《あらすじ》
時は大正時代。満月が輝く夜のもと、鹿鳴館で華やかなパーティーが開かれる。そこには家族で招待された少女が憂鬱な気持ちでパーティーに参加していた。彼女は、フランスの血が半分入っている為に、浮世離れした容姿をしている。その為、皆に“
アンティークドール”と言われていた。容姿の事で悩む彼女には、血のつながりのある兄と弟がいる。
その日をきっかけに、兄妹/姉弟での関係が、まるで壊れた歯車のように、軋みながら変化していく。実の妹に歪んだ愛を持つ兄。実の姉に、一途な恋を抱いている弟。そして、その気持ちを知らぬ主人公の『梓』。彼女を取り囲む人間関係が、まるでキネマのように、華やかで薄暗くどんよりとした官能的なラブロマンスが始まろうとしていた。
※注意事項※
この物語は、兄妹/姉弟愛、近親愛、近親相姦が入るため、苦手な方はご遠慮下さい。
尚、論理観を問われる内容の為、この作品は《R17歳以上(一部R18表現有り)》の方を推奨しております。
こちらの小説は、《R17歳以上(一部R18表現有り)》の乙女ゲームをイメージして作っております。
この物語の攻略対象キャラは、兄の誠一郎、弟の櫂人、従姉妹の千代の三人になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-11 04:19:44
7512文字
会話率:50%
もうご維新は昔の話。
女学校に通う貧乏華族の娘、和花のもとに舞い込んできたのは……。
父危篤の知らせ!?
慌てて家に帰った和花は半ば拉致され、あれよあれよと花嫁姿に。
いきなり結婚した相手は、大財閥の若主人。
はじまった結婚生活、旦那様は無
表情でなにを考えているかわからなくて前途多難?
※この作品はアルファポリス、エブリスタ、ベリーズカフェにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-09 00:17:53
13382文字
会話率:35%
華族、久我家は当主である亮丞の放蕩と、その妻、美音の“病気”によって、没落の一途をたどっていた。
屋敷も家財も抵当に入り、着物などを切り売りしてその日の食べ物を得る日々。
使用人もひとりを残して全員出て行った。
しかし、そんな状況をわか
ってない亮丞はなおも、放蕩を続ける。
そのために、上の娘の文海を外国商人に売ってしまった。
下の娘の明華は、自分も近々売られるであろうことを覚悟する。
文海を売った金を使い果たした亮丞は予想通り、明華を売る。
明華を買ったのは昔、婚約者だった九鬼公規(ひろのり)。
九鬼家は久我家と同じ華族だが、公家でも身分の高い家だった久我家と違い、元大名。
現在、事業の成功した九鬼家は華族の中でも一、二位を争うほど裕福で、久我家と婚姻関係を結ぶことで地位の向上を考えたのかも知れない。
けれど、没落してしまったいま、明華に以前のような価値があるとは思えない。
わけがわからないまま久我家に連れて行かれ、久しぶりに再会した公規は以前と違い、冷たい人間になっていた。
怯える明華に公規が命じる。
「着物を脱げ。これは罰だ」
なにかするたびに、公規から与えられる罰。
明華の地獄がはじまった……。
******
【注意】
○暗いです。
○つらいです。
○病んでます。
○無理矢理、強姦等が嫌いな方はご遠慮ください。
******
2017/08/01連載開始
******
【お知らせ】
2020/12/19
長いことお待たせして申し訳ありませんでした。
別件で完結させたので、続きを載せました。
ただし、改稿版の完結部分になるので若干、ストーリーにズレがあるかもしれません。
あまり支障はないと思いますが、ご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-19 08:05:47
52186文字
会話率:28%
私がタイムスリップしたのは知らない歴史⁉︎
──タイムスリップした先は捻じ曲がった歴史の世界!?
新撰組を筆頭に戦国の覇者、 猛者達や偉人達が誰も知らない戦を……!?
