帝からの命を受け、諸国の悪神、悪鬼を討伐しているカムサリノミコトは、旅の中でとある村を訪れる。その村では、沼に住まうおろちの神が生贄を欲し、もし生贄が捧げられなければ村人に災いを起こすという。
村長の頼みを聞き、おろちの神に村人達を許す
よう話をしに行ったカムサリノミコトは、おろちの神にとんでもない条件を言い渡される。
「おまえがおれの伴侶となれ」
そうして蛇神に攫われ、神の夫として美女に化けた蛇神と甘く交わる……。
イチャラブハッピーエンド小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 19:02:44
11864文字
会話率:38%
『お前の望むこと、なんでも申しつけてくれ。恩返しがしたいのだ』
山で1人孤独に暮らし、己の名すら忘れた男“山猿”は、ある日の狩りで、奇妙な生き物を助けた。
家にまでついてきたその生き物は翌朝、角と翼の生えた美女に変じ、自分を竜だと名乗
り、山猿に恩返しがしたいと申し出る。
竜――――――降夜と名付けられたその美女と、傷が治るまでの1年間、穏やかな日々を過ごし……2度目の春、ついにお互いの気持ちを確かめ合う、濃厚なセックス!
イチャラブハッピーエンド小説です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 14:05:09
11471文字
会話率:42%
触手系チート生物ステラと妖狐の雪姫が送るいちゃらぶ性活。
二人の堕落しきった暮らしは愛というには少しばかり重すぎる?
子宮姦、食ザー、精液風呂、アブノーマル一直線な二人の暮らしはどこへたどり着くのか。
※残酷な描写や一部グロに近い行為が
あります。
嗜好を選ぶので閲覧注意です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 13:19:34
336166文字
会話率:30%
異類婚姻譚を集めている男の元に、様々な物語が集まってくる。
男は問う。
人とは異なる者たちとまぐわう彼らに。
そこに■■はあるのだろうかと。
どこからでも読めるオムニバス異類婚姻譚BL
※なんでも許せる方向けの仄暗い物語です。
ドスケベで
す。
春森夢花さん(@harutocabbage)企画の#闇BL2023に参加しています。
まったり更新予定です。
アルファポリスでも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 18:00:00
10304文字
会話率:0%
「あの時のこと……。忘れたことないからっ!」
斎藤大地が大学3年生の秋のこと。
灰色の高校生活を取り戻そうと、大学入学と共にリア充サークルへ入会してみるが、現実は厳しく、可愛い彼女が出来る気配は全くない。
そんなことを、友達と愚痴っている
と、いつの間にか隣にどこか古風なお嬢様、そんな印象を受ける可愛い女の子が座っていた。
中途半端な時期に突然サークルに入ってきた女の子。
女の子は、やけに大地に声をかけ、ボディタッチも多用して……。
飲み会帰りに大地の部屋で一緒に映画を見ることになり、流れで身体を重ね合う――。
しかし、いよいよというときに、首を噛み切られんばかりに齧られ、憎々しい目で自分を睨みつけるゆかりの姿そこにあった。
あの時のこととは?
現代の異類婚姻譚の始まり――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-28 18:00:00
21044文字
会話率:24%
俺は恩返しにやってきたイケメンな鶴と平和に暮らしている。
ある日二人で温泉旅行へ行くことになったんだけど、旅先で鶴だとバレると面倒なことになるんだって。
目的のためには仕方ないよな。やっちゃう?バラしちゃう?
