この作品はpixivからの転載です。
夜道を歩いていると、募金箱を持ったギャルから声をかけられる。「1000円入れてくれたらパンツ見せるよ?」というお誘いの言葉に食指が動きホイホイ乗ってみると…。
最終更新:2021-05-29 22:00:00
4787文字
会話率:59%
音にならない言葉を読んで、文字にならない言葉を聞く。
『隣のクラスにやって来た転校生は、声が出せないらしい』
と聞いて、最初は周りのみんなと同じ、単なる好奇心で転校生に近付いた。
紙に書いて会話するのが新鮮でとても面白かったのに、いつの間
にか周囲に響くのは、信也が話す声と祐介が文字を書く音だけだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-28 18:00:00
18151文字
会話率:39%
【不幸体質の巨乳少女が男達に弄ばれ、嫌だと思いながらも快感に堕ちて狂っていく話】
深みにハマり堕ちていく女子高生、がテーマで女性目線の話です。おかしくなっていく彼女をニヤニヤしながら見守り楽しむお話となっています。
学校帰り。強い雨が
降りしきる中、私は帰路につくため電車に乗った。
そもそも、それが間違いだったーー。
電車に揺られていると、背後から体に触れられた。
恐怖に怯え動けないでいると、熱く滾ったモノを握らされる。
「いいね、上手ですよ」
耳元で囁かれる低い声。
周りに助けを求めようにも、周囲の男達も同類だった。
そこからは男達の玩具だ。
白濁液で汚され、口を奪われ、そしてとうとう純潔の証を散らされる。
正常な判断が出来なくなり、心では嫌だと思いながらもその行為を受け入れてしまう。
逃げ場のない鉄檻の中で、終わらない地獄のような時間はいつまでつづくのか……。
それだけで終われば、まだ良かった。けれど。
初めて異物を受け入れたばかりのそこに、代わる代わる男の楔を咥えさせられ、最奥に欲望を吐き出される。
当然、避妊具なんてここにはない。
妊娠という新たな恐怖に怯えながらも、行為が終わる事は無い。
無垢なる体は男達の欲望に染められていき、淫らな身体へと狂わされていく。
与えられ続ける快感により開発されていく身体は、やがて男の一突きによって絶頂を迎えた。
「上手にイけたね、すごい締め付けだ。これならまだまだ出せそうだよ。ーー赤ちゃんができるまで、ね」
遠慮のない中出し。感じすぎて潮を吹く身体。何度イかされても終わらず腰を痙攣させ……また膣内射精をされた。
繰り返される行為に、精神崩壊寸前まで追い込まれていく。
快楽を刻みつけられた少女の人生は、この日を境に狂っていく……。
ーーーー
あくまでもフィクションであり、犯罪を助長させる意図はありません
残酷な描写有りは保険です
第1章終了で、一旦完結となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 19:00:00
34416文字
会話率:29%
仕事後の夜、うげつは皆の前でストーカーに刺されてしまい、ショックで一時的に声が出なくなってしまう。それでも二人の絆は切れることなく続く。事件を機に悠はマンションを変え、声を取り戻したうげつとの生活が再開する。
最終更新:2021-05-27 12:44:14
5035文字
会話率:67%
山下 隼人18歳の高校3年生
7月のある日
急いで学校に向かってる途中で予備のメガネ落としてしまう。
慌て周辺を探したけど見つからずに諦めて学校に向かった。
正門前に着く直前80代前後と思われる老婆に声かけられ[あんたメガネ落としたろ?
ほれコレじゃろ?]
俺から特殊能力のあるとされるメガネを手渡され、老婆は去って行った。
これから どんな展開が待ち受けてるやら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 02:19:33
1906文字
会話率:0%
下記1話抜粋
東京都 新宿 地下
――ピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ
朝を告げる電子音に背を向けつつ、後ろ手で荒っぽく止めにかかる。音が止み、再び静寂が訪れた部屋に彼の睡眠を妨げるものは無くなった。二度寝する為に掛け布
団を指先で軽く整える。
脳が覚醒しきる前に二度寝への体制を整え、後は睡魔に身を任せるだけとなった時、扉の開閉音がして自身に向かってくる足音。それが誰なのか、そしてこれから何が起こるのかを知っている彼は、全力で寝ているフリをした。
「時計……鳴ったでしょ。何でまだ寝てるの?」
彼の予想とは別人の声が聞こえ、つい振り向いてしまう。二度寝しているところを金髪の美女に起こされるというルーティンが崩れ、布団から出つつ不満を洩らす男。
「時間に間に合えば問題ないと思うなー、それよりいつもはケイさんが起こしてくれんだけど……」
「ケイさん、亡くなったから」
人が死ぬことは何ら珍しいことではない。地上に生物兵器が蔓延っていれば尚のこと。ましてその対抗手段を得るために日夜人体実験をしているのでは、何処にいようと死を意識せざるを得ない。
ケイの訃報に思わず天を仰ぐ。会えるはずだった人、起こるはずだった出来事――約束することで必ずその未来が訪れるという保証は無い。
数年ぶりに1人で着替えを済ませ、部屋を出る。その背中から漂う覚悟は、暗澹な日々からの解放を誓ったが故。
ーーーーーーーーーー
完結
全15話(プロローグ、エピローグ込み)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 20:00:00
43722文字
会話率:30%
転生したらそこは見知らぬ森の中―――。
どうやら事故に遭い、異世界に転生したらしい……。
すると何処からか詠唱呪文の声がし、あっという間に再び死にかけるも。。
その張本人はエロい服装の童顔ロリなケモ耳娘だった!
