【晒し写真館】
それは、歪んだ愛と欲望に狂った男たちが、妻・彼女・セックスフレンドのあられもない姿を、他の雄(オス)に晒すためのネットの闇ーー
ネットの匿名性と閉鎖性は、見たい男たちと見せたい男たちの劣情を煽り、【晒し写真館】は異様な熱
気に滾っていた。
器量良い年下の妻・真里奈がいるほか、一見何の変哲もないサラリーマンの宗増健(むねますたけし)。【晒し写真館】では、「まらお」と名乗っていた。
まらおもまた妻に対する歪んだ欲望から、この【晒し写真館】に魅せられた一人だった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私の愛する妻が、他の男性と身体を重ねて、心まで委ねていると思うと、嫉妬と興奮とで気が狂いそうになるほど燃えてしまいます。
妻と他の男とが直接そういう行為に及ぶとまではいかずとも、例えば、妻が他の男の邪な目線や不埒な下心の対象になっているだけでも、十分に私の劣情はくすぐられます。
そんな私にとって、この「晒し写真館」は夢のような空間です。
妻を晒して他の男性に見てもらうことができる。他の男性からコメントをもらうことができる。それを読んだ私は、妻が誰ともしれない誰かに寝盗られて、穢されたことを知って興奮できる…
ここにいる変態の皆さんになら、理解してもらえるかもしれませんが、私は妻の身体に触れて、お互いの身体を重ねるよりも深く激しい興奮を、このネット上の仮想的な寝取られから得ることができます(笑)
変態同士諸氏には、ただ、遠慮なく私の妻に興奮していただいて、また、妄想の中で妻を好き放題していただいて、そして、平生なら口に出すことも憚られるような下品で淫靡な言葉を寄せていただきたいと思っております。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
隠し撮った妻の写真をネットの陰部に晒すまらお。
あられもなく晒された美貌の人妻に熱狂する画面の向こうの男たち。
真里奈をネタに、お互いの欲求を煽り合うネットの変態たちの熱狂は、次第にまらおの現実まで犯してゆく…
暴走するネット民の欲望に引きずられるままに、まらおの歪んだ劣情は、妻真里奈のみならず、母に似た女子高生の娘、密かに母を慕う思春期の息子まで巻き込んていって…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 16:57:44
9659文字
会話率:5%
両片思いの拗らせ話。
互いに嫌われてると思っていて、受はさっさと諦めて無関心を装い(というより自分を洗脳)、攻は受に異常に執着しているもののヘタレすぎて声もかけられません、というところからスタート。三年半ほとんど口を聞かなかった人たちが、受
の引越しを機に攻の執着が暴走してしまい、なんやかんやあって二人で一緒に暮らします。一緒に暮らしているし、やることやってるくせに、恋人じゃないし、想いは全く通じていない、すれ違いのもだもだな話です。ハッピーエンドですが、だいぶ拗らせているのでなかなか進展しません。
★『いつもの騒がしい朝(https://novel18.syosetu.com/n0093ii/)』の柚琉と蓮の、あったかもしれない話。蓮が記憶を失くさなかったら、こんな話になりました。というパラレルなお話なので、設定は全部前作から持ってきています。なので前作をお読みいただいてからを推奨します。この作品だけだと不明な設定が多いためです(タイパ的には本編の一章と四章をご覧いただければよろしいかと思います)。前作のネタバレがありますのでご注意ください。
過去の話を織り交ぜつつストーリーが進みます。過去の二人は、攻めの番犬はヘタレゆえに可哀想だし、受けはポンコツゆえにまぁまぁ酷い態度です。可愛くはない。
R18描写(大したものではございません)は予告しておりませんので背後にご注意を。なお、攻めが暴走した結果、最初の同意はございませんが、最終的にハッピーエンドです(二度言う)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 22:22:19
15156文字
会話率:25%
自分の浮気はバレていないと男は思っていた。
もしかして夫は浮きをしているのかもしれないと、妻は薄々、感じていた。
だが、別れるほどではない、でも友人の言葉に少し心が動く。
ゴミの日に捨てることができたらいいのに(何を)
ある日、夫に疑似妊
娠体験の話が持ち込まれた。
最近の事件、父親になれない男、夫に、世間に対するアプローチとして。
話を聞いて報酬の額に驚くが男は承諾するが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 19:04:55
4733文字
会話率:17%
ある日、男は自分が仲良くしている男と美女と一緒にいる姿を見て驚く。
あんな豚のように太った男が美女と一緒なんて騙されているのかもしれないと思い声をかける。
だが、女は自分の会社の事務員だった。
