現代日本から転生した少年・ディークを待ち受けていたのは、100人に1匹しか生まれない希少な男性を“牡”と呼び、家畜として、また宝物として扱うファンタジー貞操逆転世界だった。
力ない牡であるディークは、それでも憧れの冒険者になるため《孕ま
せボーナス》を駆使し、女性たちに種付けをすることで厳しい世界を生き抜いてゆく。
※ 第3次連続更新の準備が完了しました。6月27日(金)より連載再開です。詳しくは活動報告、Xアカウント(@nakidlambadaboz)にてお知らせします。
※ Hなシーンはサブタイトルにハートマークが付いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 09:00:00
286704文字
会話率:62%
2019年5月17日、宝田真貴が目を覚ましたのは性欲処理先進国と化した日本だった。
“セックスフェスティバル”、“性交専用車両”、“オナニーステーション”……。
誰もが食事をしたり服を選ぶようにカジュアルなセックスを楽しみ、そのために発達し
た社会に翻弄されながらも、真貴はセックスに満ちた日々を過ごしてゆく。
※ 寝取り・寝取られは本来のテーマではありませんが、フリーセックスの世界であるためNTRに準ずるシーンが出てきます。
※ 物語の構成上、実在する商品名などが登場しますが、これらは経済的価値を利用したり信用を損ねる目的で使用しているものではありません。
※ 完結しました。あとはおまけを幾つか投稿して終了となります。
※ Twitterでも拙作について情報を発信しておりますので、よろしければフォローお願いします。 →@nakidlambadaboz折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 12:40:29
578372文字
会話率:59%
大臣を父にもつすみれは、自身の婚約披露パーティーで
父の秘書 片桐蓮と出会う。
平穏な日々を過ごす中、すみれに脅迫状が届くようになったため
片桐がすみれの送迎と警護をするようになる。
片桐は両親を殺した黒幕であるすみれの父への復讐の機会をう
かがっていた。
そんな中、婚約者の不貞が発覚し、憔悴したすみれを
片桐は自分の故郷の海へと連れていく。
すみれはなにも知らずに片桐に惹かれていき、
片桐もまたすみれへの愛情とすみれの父への憎しみの間で懊悩するようになる。
キャラ
宝来すみれ
父は次期総理と目される大臣
生まれつき心疾患があり、子供の頃は家にこもりがちだったため
内向的な性格。趣味は絵画。
美大卒、デザイン会社に就職するが、父親のコネで仕事を取ったと
会社でやっかまれており、内面には孤独を抱えている。
父の支援者の息子と婚約中。
片桐蓮 28歳
幼い頃弁護士をしていた両親を強盗に惨殺された。
その後、叔父の家に引き取られたが、2年前に
両親の死にすみれの父が関わっていると知り、
大学院を休学して、身分を偽りすみれの父の秘書になる。
すみれの父の罪を暴き正当な裁きを受けさせるために
近づいたものの、すみれに惹かれてしまい苦しむようになる。
他サイトにも載せています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 08:33:42
77509文字
会話率:35%
ひょんな事から異世界に迷い込んでしまった女子高生(18)が、異世界の孤児院で子供たちに囲まれて、まったりほのぼのスローライフ?
いえいえ、違うんです! 悪しき者の手によって、封印されちゃった神様を助けるべく、世界に散らばる3つ(少なっ!
)の秘宝を求めていざ大冒険へ!
