22世紀。
前世紀の動乱後、ジェンダーの多様化の波がますます世界を席捲するにつれて、それに纏わる犯罪や不正も横行するようになり、その結果、多くの国ではジェンダーの確定と公開を余儀なくされるという事態になっている。
所属によってはセクシュア
リティ・チェックの結果を身分証等に明示しなければならないという国家も数多く存在している。
南半球に位置するゼィロビークは、南アメリカ大陸の共同体国家。各国の文化・言語を維持しつつも、経済的・法秩序的に統一し、大統領制を敷く。
その統一初期には、統一の立役者となったヴィクトワール家を象徴王家に抱いていたが、国祖ルイの孫であり王太子であったゴードン・アルード・ヴィクトワールが自ら象徴王家の廃止を訴え、大統領に当選してからは国力を増大し、今や先進国入りを果たしている。
バイセクシュアルのゴードンには悲しい過去があり、現在は不幸な結婚生活を送っている。
一方、冷淡さと頭の良さで有名な美貌の青年、エドワード・カオル・カガは、ゼィロビーク空軍所属の情報士官。こちらの過去は謎である。
この物語は、22世紀というそう遠くない未来を生きるゴードンとエドワードという二人の男の運命を描いて行く。
※この作品はPixivに掲載中のものを推敲した加筆修正版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 01:19:06
4827文字
会話率:39%
前世をあまりにも惨い死に方で終わらせてしまい、女神様に心配される主人公。
お詫びとして男女比1:1000の貞操逆転世界に転生させてもらう事に。
主人公はハーレムを形成する最適解を探すため、少し下積み期間を経てから女性と交わる生活を始める。
もし貞操逆転世界で、男性恐怖症の男性が居たらどうなる?答えは簡単、世界中の性欲塗れの女性が理性を抑える理由が無くなるだけ…♡
※1 設定が曖昧かもしれないので高頻度で改稿します。進行自体は崩れないので安心して下さい
※2 鬱展開やNTRはありません。人によっては残酷な描写はありますが汚物や流血表現はほぼありません。
※3 いくつかシチュエーションは用意してますが入れ忘れたプレイがあったりします。感想にてリクエストお願いします。
※4 なろう系初心者です。投稿頻度も高くはありません。ご了承ください。
※5 貞操逆転とはいえ現実世界の凶悪な性犯罪事件をモデルにしたストーリーもあります。あくまで創作物としてお楽しみ下さい。
※6 平日休日季節時系列等を合わせる為に現実世界のカレンダーを参考にしています。2025年の曜日と一致します。日付のズレを見つけたら誤字報告頂けると助かります。
※7 その他何でも気になることがありましたら感想の投稿お願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 16:16:45
44213文字
会話率:33%
ただの村娘だった私──奈津は、前世、美しい神様に愛された。しかし、彼に愛し愛された末に、生贄となって、その命を落とす。
そして、数百年後の今。私は美しい水神に転生し、とある湖に住んでいた。地域の人々から、神として崇められる毎日であった。そ
んなある日、水辺に一人の男性があらわれる。
その男性は、かつて私が愛した彼で……彼は、私の姿を見るなり、私を性的に愛してきて……?
※pixivと自サイトにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 23:33:42
10769文字
会話率:44%
前世ではバタバタと新しい世界に転がり込んでしまった。
この世界は縦に7層に分かれており、各層に王国が存在する。 上の世界は下の世界と比較して、より強力です。
父はエルという名の乙女を買い与え、彼女は彼の妻となった。 妻は彼のために娘
を産んだ。
ウイルスに感染した彼らは、治療法を求めて上の世界へ旅立つという選択を迫られた。
美少女との旅は、今ここから始まる。
初めての作品、皆さんのご意見をお聞かせください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-25 10:56:53
2998文字
会話率:0%
【小説家になろう様にて連載しております「モブ令嬢は特殊設定もち」の乙女ゲーム開始後編になります。
乙女ゲーム開始前編をお読みになりたい方は小説家になろう様で「モブ令嬢は特殊設定もち」と検索もしくは、目次や各話の下部にあるリンクから見ていた
だければ幸いです。】
乙女ゲームの世界に転生してしまったツェツゥーリア。
ゲーム自体には立ち絵も名前もないモブ中のモブだったのに、なぜか辺境侯爵家の令嬢なんて立ち位置で、しかも聖王と魔王の加護を受けてしまった!?