平凡な女のはずだった、驚く男に女はあなたに似て
いる人を知っていると話し始める。
恨まれていた男だった、その言葉に男は不安になる。
それからしばらくして男の眼の前に現実は予想もしない形で迫ってきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-25 10:21:24
2291文字
会話率:24%
そのアパートには色々な人が住んでいた。
その日、男はコンビニの前で女性に声をかけられた。
「猫、元気ですか」
あの日、自分が猫に声をかけて連れ帰ったのを見ていたのかもしれない。
放っておく気になれず声をかけてしまったのだが、自分のアパー
トにいつまでも内緒でというわけにはいかない。
店から出た男は声をかけた。
数日後、猫は新しい家、ふかふかのベッドで眠っていた、もうすぐ子が生まれるのだ。
だが、猫だけではない、男の新しいアパートに引っ越していた。
その日、二人の男女が猫を返して欲しいとやってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-06 15:34:39
7445文字
会話率:31%
空気の読めないナルシストな公爵と結婚してから2年。順風満帆とは言えないがなんとかやってきた結婚生活の中で、ロアンは病にかかり部屋に引きこもるようになった。面会拒否を続けていると、公爵が号泣しながら部屋を訪ねてきて…。
言葉足らずすぎて全て
が空回りする不器用な夫×夫の顔が好きすぎてなんだかんだ受け入れてきたロアン
※なんちゃって西洋風。呼び方とか礼儀などはテキトーなのでツッコミどころ満載です。気になる方はブラウザバック推奨。
【本編完結済】おまけを書くかもしれないので連載にしています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-09 01:59:12
8012文字
会話率:26%
レリアには好きな人がいた。
とある事情で皇都から逃げてきたという騎士ジスラン。なぜかレリアのことを特別気にかけてくれる彼に告白し続けるも、頑なに拒まれてばかり。
そんなある日のこと、村に帝国軍が押し寄せ、レリアを攫う。なぜかジスランとよく
似た顔の簒奪者、現皇帝オーギュスタンは、レリアのことを自らが殺害した先帝の子だと言い、孕ませようと何日も犯しつづける。
やがてジスランたち解放軍によって助けられるも、すでにオーギュスタンの子を宿しているかもしれない。だからレリアはジスランに最後のお願いをする。
「私を抱いて。もし、この肚に子が宿っていても、あなたの子だと思えたら愛せるから」
最初で最後の夜を過ごし、レリアは姿を消して――。
※何でも許せる人向け。必ずキーワードをご確認ください。
【全6話予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 21:11:33
25101文字
会話率:19%
〈ハンターとは、人間の生存圏を守る為の職業である。〉ハンターギルドのギルド規則条文より抜粋。
嘗ての人間たちは、力も魔力もない弱者であり、強者から隠れ潜みただただ狩られるのを待つのみであった。しかし、そんな人間たちにも転機が訪れた。少ない魔
力により〈魔法〉がろくに発動出来なかった人間たちは、体内の魔力だけでなく周囲の魔力を使い発動する〈魔術〉を開発したのだ。魔術の開発により人間たちは繁栄し、やがて人間は狩られるものではなく、狩るものとなった。
このお話は、魔術を使って闘う、とあるハンター達の軌跡の物語である。
※最初の方はBL要素はないかと思いますが、そのうち入れる予定です。
※CPは最終的に固定となる予定ですが、途中別の相手との描写も入るかもしれないのでご注意ください。CPは弟子×師匠、美人×一途男前、(天然鈍感×ツンデレ)
※上記は予定であり未定なので、内容に変更があるかも知れません。
※遅筆なので、気長にお待ちください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 09:00:00
22940文字
会話率:47%
乙女ゲームの登場人物である男キャラに見初められてしまい、リアルで外堀を埋められていく女の子の話です。男がヒロインに執着しているヤンデレです。
※今後そのような書くかもしれないためR-18指定にしてありますが、現時点ではR-18シーンはあり
ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-06 00:48:13
19547文字
会話率:59%
『攻撃は最大の…〜回顧録〜』の番外編です。
てつやと京介の関係性を、どうしても進展させたかった丈瑠が起こした行動により、自分自身が大変な目に遭うお話です。
学校帰りの京介に声をかけ、いずれてつやと仲良し関係になれた時に男童貞だと不便じゃ
ないか?と持ちかけるところから始まります。
それからの京介がどう出るか、そして店に戻った丈瑠を待ち受ける運命とは!
