名無しの奴隷だった私を身請けしてくれた伯爵家。
そこには私に名前を与えてくれた、美しい男の子がいた。
奴隷なのに、家族のように扱ってくれる伯爵家で幸せに暮らしていたけれど、ある夜起きた惨劇。
その夜から、全てが変わってしまった。
悪戯好きな
男の子は『冷酷無慈悲な伯爵』と呼ばれるようになり、私は現存する唯一の『精霊の宿し子』として名が知られてしまう。
本当は……こんなにも愛しているのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 06:01:51
105644文字
会話率:37%
魔力の弱い公爵令嬢アリシアはある日救国の英雄に報奨として嫁ぐことを命じられる。
冷酷で無慈悲、天才的な魔術使いと噂される婚約者は、会ってみると想像していた人とは少し違う。けれどその本心はどこにあるのか、見極めるのは難しい。
[ガチ軍人能+溺
愛]x[ちょっとずれた公爵令嬢]の話です。
*不定期執筆ですが、できるだけ週に一度か二度の更新を目指しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-17 05:10:42
61305文字
会話率:36%
番契約――それは婚約よりも重く、相手と一生添い遂げるための互いを縛る枷のようなもの。
「精々俺を楽しませてくれよ。番様。俺の一年が意味あるものにしてくれよ。じゃなきゃ殺すからな」
「……殿下の手は患わせませんよ。どうせ、一年だけの関係で
すから」
一年後に死ぬ予定の悪役令嬢ロルベーア・メルクールに転生!? それも、取り返しのつかない”番契約”をしている最中に転生という最悪な転生の仕方で……
自分は愛されない悪役令嬢のロルベーア。どうせ決まったバッドエンドなら残り一年、自由に生きたい――!
そう思っていたのに、冷酷無慈悲な呪われた皇太子アインザーム・メテオリートに興味を持たれてしまう。殿下は、これまで一年もたたず番を殺してきた生粋の女嫌い、人間不信……のはずなのに。
ヒーローが悪役令嬢を好きになるはずがない! 殿下はただ興味を持っただけ、そこに愛なんて存在しない! 期待するだけ無駄!
しかし、番契約で結ばれたロルベーアは、殿下から逃げることが出来ず振り回される日々……こんなはずじゃなかったのに!
ヒロインが現れたら殿下とともに受けた呪いで一年後死ぬ身。けれど徐々に殿下へ惹かれていくロルベーア。
好きになっても報われるはずがない、だってこれは悪役令嬢のバッドエンドが確定された小説の世界だから。この感情は番相手に生まれる偽物の感情なのだと自分に言い聞かせ、ロルベーアは殿下から再び離れることを決めるのだが――……?
※◇印の所はR18描写が入っています
※更新は、毎日19:30(初回だけ違います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:30:00
184000文字
会話率:58%
無慈悲な第一皇子α×Ω性を捨てた従順な側近
敬愛する第一皇子殿下、レイ様の側近を続ける為にΩとしての幸せを捨てたニア。
そんなある日転生者を名乗るΩからここは物語の世界で、レイ様は悪役として死ぬ運命だと聞かされる。
当然受け入れることは
出来ないが、為す術もなく世界は物語の通りに進んで行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 06:10:00
28708文字
会話率:40%
王宮の文官として働いているノーナは、自称魔女から惚れ薬を手に入れる。彼は好きな人にそれを使おうとするが……間違えて残虐無慈悲の狼騎士、シルヴァに魔法がかかってしまった!
何にも興味を持たないはずのシルヴァは、魔法の効果が切れてもノーナを気に
してきて……?
