29歳商社勤務の同期同士。ゲイの出会いの場になっているバーのカウンターでふたりのタチは今日も酒を飲む。待ち合わせでも、約束したわけでもない。
どちらも、受が話しかけても断ることのほうが多い。
「アイツ」が主人公に渡してきた紙に書かれていたも
のは、パングラムと呼ばれる言葉遊びだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-25 03:33:44
6339文字
会話率:28%
失業した挙句アパートまで全焼で全てを無くした花那。ネットカフェで過ごそうかと歩いていたら、作家、森咲 律のサイン会に行き当たる。いつも持ち歩いている小説の作者のサイン会。サイン本、ネットで売れるかも…と思い行列に並ぶけれど、直前で、それは作
家に対しても作品に対しても失礼だと思いなおす。ただ、サインをしてもらったら、明日から職探しを頑張ろうと思っていた。本を渡す時触れた指先。その手を腕ごと掴んだのは森咲 律本人。彼は花那の腕を掴んだまま離さない。離して欲しいと言う花那の言葉など聞く耳を持たず、ただ、真っ直ぐに見つめてくる。周りの出版社やマネージャーのような人達に説得されてようやく離してくれたものの、視線は花那を見つめたまま。しかも、話しがあるから待っていて欲しいと言われる始末。
話す事など無い花那はその場から離れようと試みるも、何だかガタイの良い人達に囲まれてコーヒーを飲む事に…。
再び現れた律は花那を自宅に連れて行く。律の自室の寝室に放り込まれ怯える花那に律はただ一言
「服を脱げ」
と言い放つ。
恐怖で震える花那はブルブルと首を横に振る。
「脱がせろと言う事か」
と花那のシャツに手をかける律に
「違う!!!」
知らず知らずのうちに流れていた涙に濡れた瞳で睨みつけて、伸びてきていた律の手を払いのけた。
「私にっ…触らないでっ!」
急な展開に頭の中が追いついていない。けれど、貞操の危機だと言う事は分かる。
作家、森咲 律。
知らない人はいない。
出す本は全てベストセラー。
映画化、ドラマ化、舞台化された作品は数知れず。
切ない作風に女性ファンが多く、作者本人がイケメンだとネットで話題になっていた。
イケメンとか関係無く作品のファンだった。
純粋に彼の文章が好きだったのに。
こんな傍若無人な人だなんて!!!
22年間守って来たわけでもない処女だが、こんな形で失うのは嫌だ!
いきなりこんな事をされるなんて、意味が分からない。
段々と腹が立ってくる。
金無し。職無し。家無し。彼氏無し。
不幸だけが盛り沢山な人生なんてウンザリだ。
「いい加減にして!」
今日、色々あったからなのか。
朝から何も食べていなかったからなのか。
今がショック過ぎたのか。
目の前が真っ暗になって意識を手放したのが、唯一洵に出来た抵抗だったのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 00:34:00
345文字
会話率:0%
俺は人間が嫌いだ。
昔人よりちょっと違うというだけで、俺が何か嫌なことをしたわけじゃ無いのに酷いいじめを受けた。
その時普通の人としての心は死んだ。
人が信じられなくなり、いい人を演じて人と距離を取るようになった。
そんな俺だった
が、ある日都市伝説とも言える 誘う手首の怪異に出会った。
危うく飛び降り自殺をするところだった俺を救ってくれてのは 旋律士 時雨
彼女は美しかった。心が一瞬で奪われた。
俺が築き上げていた心の防壁など一瞬で崩れ去った。
でも俺はイケメンでも才能溢れる天才でも無い。
俺など彼女にとってモブに過ぎない。
だから俺は決めた。
いい人を演じるのを辞めて 彼女と一緒にいる為に『嫌な奴』になる
時雨と共にいる代償として数々の事件に巻き込まれ彼はやがて退魔官となる
そして旋律士を支える屋台骨として活躍していく
これは輝かしい旋律士の活躍の裏で、奮闘する常人の物語でもある折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 22:31:14
7421文字
会話率:21%
幾多の女とセックスをしてきたクズ男・・、名前をレイという。時には強引にセックスを迫ることもあったが、今までは上手くやってきた。気持ち良くしてやれば、相手も満足だろうし、別に子供を孕ませたわけでもない。だから、何の問題もない・・、そう考えて
生きてきた。だが・・心はいつも何かを求めていた。・・それが何かは未だに分かっていない。そして今日も、好みの女を求めて、街を彷徨う。そして、出会ったのは、フードを被った幼い女の子で・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-31 16:26:19
