今回やっと最終作品の、迷い人を書き上げました。これで念願の浮浪者と言う作品を書き上げる事が出来ました。
この「浮浪者」と言う作品は、忘却の人・蛾鬼の人・迷い人の三部作で構成し参照と合わせ浮浪者の実態を憶測と想像で描いたものです。
作者は、未
来の在る子供達に間違ってもこの作品に描いた様な人達に成らない様に子供を持つ親御さんにお読み頂く事を望みます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 16:44:42
80237文字
会話率:55%
珊瑚は祖母の葬式の夜、美しい男と出会う。
男は海の神様だった。なんでも望みを叶えると言われた珊瑚の願いは――なにもない。そんな彼女に神様は「おまえと契りたい」と蛇の姿になって――。
毎日投稿。全8話。改稿は誤字等の修正です。
※注)★…蛇
との性行為の場面です(3話、7話)。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 00:10:47
15046文字
会話率:50%
血に欲情する男子高校生と、彼の望みをなんでも受け入れる女子高生の話。
※生理の血を飲む描写があります。苦手な方はご注意ください。
※作品中のいかなる表現も違法行為を肯定・推奨するものではございません。
最終更新:2022-03-19 00:12:53
21213文字
会話率:32%
小野田 咲は大学卒業して六年、周りから慕われ、仕事をそつなくこなす優秀な人物だ。しかし咲には会社の人には見せない一面がある。咲は家に帰ると、裸に首輪、ガーターベルトのみをつけ、部屋の隅に設置された監視カメラに向かって挨拶した。「ご主人様、今
日も私を捨てないでくれてありがとうございます。小野田咲はご主人様である翔一様の奴隷になることを望み、虐げられることで興奮する浅ましい変態です。常にご主人様に満足していただけるように全力を尽くすことを誓います。調教よろしくお願いします。」
咲は、見ているかどうかもわからない、監視カメラの無機質なレンズに向かって額を下げ頭を擦り続けた。咲はこの瞬間が一番、幸せである。笑顔に涙が流れ、締め付けられる思いに、子宮がキュッと疼くのを感じた。
小野田咲は元カレの奴隷だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-24 01:00:00
40634文字
会話率:23%
独占されることを望みながら、望まれる女になるために他の男性たちに抱かれる女性は、もしかしたらそれを言い訳にして愛欲の泥濘に身を浸しているのかもしれません。書きながらそんなことを想いました。
最終更新:2022-12-16 14:37:50
984文字
会話率:0%
望みがなんでも叶う都合のいい世界でエロいことする話です。
男及び竿役は主人公一人だけです。
最終更新:2022-12-14 20:00:00
6910文字
会話率:42%
僕は出会い系サイトで初めて出会った年上の女性に恋してしまいました。
続けて1週間に1回、その女性と会うようになって、
僕がある望みを言うと彼女は自宅に僕を招待してくれました。
僕がお土産を持って、彼女の家に着くと早速、望みを叶えてくれて、
その後も彼女は「遠慮しないで、したいこと言ってね」と言ってくれたのです。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-12-10 00:00:00
15056文字
会話率:0%
幽霊になって戻ってきた元婚約者の彼に少女以外誰も気がつかない。自分の側にいる彼と穏やかな日々を過ごしていたあるとき、少女は彼が人に憑依できることを知る。元婚約者が色んな人に憑依しながら互いの望みをひとつずつ叶えていくのだが...
最終更新:2022-12-06 12:35:28
8211文字
会話率:30%
『ヤンデレ』
それは特定の人物を愛し過ぎた故に心を病んでしまった人の事を指す。
大抵、その物語はバッドエンドで終わることだろう。
その物語は、ヤンデレにより対象人物が崩壊していく様、狂気に充ちたヤンデレの奇行、それを楽しむ物だとも言う。
だが、今回はあえてそれを何とかハッピーエンドに向かわせてみる実験の物語である。
春人「橙子ちゃん!大好きだよっ♪」
橙子「私も大好きよ………うふふふふ……………
瑠璃(『COLOR*SEASON』の改編。その番外物語!
あたしの力で少なくとも不幸にならないヤンデレ物語、おひとついかかかにゃ〜?♪)
(!)注意(!)
この物語は小説家になろうの全年齢(15歳以上)向けサイトで書いていた『昏冥の空に青い鳥』の派生作品です。
(ただし、本編とはほぼ関わりが無いので知らなくても大丈夫です。)
内容が内容なのでこちらは18禁版サイトでの連載となります!
