嶌国の第四皇子・朱燎琉(α)は、貴族の令嬢との婚約を前に、とんでもない事故を起こしてしまう。発情して我を失くし、国府に勤める官吏・郭瓔偲(Ω)を無理矢理つがいにしてしまったのだ。
Ω開放政策を唱える父皇帝から命じられたのは、郭瓔偲との婚姻
だった――……。
納得いかないながらも瓔偲に会いに行った燎琉は、そこで、凛とした空気を纏う、うつくしい官吏に引き合わされる。
漂うのは、甘く高貴な白百合の香り――……それが瓔偲だった。
戸惑いながらも瓔偲を殿舎に迎えた燎琉は、しかしそこで、彼の口から思ってもみなかったことを聞かされることになる。
「私たちがつがってしまったのは、もしかすると、皇太子位に絡んだ陰謀かもしれない」
婚約解消を皇帝に願い出るため、ふたりは調査を開始するが、ともに過ごすうちに燎琉は次第に瓔偲に惹かれていって――……?
※この作品はpixiv(改稿前のもの)・アルファポリスにも掲載しています。
※「*」のついたおはなしは性描写を含みます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-27 23:45:11
211426文字
会話率:38%
「普通は手を出さないよね、友達の彼女なら。……でも、俺は出すんだよ」
星名くんと仲良くなったのは、ここ半年と経たないあいだのことだ。それまでは会えば無害な世間話を交わす程度の仲でしかなく、親しいと言えるほどのあいだがらではなかった――
五年前旅先で出会ったうつくしい恋人と、小松雪乃は遠距離恋愛中。その恋人の親友は名の売れた作家・星名圭亮、小説の話をきっかけに雪乃と彼の距離は近づく。メディアでの顔同様、雪乃の前の星名はやさしく好青年で、しだいに雪乃は彼に心を許してゆくのだが……。そして現れる、第三の男?
将来の富豪であるプレイボーイの恋人と、今をときめく新鋭作家。彼らの間で雪乃はゆらゆらと揺れ動く――波間に浮かぶ一艘の舟のように――源氏物語第五十一帖・浮舟みたいな話が書きたいです。
※話の流れ上、無理やり/暴力/女性を卑しめる表現など多々あります。あらかじめご了承ください。
◆お詫びとご報告◆
2019-12-13より大幅な加筆修正を行います。何ぶん初投稿が大昔のため、大掛かりな構成変更を予定しており、一部ページを残していったん削除のうえ再度続きを更新しなおす可能性が高いです。
ブックマークをしてくださっている方には申し訳ありませんが、一部内容の変更や新しい書下ろしの挿入なども予定していますので、この機会に読み直していただければとてもうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 23:00:00
408888文字
会話率:50%
お迎えが来たようですが、どちらについて行くか迷っています。
最終更新:2023-06-04 09:07:51
439文字
会話率:43%
気が付いたら、乙女ゲームの破廉恥な王子がいる世界に居て
私は「渡り人」になっていた。
目の前が真っ黒になりながら、こちらの世界で懸命に働き
乙女ゲームの世界のはずのなのに、妙にグロテスクで現実的な世界。
私は、うつくしい世界の住人で
は無いからなのか?
この世界の闇に触れる事が多くなる。
キッカケは、突然だった。
この乙女ゲームの中で1番危険で絶対悪といわれる王子に気に入られる。
ちょっと待って欲しい。あなたは、この世界のヒロイン一筋でしょう?
話が少しずつ、ズレてきているの?
私は、元の世界に無事に帰りたいだけだ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 12:00:00
1916文字
会話率:10%
男爵令嬢ダルシーは幼い頃、許嫁アーサーに婚約破棄されひどく傷つく。彼を跪かせ、謝罪させてやる。復讐を誓った少女はみにくいアヒルの子からうつくしい白鳥へと生まれ変わった。
途中までは計画通りだったはずなのに、元婚約者と結婚することになり、
そうして明らかになった過去の婚約破棄の経緯はダルシーの思ってもみないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 19:00:00
112177文字
会話率:39%
倉木梓、どこにでもいるふつうの事務員。ある日、廃課金したソシャゲの大型アップデートを待つ間にうっかり寝落ちし、目を覚ますとうつくしい『庭』に佇んでいた。そこはさっきまでアップデートを待っていたはずの乙女向け18禁ゲーム、『ルナと箱庭の世界』
の中だった……気づいた梓は決意する。帰りたい、その方法を探す前に、推しと、にゃんにゃんしたい!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 20:18:27
24273文字
会話率:25%
恋と芸術の街、東都。
大衆向けのカフェにある晩、街でも有名な華族の男がやってきて――。
なんちゃって明治~大正時代風。
カフェで女給をしている女子と、お華族サマとの、身分差の恋。
舞台は基本ファンタジー(notリアル歴史)ですので、ゆるめ
に見ていただければ。
※登場人物名は漢字表記です※
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-10 20:00:00
10516文字
会話率:35%
このさくひんはすべてひらがなです。
最終更新:2020-05-11 18:48:27
416文字
会話率:0%
あるところに、むらさきいろときいろ、ふたりの花がおりました。
ふたりはもとはおなじ花なのですが、きいろい花がげんきで明るくはなやかなのに対し、むらさき色のほうは顔いろもわるく手足もなえて、満足にあるくことさえままなりません。
ふたりの生みの親である『ご主人様』は、きいろい花をとても大事にしていました。うつくしいきいろい花はご主人様のなによりの宝物です。けれどきいろい花とほほえみあったそのまなざしは、むらさき色の花に向くことはありません。ご主人様は床にはいつくばっているむらさき色の花を見るといつも「できそこない」と言って、とても嫌なかおをするのです。
