その星は隕石より現れた”結晶生命体”の脅威に脅かされていた。
水晶や宝石の様な硬質で透明感を持った身体で、【人間】を襲っては、”拠点”と思われる【巨大な隕石片】へと連れ去ってゆく。
”彼等”の大きさは千差万別。
『水滴』の様な角を持
った頭部を持ち、様々なカタチを取ることが出来、また任意的に硬度を変えたり伸ばしたりも出来る、ある種の【不定型生命体】であった。
飛来してきた【結晶生命体】に抵抗するために、人類側も戦力を向ける……
戦闘機や戦車を始めとした各国の【軍隊】。
圧倒的火力で押し迫るも、何年も続けられる『長期間』の戦闘に、軍備費や自国防衛の面で不安を募らせる日々、
そんな中で、”結晶生命体”を【核】とした、画期的な動力機関が開発される。
【結晶駆動機《クリスタルドライヴ》】
”結晶生命体”自体で、『結晶生命体《敵》』を討伐しようという発想に大きな期待が込められた。
─────
一方、人類の中に【獣人種】と呼ばれる動物に似た姿の”亜人種”がいた。
かなり古くから存在しており、現代社会の文明に塗れた中で人目を避けて生活を送っていた彼等……
”獣”と”人間”の混ざった外見は、色々と『偏ってしまった』人間の欲望に捕らわれ、一部の【人間】の『愛玩用』として飼われ始める……
そして、100年程前には【愛玩用亜人種】と区分される【人間】に”都合よく調整された”【亜人種】が生産される事となった……
隕石の落下より10年……
そんな中でのとある一国。
”対結晶生命体防衛機構軍” 通称 【防衛隊】
半民間の戦術防衛組織の”隊員”として、戦災孤児となった”亜人種”の兄妹は施設から出て、そこに身を置く。
【結晶駆動機】を搭載した”立ち乗り型戦闘機”を駆り、『結晶生命体』を駆逐せんと数多の隊員達は空を駆ける。
─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆
現代風な戦記?モノです。
亜人種は出ますが奴隷ではありません。(舞台になる国では)人権も有していますが、差別も蔓延しています。
残酷な描写があります。 頑張って虐めますので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 01:00:00
1660769文字
会話率:51%
魔力の強さで序列が決まる世界。
そんな中で最弱の存在ジュエルは、一切自分の魔力を持たない代わりに他人の魔力をその身に溜め込むことのできる“玉人”であった。
その能力故に保護され、狙われ、使われ⋯。
最弱の存在が、傷つきながらも愛を知り強くな
っていく物語。
つよつよ人間×よわよわ魔族折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:07:06
57198文字
会話率:22%
かつて、この世界には「科学」と呼ばれる技術が存在していた。
機械が人の仕事を肩代わりし、空を飛び、病を治し、文明は繁栄を極めていたという。
しかし、ある日を境に、そのすべてが終焉を迎えた。
人々が生きるために必要だったエネルギー「科学」
が供給する力が、世界から失われたのだ。
理由はわからない。ただ、一瞬にして文明は崩壊し、人類は生存のための新たな道を模索せざるを得なくなった。
そんな時、新たに発見されたのが、「魔力」と「精霊力」だった。
やがて人々は、魔力を基盤とした新たな文明を築き上げたが、時を経るごとに深刻な問題に直面する。
出生率の低下。
それは、人類存続の根幹を揺るがす事態だった。
魔力を持つ者同士が交わらなければ子供が生まれない。
しかも、魔力の質が低い者が多く生まれると、精霊力の循環が弱まり、世界そのものの力が衰えていく。
このままでは、人類は緩やかに滅びへと向かうだろう……。
そうした中で、ある機関が過去の遺跡を発掘した。
そこに残されていたのは、古代の文化「ソープランド」に関する記録だった。
当時の人々は、選ばれし女性を「姫」と呼び、特別な儀式を行っていたという。