10677文字
会話率:17%
平凡チビの俺、金井更紗はこの春から地元でも有名な不良校へ進学する事に。中々騒がしい入学式の最中に、元同級生で優等生だった坂本賢輔と再会してすぐに意気投合した。のは、良いんだけど。何故か入学初日から二人でいけ好かない不良相手に蹴りをお見舞いし
て、早速一騒動を起こしてしまったわけで。でも、そんな事が小さく思える程には、平凡を自称する俺にも実は特別に濃い事情と入学理由があって……。 ※鮫系美形幼馴染×自称平凡金魚チビ ※同性婚が可能な現代設定です。 ※固定カップリング、主人公視点。 ※閉鎖した自サイトに掲載していた作品です。改題及び大幅な加筆修正をしています。※2018.10 全面改稿 ※2019.9完結折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-27 00:00:00
25750文字
会話率:45%
ーーー 俺は今まで仔犬がキュンキュン鳴くような七海の〝好き〟を気づかないふりで黙殺してきた。罪悪感を抱かなかったわけじゃない。その分友達として大切にしてやろうと思ってた ーーー恋愛と友情の駆け引き。 高校一年生。朝比奈七海×泉水千明。ハッピ
ーエンド。シリアスではありません。受けも攻めも大概イイ性格してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-24 00:47:48
5375文字
会話率:20%
生徒会長として誰にも隙を見せたことのない千田川遊離は鈴原清人に出会って早々に自分の隠し持つ黒い正体を看破される。――だからといって、玩具にしたわけではないが。
晩夏の、風が吹き荒れ、新緑を揺らすある日、とうとう遊離は清人を犯す。最初は抵
抗感を示しつつも、陥落する清人は、翌日また生徒会室に呼び出され――。
■遠野史上初のびーえるです。性描写は薄め。2019.09.14完結。全三話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-14 00:45:41
9549文字
会話率:56%
双子の姉妹であるソラとルナは買い物からの帰り道、暴走したトラックに巻き込まれて異世界転移をしてしまう。その際に、姉であるソラは神様から頑丈チートをもらうことでチート生活を送ることを企むのであるが、本当に体が頑丈になっただけで、彼女たちは戦い
に強くなったわけではなかった。冒険者になった二人は、クエスト先で様々なモンスターに犯されながらも、頑丈チートで生還し、異世界生活を送っていく※作者は極度の人見知りにより、返信はできませんが、エロいかどうかだけでも、感想をいただけると、参考になりますので、お気軽に書いていただけると幸いです。書いていただいた感想には、全てに、必ず目を通しています。評価も参考になりますので、お気軽にお願いします※Pixiv、アルファポリスにも投稿しています※個人のブログにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 09:10:21
15118文字
会話率:20%
海外旅行中に恋人を寝取られ、失意の中で大学の単位も落とした俺は、人生を儚んで旅に出る。
だが、俺の乗った飛行機は目的地へ付く前にインド洋に墜落。
死んだ、と思った俺だがなぜか生きていた。異世界転生したわけでもなかった。
気付いた時俺は、女の
子しかいない島に流れ着いていたのだ!
そしてそれは、俺のモテまくりヤリまくりの冒険の始まりだった……
2019.7.15 ひとまず完結
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-12 15:15:53
151107文字
会話率:34%
タイトル通りの内容です。(タイトル、あらすじは某先生に考えていただきました ※内容を見てつけたわけではない)
最終更新:2019-07-28 20:00:00
29292文字
会話率:20%
顔良し、技良し、だがチャラい!そんな胡散臭い道士ファンファンと共に旅に出ることになった武術自慢の少女ユナ。
理由は、世にも恐ろしい屍骸遣いとやらに呪われてしまったから。
呪いを解く方法は、そいつを倒すことのみ。呪いを解けずにいたら、死んで屍
骸遣いの操り人形にされてしまう!?
そんなの嫌だとそいつを倒す旅に出たわけだけれど、呪いの応急処置だと言ってファンファンがしょっちゅうユナにエッチなキスをしてきて…
生命と貞操のピンチ!ユナは無事に旅を終えることができるのか!?
拳法乙女がチャラ道士様と共に悪に挑む中華風ファンタジー!