(直接的な性表現に注意!一応グロの予定は無いですが出始めてしまったらタグに追加します。)
【※】が付いている話は多少なりとも直接的な性表現があります。
(必ずしも本番がありと言う訳ではありません)
こちらでは本編と違い、『チート』や『転生』、『異能力』は登場しません。
春人と橙子は完全なる現地人で異能力を持たない一般人です。
こんなのヤンデレじゃ無いじゃん!ただの嫉妬さんじゃん!!
という展開、ヤンデレ化回避、死亡フラグへし折り、イチャラブ系のお話なので、
・ヤンデレによる日常の崩壊
・ヒロインによる女性キャラクターの殺害
・ヒーローの束縛や洗脳
・ヒーロー鬱化
・救いの無い話
・最終的に皆死ぬ
等の王道をお望みの方はブラウザバック!!
追記…最新話(case3)にて本当に僅かですが微グロ、ヒロインによる殺人の表現が出たのでタグを追加しました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 11:51:20
57230文字
会話率:47%
帝都ノーレストにはこんな逸話がある。
"最高神殿には近付くな。破ればその血は呪われる"。
ハウゼンベルク侯爵家長男として生まれたギルバート。逸話は騎士として働く中で知っておかなければいけない程度の認識であり、興味もなかっ
た。
しかしあるとき虫の知らせで最高神殿に足を踏み入れたギルバートに待っていたのは天の使いと見紛うほどの美しい"少年"で─。
「おい、ギル。飴買ってこい」
「望みとあらば飴くらいいくらでも。"ご褒美"はちゃんとくれるんだろう。」
強大すぎる魔力がゆえに封じられていた極上の魔術師と、そんな魔術師を封じた血族がゆえに"名縛り"を受け、従属させられてしまった騎士のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 22:00:00
3699文字
会話率:14%
「さだめ」を失った魂は滅びを厭い竜を選び、女騎士は名誉の為に剣を執った。一匹と一人は戦いの果てに魂を繋ぎ、ここに第五の竜騎士たるもの、魔竜騎士、あるいは黒竜騎士と呼ばれる存在が生まれた。互いの望みを満たすため、竜騎士は帰還を果たすのだった。
(高潔で凛々しい女騎士フレデリカ(30歳・爆乳長身デカケツ美女)が、醜悪キモゲス性欲のオスガキくん専用オナホ奴隷ママ妻になってイチャイチャする合間に箸休め的なストーリーがあります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-27 21:39:59
28659文字
会話率:17%
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
【日月の歌語りⅠ】腥血(せいけつ)と遠吠え
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われる
ほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。
やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-22 20:32:54
206846文字
会話率:45%
聖女として異世界から呼び出されるも、魔力を持たなかった“アステラ”は、役立たずの聖女として追放されてしまう。
彷徨っていた砂漠で「賢者」に拾われ、隣国に身を隠すことに。
ある日、恩人でもある賢者からその国の王子の夜伽を頼まれる。
アステラ
にしか相手が務まらないというその王子は、生まれながらに“凶星”を持つひきこもりの王子だった。
夜伽をする代わりに彼の力を借りて元の世界に帰ろうとするも、心が惹かれ始めてしまう。
しかしアステラを追放したはずの国の王子が、アステラの返還を求めてきて――
帰りたい、けれど、離れ難くなってしまった。
彼女の望みを叶えてあげたい、けれど、手放せない。
ふたりの選ぶ、星の運命とは。
***
えっちなシーンを含む話には☆を付けてます。
2021/4/27 完結しました!
2021/5/26~28 番外編として、エピローグのその後のふたりを追加しました!(前中後編)
2022/10/11より発売日の13日まで3夜連続で、電子書籍配信記念SSを追加しました!
***
★第5回ムーンドロップス恋愛小説コンテストにて、佳作を受賞しました…!
2022/10/13にパブリッシング ルキアさまより電子書籍版タイトル「星の砂漠で最愛を捧ぐ 孤独な凶星王子は地上に堕ちた異世界の聖女を手放せない」として配信中です。
読んでくださったみなさま、応援してくださったみなさま、本当にありがとうございます……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 00:00:14
177651文字
会話率:28%
辛辣な言葉を投げ掛けられた桃志奈良は、声優事務所の預かりとして所属することもうすぐ3年。今年中に結果を出さなければ声優の道が閉ざされる。崖っぷちの新人声優だった。
名前のない通行人Aですらまともな役が来ず、深夜のアイドルに出演して一曲歌っ
たはいいものの、棒読み、歌下手、容姿が平凡以下の三重苦で鳴かず飛ばず。
一縷の望みを掛けてエロゲ声優に初挑戦することになった奈良は、収録の際監督からセクハラまがいのアドバイスを受け、咄嗟に嘘をついてしまう。事務所社長に泣きついた奈良は、養成所同期で新人賞間違いなしと噂される田野中海星を紹介され、ラブホテルで演技指導を受けることになり…?