そして私は──。
─────────────────────
──
歴史物を作る、 歴史と違う話を作るって時点で歴史人物を汚してしまってる気がしますが……ちゃんと実際はどうだったかも忘れないようにしたいです。
歴史好きな方で変えられるのが嫌な方は読まない方が良いかもです、 すみません。
歴史と別の話でも受け入れてくれる方、 読んでみて下さい!!
作成4月6日
開始4月9日
1ページ800文字付近です。殆ど越えますけどね……。
長編になるかもですね(私の長編は100ページ超えを言います)
──エブリスタに投稿中だった小説です。歴史人物をコメディとして汚してしまいまして、申し訳ございません。心よりお詫び申し上げます。全ての方へ。
上の文はエブリスタのあらすじをコピペしたものです。まだ完結していない上、1ページが1話となる小説家になろうでは、1話4000〜5000文字として連載を続けます。
よろしくお願いいたします。
2021/11/02──完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-02 07:45:02
189718文字
会話率:48%
大正ロマン風のBL小説。下男×足の悪い若旦那。
※男女の絡みが少しあります
***
直之様は、西洋文化にご執心のハイカラなモダンボーイでありましたが、病室で身に付けているのは、よれた格子柄の着物に、紺の羽織。いつもはポマードで整えている髪も
、今は下ろされており、どうにも野暮ったい風貌をしております。
けれど、生粋の美男子ぶりにはお変わりないようでした。少しやつれた顔色をしておりましたが、元々、男にしては色が白く、少し線の細い身体つきは儚げな印象さえありました。それでも、一重のすぅとした瞳が男らしさを際立たせているように思います。
朝倉邸に仕える若い女中などは、歌舞伎役者の女形の誰彼に似ている、否、誰彼だ、などと、直之様の美貌について、よく噂していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 20:00:00
31205文字
会話率:42%
和風オメガバース。アルファの年上従者×オメガの年下主人。アルファ家系である厳樫家に仕える誠之助は、次期当主である栄に幼いころから想いを寄せていた。しかし栄がオメガであることが明らかになり、その発情がきっかけで栄と誠之助は一線を超えてしまう。
その後も想いを交わし続ける二人だったが、栄の結婚を機に誠之助は厳樫家から追放される。その十年後、誠之助は栄と再会するが…。全3話完結済。1話ごとに視点が切り替わります。全編シリアスです。
※オメガバースの独自解釈があります。
※時代設定は大正頃ですが、厳密ではありません。
※設定上、アルファ〜甲、ベータ〜乙、オメガ〜丙と表現しています。
※てんつぶさん主催フリーBLWeb雑誌「tenten」に掲載していただいたSSに加筆した作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-13 20:00:00
22405文字
会話率:5%
時は大正時代。目の見えない「私」が織りなす日常の物語。
幸せな生活が次第に不穏な空気に包まれてゆきます。
最終更新:2021-10-13 00:00:00
8942文字
会話率:35%
売れない作家の夫(攻め)×元ヤ○ザの妻♂(受け)
【あらすじ】
少し昔の日本の下町で暮らす、作家志望の夫・征一郎(せいいちろう)と元ヤ○ザの妻♂の寛治(かんじ)の、夫婦生活十年くらいを描いた短編小説。
【登場人物】
加賀谷征一郎(攻
め)
大柄で磊落な売れない作家の夫。お坊ちゃん育ち。今は仕事が上手くいかず飲むわ打つわで自堕落に暮らしている。このままではいけないとわかっているものの、折り合いがつけられないでいる。
中谷寛治(受け)
小柄で鋭い刀のような美人妻♂。普段は貞淑で大人しいが、実は元ヤ○ザな札付き。口が悪く、キレるととても怖い。征一郎に心底惚れていて、彼の才能を信じている。
他のsnsでも公開している作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 18:29:51
23953文字
会話率:49%
泰正七年。女衒に売られた少女・よねは、農村の村祭りにて土地神の嫁となるべく買い取られた。
しかし、奇怪な化け物が現れて土地神を御神体ごと喰らい、よねを嫁に取ると言い出して……。
最終更新:2021-10-05 20:31:38