旅先で出会った王子様や、護衛の騎士に、ちやほや溺愛されちゃう異世界トリップあるある要素を余すところなく、詰め込んだ超ベターなお話です。
恋愛経験なしヒロイン✖️訳あり恋愛出来ないヒーローのこじらせ両片思いが主体になるため、恋愛進行速度はめちゃくちゃ遅いです。
3章辺りから徐々に甘くなる予定。
※性描写に関しては、線引きが難しいので、以下基準で表記入れてます。
▶キス以上の性描写もしくは匂わせる内容を含む場合⇒サブタイトル前に『◇』表記。
▶がっつり描写ではないけれどR15表記では弱いとき&がっつり大人描写が入る場合⇒サブタイトル前に『◆』表記。
(視点について)
美緒→一人称
アレクシオ→基本三人称。一人称になる可能性もあり。
主キャラ以外のキャラが視点の場合は三人称になります。
(ヒロインの呼称について)
ヒロインの名前が漢字表記だったり、カタカナ表記だったりしますが、キャラの書き分けのため、敢えて、キャラ毎に表記を分けてます。
※こちらの作品は別サイトにて掲載していた作品を大幅に加筆修正&書き下ろししたものとなります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 07:45:59
605188文字
会話率:34%
世界最大の港湾商業都市「シャルジャ」。混沌とした世界の中、四方に海路が伸び、大国や宗教の影響を受けず、独立し富栄える都市国家。
別名を「全ての欲望を満たす街」。
街の中心は、凝った装飾や彫刻を施した大商会の本店が軒をつらね、宝石や綺麗な絹
で着飾った富裕な商人が歩く。繁栄を極める都市の陰には、愛欲の神を祀る祠を中心に無数の貧民達が蠢く猥雑なスラムが広がっていた。
そんなスラムの一角に高貴な女のみが在籍するピンサロ店が存在した。
在籍する女達は亡国の王妃、政争に敗れた聖女、捕らわれた聖騎士、、、
彼女たちは、それぞれ売上目標を課せられ、指名料を稼ぎ自由の身になるのを目指すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 21:42:43
46883文字
会話率:28%
月の国のお姫様の昔話が語り継がれる西洋の国・ティアルナ王国。
彗星のごとく現れた完璧な美人侍女・ステラ。
とある目的で王宮に潜入した彼女は美青年王太子・リヒトとイケメン公爵令息・シュテルンに出会う。
ステラは、秋の新月の夜までにとある目的を
果たさなければならなかった。
そして、彼女は強硬手段に出る…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 20:00:00
15577文字
会話率:33%
魔法学園で錬金術科を専攻しているサラとテオドアは仲が悪い。ある日、先輩が作った惚れ薬をテオドアが頭から被ってしまう。
その先輩は【作るもの全てが媚薬になってしまう】という特異体質の持ち主で……。
惚れ薬(失敗作・媚薬)を被ったことで、えっち
な気分になったテオドアと仮眠室に閉じ込められてしまうところから始まる、喧嘩ばっかりな二人の恋と魔法のお話。
※がついている話にはR18描写があります。
女性優位・女攻めの作品です。基本的に喘ぎ乱れるのは男側です。後半で女側凹行為・女側喘ぎ表現がありますが、精神的・立場的逆転はありません。苦手な方はご注意ください。
他サイトでも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 18:48:09
152235文字
会話率:48%
その星は隕石より現れた”結晶生命体”の脅威に脅かされていた。
水晶や宝石の様な硬質で透明感を持った身体で、【人間】を襲っては、”拠点”と思われる【巨大な隕石片】へと連れ去ってゆく。
”彼等”の大きさは千差万別。
『水滴』の様な角を持
った頭部を持ち、様々なカタチを取ることが出来、また任意的に硬度を変えたり伸ばしたりも出来る、ある種の【不定型生命体】であった。
飛来してきた【結晶生命体】に抵抗するために、人類側も戦力を向ける……
戦闘機や戦車を始めとした各国の【軍隊】。
圧倒的火力で押し迫るも、何年も続けられる『長期間』の戦闘に、軍備費や自国防衛の面で不安を募らせる日々、
そんな中で、”結晶生命体”を【核】とした、画期的な動力機関が開発される。