大袈裟なくらいでちょうどいいかもしれない展開に、きっと手に汗握ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 14:20:54
8501文字
会話率:51%
ベータの伊央は高校入学時に受けたバース性検査で、オメガに突然変異していると診断された。
子供の頃から想いを寄せている幼馴染の叶翔はアルファ。もう自分が近寄ることは許されない。
叶翔のことを避けていると、同じクラスの海星から声をかけられる。彼
もまたアルファだった。……いや、突然変異でベータからアルファになっていたのだ。海星は妹が今の所オメガだからなるべく早く番を見つけたいと言った。
それをなぜ伊央に話したのかと聞くと、入学当時から甘い香りを感じていたという。
そんなことは叶翔から言われたことは一度もない。
もしかすると、自分の運命の番は海星なのかもしれない。
好きと運命が必ずしも同じとは限らない。叶翔を諦めるいいキッカケになると思った伊央は海星と付き合い始める。
しかし海星と番になった後、叶翔が「伊央からオメガの匂いが消えた」と怒り始め……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-01 20:30:02
101093文字
会話率:34%
地味な生活ながらも、会社で知り合ったαと結婚したΩの伊角洸希は、いつまでたっても妊娠出来ないことに精神を病み、自ら命を絶った。
するとアシル・クローシャーという伯爵子息に転生していた。
アシルは妊娠していた。
しかしそれは、公爵子息であ
るエリアスを婚約者から寝取ったのだと判明。
追放されるかと思いきや、エリアスから「本当は君が運命の番なんだ」と言われ正妻として迎えられることになったそうだ。
本当の婚約者であるアンナ・ロベールは婚約破棄されたという。
エリアスとの結婚を辞退するべきなのかもしれないが、洸希は産みたいと思ってしまった。
そうしているうちに本物のアシルが意識を取り戻し、頭の中で会話ができるようになる。
アシルは寝取った当日の様子を教えてくれた。
何か裏がありそうだ……実は寝取ったと思わせるように仕向けられたのでは? と察した洸希は、アシルと力を合わせて真相を解明することに。
エリアスと弟のキリアンにアンナ、そして巻き込まれた侍女たちの行動が複雑に交差する。
☆R-18には副タイトル横に★マークを入れます。
☆オメガバースの独自設定があります。
☆誤字報告、ありがとうございます!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-21 07:41:56
115940文字
会話率:32%
王太子クリシュナは麗しい見た目に反して「お仕置きされたい」性癖を持っていた。
しかし出会ったDomはトロトロに蕩けさせるような甘いプレイしかしてくれなかった。
ストレスが溜まったクリシュナはついに倒れてしまう。
そこで各地からDomを集め
、相性の良いパートナーを見つける。
それが騎士団長を務めるバルトラ・ド・アンデンヌだ。
バルトラは三日に一度、クリシュナの部屋を訪れる。
望むままのプレイに、このままパートナーにしてもらえると期待していたクリシュナであったが、バルトラは断じて最後までクリシュナを抱こうとしない。
もしかすると、他にパートナーがいるかもしれないと落ち込むクリシュナ。
既に心は、バルトラに支配されているのに……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 11:33:07
11523文字
会話率:29%
オメガの真凜には、昔から繰り返し見る夢があった。追われる夢だ。
そんな真凜は、ひょんなきっかけで、デパートのスイーツバイヤーで、アルファの麻生と知り合う。
紳士的かつ情熱的な麻生に、どんどん惹かれていく真凜。
だが麻生と親しくなるにつれ
、夢の恐ろしさと頻度は高まっていく。
麻生は前世での因縁の相手かもしれないと、真凜は疑惑を深めるが……!?