連れて行かれた王都で若き国王のグレイバールに一目ぼれをされ、溺愛をされながらも前世知識を利用して国を繁栄に導いていく。
特に理不尽に断罪される悪役令嬢達の事を気にかけており、早々に出会い親交を深め親友になったことで、悪役令嬢達にも変化が出て、乙女ゲーム開始前には本来の婚約者と婚約破棄(婚約解消)まで行ってしまう。
けれども、親友たちは新しい婚約者と幸せそうでツェツゥーリアとしては満足のいく結果。
そしてツェツゥーリア本人も、長年溺愛してくれているグレイバールと正式に婚約を結んだ。
ツェツゥーリア本人としては、美味しい物や便利なものを追求しただけなのに、気が付けばとんでもない結果を生み出していて、ツェツゥーリア至上主義の兄や親友たちと一緒に毎日が大騒ぎ。
後見人になった『塔』の重鎮も気が付けば学院の教師として紛れ込んでいるようで、ツェツゥーリアにさりげなく無理難題を押し付けてくるのではと疑っているが、今のところは無害なのだろうか? と微妙な信頼。
旅に出ていた祖父母も帰国してツェツゥーリアに全面協力すると言い出してしまい、領地で胃痛を抱えそうな父と苦笑する王太后。
そんな中、ついに乙女ゲームのヒロインと思われる令嬢が現れたという話が入ってくる。
稀少な光属性を持った令嬢は、第二王子であるメイジュルの婚約者となる。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 07:00:00
391037文字
会話率:54%
五歳の誕生日、エルゼ・フォン・ムーンライトは前世を思い出した。そして、この世界が前世の自分の愛用していたエロゲの世界であることに気が付いてしまう。
エルゼはそのエロゲの主人公――ではなく、主人公の怨敵であった。このままでは主人公に惨殺される
上、富も地位も権力も失ってしまう……。
せっかく裕福な暮らしが出来るのに、何もかも失うなんて冗談じゃない!!そんなシナリオはブレイクするのみだ!!
エルゼはゲーム知識を用いて己の肉体を鍛え上げ、同時に母親や妹、メイド等の身近なマゾメス共をレイプしてテクニックを磨いていく。
すべてはヒロインを寝取ってシナリオブレイクを目指すため。主人公が得るはずだった富も名声も何もかもを奪い尽くし、今日もエルゼは他人の女を喘がせる――
寝取り要素多め&胸糞展開有り&近親相姦有り
※挿入あり&ねっとりセックス『★』
※挿入なし&さらっとセックス『☆』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 00:00:00
139397文字
会話率:44%
俺は勇者、名前は忘れた。前世で死の淵を彷徨っていたと思ったら異世界に召喚されてしまったようだ。
そこで、神の加護で得られた俺のスペックが、性欲値の限界突破(カンスト)。
普通、『力』とか『素早さ』とかのステータスをカンストさせるだろ…
…。
と思いきや、勇者の血筋を持つ俺には、勇者の子孫を繫栄させるという使命があった。
そして、手の甲に刻まれた紋章……これをもってすれば、どの女も俺の誘い(セックス)を断れないのである。
え、これって『強制中出し許可証』じゃね?