高位貴族で出世頭の騎士×身分のせいで見下されながらも仕事では有能な受け
魔法のない世界で唯一の魔法(惚れ薬)を手に入れた主人公の、ドタバタすれ違いラブコメファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 21:00:00
91235文字
会話率:30%
マフィアのブラッドには暗殺者の妻がいる。ふたりは契約結婚だったが紆余曲折を経て両想いに。ついに初夜を迎えた先のお話。まだ番になっていなくても……可愛くて仕方がない奥さん(元暗殺者)にメロメロのマフィア(首領)が読めます。
マフィアのドン。
残酷無慈悲なアルファ×元暗殺者。暗殺以外は不器用なオメガ
ハッピーエンドのその先。R18オメガバース。
【暗殺者のおれが命じられたのは、夫の殺害でした。】の続編ですが、単品で楽しめる内容となっています。興味があれば【暗殺者〜】から読んでみてください。
◯今回は発情期Hあり、軽い戦闘描写あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 18:00:00
13970文字
会話率:34%
過労死したハヤトキは見知らぬ森で目を覚ます。
そこは魔族しかいない大陸で、自分の血に魔族が理性を失うほどの香りと極上の味があると気付くのはすぐだった。
理性を失った肉食人外に襲われる中で助けてくれたのは領主であり吸血鬼のジェードだった。彼は
ひとりでは生き抜けないハヤトキの守護を引き受けてくれ、血を家賃とした居候生活が始まる。
しかしハヤトキの血に官能的な作用があるように、吸血鬼に噛まれて血を吸われることにも似たような効果があった。
《捕食行為》として身体を重ねながら、やがて捕食者と被捕食者の関係から逸脱していく。
ーーーー
R18回はタイトルに明記。
作中の思想はあくまでキャラクターの考えです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-17 22:00:00
154162文字
会話率:32%
とある小学校にて、女の子だけを集めた特別授業が行われる。
いつもは優しい若くて美人の先生が、突然冷酷な顔になって生徒達を女の子失格寸前だと言い放ち、映像を見せ始める。
その映像のタイトルは『女の子失格工場 男体化処分』
そこに映し出さ
れた映像は、中学生になる前の女の子達が女の子失格を言い渡され、無慈悲に服や下着を破り捨てられて身体を男体化させられていく光景だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 20:30:38
19970文字
会話率:30%
小さな頃にハマったゲームの影響で、物語に出てくるような騎士に憧れ、自分も騎士になるのだという現代においては荒唐無稽な夢を抱いた大岸信也は、中学卒業までは親友達四人のサポートを受け、毎日のように騎士になるための訓練に明け暮れていた。
しか
しそんな信也も、いつしか夢を語ることは無くなってしまった。
そうして数年後、大学生になった今でも親友と共に平和な日常をすごしていた信也達は、ある日突然に親友達もろとも異世界に勇者として召喚されてしまう。
そしてそこは、魔族と人族が争っている世界であった。
遥か昔に人族を支配していた魔族を今一度撃退するため、人族解放の伝説の再来を願い勇者として召喚された信也達は、人族諸国連合軍の総大将になって欲しいと頼まれるのだが、直ぐにやりますなどと気楽に言えるはずも無く、当然のように元の世界に帰りたいと願う。
しかし信也達に告げられたのは、勇者を元の世界に送り返す方法は知らないという無慈悲とも言える答えであった。
だかその次の日、帰還の手掛かりを持った一人の王が信也達の協力に名乗りをあげる。
これは騎士に憧れた少年が、親友達と共に魔族との戦争をなんとしても生き延びて、元の世界へと帰るために奮闘していく物語。
騎士に憧れ続けた少年は、人に願われた勇者ではなく、自身が夢見た騎士を目指す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 15:00:00
40673文字
会話率:38%
王立学園ニーラサへ入学から始まるBLゲームに転生した僕ことサッシャ・ガードナーは、目の前の悪役令息に指を突きつける。
「あんたさぁ、悪役令息やる気あんの!?」
悪役令息? と首を傾げるルーファス・キンケイドは公平で慈悲深く、清廉潔白な侯爵
令息だ。
あまりにもイベントが上手くいかず、癇癪を起こして泣き出した僕に「悪役令息を教えてくれ」と言うくらいお人好しで優しい。そして僕はそんなルーファスに、悪役令息をやってもらう事にした。
そう、僕のための悪役令息を育てるのだ!
褒めて伸ばす悪役令息育成が今始まる!