同時掲載・アルファポリス、エブリスタ(アルファポリス先行)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:10:00
95900文字
会話率:51%
富田音符の胸元には、醜い傷跡がびっしりと刻み込まれている。
美少女と称される彼女は、外見でしか判断しない人々に諦めの感情を抱いていた。
「わたしのことなんか、誰も好きになってもらえない」
その考えが変化したのは、高校一年生の時。
同人即売会のコスプレ広場で、一人の青年に出会ったからだ。工藤と呼ばれた彼は、音符の容姿に「美少女」だと口を滑らせても、直視することなく視線を逸らした。
「この人は、ほかの人たちとは違う」
彼に特別感を抱いた音符は、この人にならば受け入れて貰えるかもしれないと期待を込め、どうやって自分の物にしようかと画策する。
美大に入学した音符は、コスプレサークルで工藤と再会。
彼と距離を縮めるために入部するが…。
「君の秘密を知っている」
そう、悪い噂しかない先輩から脅されてしまう。
やがて、六年前に関係を断った兄の影がちらつくようになり…?
「胸元に醜い痣があっても、わたしを抱いてくれますか」
ラブホテルで迫った音符の告白に、工藤の答えは――。
*
キョロ充になりたくて高校デビューした冴えない工学系コスプレイヤー×幼少期に実兄から虐待を受けた倫理観がぶっ飛んでる残念美少女
※回想等で実兄からの性的虐待(前戯のみ)の匂わせ等がある為、現実と非現実の区別がつかない方のご観覧はお控えください。(特に▲マーク)
【残酷な表現ありはこの注意喚起となります】
■性描写は20話以降・全31話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 16:10:00
128495文字
会話率:52%
Twitter(X)に投稿したツイノベに、お話を補ったものです。
無口無表情変人眼鏡イケメン係長×明るくてかわいい系の後輩
一万字超、ほぼエロです。プレゼンが出るので挿絵機能オフにしている方はオンにしてください。
攻めのクセが強い。受けはけ
っこうエッチです。
ツイノベ版には、ストーリーはなく、リプや画像添付機能を使った、コラも含めた作品ですので、よろしければTwitterからも見てみてください。<a href="https://twitter.com/Ponpokomadam/status/1772558847841837356">ツイノベ版はこちら</a>続きを書くかもしれないので一応「連載」扱いにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 11:22:03
12995文字
会話率:31%
――世界を敵に回しても、ただ一人が欲しかった。
人体実験で生み出された生物兵器(吸血鬼)のアインスとツヴァイ。
想いの通った暁に、二人は全てを捨てて逃亡を図った。
いつ来るともしれない追っ手を警戒しながらも、二人だけの時間は穏やか
に流れていく。
しかし、ツヴァイの幼少期のトラウマにより、二人は未だに身体的な繋がりを得ることが出来ずにいた。
焦ることはない――そう言い聞かせるも、触れたくても触れられない葛藤に惑う夜が続く。
そんな折、二人の元に訪れたのは――!?
━━━━━━━━━━━━━━━
『君✕』特別番外編。
本編の続きの世界線となっております。これだけ読んでも楽しめますが、本編も併せてお読み頂けると、より感動が味わえます。
※=性描写有り。
・約4万字の中編。
・表紙は自作(アイビスペイント素材使用)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 23:10:00
40749文字
会話率:42%
あの時その手を取らなければ、今現在彼は幸せだったのかもしれない……。