主人公は思わず体の一部が反
応してしまったが
なんだか、ケモ耳娘の様子がエッチな感じになっていき……??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-24 22:05:40
9173文字
会話率:26%
学校の美少女ヒロイン枠の清楚系黒髪サキュバスさんから、顔を隠した半裸の自撮り画像とともにメッセージが届いた。
「あなたにあまあま中出しレイプされたい」
送り先、間違ってたりしない?
恋人でもセフレでも裏垢でもパパ活相手でもないんだけど。
直後に、すこし震える声での通話で人気のない教室へ呼び出されたんだけど、送り間違いなら誰にも言わないし、惜しいけど画像も消すよ?
※中学高校あたりの同級生を想定してますが、先輩後輩とか、男子高校生×女子大生とか、男性教諭×女子小学生女児とか、JK、JC、JS、JDなど年齢はお好きに設定してください
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-23 21:05:25
6113文字
会話率:0%
一人暮らしの女の子が触手を飼い始める話です。タイトルそのまんまですねw。
精神的なもの、肉体的なものを問わずいわゆる触手ものが好きな人へ捧げる作品です。
このジャンルの性質上、少々グロい話になってしまいました。とは言えこの手の話が全くダメ
な人以外は楽しめるのではないかと思います。一応閲覧注意です。
また作品自体には関係ない事なのですが、この話はまだ人生で2つ目に書いた話なので悪かった点などなどあると思います。その時はぜひ感想で教えてほしいです。
あっ、もちろんよかった場合でも感想待ってますよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-21 20:02:30
20763文字
会話率:14%
あなたのことが大好きな彼女とあまあまラブラブな時間を過ごした~い!!!
そう思っている方へ贈る短編集です。
このシリーズでは「エロ」と「癒し」をあなたにお届けします。
最終更新:2021-05-19 19:00:00
3356文字
会話率:56%
俺『日影 晶千歌(あきちか)』と幼馴染の『日向 丞(さとる)』は、予期せぬ《事故》で繋がってしまった『番』関係だ。
お互いそんなつもりも無かったのに番ってしまった俺達だけど、丞は二年もこんな俺の発情期に付き合ってくれている。
昔はコンプレ
ックスを刺激されて大嫌いだった丞の《声》も、今じゃ耳元で囁かれるだけで発情期が始まるわ、軽くイッちゃうわで…『番関係』って恐いな…って思う。
こんなのもう、『Ω』は逃げられないに決まってる───
***
◆以前書いた同名短編の【連載版】となります。※一話目も多少の手直しが入ってます。本編9話、番外編4話の全13話。
◆未成年の飲酒の場面がありますが、それを推奨・助長する意図はございません。フィクションです。
◆♡喘ぎあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-19 22:10:59
130008文字
会話率:39%
俺『日影 晶千歌(あきちか)』と幼馴染の『日向 丞(さとる)』は、予期せぬ『事故』で繋がってしまった『番』関係だ。
お互いそんなつもりも無かったのに番ってしまった俺達だけど、『丞』は二年もこんな俺の発情期に付き合ってくれている。
昔はコン
プレックスを刺激されて大嫌いだった『丞』の声も、今じゃ耳元で囁かれるだけで発情期が始まるわ、軽くイッちゃうわで…『番関係』って恐いな…って思う。
こんなのもう、『Ω』は逃げられないに決まってる───
***
◆未成年の飲酒の場面がありますが、それを推奨・助長する意図はございません。フィクションです。
◆今作はエロより雰囲気重視した作風となっております。
◆とは言え、♡喘ぎはあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 22:00:00
6264文字
会話率:28%
魔法使いの青年がまっすぐ伸びた土の道を空を見上げ雲を見ながらフラフラ歩いている。
目的地などないのだ。
青年のはるか後方から何やら声が聞こえる。
青年は絶対呼ばれても一回無視をするとそう決めている。
そういう男なのだ。
最終更新:2021-05-17 08:29:35
21868文字
会話率:25%
三十路手前の新人教師、伊波真鳥《いなみ まとり》は人気の無い男子トイレでくぐもった声を聞く。心配になり、室内を覗き込むとそこには拘束された少女が一人で悶えていた。
伊波は百木白萌《ももき しらも》を救出する。彼女はエスカレートしたイジメの被
害者………というわけではなく、自身の性欲からくる行動だった。