悪役令息?ルーファス・キンケイド(侯爵家次男16歳)×ヒロイン(♂)サッシャ・ガードナー(孤児16歳)
15万文字程度で完結しております。全21話、12/13-12/20完結です。朝と夕方更新。エロは最終話「エンドロールのその後に」です。
アルファポリス様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-20 18:00:00
164434文字
会話率:56%
冷酷無慈悲な戦争狂α×虐げられてきたΩ令息
ユリアン・マルトリッツ(18)は男爵の父に命じられ、国で最も恐れられる冷酷無慈悲な軍人、ロドリック・エデル公爵(27)と結婚することになる。若く偉大な軍人のロドリック公爵にこれまで貴族たちが結
婚を申し入れなかったのは、彼に関する噂にあった。ロドリックの顔は醜悪で性癖も異常、逆らえばすぐに殺されてしまう…。
そんなロドリックが結婚を申し入れたのがユリアン・マルトリッツだった。
しかしユリアンもまた、魔性の遊び人として名高い。
それは弟のアルノーの影響で、よなよな男達を誑かす弟の汚名を着せられた兄のユリアンは、父の命令により着の身着のままで公爵邸にやってくる。
そこでロドリックに突きつけられたのは、《契約結婚》の条件だった。
一、契約期間は二年。
二、互いの生活には干渉しない——……
『俺たちの間に愛は必要ない』
ロドリックの冷たい言葉にも、ユリアンは歓喜せざるを得なかった。
なぜなら結婚の条件は、ユリアンの夢を叶えるものだったからだ。
※一言でも感想やレビューをいただけたらとても嬉しいです…!ブクマや☆☆☆☆☆がとても励みになります!ありがとうございます。
※アルファポリスにも掲載しています。
※書き下ろし後日談をつけて、2025/3/237のJ.gardenにて同人誌にもします。通販もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 21:43:33
219928文字
会話率:42%
【pixivより転載】
久々のファンタジー舞台の長編エロ小説です!
・・・実は自分で書いたファンタジー舞台の小説の中では、
亡国の女王アントワーヌ・少年新郎と迎える淫靡な「嵌合式」! ~数万の民に祝福され王子の初物ペ〇スで膣奥を
愛でられる女王様の垂らす淫ら汁~
・・・が好きだったりします、あまりに性的嗜好がニッチ過ぎで悲しいくらいにウケませんでしたが(笑)
今回は、その自分の中でグッときたシチュエーションを180度ひっくり返して、国民に慕われる美しく慈悲深い女王様の真の姿は・・・という「逆転の発想」でいってみました(懲りないヤツ)
テーマは例によって「他人による性〇支配」と「少年と熟女」そして最大のテーマは「母子相〇」です!
【あらすじ】
ドラコニア地方の西に位置する大国「聖シャルーヌ王国」を治める美しい女王様、ヴェルリータは、良政を敷き、民の幸せを第一に考え、貧しい者を慈しむ「名君」としてその名声が響いていました。
民は美しく慈愛に溢れる彼女を「慈母女王」の二つ名で呼び敬愛していたのです。
・・・イグネリア歴566年。
国境紛争に端を発した隣国・ベルドリア王国との戦争に勝利した彼女は、捕虜になった同国の王妃エリミア妃とミラン王子の母子を民の前で赦し、逆に客分として自分の住んでいるマグノール宮殿に保護すると宣言します。
その慈悲深い女王の裁断に感動し、改めて敬愛の念を深める聖シャルーヌ王国の民。
・・・しかし、そんな慈悲深いヴェルリータ女王には「裏の顔」が・・・。
【登場人物】
●ヴェルリータ女王(38歳)
聖シャルーヌ王国の第107代女王。
殿下とは数年前に死別し、子供もいない気高い女王陛下。
国民思いの名君として尊敬を集め「慈母女王」の二つ名で国の内外に知られている。
●エリミア妃(33歳)
ベルドリア王国の王妃。
夫である国王ヴィゼールが戦死したために、自由都市に亡命しようとしていたところを捕まる。
白い肌、小柄だが肉感的なボディが魅力的な美女。
ミラン王子の母。
●ミラン王子(〇〇歳)
ベルドリア王国の王子。
母のエリミア妃と共に国外に逃避行中に聖シャルーヌ王国軍に捕まる。
サラサラの長い金髪が美しい美少年。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 19:47:25
123549文字
会話率:37%
【アルファポリスより転載】
古典×エロ小説という無謀な試み、久々の復活(笑)
今回は私の大好きな根岸鎮衛(ねぎし やすもり)の随筆「耳嚢」からの翻案です。
下級旗本(町人という説も)から驚異の出世を遂げ、勘定奉行、南町奉行に
まで昇り詰めた根岸鎮衛(1737~1815)が30年余にわたって書き記した随筆「耳嚢」
世の中の怪談・奇談から噂話等々、色んな話が掲載されている「耳嚢」にも、けっこう下ネタがあったりします。
その中から第九巻に掲載されている「老婦密通奇談の事」というお話を大胆にも「エロ小説」に翻案してみました。
このお話、町人達とも気さくに話し、様々な江戸中の話題を収集していた鎮衛が人から聞いた話を書き綴ったもので、鎮衛自身もこの話を一種の「笑い話」として捉えている節があります。
裕福な札差の妻が、丁稚として抱えた貧しい少年を溺愛し、それが昂じて「密通」(不倫)したというもの。
当時、不義密通(不倫)は天下のご法度!密通をした男女ともに「死罪」!さらには夫が妻の密通相手を殺しても罪に問われなかったというスゴい時代だったのですが、「南町奉行」・・・江戸の司法と行政の長、いわば「裁判官」の鎮衛さんが、こんな少年と熟女のデンジャラス過ぎる不倫話をサラリと「笑い話」として紹介している点がとても面白いです。
・・・・よほどサバけた人柄だったのでしょう(笑)
エロ小説化するに当たり・・・テーマとしては例によって(!)「少年と熟女」となりました!