『積極的にバラすタイプの鶴』
の続編ですが、中身忘れちゃった方も初めましての方も、ここから読んで大丈夫です。アルファポリス、pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 06:08:06
13437文字
会話率:48%
乙姫さまを騙すには ~必要なのはオモチャと演技とカメの助言~より改題、改稿(2023.12)
「乙姫にもてなされたら確実に腹上死ですね」
助けたカメに助言され、俺は震えあがった。
俺は竜宮城に強制招待されたうえ、乙姫♂に性的に狙われている
。
美女に変身したカメの助けを借りて、オモチャを駆使して尻を守ろうとがんばっていたのだが……。カメさん、あんたも男かよ。
美人攻め×平凡受け(+オモチャ+海の生き物+筋肉乙姫♂)
本番は攻めとだけです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 00:00:00
17016文字
会話率:25%
俺は物の怪に狙われている。コイツもその一人。しかもずいぶん前から俺のことを観察していたらしく、好物から冷蔵庫の中身まで把握されている。
うっかり追い出し損ねて、なし崩しに同居生活が始まってしまった。
【アルファポリス、pixivに改題、加
筆、加糖したものを掲載しています。『あやかしの押しかと暮らしています』】
本編は14000文字くらいですが、番外編をきまぐれに追加しております。
2022年 2月◆ 1 『はじめてのバレンタイン※』
2022年10月◆ 2 『ハロウィンを楽しむには※』
2023年 8月◆ 3 『夏祭り』
2023年11月◆ 4 『リップクリーム』
2024年4月◆ 5 『できちゃった』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-28 06:00:00
28090文字
会話率:53%
ある日の仕事帰りのこと。
突然の雨に全身を濡らされながら走って帰っていると、街灯の影で震えていたタコのような謎の生き物を見つける。
私はそのタコのような生き物を連れて帰り、ネットで調べてみると、深海生物のメンダコにそれはよく似ていて。でも
、こんなところに深海生物がいるなんて有り得ないし…
その日の夜。ベッドに入ると不意にエッチなことがシたくなり、私はベッドの中でオナニーをする。
すると、メンダコみたいな生き物が私の蜜液濡れる場所を──────
ジュルッ……
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 19:01:57
34204文字
会話率:49%
鳥の獣人である少女・小毬(こまり)はある日、天敵の狩人に捕まってしまう。男は少女に翼と脚を狩らない代わりに伽の相手をしろと言い放つ。
花を散らされ男に囚われて怯える少女と、獲物であるはずの獣人の少女に対し生まれて初めて愛を自覚する狩人の物語
。
狩る者と狩られる者。
どんな形を成していくのだろうか。
この作品はアルファポリス、pixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 21:19:50
311506文字
会話率:42%
【神(主君)×サラリーマン(家臣)】
ブラック企業でこき使われ、過労死寸前のサラリーマン作倉邦治(さくらくにはる)は、不思議な居酒屋『天海の鬼火亭』と出会う。一方、その常連客の一人である東風稲比古(こちのいなひこ)は『豊麻呂(とよまろ)』な
る人物を探していて……ある主従が1600年の時を隔てて再会する、転生異類婚姻譚?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 19:43:37
20963文字
会話率:26%
【水神×元OL】
水神、天淵速瀬比古命(あめのふちはやせひこのみこと)の化身である瀬田逸人(せたはやと)に、「神の花嫁」として捕らわれた柏木水希(かしわぎみずき)。
神の花嫁は贄であり、供物。
ただ、神のためにその身を快楽の淵に捧げる。
姫始め2022参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-05 05:58:40
8285文字
会話率:23%
Aランク冒険者のジゼルは、いつものように冒険者ギルドで若者パーティーに絡まれた。イラッとしたので暴力によって教育したら、彼らは自ら弟子と名乗る舎弟になった。その中の1人が「蹴ってほしい」だの「ビンタがいい」だのと妙な発言をする。とはいえ、言
葉だけで自分への実害はないし、基本的にはパーティー全員気のいい奴らで懐いてくるのでそのままにしていた。そんなある日、その妙な発言を繰り返すフェルナンに呼び出され――? コミカルに進み、なんとなく純愛っぽく終わります。いつもの通りハッピーエンドです。暴力表現があるので、念のため残酷な描写ありにしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 17:00:00
11882文字
会話率:50%
獣の婚姻に愛はない。
異種同士でしか子を残せない世界で、何かが始まろうとしていた。
鼠の話
・聖獣ではあるが汚い溝鼠は、ある日幻獣の狼へ輿入れすることになった。歴史上で聖獣は勝者であり、幻獣は敗者である。両者の婚姻は片方の死を意味すると言
われていたが――。
*R18要素を書くか現在不明中なのですが、念のための制限です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 01:00:00
66736文字
会話率:36%
真面目が取り柄だった平凡な社会人の代田英文(しろたひでふみ)は社内の不正とそれに関する事件に巻き込まれ、信頼していた先輩に絞殺されてしまう。 魂だけとなった英文を救ったのは、幼い頃から故郷で親交があった土地神の『サナギ様』だった。 《田舎な