それは、彼女たちが神に仕え、精霊力を高め、世界を救うための崇高な営み。
そう解釈された。
こうして、「プリンセスクラブ」は誕生した。
この施設では、特に魔力の高い女性たちが「宝石姫(プリンセス)」として選ばれ、神聖な儀式を行うことになった。
彼女たちが精霊力を集め、それを世界に還元することで、魔力の循環が保たれ、人類の存続が約束される。
そう広く信じられている。
だが、現実は違った。
確かに最初は、崇高な目的のために運営されていたかもしれない。
しかし、次第にクラブは一部の権力者たちによって都合よく利用されるようになった。
神聖な儀式は、権力者の欲望を満たす手段と化し、本来の意義は忘れ去られていったのだ。
それでも、ほとんどの国民は何も疑わない。
「姫の儀式は、精霊力を集めるための尊い行い」そう信じ込まされているからだ。
そして今、一人の少女が、その扉を叩こうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 06:00:00
153699文字
会話率:34%
花の子の貴族、白百合公リーリヤは貴人でありながら「庭師」を自称する変わり者。
誰からも見向きもされない花だったリーリヤだが、王の代理候補に選ばれたことにより、命を狙われるようになってしまう。
そんな中、花の国に訪れてリーリヤの護衛をすると申
し出たのは人の国の王子ジェードだった。
かつて一夜を共にした「人斬り王子」はリーリヤを溺愛し、「私の花になれ」と迫る。
顔のない王、奪い合う冠、花の太陽と宝石の王子達。
稀代のお人好しと呼ばれる「千年散らずの白百合」と、彼に永遠の愛を誓った翡翠の王子が、世界の謎を解き明かす。
幻想BL冒険ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 20:07:50
641137文字
会話率:32%
花の国に住む貴人、白百合公リーリヤは貴族であるのに労働を好み、宮殿内では変わり者として知られていた。
長らく不在の王の代理を決める争いが起こり、リーリヤもその代理に選ばれてしまう。後ろ盾のないリーリヤの身辺警護をすると名乗り出たのは、一人の
人の子。彼はかつてリーリヤと一夜を共にした、人斬り王子と恐れられるジェードだった。
顔のない王、奪い合う冠、花の太陽と宝石の王子達。
稀代のお人好しと呼ばれる「千年散らずの白百合」と、彼に愛を誓った翡翠の王子が、世界の謎を解き明かす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-11 18:00:00
21842文字
会話率:38%
若き王子クラウスは、繊細で聡明な心を持つ青年。幼い頃から傍に仕える執事ユスタフを誰よりも信頼し、彼の献身に支えられて育ってきた。ユスタフにセクハラ癖があったとしても、、、だが、ユスタフの一時的な不在中に出会った謎めいた貴族レニアスとの関係が
、クラウスの心を深く揺さぶる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 02:43:23
5976文字
会話率:32%
三白眼のモブ盗賊(転生者)が、顔面ハイクラス勇者と『おつきあい』する話。
山道を歩く旅人や商人を脅して金品を強奪する。
俺は仲間とそんなことをやって、この世界を生きてきた。
名前はサイード、職業は盗賊(下っ端)。
一応転生者だ。
今日
もまた盗賊らしいセリフを吐いて、獲物を脅し、戦利品を得た。
ある日、報酬の宝石を換金するために街へこっそり訪れた。
その帰り、屋台で買い物をしようと広場に向かう。
大通りに出ようとしたところで、ひとりの男と勢いよくぶつかってしまった。
彼の名前はルシアス。
サラサラの髪に整った顔立ち、こんな綺麗な人間に出会ったのは初めてだ。
そう思ったのに、なんだか見覚えがある気がする。
──初めて会ったのに、見覚えがある?