そして、伊波のスマホに百木から脅迫する文面と動画が送られてくる。訳を聞く為、百木の指定したホテルの一室へ。
「私を…縛って、動けなくして。先生に気持ちよくして欲しいです……」
伊波は百木が男子トイレでの動画をばら撒くと脅迫しているだけで、実行することはないと思い断ろうとする。しかし彼女は断ればネットで知り合った人に調教をお願いすると言った。理性的であり生徒思いであることを逆手に取られた伊波は、百木の調教を受け入れることになった。
伊波は理性的に伊波を調教し、満たそうとする。
これは正しいことなのだろうか?そう悩みながら。
pixivの方でも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 23:58:18
23622文字
会話率:48%
まだまだ駆け出しの地下アイドル優愛(ゆあ)は、処女で無垢な高校二年生。ある夜のライブの後、御厨坂(みくりやざか)というプロデューサーにメジャーにしてやる、と声をかけられる。彼は優愛に〝査定〟と称して、部下の土室(はむろ)やホームレスなどと
性交渉をさせていく。優愛は審査をこなすうちに、犯される快感を知り始める……。
タイトルは有名SF小説、もしくは百万部突破の有名ラノベをリスペクトしています。某出版社の官能大賞で最終選考で落ちてしまった作品を加筆修正しました。(^_^; エロ描写があるパートには[*]マークを付けています。
累計40万プレビューありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-15 00:00:00
164230文字
会話率:29%
ある日、私は国一番の魔法使いに謎の魔法をかけられ不思議な部屋にいれられてしまった。
出るためには目の前の謎のドアを開かなければいけないみたい。
魔法使いは信用できる男だから、命の心配はないけど愉快犯だ。目的のためなら手段を選ばないところがあ
る。
結婚相手との関係が進まないことを相談しただけなのに
「あいつはかなり拗らせてますからね」といってあきれていた顔を浮かべた魔法使い。
私はただ仲良くなりたいだけなのにうまくいかないものね。
私の結婚相手と魔法使いは私が嫉妬するくらい仲が良い。
私が結婚相手のことをもっと知りたいと魔法使いに相談したら魔法使いと私が喋っていることに結婚相手が怒ってひっぺがしにくるくらい。
結婚相手は私が苦手なようで、私を見るといつも顔をしかめているか、睨むような目で見ているか、なにかを耐えるような顔をしている。
なんで結婚したのかしら。
結婚後も、彼は昼夜問わず城に呼ばれて私と彼はいまだに白い結婚を貫いている。
結婚初日も呼び出しを食らったのかそそくさと城に向かってしまった。
一緒に暮らすことになってからそこまで忙しいのかとびっくりした私は苦手な女と結婚してしまった彼の負担にならないようにとその日から彼と寝室と部屋を分けてひっそりと暮らしている。
魔法使いに結婚相手のことを聞いていて、結婚相手が怒ったようにひっぺがしに来た日。
魔法使いは、結婚相手をからかうように声をかけていた。
何て言ってるのかは分からなかったけど、魔法使いと結婚相手が話していたら魔法使いの表情が変わっていき結婚相手に向かって「お前…まじかよ…」と呟いたあと急に私に大声で叫びだした。
「奥方!ちょっと…いや、大分負担がかかるとおもうけど、こいつむっつりだからどんなことになるか分かんないけど、俺が何とかするから!だからこいつのこと捨てないで!こいつはつこ「言うな!」」むがむがと叫ぼうとする魔法使いに飛びかかり結婚相手は魔法使いの口を押さえる。
「捨てられるのは、私のほうでは?私のことお好きではないでしょう?」と思わず口に出したら二人とも愕然とした顔でこちらを見た。
謎の部屋にはドアがひとつ。
「用意された台本に沿って行動してください。」の言葉がかかれた紙がドアの前にはってある。
他に何もないし、出るためにはここを開けなければいけない。台本ってなに?お芝居でもさせられるのかしら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 22:26:27
46988文字
会話率:27%
自分好みの話をひたすら載せていく。
喘ぎ声汚い&♡多め
最終更新:2020-01-07 23:18:59
212文字
会話率:0%
「あなたこそ、神の力を担いし巫女
私の代わりに、この国を、そしてあの方をまもって下さい」
普通の高校生だった皐は、不思議な声に呼ばれて異世界、アドゥルマートという国に召喚された。
リナと呼ばれる人から、ある頼まれ事をされてしまい。
最終更新:2013-11-14 07:08:41
2658文字
会話率:41%
ー2人の運命は交差するー