がら栄えていた高級旅館、決まり事、敷地内の最奥、ただ一人のためだけに用意された場所、後悔、過去、そして未来。永遠の夏は始まり、終わり、そして淫欲と執着の夏が始まる》 旅館を神域とする美しい土地神様(大切に思っていた人間の子供を殺された)×殺害された真面目な成人男性の一般人間(土地神様を慕っていたがその恋情を明かすつもりはなかった)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 22:23:32
9461文字
会話率:21%
なろう、カクヨム、アルファポリス同時掲載中。
召喚者の病弱日誌―治療魔法師だから後衛だと思っていたんですが!ーの続編。
第2章、完結しました。
住んでいたのは東京なのだが、異世界転移をしたものの北海道の病院は凄いと勘違い、そして果ては天
国かと。
何度かの転移を経て、改めて永住を決意したのだが。
配慮はしてるつもりなのですが、ビビり故になろうの規約違反が怖いので【マイルド版】と【無配慮版】と分ける事にしました。
内容にも関わる事なので、本当は無配慮版が本来だと言う気持ちです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 06:00:00
2000463文字
会話率:66%
雪緒に両親の記憶はない。5歳までは祖父母の家で、それ以降は親戚の家で育てられた。
12歳になったある日、雪緒の婚約者だという親子がやってくる。そして彼女には血の繋がった家族がいると教えられた。
彼女は生まれた島の風習によって、生後すぐ
によそへ出されたのだと。
夏休みを使って生まれた島へ家族に会いに行った雪緒は、そこで両親と兄たちに会う。
父から家督を譲られて当主となった長男と会ったとき、彼女は理解した。
なぜ妹である自分が島を出されたのか。
きっと初めてではないのだ。自分以外にもいたのだ。実の兄への恋情に気も狂いそうになった女が。
夜の夢に、自分の淫らな思いを見て絶望する妹が。
それでも彼女は兄のためにこの島で生きることを決めた。
兄への想いを敬愛だとごまかし、婚約者とともに兄の力になろうと。
だが、式を挙げる前に婚約者が事故で行方不明になる。
数年後、ようやく帰ってきた婚約者には妻と子どもがいた……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-22 20:06:41
38482文字
会話率:31%
【攻】幼馴染み従者として受けのそばにいるケルベロス
【受】自信が持てないツンデレ令息(15歳)
⚫すれ違ったままの肉体関係。外堀埋めて一方的溺愛。
⚫あらすじ
エリート魔法師一家の三男に生まれた俺セシルハルトは、精霊や魔法生物にはなぜか
嫌われ、無詠唱魔法も使えない出来損ない。
王立学園の受験前、幼馴染で従者のアーサーに、「俺と契約すれば強力な魔法でも使えるようになる」と言われ、魔法契約をする。しかしそれは、アーサーとの番の契約だった。
「どうして人間のお前と契約して、魔法が使えるようになるんだ? おかしいだろ」
入学した王立学園ではトップの成績で入学し、第四王子の側近に選ばれる。気さくな殿下とアーサーのやり取りに嫉妬しつつ、アーサーが何でも俺を優先するのは心地よかった。
うまく魔法を使うためには、アーサーとキスしたりそれ以上の行為で絆を深める必要がある。長年の従者であるアーサーのことは嫌いじゃない。癖のある性格だけど一番信頼しているし、俺への執着心は心地良い。
長年傷ついた自尊心が満たされていく。半ば恋人同士のようになり、卒業後も一緒にいようと約束する。
しかし、長期休暇で実家に帰った折、父が母に俺のことを「アーサーの生け贄だ」と辛そうに話しているのを聞いてしまう。
実はアーサーのせいで魔法が使えないことを知ってしまう俺。
あれほど悩んでいたのに、あれほど愛していると言っでいたくせに、アーサーは俺の幸せよりも、自らの欲望を満たそうとしていた。そのことに絶望して…。
(ハピエンです!)
★印のついた話数には、キス以上の描写があります。背後にご注意ください。
一部、流血シーンがあります。その際は前書きに表記しています。
キャライメージは、Picrew の「人間(男)メーカー(仮)」様にて作成しました。Twitterにて公開➡
https://twitter.com/e1dra_on/status/1551701652381773824?t=NAEh1nVdZIW0jMg58xOoGg&s=19
pixiv様に一部改稿して掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 20:28:26
326254文字
会話率:57%
パーション王国の王族は約千年前にかけられた呪いにより、子供ができにくい体質。
呪いをかけたのは淫魔の血を引く魔女。彼女は「呪いを解きたければ、王族の男と淫魔の血を引く娘を結婚させろ。年齢差は必ず七つでなければならない」と残して亡くなった。
しかし、淫魔の血を引く娘の数はかなり少なく、挙句七つの年齢差をクリアできない。
その結果、呪いをかけられて千年が経ってしまっていた。
そんな中、王国に現王太子セースよりも七つ年下の伯爵令嬢スヴェアが生まれた。
スヴェアは淫魔の血を引いていることもあり、王家はスヴェアが生まれてすぐに婚約を打診。スヴェアは生まれてすぐにセースの婚約者となった。
が、多情な淫魔の血を引く娘に王妃が務まるのか。さらには、スヴェアが気の弱い娘であったことから、周囲はスヴェアはセースに似合っていないと心無い言葉を投げかけてくる。
……スヴェアの本当の姿など、知りもせずに。
これはゆるふわ系の執着王太子×淫魔の血を引く伯爵令嬢の、呪いを解くために始まった婚約が、真実の愛へとつながるお話。
◇掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 11:15:42
32600文字
会話率:35%
——何処まで愛せば、俺の気持ちが本気だって信じてくれますか?