首を傾げていると、そのイケメンが突然お願いごとをしてきた。
「ねぇ、君。俺の恋人になってくれない?」と。
※少々ですが主人公がおしっこするシーン有り。苦手な方はご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 17:04:03
74463文字
会話率:32%
冷静沈着な美人警部補・神崎凛は、警察組織の中で自らの正義を貫こうとしていた。
ある日、催眠術を操る宿敵、美貌の女怪盗セイレーンからの予告状を受け取った凛。
しかし今回、セイレーンが狙うのは美術品でも宝石でもなく――
*2025/4/24の[
小説] R18男性人気ランキングに入りました。お読みいただいた皆様、ありがとうございます。
*気に入っていただけましたらブックマーク、いいね等いただけますと励みになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 00:00:00
11017文字
会話率:45%
ここは、大国カジャの王の後宮。
妾妃として納められた、元奴隷のシュエンは倦んでいた。
慣例に従い、金で贖われた妾妃が王の子を身ごもらなかった場合、それは“娼妃”として国内外の有力者たちに貸与される。
当然のように組み敷かれ、あらゆる男たちに
抱かれてきたシュエンはやがて、「後宮いちばんの稼ぎ頭」とまで揶揄されるようになった。
ある日、シュエンはまたも褒賞代わりに見知らぬ男のもとに遣わされることになった。
◆
「異国の傭兵ですか」
「ええ。言葉は通じないと思いなさい。北の山岳を根城とする、最近勢力を増した傭兵団の長だそうよ」
「山岳……」
都のはるか北にそびえる山の峰は、ただ「北の山」「山岳」と呼ばれている。
王も後宮で働く女官たちも、誰も知らない。
そこには、かつてシュエンが暮らした村があるはずだった――
〜1話目や「隠す恋(1)」「隠す恋(3)」に凌辱及び複数での表現があります。二夫にまみえるヒロインが無理な場合はおすすめできません〜
※完結後、2024/11/18から藍玉を主人公にした番外編を始めました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 15:30:29
115094文字
会話率:39%
鷹揚+包容力の亡国の将軍のちに王様 × つかみどころのない人外少年
好かれていることにぴんと来てない受けをあわてず騒がず誠実に甘やかす尽くし攻め。
*
生国が滅び、失意の底にあった将軍 琅延(ろうえん)は人とは思えぬほどに美しい少年に出
会う。それは伝承に語られる、国を興しては滅ぼす化生だった。
「欲しいものは何でもあげるよ。あなただったら何がいい? 金? 宝石?」
「……おまえだ。おまえが欲しい」
永遠の国が欲しいと言う化生に、彼はその望みをかなえることを約束し、その代価に化生自身を手に入れる。琅延は己のため、化生のために乱れた国を平定し、王となって治世を敷く。
※予告なく性描写が入ります。自サイトでも掲載しています
※外伝も含め完結しました。読んでくださった方、ありがとうございます!
感想などお待ちしてます!匿名アンケートフォームを下に設置しました。感想を選ぶだけでも送れるやつです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 22:25:51
60399文字
会話率:47%
元は某長編から、生まれた作品とキャラ達ですが、既に別物です。
年齢は物語開始時の設定です。
シーク・セイ(26歲)
砂漠の国ファシャールの王太子。
漆黒の髪に琥珀の瞳。
時折、優しげな顔を見せるが、
本性はドS鬼畜の獣(ケダモノ)。
絶
世の美貌で、世の女性達を虜にしている。
泣かせた女は数しれずのプレイボーイ。
サーヤ・アプフェルブルム(18歲)
ファシャールの首都
アルサリナで野菜売りをしていた少女。
黒玉(ぬばたま)の髪に瑠璃色の瞳。
純真無垢。
自分の見た目には無自覚。
気が強く、心も強いが、涙脆い。
思ったことははっきり口にするが、
シーク・セイの前では……。
※後付け的な説明になりますが、一般的に琥珀=Amber(アンバー)ですが、セイの瞳の色は、誕生石のtopaz(トパーズ)の方で琥珀としています。光の加減により金にも見える色。
同様にサーヤの瑠璃色は、紫味がある青色。
ラピスラズリという宝石からきています。
ラピスラズリカラーです。
6月18日「第22章」アップ。
6月20日「最終章」アップ
※予告なしでR18シーン入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-21 21:08:46
143095文字
会話率:40%
【女側凹の女攻めです】
魔法学園で錬金術科を専攻しているサラとテオドアは仲が悪い。ある日、先輩が作った惚れ薬をテオドアが頭から被ってしまう。
その先輩は【作るもの全てが媚薬になってしまう】という特異体質の持ち主で……。
惚れ薬(失敗作・媚薬
)を被ったことで、えっちな気分になったテオドアと仮眠室に閉じ込められてしまうところから始まる、喧嘩ばっかりな二人のお話。