※
*男性が演技で喘ぐ場面あり
*頭を空っぽにして見るバカエロ
*本番なし
*モロ語注意
*アルファポリス版「エロゲ声優として大成功を収めなければ声優事務所から退所!?〜崖っぷち声優が売れっ子年下声優に演技指導をお願いした結果〜」より改題・フェラ追加折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 19:37:49
24685文字
会話率:57%
姫を手に入れて奴隷にしたのは、純粋なる凌辱者。
最終更新:2022-10-08 12:19:25
3640文字
会話率:44%
島の姫たる美和をずっと見ていたのは、偏執的な愛を抱いた男だった。純粋なる男はある日、美和を罰する口実を手に入れてしまう。※定期的にヤンデレが書きたくて作りました。
最終更新:2022-02-11 23:34:19
1551文字
会話率:43%
沙世はとても寂しがりで、意地っ張りな、末っ子猫気質。
血のつながらない兄、拓磨にいつまでも構われているのに違和感を持ちながら、結局最後は甘えていた。
けれど拓磨以外の人間関係に触れ始めた頃、拓磨が沙世に隠していた感情を知ってしまい……。
変
わらない関係を望みながら子どものままではいられない、兄妹の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-21 17:11:57
319322文字
会話率:42%
毎日のように体を売る少女がいた。ただ誰かに認められることを求めて。救われることを望みながらその手を未だにつかめない少女の話。 神は平等に手を伸ばすが、手は二本しかない。
カクヨムにもある
https://novel18.syosetu.
com/n3199hv/ 関連作折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 08:44:31
22483文字
会話率:55%
2023/5/11 パブリッシングリンク ルキア から
「聖女の守秘義務!? 完璧王太子殿下の隠し性癖のお相手いたします」
と改題して発売されます。後日談を1万字ほど書き下ろししました!よろしくお願いします!
***
修道女メアリは声に
不思議な力を持っている。
窮屈な教会の生活のなかで、懺悔室の聖女としてのつとめが唯一の楽しみだったけど、ある日意外な相談者がやってきたことでメアリの世界は一変する。
その美貌と立ち振る舞いから完璧な王子様と名高い聖アメリア国の第一王子レイフォールは、足蹴く懺悔室に通うもなかなか事情を語ってはくれない。
焦れたメアリは、聖なる声の力を使って完璧王子の<本当の望み>を聞き出してしまう。
──それがまさか、えっちな悩み事だったなんて!
「責任をとれ」と言われたメアリは夜の王城に拉致されるもの、彼はあと一歩を踏み出してこなくて……。
性癖を開花させちゃった聖女と、完璧だけどM気質でえっちな王子様の、秘密がいっぱいラブコメ寄り初恋物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 21:00:00
138053文字
会話率:43%
娼館育ちの少女ローズは、18歳の冬、瀕死で倒れていたところを美貌の大魔導士キールス・グレイに拾われた。
彼は親切に治療を施してくれただけでなく「僕と一緒に来てほしいなぁ」とローズを旅の供に望み、外の世界へ連れ出した。
キールスにひそかな恋心
を募らせながらも、訪れる街々でモテまくり女遊びをする彼に苛立ち、失望を繰り返してしまうローズ。報われない恋だとわかっているから、絶対にこの気持ちを告げたくない。
それなのにキールスは、暴れるローズを寝台に押し付けて悲しそうな顔をするのだ――。
大人で子どもなふたりの、すれちがいハピエン。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 20:00:00
29449文字
会話率:47%
婚約者に浮気されて婚約解消されたラキシス。しかも浮気相手は格上の公爵令嬢だったので伯爵令嬢のラキシスは泣き寝入りをするしかなかった。
更にラキシスには「愛し合う二人の間に割り込み、誘惑した悪女」と事実無根の噂が立てられる。
悪女どころか引っ
込み思案で内気なラキシスはこんな噂にも堪えるしかない。そんな日々の中、出会ったのは、百戦錬磨の常勝将軍で王弟のアルバート。
アルバートは「悪女」の噂を聞いてラキシスに求婚してきた。
彼は「王の血」銀血の持ち主なのだが、それ故に王家から疎まれている存在だった。
運命に翻弄されたアルバートが最後に望んだのは、ささやかなりとも自分の生きていた証を残すこと。