吸血鬼と人間が共存すると言われているヴェサール王国。しかし、その実態は吸血鬼至上主義であり、人間たちは吸血鬼の顔色を窺いながら生きてきた。
そんな国に住まう平凡な花屋の看板娘テク
ラはひょんなことから吸血鬼で子爵位を持つバーンハルドに一目惚れされてしまう。
人間にとって一番裕福な暮らしは吸血鬼貴族の愛人。けれど、テクラは愛人などごめんだった。
だからこそ、毎日テクラを口説きに来るバーンハルドを適当にあしらっていたのだが、彼は全くあきらめずにテクラに迫ってくる。
そして、ある雨の日。吸血衝動を抑えられなくなってしまったバーンハルドを哀れに思ったテクラは、その身体を差し出し——あろうことか、身体の関係を持ってしまう。
そのままずるずると続く身体の関係に嫌気がさしたテクラは、バーンハルドに自分を捨ててほしいという。
そういったテクラに対し、バーンハルドは『番の契約』を申し出てくる。だけど……。
「私、バーンハルド様のこと、好きになってしまいました……」
「貴方の未来を、奪いたくはないのです」
『番の契約』には底知れぬ代償があって——……。
ずるずると続いてしまった吸血鬼と人間の報われない恋の行方は、いかに?
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ
◇『吸血鬼至上王国ヴェサール王国』シリーズの第1弾です。別名異類婚姻譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 16:51:05
2819文字
会話率:32%
18歳のアヴリルは多種多様な種族が住まうアティラン王国の騎士団で経理として働いているりすの獣人で子爵令嬢。
彼女はある日王家主催のパーティーに招待された。
というのも、現在この国には王位継承者が王子一人しかおらず、誰もが彼の番を必死に捜して
いるのだ。
どうせ自分には関係ない。そう思いながらも嫌々参加したアヴリルだったが、王子であるエリックと目が合った瞬間――彼に番だと認識されてしまった。
実のところアヴリルには人間の血が濃く入っており、それゆえに番の察知能力が低い。そのため、エリックを番だと認識できないアヴリル。
そんなアヴリルに嫌な顔一つせずに、重すぎる愛情を注ぐエリック。
「俺の番は可愛いこりすだ」
「可愛くてもこりすに王妃は無理ですー!」
愛情過多なわんこ王子(一歩間違えるとヤンデレ)×臆病なりすの獣人がすったもんだしながらも両想いになるラブえっちなお話
◆日刊ランキング10位ありがとうございます……!
――
◆掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ
◆【アティラン王国】シリーズの第一弾です。8万文字程度のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 20:32:56
17700文字
会話率:29%
湖上のほとりの和風邸宅に住む琴子は、幼くして両親を亡くし遺産で日々をおっとり過ごしていた。
彼女の従兄弟たちが毎年の夏、避暑に訪れるが琴子は彼らに胸をざわつかせる。
やがて彼らより気になる存在・一族の守り神である蛇神の化身が琴子に人の身とし
て執心する。
不可思議混じりの幻想小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 21:17:20
30870文字
会話率:48%
【同一内容をPixivにも掲載しています】
幼い頃、故郷の浜辺で龍神と出会った三保桂祐は、平安の京の都で陰陽師として日夜仕事に励んでいる。ただの官僚として卜占や天文だけやっていたい桂祐だが、あやかしを見てしまう目を持っているせいで、しばし
ば面倒な仕事を持ち込まれてしまう。
新しく任された依頼は、内大臣に掛けられた呪詛を解くというものだった。桂祐は、見える目を持つだけで祓う力はない。代わって妖異を斬るのは式神「旭丸」だ。
旭丸と桂祐の間には、複雑に絡み合った事情があった。旭丸は、幼い日に桂祐が救った龍神の化身なのだ。桂祐は名を失って弱っていた龍に、亡くしたばかりの飼い犬の名をやり、それ以来、龍の化身は犬のように桂祐を慕うようになってしまった。
この世に人の姿で顕現する度、旭丸は桂祐の<精>を求める。次第に求められる行為が親密さを増し、桂祐は困惑する───
旭丸の力を借りて見事に呪詛を解いた桂祐だったが、助けた内大臣からまたもや面倒を押しつけられる。次の依頼は、宮家の姫に懸想した人外の正体を暴くことだった。桂祐は旭丸と共に調査に乗り出し、そこで姫に恋する化け狐と出会った……