まあ、いつもの事です(笑)
【登場人物】
●お照 (三十四歳)
裕福な札差「近江屋」の内儀、慈悲深く優しい◯供好きとして知られている。
●伊左衛門(三十八歳)
札差「近江屋」の主人。
●「鶴松」本名 鶴吉(◯◯歳)
早くに母を亡くた子沢山で貧しい町人の倅
近江屋の丁稚となりお照に可愛がられる。
原典 根岸鎮衛:著 「耳嚢」第九巻「老婦密通奇談の事」より翻案。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 20:08:27
24596文字
会話率:37%
【アルファポリスより転載】
「可愛い双子淫魔(ツイン・インキュバス) ~慈母女王ソフィアのピンク色の吐息~」
「チラシの裏」どすけべファンタジー・シリーズ、第三弾!(いつの間にシリーズに・・・)
トイレでボ~ッとしている
時やブルータル・デスメタルを聴いている時などに、ふと思いついたヤラシ~妄想を何も考えずに(考えても同じですが)キーボードに叩きつける、脳味噌蕩けるエロエロとろとろファンタジー。
例によって、何話構成とか、どういう展開とかは一切判りません(完結しないかも)
・・・・いつもの事ながら恐縮です。
【R2.11.28追記:全五十六話+αで完結しました!・・・奇跡です】
テーマは・・・・「少年と熟女」!シンプル・イズ・エロ!
国民からも慕われる、慈悲深く優しい女王様が、双子の亡命王子に「堕とされて」ゆきます・・・。
いつもよりトロトロ甘々、ハニー展開かもしれません。
【あらすじ】
ゴート大陸の中央に位置する大国ランデルシアの女王様ソフィアは慈しみ深く、国民の間では「慈母女王」「国の母君」として慕われ尊敬されていた。
善政を行い、貧しい者には施しを与え、民の幸せを第一に考え、畑を開墾して国を豊かにし、他国とは和平で臨んでいる美しい慈母女王。
そんな「慈母女王」ソフィアが、ある時、近隣国同士で起きた戦争に敗北し国が滅んだために、ランデルシアに亡命してきた小国ルキニアの双子の王子を引き取る。
〇〇歳の可愛らしい双子の王子は、慈しみ深い女王の思し召しで王宮に引き取られ、家族のように温かく迎えられるのだった・・・。
【登場人物】
●慈母女王・ソフィア(36歳)
大国ランデルシアの女王。
殿下を数年前に亡くした独身女王・娘のエリーザ(16歳)は、友好国に遊学中で、広い宮殿で寂しいながらも平穏な日々を送っている。
●アルシュとロルシュ(〇〇歳)
ランデルシアに亡命してきたルキニア公国の双子の王子。
肩まである金髪が美しい紅顔の美少年。
一卵性双生児。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-28 21:39:02
79224文字
会話率:37%
あらゆるモンスターの中でも最低位とみなされてきた存在、ゴブリン。しかしあの時代を生きた人々は皆、口々に言う。彼らほど恐ろしい存在はいなかった、と。
千と重なる彼らはどんな屈強な騎士をも屠り、騎士がその剣と盾で守ろうとした女性を奪い永遠
の孕み袋として使い潰した。
倫理から外れた彼らはどんなに知恵ある魔法使いをも屈服させ、それを孕ませてはそこに宿る魔法を貪り尽くした。
悪逆を愛した彼らは慈悲深い聖女から在らん限りの尊厳を奪い、壊れた体を治しては犯し、犯しては治した。
あらゆる災厄が奇跡のように重なり織り成され、小さきものどもが跋扈した地獄。後に言う「ゴブリンの世紀」。これはそんな時代に呑み込まれた、哀れな人々の物語。
※ 数エピソード完結型の短編を基本としています。
※ 興が乗れば中編~ も執筆するかもしれません。
あまり好評頂けなかったので完結とします。
ネタはまだあるので、また別の形で公開出来たらと思っています。
読んでいただいた皆様、お時間をありがとうございました。
よろしければ感想や評価、改善点など頂ければ励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 22:00:00
