初夜権とか、処女権なるものがあったのなら、童貞権があってもいいじゃない、という妄想から出来た話です。
深く考えずに、楽しんでいただければ幸いです。
R18表現が入る場合には、節のタイトルに「*」を付けております。
最終更新:2020-06-11 00:00:00
27883文字
会話率:31%
俺たちの住む街には、当然のように歓楽街がある。美味い酒を出す酒場に夢と破滅が隣り合わせの賭博場、それから妖艶な娼婦たちを並べた娼館も盛況だ。
そんな娼館街の一角に、会員制の高級娼館である『山茶花館(カメリアハウス)』があった。
この高
級娼館の売りは、とんでもない生い立ちの美少女を『高級少女娼婦』と称して置いているということだ。
どんな伝手(つて)があるのかは知らないが、亡国の元王女や【勇者パーティー】から追い出されたという美少女賢者に某有名教団の元聖女などなど。
そして俺のもとに、王太子殿下の元許嫁の【悪役令嬢】が入荷したという案内状が届いた。
その【悪役令嬢】は将来、社交界の華になるだろうと謳われた、類稀なる美少女としても知られた存在だった。
俺はすぐさま手付金を送り、その【悪役令嬢】ことエルメラ・シモーヌ・ド・ヒースラー元侯爵家令嬢の『処女権』を確保したというわけだ。
高貴な生まれの娘を開発し尽くして『性奴』に堕とすも良し、『身請け』して妻に迎えるも良し。
エルメラの運命は、俺に委ねられたわけだな!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-17 17:07:48
55524文字
会話率:30%
『処女権』抽選会─それは一部の大物政治家や医師、学園関係者…等、公に出来ない裏に出回る饗宴の抽選だった。
参加資格は"どんな形であれ、意中の女性の処女が欲しい"と言う一途な気持ちだけ─
奇しくも運が悪く眠る少女の『処
女権』を射止めたのは小太りのオタク男子だった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-06 06:46:26
60718文字
会話率:53%