そんなある日のこと、きいろい花のぐあいがとてもわるくなってしまいました。心配するご主人様を見てこころをいためたむらさき色は、きいろい花にとある「おねがい」をしますが――――。
花を育てる『ご主人様』×花(擬人化)の短編。
神話なみにぼかした受精の描写があります。優しく切ない話です。
pixiv、カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 23:44:49
4520文字
会話率:23%
わたし「・・・なんとなく てすか」あんな「はい」わたし「わたしたち の あいたには もう いうようなこと、あ、ひま てしたら、これを どうぞ」わたし は わたした。それは れおなにっき やった。あんな は め を とおした。あんな「なぜ つ
ばき の みょうじ を あたえよ なのてしょうか?」わたし「さあ・・・? もしかすると つばき=ひつじ って いみなのか、それとも もしかすると ここの いえのひと は じぶん と おなじ かぞく を ころして たべること を このんて いるのかも」あんな「なるほと。」わたし「そういえは、れおな も れおん も うつくしい わけ、あ。」あんな「はい」わたし「れおん は しんてはりますね。それは それとして、かのじょ は どうかする とか とりこむ とか いっていた。そのとき がいぶ の もの は うけいれたくない の かも しれない」あんな「なるほと。なら わたし は OK」わたし「あのてすね、かわいい おんなのこ と どうか したいらしい てすよ。あなた は まずい てしょうね」あんな「わたし そんなに わかく ありません」わたし「そういう もんたい てしょうか?」あんな「わかりません。とにかく わたし は ・・・いきます」わたし「ええ。わたし は ほんとうに じゃまに なると おもうのて じたいしますね」あんな「かまいませんよ」わたし の はんだん は ただしい。わたし は あたま わるいか、このはんだん は よいはんだん て ある。ちなみに わたし は めったに なみだ を ながさないが、さっき べつのばめん て なきそうに なっていた。たしか、"・・・きがかりなのは、わたし か いなくなること て ほか の ぎせいしゃ か ひとり ふえること てす" やった かな。おなにすと に なってから なかなくなっていた。ふむ。まあ なみだのかわりに せいえき を ながす といった ところか。はっかん。きょうふ と けんおかん たけ つよまる。そういった こと らしい。しかし そうなると、せいしょくき は ないほうか いいし ちいさいほうか いいのか? とかげ は かしこい とても いうのやろうか? わからない。そういう もんたい とは ちかう ものなのかも しれない。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-12-01 14:26:13
30508文字
会話率:13%
▪️番外編更新2023/11/21 89話と90話の間に「砂ネズミ」▪️
完結しました。時々、番外編を投稿します。
完結後に追加した番外編一覧はX活動報告をご覧ください。
孤児であるナシムとシファーは毎日を懸命に生きていた。
そこへ人攫い
から逃げてきた身なりの良い少年、アザリムと出会い、二人はよりよい暮らしを求めて王都へ向かうことを決意する。
このまま貧しいままでいるものか!きっと、いい暮らしをしてやろう!
稀有な白くうつくしい肌をもつシファーに守られ、たくましく成長を遂げたアザリムに愛されるナシム。
三人は静かに国を揺るがす事件に巻き込まれていく。
番外編は読み飛ばしてもストーリーに支障ありません。本編全119話。
※印がついた話はR18シーンを含んでおります。
※※はエロ以外の閲覧注意です。
こちらの作品は、エブリスタさまでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-04 15:35:15
929665文字
会話率:33%
灰色の日常、極彩色の夢の中。真城蝶子は毎夜淫らな夢を見る。
取材で曰く付きの土地【濡々木(ぬぬぎ)】の呪われた洋館を訪れた、ある日。
そこで出会ったうつくしい男と、蝶子は危うい恋をする。
最終更新:2017-08-16 06:00:00
43916文字
会話率:19%
毒が蝕むような恋をしました。
最終更新:2016-07-03 01:46:09
2089文字
会話率:9%
その隠れ里には、完璧な擬態能力をもつ者たちがいた。「ぬつへつほふ」の血を継ぐ者たち。彼らは自分の顔を持たぬ代わりに、誰の、どんな顔にでもなれるのだった。
◆第一章 明日になるまでに殺さなければならない男。そのはずだったのに……目白は
、男との最後の日々を過ごすうちに、迷い始める。
◆第二章 ある任務を遂行中の鷹子は、うつくしい少女と鉢合わせてしまう。そのうつくしい少女には秘密があった。
◆番外 久しぶりの擬態の依頼にはりきるハト江。ハト江の熱意が意外な事態をまねく。
◆第三章 男のショコラヘッドである蓮は、ある依頼で偽御曹司に擬態する。冷酷非情な蓮は、ひとりの女子高生を罠にかけるのだが……
◆オムニバス形式でお送りします。
◆投稿は不定期です。
◆(「ショコラヘッドは眠れない」の次世代の話になります。「ショコラヘッドは眠れない」をお読みになると話がつながりやすいですが、この話からもお読みになれます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-18 13:18:01
70980文字
会話率:36%
レイアは淫魔である。だからエロいしテクニックもすごい。
レイアは魔王でもある。だから、やばいくらい強い。
これはそんなエロくて強くてうつくしい、スペシャルチート魔王さまが、可愛い可愛いバター犬(もしくは恋人)たちと一緒に、夜が明けるまでエ
ッチしまくったり、ひとの恋人寝取ってみたり、国を焼いてみたり、魔族同士で殺し合ったりしながら、やっぱり最終的にはいちゃいちゃエッチしてるだけの話である。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-30 04:31:00
15850文字
会話率:40%