいたが、癒えないまま新しい担当医官を宛がわれてしまった。年齢差が十八もあるものの、新しい担当医官にも事情があり、仕方なく自らの居室に囲うことにする。
◇
年上武官が年下医官を導
く主従BL。
サブタイトルはメモ程度のものです。
『若き新隊長は年上担当医官に堕とされる(N1695JO)』と同じ世界のお話です。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 20:00:00
23181文字
会話率:55%
セトは軍部の施設で育った武官である。新しく隊長に任命され、担当医官として八歳年上のネストールを宛てがわれた。ネストールは、まだセトが知らない軍部の真実を知っており、上官の立場に就いたばかりのセトを導いていく。
◇
年上の医官が敬語攻め、
ガチムチ年下武官が受けで始まる主従BL。
サブタイトルはメモ程度のものです。
Rが書きたくて書いたら、登場人物が割と動き回ってしまいました。キーワードが意味不明ですみません。何でも許せる方向け。
アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-24 20:00:00
26279文字
会話率:53%
【連載中】本編「イセのお蔭参り」の続編。異世界の大使が突如出現し、異世界救済が条約で定められた現代世界。異世界救済法の執行で異世界に渡った柚月(ゆづき)は派遣された最南端の国家で武官である護衛と恋仲になり、平和な日々を過ごしている。しかし、
次から次へと起きるハプニングは落ち着く暇なし、待った無し。恋人の親友を筆頭に新たな出会いと成長する毎日。異世界というだけで異なる価値観。恋人とのすれ違い、勘違いで泣き笑いの大忙し。異世界ライフを色んな意味で満喫しています。筋骨隆々武官×元大学生。コンセプトは子猫に翻弄される大型犬。
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以下、注意点。同性愛を思わせる表現、人によっては気分を害する表現が一部あります。物語の設定、ファンタジーと受け取ってサラッと流せる方のみ、お願いします。細かい表記やルールはガン無視。実在の地名や名称等とは一切関係ございません。全てはそれっぽいだけで執筆しております。シリアス重視。恋愛は後。R18設定あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-27 00:00:00
225008文字
会話率:37%
【不定期更新】本編「イセのお蔭参り」の番外編。異世界の大使が突如出現し、異世界救済が条約で定められた現代世界。異世界救済法の執行で異世界に渡った柚月(ゆづき)は派遣された最南端の国家で武官である護衛と恋仲になり、平和な日々を過ごしている。本
編、続編のはざまの小話を時系列無視で連載。異世界ライフを色んな意味で満喫しています。筋骨隆々武官×元大学生。コンセプトは子猫に翻弄される大型犬。
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以下、注意点。同性愛を思わせる表現、人によっては気分を害する表現が一部あります。物語の設定、ファンタジーと受け取ってサラッと流せる方のみ、お願いします。細かい表記やルールはガン無視。実在の地名や名称等とは一切関係ございません。全てはそれっぽいだけで執筆しております。シリアス重視。恋愛は後。R18設定あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-04 00:00:00
64599文字
会話率:40%
【本編完結】異世界の大使が突如出現し、異世界救済が条約で定められた現代世界。一人暮らしをしている大学生柚月(ゆづき)は政府より半強制的に異世界へ渡る人のひとりとして選ばれた。異世界に渡って初めて知る、異世界救済の本当の目的。教会のインテリ女