126893文字
会話率:42%
「魔法使いなんか大嫌いだ。早く僕の前から消えてくれ」
天才魔法使い攻め×魔法使いが嫌いな特異体質受け
優秀な魔法使いの両親の元に生まれた《ユゥイ》は、幼い頃は魔法が大好きだった。
だがユゥイの体には《魔力回路》が存在せず魔法を使うことが
できない上、厄介なことに、魔力回路に溜まる《ケガレ》を浄化できる特異体質《ヒーラー》だった。
《ケガレ》に汚染された魔法使いの末路である《厄災》が引き起こした大災害で両親を喪ったことを切欠に魔法使いが嫌いになったユゥイは、特異体質であることを隠しながら細々と生活を営んでいた。
そんなある日、ユゥイは夜の森で美しい男が倒れているのを見つけ、男が《ケガレ》に酷く汚染された魔法使いであることを知りながらも、見捨てることができずに助けてしまう。
なんとその男は、冷酷無慈悲な天才魔法使いと恐れられるこの国の第3皇子だった!
そうとは知らず、《エリオ》と名乗る男と期間限定で《浄化》を行う契約を結んでしまったユゥイは、しだいに男と過ごす日々を悪くないと思うようになる。
時を同じくして、魔法使いが突如として《厄災化》する奇妙な事件が起こり始めていてーー……。
*感想、ブクマなどいただけるととても励みになります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 19:00:00
103976文字
会話率:34%
我々の住む日本とは、別の世界線の日本。
この国の全てを牛耳る中村財閥当主、鬼介に呼ばれ、孫の優は眼鏡美メイドの鈴と共に絶海の孤島に造られた魔窟へとやって来る。
そこには鬼介、側近の静馬、そして3人の美女が待っていた。
アイドル
兼女優、会社社長、華道の家元、同じ男によって窮地に追い込まれた彼女たちは鬼介の性奴隷となることで、現在のポジションを守る選択をしたのだ。
鬼介の後継者として試される優は、3人の美女たちを相手に、さまざまなセックス試練を与えられる。
絶対的な祖父の無慈悲なやり方に疑問を感じる優は、己のポリシーを通し、彼女たちを救うことが出来るのか。
官能読み物でございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-20 09:56:10
57191文字
会話率:42%
自らの夢を叶えるため、家族を養うため、健気に働く少女優希。
そんな天真爛漫な汚れない少女を無慈悲に犯し、夢も希望も踏みにじる。
男の身勝手な調教に少女は淫らに染められていく。
最終更新:2024-11-07 03:30:22
37986文字
会話率:36%
人類は今は昔、慈悲深き女神であるアリスティアナのその御手により、蔓延る混沌に覆われた下界足る地上から天空へと救われた。
だがある日、人類の発展の為、礎となっていた筈の塔から突如として多くの悪魔が溢れ出し、浮遊都市、ヘヴンズ・アイルヘイムを
襲った。
本来女神、アリスティアナの半身足る天使により誂えられた塔からもたらされた突然の異変。
この災害に手をこまねくだけの国の怠惰により、すぐさま街は大混乱に陥った。
そして愚かなこの対応から、都市は夥しい数の死者を出し、その惨憺たる事実を受けて漸く貴族が住まう上層は重い腰を上げたのだ。
下された王の命により、塔と下層の間に防壁を隔て、其処にもう一つの街を囲う様設けた。
無力なだけの市民は抵抗すらもままならず、かつて上層、中層、下層に分たれていた都市は、更にその下の層、特定被災地区が出来上がった。
街は甚大な被害を被るそんな最中、依然として復旧は行われる兆しは無く、物資も運ばれる事はない。
にも関わらず、現状とは裏腹に人口は増加の傾向を迎え、有限な都市の資源は次第に減りゆく一方だった。
故に人々は食糧の枯渇から飢餓に瀕し、このまま都市は滅亡の一途を辿るかと思われたその時の事である。
都市は国主導の政策として、悪魔の巣窟となった筈の天使の塔の探索へと再び乗り出した。