【結晶駆動機《クリスタルドライヴ》】
”結晶生命体”自体で、『結晶生命体《敵》』を討伐しようという発想に大きな期待が込められた。
─────
一方、人類の中に【獣人種】と呼ばれる動物に似た姿の”亜人種”がいた。
かなり古くから存在しており、現代社会の文明に塗れた中で人目を避けて生活を送っていた彼等……
”獣”と”人間”の混ざった外見は、色々と『偏ってしまった』人間の欲望に捕らわれ、一部の【人間】の『愛玩用』として飼われ始める……
そして、100年程前には【愛玩用亜人種】と区分される【人間】に”都合よく調整された”【亜人種】が生産される事となった……
隕石の落下より10年……
そんな中でのとある一国。
”対結晶生命体防衛機構軍” 通称 【防衛隊】
半民間の戦術防衛組織の”隊員”として、戦災孤児となった”亜人種”の兄妹は施設から出て、そこに身を置く。
【結晶駆動機】を搭載した”立ち乗り型戦闘機”を駆り、『結晶生命体』を駆逐せんと数多の隊員達は空を駆ける。
─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆─☆
現代風な戦記?モノです。
亜人種は出ますが奴隷ではありません。(舞台になる国では)人権も有していますが、差別も蔓延しています。
残酷な描写があります。 頑張って虐めますので、苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 01:30:48
1755940文字
会話率:51%
女衒の國その二十に至る。遂に核戦争が起きてしまった。それは世界の九割以上を滅ぼしてしまう。
生き残ったのは娼帝國のニューシティとその付属施設だけである。それらは核戦争前に娼国とR国、その隣国と日本に展開していた。
この部分だけが核戦争
を予期して核防止ができていたのである。
娼帝國は核戦争後その国家体制を一新した。娼帝國のニューシティに収容された者は働かなくても生活が保障される。
住む所は提供され食事もラウンジにてバイキングで提供。三十五歳以上は年金が支給され必需品を買う程度だが生活には困らない。
三十五歳まで男性は軍事訓練を受け僅かな給料が支給される。
実際の軍事、警察は総てAI化されロボットである。製造も建築も調理もロボットである。農業、工業生産もロボットが行う。
女性は容姿スタイルでSABCDのランクに分けられABCは三十五歳まで献身婦を義務付けられる。献身婦とは躰を提供する。
ABは有料だがCはチケット制で國が支払う。
Sは女優、アナウンサーだが全裸は公開しなくてはならない。
Dは生む専門となるが生むのは人工授精した他人の精子と卵子である。
制度に反対の者はニューシティを追い出されてしまう。ニューシティの外は核と中国軍等に破壊された人外魔境である。
中に残って抵抗した者は加重死刑囚となる。
この加重の部分が残酷拷問で羞恥の姿を毎週衛星放送される。また医療自習や軍のSM的慰問に提供されてしまう。
だがR国の特別訓練を受けた美人女性工作員らが集団で帝國に反逆した。
これが夕嵐である。一次的には失敗して囚われ特別加重死刑囚として過激拷問を受ける。
亡びたはずの中国艦隊。だが海底基地に生き残った潜水艦部隊が帝國に反逆する。一部の日本女性が拉致されて強姦と陰湿拷問に晒される。
だがこれも帝國が撃滅した。
帝國は反逆しないまでも従わない集団を唐津の街に移住させて切り離す。これに帝國の隙を突いて潜水艦を奪って逃げた夕嵐の残党が合流する。
壮絶な拷問を受け続ける仲間の奪還に動く夕嵐。さらにこれにフランスの生き残り潜水艦隊が合流した。
フランスの艦隊は苦戦の末に帝國が殲滅する。
だがアメリカの共和党政府に反逆していた影の政府の生き残り部隊が夕嵐と手を組んだ。
帝國は何処までもリベラル的正義の撲滅と反逆分子の残酷拷問を繰り返す。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 00:10:00
1809938文字
会話率:37%
魔力の強さで序列が決まる世界。
そんな中で最弱の存在ジュエルは、一切自分の魔力を持たない代わりに他人の魔力をその身に溜め込むことのできる“玉人”であった。
その能力故に保護され、狙われ、使われ⋯。