7499文字
会話率:50%
泰正十年。牛獣人の青年・牛島大楠は、豪農の娘・角倉スミ子と交わることを命じられるが、その目的はくだんを産ませることであった。
純朴な農夫と家に尽くそうとする娘が、ささやかな幸せを得るまでの話。
────今年の干支は丑だからね。
最終更新:2021-01-01 00:35:09
9118文字
会話率:45%
泰正二年。隻眼の傷痍軍人であるラミアの青年、朽名錦は、真日奔帝国の帝都たる東京と宮様を守る力を持った少女・雛菊の護衛を命じられていた。だが、雛菊は魔法の産物であり、継ぎ接ぎだらけの肉体に死者の魂を収めて造られた娘であった。
狭い世界の中で、
穏やかな幸せを味わうだけの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-10 23:08:19
7763文字
会話率:52%
日本の由緒正しき名家「海蛇(みずち)家」。その当主、海蛇諒には妻と3人の娘がいる。妻の美雪。長女の美咲、次女の千秋、三女の夏美。海蛇家は私立魔天学院を実質的に支配する一家だ。彼らは富と贅沢の限りを尽くした生活を送る。とある夜はメイド二人を特
別な美酒を作るための生贄として大きな器の中で絡ませ夫婦の営みの肴にする。
美咲は学院はおろか日本国家転覆を企み『ミリオン』と呼ばれる武装暴力団を作り、千秋は部下である四天王から金をかつあげさせたり下僕を作り毎日のように肉欲と物欲を発散させる。夏美は美術の絵画コンクールに作品を出し優勝をするために裏で画策をする。
己の欲望のままに生きる海蛇の一族。彼らの欲望の先に何が待つのか?背徳の血族が織りなす美しき蠱惑の世界へようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 00:00:00
15427文字
会話率:53%
大日本帝国陸軍所属 階級:中尉
武家華族・藏重家 出身。
藏重 薫(くらしげ かおる)
戦場では射撃手として人を殺傷する日々。
私は、日本晴れの青空の下で回想していた。
これまでの私の人生。
それは主に幼馴染と異母兄弟の兄のこと。
地
獄の地に垂らされた蜘蛛の糸は私の救いにはならなかった。
ただ、私を雁字搦めにしていった。
次第に考えられなくなる頭での、あの懐かしかった日々。
地獄とは、この世のことなのでしょうか?
この物語はすべてフィクションです。
登場する人物・地名・団体は実在するものとは全く関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 22:14:53
7431文字
会話率:19%
軍隊に属する男装の麗人千勢には、好きな人がいる。その男、不知火は他の女と付き合いながら、千勢の心も支配し続けていた。
体を重ねることもなく愛を捧げる千勢に思い直せと忠告する神山
ある日、不知火は恋人を亡くし、心の均衡を失って千勢を乱暴する。
千勢の心に芽生えた不信。しかし、それを癒してやろうとした神山の手をとることは千勢にはできなかった。冬の道を手を引かれて歩きながら、本当の愛って何なのか、考える千勢。
この作品は、カクヨム、エブリスタにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 16:14:47
9354文字
会話率:66%
近頃東京を騒がせている怪盗アムールから、警部である久直の実家に予告状が届いた。
孝典は探偵として協力を依頼されたが、久直の様子が……。からの警察×探偵×怪盗の3pです。
ただし、探偵×怪盗はリバ要素ありです。
最終更新:2021-06-30 23:27:12
10989文字
会話率:58%
婚約者への愛を拗らせた両片想いの医者とヒロインによるハイパー甘々イチャイチャえっち物語。
最終更新:2021-05-14 10:40:03
476文字
会話率:12%
大正時代。Ω性で生まれ出でたら最期、死しかないのか?
時代物のΩバース物語になります。
死など表現があるので苦手な方はご遠慮下さい。
異なるラストを考えています。
最終更新:2021-05-12 03:21:01
31173文字
会話率:12%
痛みを身体に刺青として受け入れ、身体全てを刺青が埋め尽くされた巫女の行方は・・・
某ホラーゲームを題材にした物語になってます。
救いの無いお話なので苦手な方はご遠慮下さい
最終更新:2021-05-10 04:12:23
5338文字
会話率:13%
この愛は神に赦されるのか?それとも彼に?