その政策から暫く後、男娼の酒浸りの父と娼婦の母の元生まれたヒナという少年は、姉と妹と共に困窮していた。
災害の地、特定被災地区に家を置くヒナとその家族は貧困に喘ぎ、家族と一緒にスリを続けていた。
盗みを働きながらもどうにか生計を立てるヒナは、そんな生活を送るある日、後ろ暗い生業故必然、命の危機に遭遇した。
しかし、偶然それを側から見ていた少女に助けられ、その素質を見込まれてかヒナは予期せずして探索者の養成所に通う事になる。
果たしてヒナ少年は自らの未来、その道を切り拓く事が出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 06:14:26
6846文字
会話率:39%
この小説は別の名義で現在一般作品として連載中の【慈悲深い仮面の剣豪は、実は血を見るのが苦手な中華風TS美少女です!】を原作とします。
登場人物が受けていた行為のうち作中で表現されなかった舞台裏での性的な出来事、或いはソフトな表現で誤魔化した
りした性的なシーンをより具体的且つ徹底的に描いております。
(本編のネタバレを含む可能性があります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 00:00:00
79741文字
会話率:29%
魔界の門が現実世界に開いて早30年。
人間界に魔族が蔓延(はびこ)り人間を襲う事件が多発する現在。
政府により秘密裏に組織され訓練された対魔忍が所属する対魔族部隊、通称「魔殺部隊」により人知れず事件解決が図られていた。
その魔殺部隊の中で魔
族からも一目を置かれる存在がいた。
それは部隊長である桐生時雨という女性。
魔族以上の戦闘力を誇り無慈悲なまでに徹底して魔族を狩り続けた彼女を恐れ付けられた名は「魔殺姫」というものだった。
魔族をも超える戦闘力や戦闘スキルに反比例してあまりに美しい容姿・一目見ただけで分かる抜群のプロポーションを誇るといったところからきた名である。
そんな魔族でさえも恐れる時雨がある事件をきっかけに上級魔族でありマッドサイエンティストでもあるリリセラの罠にかかり捕えられてしまう。
そして時雨は非人道的な実験を行うリリセラによりふたなり化させられてしまったのだ。
女性には本来あるはずのない男性器に次々と襲いかかる未知なる快楽責め。
その快楽に必死に抗おうとする時雨だったが、体は自分の意思とは裏腹に敏感に反応してしまい・・・・・
果たしてリリセラの極悪非道な快楽地獄に耐えきるのか、それとも屈服してしまうのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 00:49:03
60261文字
会話率:33%
仕事を終えて家に戻ると、知らない女がベッドに居た。――――残忍と言われる無慈悲な男が、一人の女に落ちるまで。※乱暴な表現があります。苦手な方はご注意ください。
最終更新:2024-10-05 22:31:48
50360文字
会話率:36%
「昴にヨリを戻してほしいと言われたから。……別れてくれない?」
付き合ってから数えきれないくらい訪れた思い出の場所である駅前の喫茶店【カモミール】に、恋人――南坂明彦《みなみざかあきひこ》呼び出された九条美琴《くじょうみこと》は、あまりにも
無慈悲な話に一瞬言葉を詰まらせながらも、何とか「……分かった」と言葉を返した。
あっという間に終わってしまった関係に呆然とする美琴だったが、別れの日から一週間後に、別れた筈の明彦から電話がかかってきて……?
※主催した浮気アンソロジー掲載の作品です。
※先日、間違えて途中で保存した版をアップしてしまいました。こちらが正しい話になります。怪奇文章読ませてしまい、申し訳ありませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-25 18:51:35
16017文字
会話率:21%