最弱の存在が、傷つきながらも愛を知り強くな
っていく物語。
つよつよ人間×よわよわ魔族折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-01 00:05:31
89873文字
会話率:21%
色を変えるだけの、なんの役にも立たない魔法。
孤児として生きてきたルシアンにとって、それは「無価値の証」だった。
宝石商を騙した罪で地下牢に囚われていた彼に、手を差し伸べたのは、雪深き辺境を治めるアッシュバーン家――そして、赤い瞳を持つ「
呪われた子」セオドアだった。
赤子の盾となることで初めて自分の存在に意味を見出したルシアン。
しかしその子が、かつて世界を震わせた“魔王”の生まれ変わりかもしれないと知ったとき、彼の選択は――それでも守りたいという願いだった。
これは、「役立たず」と呼ばれた青年と「災厄」と恐れられた少年が、やがて世界を変える物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 22:32:15
166090文字
会話率:25%
元は某長編から、生まれた作品とキャラ達ですが、既に別物です。
年齢は物語開始時の設定です。
シーク・セイ(26歲)
砂漠の国ファシャールの王太子。
漆黒の髪に琥珀の瞳。
時折、優しげな顔を見せるが、
本性はドS鬼畜の獣(ケダモノ)。
絶
世の美貌で、世の女性達を虜にしている。
泣かせた女は数しれずのプレイボーイ。
サーヤ・アプフェルブルム(18歲)
ファシャールの首都
アルサリナで野菜売りをしていた少女。
黒玉(ぬばたま)の髪に瑠璃色の瞳。
純真無垢。
自分の見た目には無自覚。
気が強く、心も強いが、涙脆い。
思ったことははっきり口にするが、
シーク・セイの前では……。
※後付け的な説明になりますが、一般的に琥珀=Amber(アンバー)ですが、セイの瞳の色は、誕生石のtopaz(トパーズ)の方で琥珀としています。光の加減により金にも見える色。
同様にサーヤの瑠璃色は、紫味がある青色。
ラピスラズリという宝石からきています。
ラピスラズリカラーです。
6月18日「第22章」アップ。
6月20日「最終章」アップ
※予告なしでR18シーン入ります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 21:02:16
159445文字
会話率:40%
世界の魔物を牛耳る魔王は、欲に駈られた人間たちが召喚した勇者に負ける。
財宝と引き換えに、命だけは助けられた魔王は全てを失い、知らない土地に放り出される。
かつての魔王は、魔力もない体で、人間の快楽を魔力に変える魔法陣の知識だけで、勇者への
復讐を誓う。
人間たちに取り入り、ダンジョンを建設する。
勇者を寄せ付けないために、村を守る。
いつの間にか、魔王は人間たちの守り手となっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:27:03
1920873文字
会話率:55%
猫獣人の国のお姫様、ルナは、満月の夜に訪れる発情期に悩まされていた。獣化を防ぐため、部下である冷酷な騎士団長、レオに相談することに。レオは、ルナの発情期を抑えるため、月の力を弱める秘宝「月の涙」を探すことを提案する。
最初は人間を嫌ってい
たルナだが、レオの優しさの一面を知り、次第に惹かれていく。しかし、発情期が近づくにつれ、獣としての本能が抑えられなくなり、レオに激しい衝動をぶつけてしまう。葛藤しながらも、ルナはレオとの触れ合いの中で、愛を知り、獣人としての自分を受け入れていく。
昼は「月の涙」を探す旅、夜は発情期に翻弄されるルナ。レオは、獣性と愛らしさの二面性を持つルナに翻弄されながらも、次第に彼女への愛を深めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 19:49:11
31628文字
会話率:24%
①魔法使い編
冒険者ギルドの事務員アッシュは養父母が経営していた宿屋を継ぐことになった。
宿屋の娘ナヴィとは恋仲で、長い遠距離恋愛の期間を経て、そのまま結婚することになる。
朝からは事務員、夕方からは宿屋の主人と、しばらくは二足のわら