怪盗政宗。その名の通り彼は泥棒だ。
不吉な手紙、予告状を差し出しては月夜の晩に闇に紛れて姿を現し、また華麗に泥棒ことをこなし闇へと消える。
正体不明の謎の男だ。
そんな男を捕まえるべく動くことになる1人の少女、
ノエル。
彼女は政宗と真逆の存在、警察だ。だがただの警察ではない。レクイエムと呼ばれる世界が認めた特別な警察だ。
汚れなき正義を意味する白い制服で、胸には羽の風車のような紋様のバッヂをつけ政宗の前に現れ、その時2人は思わず声を失った。
そして2人のX(運命)が今、動きだす…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 10:09:42
14522文字
会話率:43%
【高校生×ノンケ大学生】FPSゲームで知り合った声しか知らない高校生相手に、夜な夜なエロチャットする放蕩大学生の話。
クリスマス番外編更新中です。
※同一の内容のものが別のサイトにアップされています(タイトル・内容一部改変有り)
最終更新:2021-05-13 21:35:27
105971文字
会話率:41%
主人公“更級 真白《さらしな ましろ》”は、長い闘病生活の末に最期の刻を迎えた。今際の際に聞いた“輪廻転生”の話から嘗て友人から借りた異世界転生モノの漫画の内容をふと思い出し『あんなファンタジー世界への転生ならば……』などと薄れ行く意識の中
で空想を膨らませていると、突然謎の声が頭に響いて……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 02:33:56
1694文字
会話率:10%
断罪直前の侯爵令嬢シャーロット・バレリアは大好きだったティーンズラブ小説の中に異世界転生したことに気づいた。
自分の悲運を受け入れつつも、婚約者である王子コンラッドの騎士である、原作ではモブ扱いだったレオン・アルバートンの顔と声に一目惚れ
する。
せめてイケボのレオンに罵られながら殺されたいと願ったシャーロットは、原作にはないセリフを口にした――。
このやりとりからシャーロットの運命は大きく変わっていき……。
異世界転生したことに気づいた当て馬設定の侯爵令嬢シャーロットと、その彼女に翻弄される騎士レオンのコメディ・ラブ・ロマンス…?
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 21:47:19
203732文字
会話率:35%
演劇用の脚本になります。
38歳派遣社員の大林は、ある日制服姿の女子高生に「パパやってくれませんか」と声をかけられる。その場では断った大林だが、パパ活に興味がわいてくる。マッチングアプリに詳しい大学生に助言を貰うと、市内の高校生と連絡が取
れたので、ファミレスで待ち合わせをすることになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 15:50:33
18611文字
会話率:0%
気づけば病院のベッドの上にいた。恋人である足立 幸也が心配そうに俺を見ている。俺は彼のために何ができるだろう、ふとそんなことを考える。彼を幸せにするのは自分だと思っていた。けれど、それは大それた願いなのだと今更になって気づく。
「別れよう」
俺の言葉に大きな瞳がさらに見開かれ、幸也の目から耐えきれなくなった涙がコロコロと零れ落ちた。
「どうして・・・?」
消えてしまいそうなほどか細い声が俺の真意を問う。そんなこと聞かなくてもわかっているだろう。やりきれなさと悔しさに俺は両こぶしをぐっと握りしめた。
「もう俺はお前を守ってやれない」
Ωの俺ではお前を幸せにできない。いざという時必ず助けてやれる保証がない。
そんなこと、最初から分かっていたじゃないか。それでもこの「想い」だけでやっていけると愚かにも俺は今日まで信じていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 00:00:00
20968文字
会話率:33%
「魔王…!」
張り上げた声に皆が何事かとこちらを振り返る。
悪夢だと思った。前世の記憶が、魔王との死闘が昨日のことのように鮮明に浮かび、鼓動が早まる。体が恐怖に震える。早くここから離れなければ、そう本能が俺に訴える。ふいに懐かしい声がしてわ
ずかに俺の理性を現実へと引き戻す。
「落ち着け、勇人」
窘めるような落ち着いたその口調は酷く懐かしい心地がした。どうしてその声にここまで安堵するのか自分でもわからない。
「剣也」
顔をあげた先に久しく会っていなかった男の姿を確認してなぜか酷く泣きそうになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 23:00:00
6327文字
会話率:42%