わかった。勇者のいなくなった、神魔蔓延るこの世界……俺が救ってやるよ。
旅をする中で、出会った女の子とセックスをする話です。
ヒロインとの出会いは簡潔に、さっさと濡れ場を展開して書こうと思っています。
エッチの場面はタイトルに☆を付けていますので、それを見てご拝読ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 18:00:00
57251文字
会話率:43%
元従者の皇子×元主人で敗戦国の王太子
敗戦で捕まったら今まで八つ当たりにしてた従者が皇子として現れて結婚することになった上に、名目上の処刑として外で人に見られてる中行為するはめになった話。
エロ練習で書き始めたはずが肝心なエロは少ないし、無
駄に真面目で面倒くさい話になりました。前半受け視点、後半攻め視点。
[注意]
前世の記憶あり、媚薬、青姦、周りに人(遠巻き)、快楽堕ち?
↑全部それ目当てで読むとがっかりするくらいにしかないです。だからといって無い気持ちで読めるほど少なくもない。
pixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-19 04:05:52
8844文字
会話率:32%
卒業式に見事第一王子から婚約破棄を言い渡されたリアメリーナ。実は前世の記憶を持つ転生者。断罪されることを分かっていたリアメリーナだが、少し予定とは違うできごとが次々と押し寄せてくる。翻弄されながらも、真実の愛を囁かれその身をゆだねていく。
最終更新:2022-05-16 18:29:31
15102文字
会話率:64%
こちらの作品は『俺とお前、信者たち』のifで、中~長編(会話文が多めの小話+小説)になります(今のところ、前半は小説寄りの小話、後半は小説)
前作(前世)が未読でも大丈夫な内容を目指します(その代わり、前作のネタバレは満載です)
先
に『俺』を読んで頂けると、キャラクターの過去やタイプが分かるので、より面白いと思います。
宜しければ『俺』もお願い致します。
・あらすじ
二十八歳の奏(かなで)は、同性婚をする当日、自分に思いを寄せる、ヤンデレに刺し殺されてしまう。
気が付いたら、亡くなったはずの母親が、涙ぐみながら微笑みかけてくる。
…どうやら、俺は三歳の幼児に転移(憑依)したみたいだ。
でも、この世界はおかしい。並行世界だけど、異世界…それも、獣人の世界らしい。
とりあえず。
人生をやり直して、二度と同じ失敗はしない!
―奏の二度目の人生が、今、始まる。
R18は保険です(直接的な描写はありませんが、性行為を匂わす表現・設定はあります)
暴力的・残酷な表現があります。
奴隷制度がある異世界なので、差別的な表現・言動があります。
ご都合展開ですが、ストーリー重視(のつもり)です。
ハッピーエンドで、エンディングは複数ある予定です。
※アルファポリスでも掲載していますが、題名が違います(ムーンライトノベルズは加筆修正済み)
拙い文章ですが、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 06:00:00
14563文字
会話率:24%
かつて大陸を統一した、その名を知らない者はいないであろう皇帝、シリウス。それは『戦神』と呼ばれるほどに強く、皇帝でありながら先陣切って戦を駆け抜け、必ず勝利を収める経歴に起因する。美貌の青年アイリスは生まれて自我が芽生えた頃から、そのシリウ
スの記憶があった。どうやらシリウスが亡くなってすぐに生まれ変わったらしい。
シリアスに見せかけた何か。気持ち的に近親相姦有り(前世の息子×前世の記憶を持つ美青年)。まだ最後の固定カプ未定。主人公が恋愛する気ないので恋愛までの道のりが長いです。設定緩いので悪しからず。15話以降は不定期更新となります、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 00:00:00
62597文字
会話率:35%
「理生は……前世って、信じる?」
最近、何度も同じ夢を見る。夢の中のおれは貴族令息で、王子の婚約者だ。けれど王子は転入生との恋に溺れ、とうとう婚約破棄を宣言する――まるで巷で流行りの悪役令嬢ものみたいだけれど、ただの夢と片付けるにはあまりに
生々しすぎた。だから、きっとこれはおれの前世なのだろう。
そう恋人に打ち明けると、彼はおれを抱きしめた。
「大丈夫。――ぜんぶ悪い夢だよ」
これは、過去の記憶に苦しむ悪役令息が救われる話。
※ハッピーエンドのつもりで書きましたが、メリバかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 10:00:00