じで多忙になるアッシュは、「妻も可愛いし、まあいいか」と呆けていた。
そんな折、ギルドの書類に追われて遅めに帰ったアッシュは、若草色の装束に身を包む魔法使い風の女性と出会う。
ごく軽い怪我の処置のため宿屋に案内すると、女性は妻を目にするや否や、「私の夫を返せ!」と詰め寄るのだった。
そこからアッシュは妻ナヴィの秘密を知ることとなるのだが……
②剣士編
ダンジョンの新エリアが解放されたが、宝の量の異様な目減りが話題になる。銀髪の女冒険者は、国が派遣した調査団の不正を目にしていた。
③聖騎士編
盗賊団による襲撃に備え、神殿から数名の聖騎士が商人ギルドに派遣された。交替で警護する中、新たな襲撃情報が入った。
④踊り子編
ダンジョン三層に盗賊団の拠点ありとの情報。しかし、どうしても見つからない。何らかの偽装の可能性を感じたメグは、旧知の仲間と共に探索を始めた。
⑤盗賊編
盗賊アリエッタは、騒動の黒幕を知る。次の陰謀を阻止すべく、ある種の罠をしかけることとなった。
⑥騎士編
新エリアの探索で賑わうダンジョン。黒幕と敵対関係にあった騎士ミザリーが、ポラリスを訪れた。
⑦狂戦士編
ナーシュは勇者の墓守の一族。使命を果たせなくなった勇者の命を刈り取る役目があるというが……
⑧影武者編
ゴック家の散逸していた宝の回収が進み、アッシュは管理のため領主ミザールに招かれた。
⑨偽勇者編
魔法学園を首席で卒業したファワリス。ナヴィと親しかった彼女には、ある野望があった。
⑩王都編
業績の良いポラリスが表彰され、アッシュは王都に招かれる。そこには偽の伴侶を伴う必要があった。
⑪脱出編
王都を抜け出したアリデッドは、国境付近の隠れ家を目指す。途中、立ち寄った宿で旧友の顔を見かけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 08:00:00
311389文字
会話率:47%
宝の鍵シリーズ最初の物語。それは、金の王子と銀の王子、風の子の時代より遥か昔、三千年前まで時を遡る……。
リンスロット・レイデューク・ディエラ 十五歳。ディエラ国の第二王子であり、尊き女神の息子。太陽のように眩い美貌と明るい性格から
、黄金の太陽王と呼ばれていた彼の前途は明るかった。
だが、その不幸は、とある邪鬼と縁(えにし)を結んだ事から始まった。呪いを受けた彼の体は十歳位の年齢にまで若返り、小さくなってしまったのだ。華奢な手足、細い首、低くなった背丈。その身に纏うは大きな王冠、かぼちゃパンツと赤マント。
超絶に愛らしくなってしまった兄を見て、それまで大人しく従順だった弟は本性をあらわにし、うっとりと残酷に微笑んだ。
「兄上、なんてお可愛らしい……」
冷淡ドS系に変貌した半身と愉快な仲間達を供に、リンスロットの元の姿に戻る為の旅が幕を開ける。
神々に翻弄される似てない双子、定められし運命に抗えるのか?
最初にして最後の物語。シリーズ第三弾!
●長編 連載中
●過去編
●弟×兄
※宝の鍵シリーズ↓
一作目 金の王子と銀の王子(完結済)
二作目 風の子(完結済)
三作目 日だまりのカケラ
時代順には、日だまりのカケラ→金の王子と銀の王子→風の子となります。最初の物語になっているので、こちらから読んで頂いても大丈夫です。
※R18表現ありのページには*が付いております。
※不定期更新
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 23:28:50
42628文字
会話率:42%
邪神スノーデュークと女神の子供達との最終決戦から二十四年。
女神の腕(かいな)を離れた世界には、平和な刻(とき)が流れていた。
セフィラン・アシェイラ。世界唯一の大陸、スノウ大陸に存在する三つの国の中でも最も大きく栄えた国、アシェイ
ラ国の第二王子として生を受けた彼は、どんな医者でも治す事の出来ない、ある病を抱えていた。
十七歳の時、療養の為、故郷を遠く離れた森の中で鬱々とした日々を送っていた彼に、人生の転機とも言える出会いが訪れる。独特な雰囲気を持つ白髪の神官、リュカとの出会い。
それは、偶然か。それとも、必然だったのか。
二人の間に刻まれた蒼の遺恨が動き出す時、再び物語も動き始める。
病持ちの王子と訳あり神官。二人の若者が運命に立ち向かう。
宝の鍵、次世代編開幕。シリーズ第二弾!