貴族子女達が通う学園に入り、他愛ないお喋りやランチを一緒に食べる友人達ができた頃、視線を感じて其方を見ると彼が此方を見ていた。
そして、その視線に気付いたの
は友人のロザリーが私の隣に居るようになってからだった。
彼が見詰めているのは私ではなく、ロザリーだと自分に言い聞かせたけれど、彼に惹かれていくのを止める事ができなかった。
そして…その手を取ってしまったが故に…。
~~~~~~~~~~
*飽くまでも作者の頭の中の空想・妄想のご都合主義的な物語となっております。
なので、同じ名称・シチュエーションが有ったとしても現実世界とは何の関係もありません。
*R18は念の為、保険代わりです。
*虐め・残酷な表現等予告無く入る場合が有りますので御自衛下さい。(基本、予告を入れる予定ですが忘れる事があるかもしれません。)
*アルファポリスでも同タイトル、別のペンネームで公開されています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-30 21:20:00
33949文字
会話率:17%
「リンジー!!」
彼が助けに来てくれた。そう思った。
けれど、それは私の思い違いだった。
彼に助けを求め、近付いた私は頬に激しい痛みを覚え、目の前が真っ暗になり、視界が揺れたように感じた。
いつの間にか、床に這いつくばっている。
そして
、彼に殴られたのだと気付いたのだった。
彼の傍には、婚約者然とした幼馴染みの令嬢が愉悦に歪んだ表情で私を見ていた。
~~~~~~~~~~~~~~~
*フィクションです。
現実世界とは無関係です。
*残酷、残虐、グロテスクな描写、表現等、配慮が必要な内容があります。(既に、あらすじで有りました。すみません。)
*作者のご都合主義で話が進みます。あまり細かい事に拘らず、ざっくり読んで頂けると有り難いです。
*R18は、物語の展開上、必要になるかもしれないので、保険の意味で入れさせて頂きました。
*アルファポリスで、【改稿版】として投稿されていますが、内容は同じです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 16:37:42
134117文字
会話率:18%
「喜べ、フラン!お前の嫁ぎ先がやっと決まったぞ!」
帰宅した父が、最上の笑みを浮かべ、両手を広げて私の方に来た。
サロンに居た友人と私。嫌な予感しかしない。
友人は父を落ち着かせようと宥めながらソファーに座らせ、私は侍女が用意し
たカップにティーポットを傾けてお茶を注いでいる。
「なんと、あのアルベルト・ヨーゼフ・フォイエルバッハ公爵だぞ!」
興奮冷めやらぬ父。
「 … 」
お茶を注いだまま固まった私。
カップからお茶が溢れまくっている。
「へ?」
驚いた私の口から変な声が出た。
嫌な予感的中!!
アルベルト・ヨーゼフ・フォイエルバッハ公爵、御年28歳。
8年前に最愛の婚約者を事故で亡くされた。あと3ヶ月で結婚式だったという。
それ以来、一人息子である彼にの元に、喪が明けると同時に大量の縁談が持ち込まれたが、これを悉く撃墜…。付いた渾名が“撃墜王”、そして現在に至る。
あの“撃墜王”が何故…?
疑問に思うも、理由は簡単であった。“王命”である。
後日聞いた話だと、国王に呼び出された公爵閣下が、その王命を聞いた途端、室内の温度が急激に変化したらしい。
その上、公爵閣下から怒りのオーラが駄々漏れ、国王以下、場に居合わせた者達の顔色が一瞬で真っ青に染まったという…。
あー…
顔合わせの時、私…瞬殺されんじゃね?と思ったのは言うまでもない。
まぁ、その時は亡き夫の所に行けるからいっか…。(良くねぇーよ!ってか、行きたくねぇー)
私ことフランドール・アルバ伯爵令嬢、20歳(一応?)未亡人と最愛の婚約者を亡くした公爵閣下のお話。二人は無事に結婚出来るのか?(というか、ないわぁ。)
悲劇の裏に隠された真相とは?