性幹部との友情を育みながら、最南端にある国家へ派遣される。そこで出会った自由奔放な王族。心優しいめんこい侍女。無骨でイケ好かない武官。勝手に課されてしまった仕事でもみくちゃにされ、最初は周囲の無理解で期待外れの烙印を押されるが、なんとか自分を守ろうと、生きていこうと足掻いています。筋骨隆々武官×元大学生。コンセプトは子猫に翻弄される大型犬。
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以下、注意点。同性愛を思わせる表現、人によっては気分を害する表現が一部あります。物語の設定、ファンタジーと受け取ってサラッと流せる方のみ、お願いします。細かい表記やルールはガン無視。実在の地名や名称等とは一切関係ございません。全てはそれっぽいだけで執筆しております。シリアス重視。恋愛は後。R18設定は後々の需要に応じて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-15 00:00:00
371164文字
会話率:42%
1941年、クリスマス直前のマドリード。
矢嶋志貴は、上官の梶公使と共に、一人の青年と面会していた。母国の運命を、少しでも悲劇から遠ざけるために、彼の協力が必要だったのだ。
国を跨いだ諜報網を持つ、有能だが危険な男──テオバルド・アルヴァ・
コルテス。しかし彼は、意外な人懐こさで志貴の心に入り込む。
「あんたにだけは、テオと呼ばれたい。……子供の頃の愛称だ、もう他に呼ぶ者もない」
陽気なラテンの色男の中に、時折垣間見える昏い情念と空虚な闇に強く惹かれる志貴と、付かず離れずの距離を保ちながらも愛を囁くテオバルド。
そして、幼馴染であり、年上の余裕と包容力で志貴を見守り甘やかす、駐在武官の衛藤一洋中佐。
「おいで志貴。──いつでもこうして、俺に甘えればいい」
2人から捧げられる強い情に戸惑いながらも、受け入れられずにいた志貴だったが、男たちの腕の中で、いつしか二人の想いに染められていく。
混迷を増す戦局の中、使命のために身動きが取れなくなっていく3人を、戦乱の大波が飲み込もうとしていた──。
◼️性描写のある章には、※を付記しています。
◼️濡れ場がかなり濃口ですので、苦手な方はご注意ください。
◼️他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 00:00:00
267870文字
会話率:37%
※諸般の事情により休載中です。再開時期は未定となっております。ご迷惑をおかけいたします。
大陸北部の大国・クベラの第一王女であるサヴィトリには悩みがあった。
四人の男性から愛の告白をされたが、どうしても一人に選びきれない。
苦心の末、サヴ
ィトリはある結論へと至った。
「四人全員平等に好きなので、いっそシフト制で付き合おう」
――というのが表向きの話。
サヴィトリが四人の男性を囲ったのには二つの理由があった。
一つは、先んじて婚約者に相応しい身分・能力の男性を立てることによって、武官や文官の派閥からの干渉を防ぐため。
もう一つは、色に惚けたふりをして油断を誘い、サヴィトリの命を狙う者をあぶりだすため。
そんなサヴィトリの計画とは別に、実は本当にサヴィトリのことを慕っている男性陣にもそれぞれ思惑があり……。
・SMリバーシブルな変態女装美人補佐官
・ステレオタイプなツンデレショタおじ術士
・剣豪で酒豪で性豪だけど四則演算ができない部隊長
・料理が得意で空気と同化することができる地味系領主
といった残念な面々から、やたらめったら口説かれ手を出される、理不尽溺愛逆ハーレムラブコメです。
基本的にコメディで、時々バトル、時々シリアスが入ります。
※「陽光王の睦言-四人全員平等に好きなので、いっそシフト制で付き合おう-」から改題し、細かな設定が変更になりました
※性的描写を含む部分には★が付きます。
※なんちゃってファンタジーのため、メートル法や日本料理や地球由来の物が節操なく出てきます。
※なろうの方に同一主人公の作品がありますが、今作とは世界線が異なります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 21:10:00
83926文字
会話率:39%
狄戎の族長の娘、驪は大国の震に捕虜になる。