そのために彼にはとっておきの悪女を必要としていた。
※印が18禁表記ありです。
他サイトにも公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-22 20:00:00
64683文字
会話率:35%
親の遺した借金を返すため娼館に身売りしようとしたところリュミエルは、直前にボーアン侯爵の嫡男エメリックの看護人に雇われる。
エメリックは生まれながらに病弱で成人までは生きられないと言われていた。今年十四歳になる彼は死ぬ前に一度海が見たいと言
い、旅に出る予定だった。付き添いは彼の従者のフランシスとリュミエルだけ。
彼らは目的地まで後一歩というところで嵐に遭い足止めをされる。
外は嵐。このままでは嵐が止むより先にエメリックの体力が保たないのでは。暗い雰囲気を打ち破ろうと、リュミエルはエメリックに他に望むことはないかと尋ねる。
何気なく言ったことだったが、エメリックが口にした望みは、知識で得るしかなかった女性の生の体を見て触れたいというものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 06:00:00
18880文字
会話率:46%
αであるユージーンは幼い頃から“運命の番”に異常なほどの憧れを寄せていた。
幼馴染で親友であるβのアキラに協力してもらいながら“運命の番”を探すが、成人を超えても見つかることは無かった。
ユージーンは最後の望みを抱き、日本へと発つ。
一方
、アキラは幼馴染のユージーンに幼いころから思いを寄せていた。しかし、“運命の番”に首ったけなユージーンはアキラを恋愛感情では見てくれない。最後の望みをかけ、ユージーンと共に日本へ発つ。
二人はそこで、抗えない運命に出会うこととなる。
α×β、α×Ω、複数CPあり
男女の絡みが出てきますが、本編には関係のない所です。
※ユージーンとアキラはくっつきません
※登場人物や登場する施設、場所などは全てフィクションです
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なろうの方に同タイトルで連載していましたが、エタってしまい、しばらく書けていませんでした。また書く意欲が湧いてきたのと、スケベも足したくなったのでこちらで更新していきたいと思います。他の作品も頑張って書きたい。
ストック無しの見切り発車に近いものですが、今度こそエラらないよう頑張ります。
(なろうの方と内容は少し変更、削除予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-05 00:07:54
2836文字
会話率:47%
いつの頃からか芽生えていた。明らかに他人とは違う、異常とも言える感情。
自分の心の奥底にいつだって感じながら、見ないように目を逸らし続けているもの。蜘蛛の巣みたいに糸を張って、しっかりと根付いてしまっているもの。
怖くて嫌で、捨ててし
まいたかった。だけど、どうしても消えてくれなかった。
自分ですら目を背けているのに、それでも誰かに受け入れてもらいたかった。
※※※※※※※※
教師を目指す大学生・千鶴は、厳格な親の元で自他共に認める優等生に育ったものの、心の中に異常な被虐性を秘めていた。
ーー抑えつけられたい。支配されたい。
そんな欲求を持ちながら満たせずにいた千鶴の前に、緊縛を生業とするサディスト・鏡夜が現れる。
千鶴の性癖を見抜き、望みを叶えてあげる、と言う鏡夜。迷いながらも身を委ねることを決めた千鶴。
だが、鏡夜と待ち合わせた場所に現れたのは、バイト先の常連客で千鶴の憧れの存在である、久我だった。
異常な性癖を抱えたふたりが、お互いを受け入れ支え合う、唯一無二の存在になるまでの、解放の物語。
・SMものです。ただ、あくまでもSMプレイを通じて関係を育んでいく、ラブラブカップルのお話です。厳格な主従関係というわけではないので、あしからず。
・虐待・暴行描写が出てきます。読む人によっては不快な思いをするかもしれません。
・ヒロインの学生生活、ヒーローの職業に関する描写については、完全なる想像で書いています。実際とは違う部分も多々あるかと思いますが、フィクションとして、あたたかい目でお楽しみください。
・SMや心理学に関しても、できる限り調べて書いていますが、作者は全くの素人です。こちらもゆるりとしたお気持ちで楽しんでいただけると助かります。
※後日談を追加中。都度完結に致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-03 20:01:54
429585文字
会話率:52%