※がついている話にはR18描写があります。
基本的に喘ぎ乱れるのは男側です。後半で女側凹行為・女側喘ぎ表現がありますが、精神的・立場的逆転はありません。苦手な方はご注意ください。
他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:35:48
122070文字
会話率:49%
女性向け恋愛小説の悪役、ルカーディア。彼女はヒロインである主人公の、半分血の繋がった姉であった。
平民としてずっと生きていた少女アリアは、母親が事故で亡くなった事で、実は顔も知らない父親が貴族だったと判明する。
天涯孤独の身から一転、貴族
令嬢へ。
戸惑いながらも何とか屋敷に招かれてみると、父親である侯爵はすでに亡くなっており、当主の座には長男のライネルがついていた。さらに次男のレオナルドはその補佐として働いており、彼らは侯爵家の醜聞である婚外子のアリアを嫌々引き取ったのだと説明する。
半分だけとはいえ血の繋がった家族に望まれていなかったと知ったアリアは、それでも家族を諦めきれず奮闘する。
その甲斐あって、徐々に距離が縮まる三人。過ごす時間が長くなるにつれ、ライネルとレオナルドは優しい心を持つアリアに惹かれていく。
そんな時、侯爵家の領地から1人の女性がやって来た。彼女の名前はルカーディア。ライネルとレオナルドの実の妹であり、アリアの異母姉であった。
きらめく銀髪に、宝石のような赤い瞳。白い肌は絹のようにきめ細かく、唇はほんのりピンク色で艶やか。目が覚めるような美しさを持つそんな彼女は、兄二人に挟まれたアリアを見て、クスリと笑った。
『なんだ、お父様の子供がいたと聞いたから見にきたのに、こんなにみすぼらしいなんてガッカリ。』
そんな悪役令嬢ルカーディアに転生したみたいなんだけど、僕、男です。とりあえず、大好きな兄さまたちから離れる気はありません。
※しっかり血の繋がった兄弟です。
ブクマ・イイネ・感想、いつもありがとうございますm(_ _)m
☆☆続きはゆっくり創作中。すみません、不定期になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 10:55:32
126268文字
会話率:34%
田舎にある居酒屋の息子として生活を満喫していたラムだが、
田んぼ道を歩いている怪しい存在感を放つ、宝石が道端に転がっていた。
実はその宝石には淫魔が眠っていて、知らずに呪文を口にしたラムは
ひょんなことから淫魔の街へと、連れてかれて?
最終更新:2025-04-15 20:34:12
5687文字
会話率:30%
追放された王女を拾ったのは、敵国の元将軍だった――。
兄マティスによって祖祖国を追われ、雪深い死の森で力尽きかけていたフラニア王国の宝石姫と呼ばれる王女・レオノーレ。そんな彼女を救ったのは、因縁深き敵国・ダリアス王国の隻眼の辺境伯、ヴォル
フラム・エーバスだった。
彼の右目を奪ったのは他でもないフラニア王国が仕掛けた奇襲。彼は右目を奪ったフラニア王国に深い恨みを持っているというもっぱらの噂で、もしレオノーレがフラニアの王女だと知れば、どんな報いを受けるか分からない。
だが、行くあてのないレオノーレは偽名を名乗り、生きるために彼の城へ身を寄せ、“夜伽の相手”として生きる道を選ぶ。冷徹に彼女を拒みながらも、不器用な優しさを隠しきれないヴォルフラム。許されぬ関係と知りながらも、二人の心はゆっくりと引き寄せられていく。
越えられないはずの溝を抱えながらも、どうしようもなく互いに惹かれ合ってしまう、追放された王女と生真面目で不器用な辺境伯のヒストリカルロマンス。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 20:22:46
134316文字
会話率:39%
ここはジェム王国。その土地から希少な宝石が数多く産出され、世界の宝石箱とも言われるほど。この国には稀に異世界から女性が迷い込んでくる。その女性は真珠姫と呼ばれ、国を災いから守り、繁栄させるという逸話が残っている──────。
異世界転移し
た主人公が男女比が偏った世界で色んなタイプのイケメンとイチャイチャえちえちするお話。基本的に全員に愛でられます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-07 23:00:00
15109文字
会話率:41%
道路に面したテラス席から、眼の前を通り過ぎていく通行人に右手の中指に付けた指輪を向けてぶつぶつと呪文を呟く。指輪には赤と透明、合わせて十個の宝石が埋め込まれており、そのうちのひとつの透明な宝石から発した白い輝きが通行人を貫く。すると通行人
は赤い光に変わって宝石へと吸い込まれた。
適当に目についた通行人を指輪の中に収めては、その存在を書き換えて解放することを繰り返す。野球部で青春を燃やしていそうな丸刈りの男子高校生はテニスラケットを背負った女子高生に、ぱりっと髪を整えた気難しそうな壮年の会社員はしっかりめのブラウスとパンツスーツに身を包んだアラフォーOLに、ガラの悪そうな金髪のチンピラは制服を着崩した派手なギャルに変えてやった。