神獣と人が種族を越えて想いを結ぶハッピーストーリー
【キャラクター】
●三保桂祐(みほのよしすけ)
二十歳。ヒラの官人陰陽師。異界のものが見える目を持っているが、気弱で出世欲がない。幼い頃に龍の宝珠を手に入れ、龍神の化身を式神と偽って使役している。頼まれた仕事は真面目にこなすが、本当は平和に暮らしたい。
●旭丸(あさひまる)
赤い龍の化身。飼い犬の名前をつけられたせいで、桂祐の守り役になっている。自分の対になる存在を探している。本来なら姿を自在に変えられるが、事情があっていつもは宝珠の中に籠もっている。人に化けている時は、赤い髪、赤い目をした長身の美形。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 21:38:56
70904文字
会話率:43%
ほかの竜神たちから「はな垂れ小僧」と笑われている最年少の竜神は、二十年前に目を付けた女の子を嫁に迎えようと人の街に向かう。ところが女の子だと思っていたその子は竜神よりも逞しい体の男に成長していて……。嫁取りをしたい竜神様と、竜神様の嫁になり
たい青年の話。+千年生きている古株おじさん竜神と、生贄として捧げられ嫁になった青年との話。竜神と人のカップル2組の短編集です。※他サイトにも掲載(改題・改稿版含む)
[青年(人)×竜神(最年少)&竜神(おじさん)×人(元生贄)/ BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 10:00:00
22735文字
会話率:55%
小さい頃、近所の稲荷神社で美しい銀毛の妖狐と出会ったタケルは、名を持たないというその妖狐に「銀」という名前をつけた。それ以来、妖狐と仲良くなったタケルは十歳で縁結びをされ、十三歳で縁付きをされ、十八歳を前に「契りを交わしたい」と言われるが…
…。※アルファポリス他にも転載
[気弱な妖狐×素直になれない高校生 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-24 10:00:35
34621文字
会話率:38%
竜騎士見習いの中で、誰よりも龍と心通わせ、まるで手足の様に乗りこなす事が出来るロアン。
その腕前は、歴戦の竜騎士さえも『竜の愛し子』と言わしめる程だった。
しかし竜の里での『娶り』の儀では、どの竜もロアンを選ぶ事は無かった。
竜騎士の
道が潰えたロアンの耳に、微かな歌声が届く。
その声に誘われ進んだその先には・・。
小柄で童顔な子犬系騎士☓大柄肉食系美人
アルファポリスでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 08:10:37
5106文字
会話率:26%
聖女というだけで日々身の危険(命&貞操)を感じながら過ごすリュシア。
「聖女、辞めよう」
そう思った彼女は、聖女の力を消すために密かに恋をしていた人の元へ行き、処女を散らす決意を固める。
一夜限りの関係だと思っていたのに、待っていた
のは彼からの溺愛で?
「リュシアが真実、わたしの妻になった今、これからはわたしが貴女を守ります。今世でもよろしくお願いしますね?」
そんな感じで、大神官様を襲ったら、予想だにしない結果を招いてしまった不憫な聖女のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 20:02:20
8484文字
会話率:34%
フェリスタは、人間と精霊のハーフ。
ハーフの娘は、二十歳になるまでに男と性交をしなくては大気と同化し、消える運命にあった。
しかし奥手で前世の記憶が邪魔をしているフェリスタは、彼氏もできない。
だからフェリスタは、二十歳になるその日に消える
はずだった。
彼に会うまでは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 19:00:00
8107文字
会話率:26%
ミヤコは、お狐様の九十九番目の生贄だ。
されど赤子の頃に贄にされた彼女はお狐様に大切に大切に育てられ、お狐様好みのおなごになったのだ。
そんなミヤコも年頃になり、お狐様と楽しく結婚生活を送っていたのだが。二人の愛の巣を壊しに、人間がやってく
るのだという。
「案ずるでない。すべての火の粉はわしが払おう。ミヤコはただ、わしの側におれば良い」
旦那様が大好きすぎる妻と、そんな妻にデレデレ甘々なお狐様が、ただひたすらにイチャコラするだけの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 19:00:00
11262文字
会話率:28%