震国皇帝の弟である、群山王が驪を皇帝に献上して彼女は奴婢として後宮におくられた。
しかし、驪は後宮を抜け出して性別を偽って兵士になる道を選ぶ。震国では能力次第で奴婢でも将軍になり、兵権も与えられる
からだ。
しかし、訓練で驪の本当の性別が露見してしまう。
軍を追い出された驪を甄という名乗る武官が助ける。甄は盛国の将軍で、女にも徴兵制を導入しようと考えている人物だった。
驪は甄と一緒に盛国に向かい、軍に入る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 23:26:44
533文字
会話率:6%
地方城の書庫番スイはひょんなことから尻を使った自慰にハマり、自室で密かに玩具を使って遊ぶ日々が続いていた。ある日友人の衛士クノギにそのことがばれ、なし崩しに行為に及ぶことになる。
一緒に酒を飲んだり仕事をしたり、色々ヤるけどなかなかくっつか
ない感じの城中セフレ物語。
受に片思いしている面倒見のよい衛士(28)×好奇心と性欲が強くアナニーが趣味になっちゃった地味な書庫番(24)
【本編完結、後日談など追加中です】
・仲良しでエロ多め(タイトルに*がエロ有)ノリは軽め。賢いが馬鹿。
・攻の受側経験あり(台詞一行)、若干リアル寄りというか洗浄前提。
・舞台は架空の王国。生活レベルは中世~近世、いわゆるファンタジー要素無し。
・pixiv、アルファポリスに同一作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 19:23:23
133392文字
会話率:38%
酒の席で仲良くなった武官と文官の話。
文官×武官。体格差無しの美形×美形。なんちゃって中華です。和と中だったら中かな、くらいなので雰囲気だけ楽しんでいただけたら幸いです。
最終更新:2024-01-13 01:43:06
12486文字
会話率:53%
下級文官顏佑は、もう1つの顏は武官のみ暗殺を請け負う暗殺者だという事。そして顔佑にある将軍の暗殺を依頼をされ受ける。
最強将軍×訳あり文官
最終更新:2023-10-29 14:16:19
641文字
会話率:60%
下級文官顏佑にはもう一つの顏があるそれは武官のみの暗殺を請け負う暗殺者。表では駄目な文官、裏でも暗殺者の二重生活を送っていたが、ある将軍の暗殺依頼が届くー
最強将軍×訳あり駄目文官
最終更新:2023-10-29 11:14:18
641文字
会話率:60%
下級文官顏佑は、顔だけで文官になったと噂を叩かれているが顔佑にはもう一つの顏があるそれは武官のみ暗殺を請け負う暗殺者。文官と暗殺者の二面生活を送っていた中、国でも一、二を争う将軍黒鄭の暗殺を受けるが失敗し返り討ちされた挙句黒鄭の屋敷に軟禁さ
れてしまうー
冷血と名高い最強将軍×暗殺者過去アリ文官折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 17:49:20
641文字
会話率:60%
魔法都市シリーズ。
短編の不定期連載です。
ちょっとした小ネタです。
四人のおっさんと六人の少年少女がフリーダムに死んだり暴走したり生き返ったり恋したりするゆるゆるブラック公務員ファンタジー。
主な登場人物
ハル←創造神で疫病神。農家。
リィ←教皇。魔法都市を支配する神様。吸血鬼。タケルは恋人。
アララギ←智天使で防御系軍神。美と生命を司る暴走筋肉達磨オネエ。タケルの双子の兄で三つ子の父。
タケル←堕天使で攻撃系軍神で破壊神。破壊と秩序を司る着物を着たヤクザ。アララギの双子の弟で双子の父。リィはセフレ。
ミラ←三つ子の長女でアララギの長子。高飛車で全力で頑張る努力家美少女熾天使。リィとタケルと沙羅に片想い中。
シン←三つ子の長男でアララギの二子。森羅万象なんでもかまわず交尾したい悪魔。魔法都市1の美貌の美少年の死神。上司はタケル。よく下着を盗む。
レラ←三つ子の妹でアララギの三子。DQN中学生の魔女。魔法品店など経営。商工会議所会長。
零←双子の姉でタケルの長女。甘いもの大好きな大食い女神で登校を断られている中学生。魔法都市1かわいいおっとりトラブルメーカー美少女。