*フィクションです。よくある設定のお話です。
*投稿者の他の作品で同じ名前や家名が出てきますが、使い回してたりするので、何の関係もありません。(シリーズではない)
*R18は、話の展開によっては必要かもしれないので、念の為に入れてます。
*ご都合設定なので、ザックリと細かい所はスルーして、時間潰しにでもお気軽にお読み頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 00:08:29
148319文字
会話率:25%
サキュバス科クリニックではたらく女医の船戸(ふなと)が見聞きし体験したことのお話。
///
やっといわゆるサキュバスが書けるようになったかもしれない。能力は限定的みたいですが。
最終更新:2024-03-30 17:20:00
29437文字
会話率:58%
迫田水琴(さこたみこと)は恋人の新里(にいざと)かぐらと年末年始のグランピングにきていた。初日の出や朝食よりもかなり早い時刻に目覚めてしまった水琴はさらに早く起きていたかぐらに「姫はじめしよう」と提案される。
声がまわりに聞こえるからと拒絶
する水琴に対し、かぐらは「催眠暗示でおさえればいい」と言っていつものように誘導をはじめてしまい……
///
あけましておめでとうございます! 今年も別分野の創作は順調にならないかもしれないけど私は負けないんだからね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-01 00:00:00
14612文字
会話率:50%
「すきにして2」あらすじ
阿部課長が消えた。
女装に目覚めた課長が姿をくらましたのだ。
山中雅は、栗田部長にどう報告しようか考える。
課長がゲイでマゾで女装をしてみたら、本来の自分を見つけ、自分探しの旅に出たとは、とても報告できないと思う
のである。
まともに話をしたとところで信じてもらえるはずがないと雅は思うのだ。
報告に困った雅は、「至急の調査で課長は出かけた」と部長に伝えることにした。
しかし、部長にその報告をしているうち新たな事実が判明した。
なんと、栗田部長と阿部課長が付き合っていたことがわかったのだ。
次から次へと明らかになる衝撃の事実に雅は愕然とする。
体も心も疲れ果ててしまったのだ。
気を取り直した雅は、昔から知り合いの梅安治療院に出かけることにした。
マッサージを受けることにしたのだ。
梅安に案内され待合室で待っていた雅は、そこで衝撃のマッサージに出くわした。
更年期を迎えエストロゲンの枯渇しそうなマダムの要望に応え、梅安が女性ホルモン回復の施術を行っていたのである。
雅の想像をはるかに超えた施術で、マダムはしっかりと潤いのある肌を取り戻した。ご満悦なマダムの様子に、雅は、ハタと気が付いた。
これを利用すれば、課長の頭に髪の毛を取り戻せるのではないかと考えたのである。
アイデアを梅安に説明すると「それはうまくいくかもしれない」とのってきた。
結果、阿部課長、山中雅、根本純、中川ネネが梅安治療院に集まり、梅安の施術のもと、課長に女性ホルモンを活性化させる実験をしてみようとなったのだ。
実験の日がやってきた。
女装で現れた課長の体を女性ホルモンで潤わせようと梅安の壮絶な施術が始まった。男性を女性ホルモンで潤わせるのだ。
施術は困難を極めた。
全員が一つになり、ワンチームで施術を行うのだが、あまりにも破廉恥な結果となってしまうのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-24 17:18:10
14841文字
会話率:43%
「すきにして」あらすじ
札幌の商事会社に勤める山中雅は四十二歳、社員の評判は悪くないのだが働く意欲に欠けるため出世は遅れ去年ようやく係長に昇進した。
係には根本純と中川ネネが配属されている。
しかし、こちらの二人も労働意欲に欠けるお局だ。
係長を含め三人ともに崖っぷちと社内で噂されていた。
彼らを取り仕切るのが課長の阿部だ。典型的な嫌われ管理職である。
ただ阿部課長が特異なのはオネェの気があることだった。
ある日のこと、山中係長が阿部課長と一緒に昼食を取ったときのことである。
些細なことで二人は大激論かわすことになってしまった。
その後、居合わせた部長も加わり大論争。
頭にきた部長は、課長に対して今度の営業会議までに新企画を考えてくるようにと命令を下したのであった。
課長は悩む。悩んだあげく頼ったのが山中係長だ。
係長は新企画として女性ホルモンの増強を推した。
頭頂部の髪の毛の量は女性ホルモンに左右される。ホルモンが増えれば、課長の禿げた頭に毛が生えるかもしれないと訴える。成功した暁にはビックビジネスになると訴えた。それには四六時中女装して暮らすのがいいと説いたのだった。
半信半疑の課長であったが、最終的に女装をする決意をする。
係長は係の女性二人の連れ、課長宅で課長の女装を行った。
化粧や服を着替えているうち課長はついに目覚めてしまう。
今までいけない事だと抑えていた自分の常識をぶち壊し、心の思うまま自由に生きればこんな幸せになれるんだと気づいたのだ。
心を完全に開くと今まで抑えていた自分がさらに出た。
自分がMであることまで宣言するのだった。
その願いに応えたのが根本純だ。Sの女王として課長の前に出た。