⚫長編。本編143部。完結済みです。
⚫続編
※宝の鍵~金の王子と銀の王子~の続きの物語になります。
その為、この話自体は異世界転移はありませんが、同じタグを使わせて頂いています。
前作を読まれてからの閲覧をお薦め致します。
※R18表現ありのページには*が付いており、リバ注意・逆カプのものには**と付けております。メイン以外の他キャラ相手のものは***が目印です。
※ムーンライトノベルズ限定公開のものには、(限定)と記しています。
※同時公開場所 エブリスタ
文章見直し、改稿実施完了済み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 22:25:00
1063278文字
会話率:40%
宝の鍵~金の王子と銀の王子~の番外編。
本編での脇役達が主人公の話やイベントの話。
本編とのリンクあり。↑old↓new時間軸に沿っています。
※R18表現ありのページには、*が付いています。
※同時公開場所 エブリスタ
2024
年5月27日、文章見直し、改稿終了。
2024年6月25日、重複していたキャラクター名を修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-05 21:36:05
648632文字
会話率:41%
かつて、この世界には「科学」と呼ばれる技術が存在していた。
機械が人の仕事を肩代わりし、空を飛び、病を治し、文明は繁栄を極めていたという。
しかし、ある日を境に、そのすべてが終焉を迎えた。
人々が生きるために必要だったエネルギー「科学」
が供給する力が、世界から失われたのだ。
理由はわからない。ただ、一瞬にして文明は崩壊し、人類は生存のための新たな道を模索せざるを得なくなった。
そんな時、新たに発見されたのが、「魔力」と「精霊力」だった。
やがて人々は、魔力を基盤とした新たな文明を築き上げたが、時を経るごとに深刻な問題に直面する。
出生率の低下。
それは、人類存続の根幹を揺るがす事態だった。
魔力を持つ者同士が交わらなければ子供が生まれない。
しかも、魔力の質が低い者が多く生まれると、精霊力の循環が弱まり、世界そのものの力が衰えていく。
このままでは、人類は緩やかに滅びへと向かうだろう……。
そうした中で、ある機関が過去の遺跡を発掘した。
そこに残されていたのは、古代の文化「ソープランド」に関する記録だった。
当時の人々は、選ばれし女性を「姫」と呼び、特別な儀式を行っていたという。
それは、彼女たちが神に仕え、精霊力を高め、世界を救うための崇高な営み。
そう解釈された。
こうして、「プリンセスクラブ」は誕生した。
この施設では、特に魔力の高い女性たちが「宝石姫(プリンセス)」として選ばれ、神聖な儀式を行うことになった。
彼女たちが精霊力を集め、それを世界に還元することで、魔力の循環が保たれ、人類の存続が約束される。
そう広く信じられている。
だが、現実は違った。
確かに最初は、崇高な目的のために運営されていたかもしれない。
しかし、次第にクラブは一部の権力者たちによって都合よく利用されるようになった。
神聖な儀式は、権力者の欲望を満たす手段と化し、本来の意義は忘れ去られていったのだ。
それでも、ほとんどの国民は何も疑わない。
「姫の儀式は、精霊力を集めるための尊い行い」そう信じ込まされているからだ。
そして今、一人の少女が、その扉を叩こうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 06:00:00
202232文字
会話率:33%
主人公がクッションを変な使い方で使っている話です。
この小説には、性描写が含まれます。性描写が苦手な方は今すぐこのページを閉じてください。
最終更新:2025-06-27 23:40:00
2870文字
会話率:5%
甘く柔らかな声音のミルフィレナ・ロサシューは、依頼を受けて小さな女の子への祈りを宝石に込めた。
不思議な読み聞かせが届けられてぐっすり眠ることができた王女様から、感謝を告げたいとお茶会に招待される。
同席した『叔父様』シュトクラウセ王弟殿下
は言葉数が少なく厳しい印象を与えるが、姪を見守る温かな眼差しに共感を覚え、尊敬と恋心も抱いていく。
これは、すこしずつ惹かれ合っていく男女と星々の物語。
*印が付く話のみR18折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 23:10:40
13846文字
会話率:56%
俺たち夫婦の家の秘密……家の下には不思議でHな洞窟が広がっていたのだ。
不意の事故で洞窟へと降り立った俺たち夫婦は、変なオヤジ達の住む集落に辿り着いてしまい、そこで妻の結衣はオヤジ達にたっぷりとサレてしまった。
これは俺が神様に祈願してしま
った事が叶った結果で、願い通りに結衣が他の男にサレてしまったのだ。
そんな風に願い事をすると叶えてくれる不思議な洞窟。
ダメだと分かっていても願ってしまう……大好きな幼馴染の妻がサレちゃうシチュエーションを。
大好きな妻の裸を見られたいけれど見られたくない……でも、やっぱり見られたい。
他の男を挿れちゃダメだけれど、やっぱり挿れさせたい……。
そんなNTR癖(カンダウリズム)の俺のせいで、幼馴染の妻は色んな奴らにいっぱいサレちゃいます。
ローファンタジーだけれど、異世界ファンタジーを味わえちゃう『不思議サレ妻』です!