時代モノになります。
兄弟・狂愛・18R。
死の描写がありますので、苦手な方はご遠慮下さい。
最終更新:2021-05-10 03:35:53
8899文字
会話率:1%
華族という家柄であるにも関わらず、親の愛を知らずに育った泉馨子(いずみかおるこ)。その唯一の従者である柾(まさき)は、彼女を生涯かけて守ると誓う。次第に心が壊れていく馨子に、柾は主従の関係を越えて触れ合うようになっていく――。
最終更新:2021-04-19 18:00:00
11813文字
会話率:43%
明治3X年3月、東京府下谷区。
音楽学校の学生・黒田の前に、昨年春に死んだはずの同級生・貴船が現れた。
酒に溺れ放校寸前の黒田を、貴船は高慢な態度で非難する。
非難し、非難されながらも募る思いは押さえきれず…
「…君は、俺とこういうことが
したかったのか」
「したかった。ずっとしたかった」
天才作曲家のタマゴと稀代の声楽家のタマゴ、二人の男の幻想恋愛奇譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 15:27:27
8583文字
会話率:49%
この世には人間に付き従う「貔貅」という種族がいる。占いを生業としている綺羅家当主は糸架というまだ年若い女。彼女の占いは次第に外れるようになり、ついには当主交代を言い渡されてしまった。義母は糸架を綺羅家から追い出すべく、貔貅でありながら軍人の
男との縁談を持ち込んだ。彼は初対面から糸架を敵視するように睨む。マイナス印象から始まる夫婦生活。
明治大正辺りの雰囲気です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-24 00:10:56
12654文字
会話率:34%
私はクロ。
生まれは知らないが、赤子のころに取っ手のついたカゴに入れられて泣いていたそうだ。
泣いてたのは落ちた柿が頭にごつんと当たったから。
母をたずねて三千里、俗物として浮世を渡り歩く白狐。
新宿の片隅、上野のパンダ、吉原の女郎
小屋、日本一の電波塔。
キツネとネコとオオカミとタヌキ親父
なんでもアリな魑魅魍魎どもの奇天烈で平凡で耽美な日々。
平成末期・混沌の大団円。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-27 18:26:56
131847文字
会話率:67%
貧しい農家の長女に生まれたつうは、家族の生活のために廓に売られる。
廓の暮らしに耐えかねて、逃げだしたつうに追っ手がかかる。
捕まれば、過酷な折檻と客をとる生活が待っている。雪の中、うずくまって追っ手から隠れるつうを見つけた男は、不憫に思い
つうを保護しようと自分の家に連れ帰った。
男とつうはいつしか愛し合い夫婦になる。しかし、つうの幸せな日々は長くは続かなかった。
木下順二作の戯曲『夕鶴』を題材に妄想した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-18 11:09:00
1234文字
会話率:0%
明治から大正時代ぐらいの頃。
無一文で田舎から上京してきた青年、兎野 紡は、最近人気の怪奇小説家、狼谷 能円先生の家に書生(という名のお手伝いさん)として一緒に暮らしている。
狼谷先生は変わった人で、小食で寡黙で変人だ。だけど、兎野青年は
そんな先生が大好きだった。
そんな大好きな先生のお役に立てるよう頑張る兎野青年だったが、狼谷先生はいつもどこかよそよそしい。
そんな日常を送っていたが、ある日、兎野青年は家の玄関先で狼と遭遇し、押し倒されてしまう。
混乱する青年をよそに狼は彼に発情しており、兎野青年はその狼が先生だと思うが――。
みたいな感じですけど、痛かったりホラーにはなりません。いつも通りのハッピーエンド至上主義
※小説家×書生、というのは完全にフレーバー。あと、明治大正時代も雰囲気
※予告無く獣姿で致している描写と、人の姿での描写が入ります。あんまりガッツリ書いてないつもりですが、気をつけて折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 18:44:52
28955文字
会話率:36%