これが俺の持つ魔法の指輪の力だ。この指輪を人間にかざして呪文を唱えると、対象を指輪に埋め込まれた宝石の中に捕獲することができる。捕獲された人間は世界から存在が抹消され、そもそもこの世に生まれてこなかったことになる。そして、指輪に囚われた人間は持ち主が自由に呼び出したり宝石に戻したりできる。さらには人格すら都合よく書き換えられて、指輪の持ち主である俺のことを敬愛し、俺のために行動するようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-27 21:52:08
17021文字
会話率:42%
これが俺の持つ指輪の力だ。この指輪には宝石が十個埋め込まれており、宝石ひとつにつきひとりの人間をその中に捕獲することができる。捕獲された人間はこの世に初めから存在しなかったことになり、この世界はその人間が”存在しなかった”可能性の世界へと
書き換えられる。
今の世界に胸の大きな客室乗務員の彼女はいない。彼女はこの便に乗務しなかったし、航空会社に就職もしなかった。それどころか、両親の間に生まれることも無かった。彼女が存在しなかった場合、代わりに乗務する運命にあったのが先程の男性客室乗務員ということだ。この力を使えば、失踪事件など面倒なことを起こさずに人間を自分のものにすることができる。それに――指輪の力は他にもある。
今夜はこの女で楽しめそうだ。俺は座席に深く腰掛け、モニターから流れる安全ビデオを聞き流しながら目を閉じた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-19 20:28:14
9596文字
会話率:45%
ある日、旅をしていたアルグレンは夜道を歩いている最中、山賊達に犯されている少女ミランを救出した。彼女は宝石のような赤い目を持ち、腰まで伸ばした黒髪を持つ可憐な美少女。それから彼女はアルグレンを慕うようになる。しかしその狂愛がアルグレンと世
界の運命を変える端緒となるのであった。
千年前に封印された暗黒龍が復活し、世界は闇に包まれた。
かつて暗黒龍を封印した七人の勇者たちの末裔は断絶し、強大な力を持つ神器を使えるものは誰もいない。
いがみ合う7つの国、光の国、緑の国、赤の国、闇の国、青の国、竜の国、黒の国は、暗黒龍と戦うため連合するも、暗黒龍が率いる軍団に圧されていた・・・。
gw明けには投稿できたら…します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-22 22:02:26
148415文字
会話率:33%
前世では女も男も食い散らかしていたクズだった俺は乙女ゲームのモブキャラ、アンバー・クォーツとして転生をしていた。セフレだった男に刺され男しか存在しないゲームの世界へ。
ゲームの中でのアンバー・クォーツはラピス・サファイア公爵令息の従者とし
て登場していた。
男しか存在しない世界。
宝石の名前が家名である攻略対象たち。
【ガーネット王国のアレキサンドラ王子】【サファイア家のラピス公爵令息】【エメラルド家のジェード侯爵令息】【シトリン家のルチル辺境伯令息】【スピネル家のシェル伯爵】
赤、青、緑、黄、紫とそれぞれ攻略対象の色が決まっている。
ゲームの開始は攻略対象たちが学園を入学する所から始まる。
ある日突然、治癒魔法を使えるようになる平民が学園に入学する。その男を攻略者たちが奪い合う恋愛ゲーム。
ゲーム開始は攻略対象者が15歳になる入学式。
モブはモブらしく端でひっそり乙女ゲームの恋愛模様を楽しむとしよう。
※男性が妊娠する描写あります。
※乙女ゲーム開始まで時間がかかります。気長に読める方のみ推奨です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 19:52:39
96378文字
会話率:47%
畏怖兄弟の過去編。
主に親世代。
自分の為に書いているので閲覧禁止
キーワード:
最終更新:2025-03-12 13:26:34
1580文字
会話率:0%
西洋ファンタジー・特殊な能力を持つ少年・年の差
「アマダス」の続編。
流す涙が宝石になる少年ラルは守護の力を持っている。
数年の旅の後、戻った国には新しい権力が生まれていた。
戦うことを余儀なくされたウィルをラルは全てをかけて守ることを決意
する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 21:46:14
269705文字
会話率:49%
西洋ファンタジー・特殊な能力を持つ少年・年の差
一文もなく森で夜を明かしていた男と女は、見ず知らずの男から幼子を託された。
その幼子は美しく成長し、その子の流した涙は宝石になった。
この作品は「tarte*tatin」(http://kit
h.web.fc2.com/tarte_tatin/top.html)に掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-08 11:54:06
234209文字
会話率:46%