★erロイヤル大賞19に参加しています。応援していただけると嬉しいです。
★不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-18 22:19:00
57452文字
会話率:46%
女友達と一緒に演劇サークルの台本を作っていたら、妙な流れになってしまった。とくに恋愛感情があったわけでもなんらかの伏線があったわけでもないのだが、なぜか咥(くわ)えさせることになった。なんでそんなことをしたのかは、今でもよく分からない。
最終更新:2019-07-09 20:45:34
8173文字
会話率:10%
『虐殺から逃げ延びた暗殺者はのんびり暮らす』からタイトル変更しました。
帝国を守護するアサシンは、帝国によって滅ぼされた。
しかしすべて滅ぼされたわけではない。
アサシンの数少ない生き残り『ザスラ』は、アサシンが壊滅したのを機に静かに生き
ていくことを望む。
前歴を隠して、できるだけ目立たぬよう生きるつもりだったがアサシンとしての超絶的な能力のせいで気づいたら目立つ結果に。
そして生来のスケベすぎる性格のために、色んな女性とセックスしてさらに目立つ羽目に陥るのだった。
【注意1】本作はエロシチュに入るのにやや唐突だったりする場合がありますが作者の趣味なのでご了承ください。
【注意2】エロメインの回にはサブタイトル横に『◆』を付けますのでご参考ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 12:00:00
210029文字
会話率:43%
自分から進んでマゾ女性達の調教師となったわけではない主人公友田 英司は、マゾの影の支配者が住んでいる鎌倉の御館で、不本意ながらも江戸時代の大奥のような組織形態の女性達の御主人様に指名され、影の御館様の女性達を引き継がされた。鎌倉をあとにした
主人公は、東京に向かった。東京には、日本中のマゾ女性達を管理する本部が在る。鎌倉は、前御館様の仕切る古き良きマゾ組織だったが、東京の組織は近代的そのものだった。果たして、全国のマゾ女性達の御主人様となれるのか?仙台で待つゴルフの弟子との行末は・・・(^_^;)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-30 15:47:48
12143文字
会話率:40%
トラックに轢かれて死んでチートを貰い、異世界行って勇者になって……しかし彼には肝心な、正義の心がなかったわけで。
ロリっ娘魔王に一目惚れして寝返ったのはいいけれど、色々あって勇者自身がそのロリっ娘の身体になって、延々魔物を産むハメに……
そんな感じのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 19:42:44
7850文字
会話率:50%
読者にやばいと言われ、確かにそうだなと思ったので移動してきたやつ。
本編のR18部分しか投稿しない。
元から官能小説のつもりで書いていたわけではなかったので、そこはよろしく。
最終更新:2019-05-04 10:11:52
7284文字
会話率:34%
精神転送型MMORPG『ネオ・シャングリラ』。
年齢制限エリアにあるアイテムをコンプしたい俺だったが、それには大人の同伴が必要。
だが悲しいかな、俺に頼れるのは母親だけ(涙)。そういうわけで保護者同伴での冒険が幕を開けたわけなのだけど、母さ
んは思った以上にゲーム下手で、物理で殴るしかできない脳筋プレイヤーだった。
そんなときに現れる、物理反射系モンスター。
敗北の果てに、俺たちはこのゲームの裏の顔を知る……。
※主人公の前でヒロインが犯される程度のNTR描写があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-27 20:14:16
7814文字
会話率:27%
角谷 愛華は実家を出て一人暮らしをする22歳、何の取り柄もない小娘。
仕事から帰り、自宅のドアを開けると、異世界だった。
「魔女の弟子」と言われ、扉を開けて入ってきたから間違いないのだと、言われ、弟子になることに。
素敵な出会いに期待もした
けれど、魔女の生業は森の護り人で、出会いなんてない。
独り立ちし、新緑祭で精霊の子の誕生を願う祈りをささげるが、本当なら王女様に宿るはずの精霊の子が、手違いで愛華に宿ってしまう。
精霊の子を護るために、精霊の婚約者が家に押しかけてきたのだが・・・・
会うなり、「何故こんな美しくない女が私の婚約者を身ごもってるんだ!」と、失礼極まりない発言に怒り心頭。
こっちだって、好きで精霊の子を宿したわけじゃないのに、なんでこんな失礼な男と共同生活をしなければならないんだ。
キーワードは順次追加予定
更新は不定期です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-16 18:00:00
195280文字
会話率:28%
北の国のミサイルが落ちてきて、俺は慌ててシェルターに逃げ込んだ。
だが、そのシェルターには家出少女が無断で住み着いていたのだ。
放射能が消えるまで俺はこの女の子と二人きりで過ごすことになったわけだが……
注:エロあり(というよりエ
ロばかりです。シェルターの中で主人公と女の子が、いちゃいちゃして過ごします)
この作品はアルファポリス様にも投稿しています
この物語はフィクションです。実在する人物、団体、国家等は一切関係ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-06 01:23:35
187005文字
会話率:50%
俺たちの住む街には、当然のように歓楽街がある。美味い酒を出す酒場に夢と破滅が隣り合わせの賭博場、それから妖艶な娼婦たちを並べた娼館も盛況だ。
そんな娼館街の一角に、会員制の高級娼館である『山茶花館(カメリアハウス)』があった。
この高
級娼館の売りは、とんでもない生い立ちの美少女を『高級少女娼婦』と称して置いているということだ。
どんな伝手(つて)があるのかは知らないが、亡国の元王女や【勇者パーティー】から追い出されたという美少女賢者に某有名教団の元聖女などなど。
そして俺のもとに、王太子殿下の元許嫁の【悪役令嬢】が入荷したという案内状が届いた。
その【悪役令嬢】は将来、社交界の華になるだろうと謳われた、類稀なる美少女としても知られた存在だった。
俺はすぐさま手付金を送り、その【悪役令嬢】ことエルメラ・シモーヌ・ド・ヒースラー元侯爵家令嬢の『処女権』を確保したというわけだ。
高貴な生まれの娘を開発し尽くして『性奴』に堕とすも良し、『身請け』して妻に迎えるも良し。
エルメラの運命は、俺に委ねられたわけだな!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 17:07:48
55524文字
会話率:30%