沙羅←双子の妹でタケルの次女。無表情武官。上司はリィ。
ユージ←神父見習い。リィの血のつながりのない孫。ミラに片想い中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-30 05:06:32
51185文字
会話率:47%
魔法都市シリーズ4日目。
シンにだって企みはあるの次の日の話です。
毎日レギュラー的登場人物が死んだりする超絶ブラック公共施設大神殿。
そこは世界を創造した創造神ハル(災厄大好き農家)、街と神殿を支配する吸血鬼神の教皇リィ(器がちっ
ちゃい)、神の武器にして秩序を司る破壊神の堕天使タケル(器のゆるいリィの恋人)、神の盾にして美と生命を司る天使アララギ(ムダに元気な筋肉ダルマオネエ)の4柱の神が奉られており、タケルの娘のおっとりおバカな女神の零も餌付けされている。
大神殿に勤務する公務員には神の身内の者もいる。
最年少武官の沙羅(タケルの娘で零の妹)、最年少文官の熾天使ミラ(アララギの長子で長女)、平職員の死神で悪魔のシン(アララギの二子で長男)。神父見習いのユージ(リィの孫)。
このシリーズはそんなヤツラが世界滅亡させかけたり、死体になったり、ホモレズしたり、おやつを食べたりする、きわめて日常的な話です。
【前回までのあらすじ】
沙羅が喫茶店のマスター翔に片想いしましたが、喫茶店に行ってみたところ翔は零に惚れてしまいました。
ついでに沙羅の片想いを妨害するために魔法で沙羅を誘惑しようとしたシンでしたが、魔法は効きませんでした。しかし、その魔法がタケルの性欲を刺激しちゃいました。
【夜明けの晩にあらすじ】
教皇リィとタケルがお仕事しないので、沙羅とシンが徹夜で勤務になってしまいました。
そこに普段仕事をしないアララギとアララギのシモベの筋肉天使達とミラと零が駆けつける。
そして発覚する不正経理と天使殺害でシンは過労で激怒し魔神化。見当違いの方向へ走るアララギは、崩壊する神殿の中で迷惑な存在だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-12 13:38:07
14504文字
会話率:46%
魔法都市シリーズ3日の話。
1日で喫茶店店長に一目惚れした神殿勤務の武官の少女沙羅。沙羅の従兄の悪魔で死神職のシンはそれが面白くないようで妨害工作を企てる。
最終更新:2015-07-12 10:40:50
32578文字
会話率:36%
生粋の文官家系の生まれのフランツィスカは、王命で武官家系のレオンハルトと結婚させられることになる。生まれも育ちも違う彼と分かり合うことなどそもそも諦めていたフランツィスカだったが、次第に彼の率直さに惹かれていく。
けれど、初夜で彼が泣き
出してしまい――。
ツンデレ才女×わんこ騎士の、政略結婚からはじまる恋のお話。
※アルファポリスにも掲載しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 21:00:00
16518文字
会話率:45%
俺は自らのことを天才だと思っていた。
いや、事実天才“だった”
十六の誕生日を境に魔力の衰退が始まった元天才。
救いの手を差し伸べたのはよりによって学生時代のライバルだったーーーーーー
俺様王宮騎士×高慢な元天才
最終更新:2023-07-20 22:39:52
36675文字
会話率:41%
四季折々、庭を治する者たち。
汕明界を管理する神たちとそこに生きる人たちの話。
視点がコロコロします。
ファンタジー。
ショタ/異種/近親/薄暗い/固定CP
シリーズものになる予定。
地雷ない人向けです。
【春庭】木の精×神様
神として
召し上げられたばかりの少年白緑(びゃくろく)とお世話係の桜の精、桜樹(おうじゅ)の基本ほのぼの。
【夏庭】武官×神様
衛兵として大神殿の警護を命じられた武官アクラムとちょっと病み気味な神様の話。更新中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 01:19:05
32716文字
会話率:29%