しかし、彼女が課長に対して行ったのは熾烈な拷問だったのだ。
ネネの助けでかろうじて殺されるのを免れた課長は、これからは自分の思うままに生きて行こうと決心する。
そして、自分探しの旅に出て行くのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 20:00:00
18662文字
会話率:55%
大人気ⅯⅯOゲームの18禁版オフラインゲームをキャラメイクしてプレイしようとしたら、犯される前提でキャラメイクした女キャラに転生してしまい、ヤるかヤられるかの世界で生きていくことになってしまった、転生前男のお話です。
※転生前男なので精神的
にBLかもしれないと思いBLタグ入れてます、BLの本番は無いです。基本的に人種族相手の話の予定です。個人的にこんなのあったらいいなって話を書けたらいいなと思います。初投稿頑張りたいと思います。本番無しには☆ 本番有は★を付けようと思います。イメージの補填にAIイラストメーカーで作成したディアナさんの挿絵追加したりしてます。逆にあなたのイメージを壊してしまうかもしれませんので、見たくない方は挿絵表示オフか一番下に挿入しますので見ないようご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 12:00:00
111640文字
会話率:40%
20✕✕年、日本はかねてより世界有数の人口減小国として危惧されていたが、いよいよ「先進衰退国」として成り下がろうとしていた。
日本人の若者が少なくなり、セックスできる相手が珍しくなったことで「国の生殖能力」は衰退してしまったのである。
これまで人道的な観点で対策に踏み切れなかった政府も、種の保存に問題を抱えた日本人の状況には腰を上げざるを得なかった。そう、「日本人の保存と繁栄」を掲げて立ち上がり、いまや日本を救った法律と言われる「性行為教育による日本人の種の保存に係る法律」、通称「セックス新法」の新設である。
精通、初潮が始まった男女は学校内での数々のプログラムを経てセックスにまつわる実践を提供され、ルールのなかでツガイになり子供を授かれば、それだけで数千万円レベルの優遇が政府から約束されるー。
犯罪を増やすとか、財政の崩壊が叫ばれ多数の反対があったこのセックス新法も、20年がたち新法によって生まれた「第一期生」が生産労働人口として働き日本経済をバリバリと動かしだした頃には、誰も文句をいう人はいなかった。
いまや日本は少子高齢化による衰退を乗り越え、セックス新法を使いこなした新先進国として、これから過去の日本のように人口減少を向かえる国々のモデルケースになっている。小学生であれど、高学年にもなれば自分のツガイになる相手を求め、日夜正しく「種の保存」に励むことが評価される世界になったのだ。
ところで、この世界線でもっとも辛かったのは、新たな評価の物差しについていけなかった一定の子供たちだったのは言うまでもない。
ツガイを得て、期限である15歳までにセックスができなかった子。
第二次性徴が遅れ、年相応に体の機能が伴わなかった子。
学校から与えられた性知識を使うことなく、逸脱したことで正しく生殖できなかった子、、、
これら「セックス実習の落第生」は、高校生に上がることが許されず、ひとまとめにして再教育学校に通わされるというのが日本の新たなルールだった。
落第生たちは、犯罪を起こさぬよう巨大な学校地区のなかで生活し、落第者ならではの様々な性の悩みに向き合い、何とか良質なセックスを実現させるべく一生懸命に生きる。
本編は、あるかもしれない今後の世界観のなかでもがく「セックス実習の落第生」の立場から紡ぐ、せつなくも性癖をこじらせた作者による物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-18 16:59:29
8993文字
会話率:40%
こちらは、小説家になろう(ノーマル)にて、完結済みの【悪役令嬢かもしれない転生令嬢は毎日を平和に生きたいだけ】の閑話のお話になります。
R15の本編では載せることのできなかったお話になりますので、こちらのみを読んでくださっても物語の内容は
分かりません。
どこの閑話か分かるように前書きに軽く記載いたしますが、閑話のサブタイトルが「○章○○.5話」になりますので、本編を探しやすいと思います。
本当に、ただイチャイチャしているだけのお話です。
1つの閑話を1話で投稿していこうと思いますので、1ページ長くなる可能性があります。
文字が団子にならないように、改行が多い方だと思います。
(作者目線で申し訳ありませんが、団子になっていると読みづらいのです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-15 14:22:01
6174文字
会話率:33%
私の仕事に対するあなたの献身は、プロ意識を超えているのではないですか?
漫画家には二面性がある。一般大衆が目にする部分と、絵の裏に隠された部分だ。高橋は世間が知っている二面性だけではないのかもしれない。アシスタントのマエリは、高橋のどんな
一面を知ることができるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-14 23:56:40
3305文字
会話率:48%