(AI生成の挿絵付)
※完結まで投稿予約済み、完結保証です!
※各話のタイトルが見難くなっているので修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 22:00:00
305462文字
会話率:40%
第一章
神様のミスで異世界に転移することとなったハンナはBL本の世界が大好き。
だから、希望を聞かれて答えたのは『イケメンの貴公子達に溺愛される世界』。
転移した世界はハンナが願った通り、麗しい姿の金髪の貴公子レオナルドと栗毛のアル
ベルトが……。
ところが危機に陥ってしまい、その場で思い付いた名前を答えてしまうハンナ。
その名前は『ハンナ・ビーエル・ボンスキー』。
でも、あり得ない名前を答えたと思ったら、ボンスキー家は実在する貴族の家だったのだ。
その家名が元で何故かレオナルドの邸宅で使用人として働く事になったハンナ。
そこでレオナルドとアルベルトの秘密を知ってしまい、二人の交わりを観たい余りに、大失敗をしてしまう。
それでも、何故か危機を脱し、それどころか二人と親密な仲になり……戦争が差し迫るなか、二人の子を産んで欲しいとまで言われてしまう。
第二章
幸せの絶頂のはずのハンナだが、いつも不安感に苛まれていた。
その原因は偽りの名前ボンスキー家の事。
そして、そのボンスキー家から本物のハンナが来る事に。
偽人質のハンナを守ろうとする貴公子二人と、酷い目に遭いながらハンナの秘密を暴こうとする本物のハンナ。
二人の邂逅の時が迫る。
第三章
ハンナは自分の真実を知り、幸せに向けて生きて行く事を決意する。
でも、現実はなかなか上手く行かず、レオナルドとアルベルトと揉める日々。
三人の将来の為に選ばざるを得なかった辛い現実を受け入れるハンナ。
行く末に幸せが待っている事を信じて、ハンナは自分の道を歩んで行く。
そんなハンナの身に起こる奇跡。
神様が慮ったハンナの転移の本当の理由、そして彼女達の生きる世界のこれからが詳らかになり、ハンナ自身の幸せな夢が現実のものとなる時が来るのだった。
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異世界での華麗な貴公子たちのBLと、その二人に愛される事となる女性主人公の物語をコメディ要素多目で描いた作品です。
※「残酷な描写あり」は念のため。多分無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 20:03:18
104593文字
会話率:46%
漫画家になる夢を追いかけて上京した新井 侑季(あらい ゆき)は、夢に繋がる仕事も順調で充実した日々を送っていた。
プレイベートでは婚約者である航(わたる)とその娘梓(あずさ)と共に、幸せな家族になる日を目前に控えている。
そんな折、人
生の転機となる事件が発生してしまう。
入籍予定日に連続強盗殺人犯に部屋に押し入られ、強姦されてしまう侑季。
幸せが訪れるはずのその日は、侑季と婚約者、そして強姦魔にとり最悪で特別な一日となる事に……。
原作漫画である『彼女のねだん』(作者:熊野大将軍)シリーズの第三話を小説化した物語。
シリーズの主人公である『新井侑季(YUKI)』の過去に起きた悲劇と、彼女の人生を変える事となった強姦魔の人間性を垣間見ることが出来る物語となっております。
※かなりハードなレイプシーンや暴力的なシーンがあります。苦手な方はご注意下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 20:00:00
15287文字
会話率:49%
昔々、「耳なし芳一」の話を聞いた好色で知られる宝一という男が、こんなことをひらめいた。
「ってことはよ、全身にお経を書いたら姿が見えなくなって、妖怪の娘が相手でも手籠めにしちまえるんじゃねぇか?」
思い立ったら、即実行。
全身の毛
を剃り、耳や珍棒も含めた全身にお経を書いてもらった宝一は、赤鬼の娘が棲むという洞穴に向かうのだった……。
※ハーメルンにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 19:12:11
12367文字
会話率:16%