ある日突然、不自然な辞令により駐在武官として王国へ赴く事になった帝国陸軍将校ヴィルヘルムと、
無能な家臣や売国奴、後たまににスパイが跋扈する王宮で、色んなモノに翻弄され苦悩する王国唯一の王子ヨナタン。
2人が出会う時、運命の歯車は廻りだす。
(カフェーで出会う2人)
「失礼、相席しても?」
(夕暮れをバックに振り返るヨナタン)
「どうだい、ヴィル!この丘からの眺めは!」
(晩餐会でヨナタンの姿を見て呟くヴィルヘルム)
「ヨナ、君は」
(夜の林で対峙する2人)
「最初から演技だったのか…?なにもかも?」
「私はね、ヨナ。君を好ましく思っているんだ」
全ての真実が暴かれたとき、はたして2人は幸せになれるのかーー
*
ーーという洋画の予告みたいなネタメモを見付けて、続きはないんか?と探したけど書いてなかったんで取り敢えずプロローグを書いて尻叩きに投稿。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 11:55:39
1693文字
会話率:31%
雨が降らなくなり、霊獣に雨乞いを頼むために派遣された鴻。そこで出会った隠士の玉瑛は、外面はいいが隠士のイメージからはかけ離れている自堕落な青年だった。※なんちゃって中華です。四神アンソロからの再録です。
最終更新:2023-04-28 13:10:42
15781文字
会話率:59%
イタリアのドイツ大使館に勤務することになった武官のフランツは、久しぶりに幼い頃育ったミラノを訪ねる。幼馴染みだったパウロに会いに来たのだが、パウロはゲイポルノ俳優兼監督となっていた。パウロはフランツに会えたことをとても喜ぶが、何かに困ってい
るようだった。フランツが強引に聞き出すと、ゲイポルノ映画の撮影をしなければならないのだが、肝心の相手役が来ないという。しかもその映画はマフィアのドンの誕生日プレゼント用に依頼されたもので、出来なければパウロの命が危ない。フランツは大切なパウロを救うため、パウロの相手役として撮影に臨む……
甘い言葉で相手を翻弄させるミステリアスなパウロと生真面目で健気で頑固なフランツ。ゲイポルノ監督兼俳優のイタリア男×軍人のドイツ男のBL小説です。
ヨーロッパにおける迷言集で、
イタリア人はドイツ人を尊敬しているけれど、好きじゃない
ドイツ人はイタリア人が好きだけれど、尊敬していない
という言葉にもあるような伊×独萌えで書いてみました。再びこちらのサイトで投稿を開始します。アルファポリス、fujossy、エブリスタにも掲載。
※3/4、タイトル名を長くしてみました。
※新たに「chapter8 エンディング」を書いていきます。
※kindleへ移行するので1月末で全編公開を終了させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 19:06:04
72733文字
会話率:47%
想像中華ファンタジー。帝の座す城の裏に在る小さな饅頭屋。ある晩そこに大きな轟音と共に武官見習いの少年(銀雨)が割れ板と共に飛び出して来た。なんやかんやで主人公である饅頭屋の紫雲と銀雨は体の関係になり、脱童貞を狙ってた紫雲は、毎回言葉巧みに丸
め込まれ銀雨に抱かれてしまう。そして遂に恋心を抱いてしまうのだが、銀雨には「体だけの関係」と言い聞かせられ、その気持ちを隠してしまう。一度は別れ、失恋をするのだが、再度現れた銀雨は民に慕われる“賢帝”になっていて…。失恋、再開、また体だけの関係…。身分差、諦め、すれ違い、そしてまた別れ…。ありきたりな話で最後はハッピーエンドです。(注)中華要素はあまり感じられないかもです。18禁です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 09:00:00
7047文字
会話率:25%
会えずとも、どこかで彼らしく生きてくれていたら……。そう願っていたかつての臣下は、側室として薔夏の前に跪く。
またしても彼の人生を狂わせてしまった。
そう嘆き己を責める若き女帝を、隻眼の元武官が甘く攻め立て、囲い込む。
最終更新:2023-01-06 21:48:14
6598文字
会話率:23%