12217文字
会話率:32%
「20歳で行き遅れって呼ぶ世間は一体何様なのかしら」エデルガルト・ベールマー。行き遅れと呼ばれる20歳。私は伯爵家の長女として生まれ、生まれた頃から前世の記憶があります。ちょっと特殊な魔女の記憶とその力。バレなきゃいいと10歳の頃には既に隠
居じみた暮らしをはじめ、世間からは「行き遅れ」「病弱令嬢」と散々な言われよう。しかし、前世の記憶で結婚はろくでもないことと学んでいるので、私は生涯独身を貫くつもりですわ。そう意気込んで、母との面談に挑むとどうやら結婚をした方が良さそうな事態に。「愛しい同胞のために結婚するのです。余計な権力を持たされる前に、結婚した方が手っ取り早いと思いまして」結婚にはろくでもない記憶しかないと豪語する魔女令嬢が、ついに結婚を決意。意気込んだ母が選んだのは――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 21:50:21
40310文字
会話率:69%
何がどうしてこうなったのか。ツェルニアは考えた。死んで、前世の記憶と共に生まれ変わって。神様の温情かなんや知らんけど【治癒】のチカラのせいで両親に売られて。旦那様に拾われて、同じチカラを持つ子守りを任されたかと思ったらほぼ子育てで。不幸でし
かないこの子を幸せにしてくれな、私許さへん。娘と同い年でも心境は母親や。だって精神年齢30歳そこそこやで?死んでなきゃ娘居っても不思議じゃない年齢やしな。よーし、娘(シルヴィア)を幸せにしてくれる人を探しに行くか!と軽いノリで亡命したツェルニアの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 16:04:54
2787文字
会話率:35%
気づけば私は死んで悪役令嬢?になっていた。
ポイントを貯めたら前世に還れるらしいけど、前世でもだいぶややこしい状況で!?
てか、本当にここは転生世界なの?
とりあえずポイ活頑張るわ。
※初作品です。
※時系列や設定、レイアウトが気になる
方はご遠慮下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 17:27:54
141560文字
会話率:27%
村の厄介者のナウラは『贄』として『山神様』に捧げられる事になった。
だけど、『山神様』はナウラを食べようとはせず、むしろ……。
『生贄』になった人間のナウラと、『山神様』と勝手に崇められてる竜。一人と一匹の出会ってからのあれやこれやの話で
す。
★竜×人間です。
■9/9 本編完結しました。
■10/18 閑話追加しました。
■2021/1/23 続編を始めました。
■2022/5/14 続編完結しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 15:37:34
161746文字
会話率:41%
「Innocent World」の外伝。
主人公、ソアレの前世のお話し。
遥かな昔、光の神子(みこ)ルークスと、闇の神子シン。
二人の出会いと別れ。
ソアレの前世、何があったのか。
「Innocent World」の内容と
少々違っているかも知れませんが、そこはご容赦を…。
✻こちらのお話しはアルファポリスにも掲載されております。
◆「Innocent World」
https://novel18.syosetu.com/n8481hd/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-14 14:31:24
46091文字
会話率:37%
「前世を思い出したせいで、難解(厨二病)言語を話す第二王子殿下の婚約者にされるなんて……」
第二王子殿下のお妃候補探しのお茶会で、殿下の奇行を目にし、迷言を耳にした事で、前世を思い出し、異世界転生している事に気付いたミラベル・アップ
ルビー。
前世の知識と記憶のせいで第二王子殿下の話す言葉が理解出来てしまい――――。
厨二病を患っている王子殿下と貧乏伯爵家令嬢が織り成すドタバタ、えちぃ、ラブコメディ。
※いちゃっとなるまで暫しかかります(二十話くらい……)
ブクマ・評価・感想、ありがとうございます。
とっっても励みになっております!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-13 21:16:18
290073文字
会話率:45%
貧しいレオード村で生活していたジアンは、奴隷市場へと売られる途中で自分が転生者だと覚醒した。
転生者を集めて買っているレオードの領主の元へと売られるように仕向ける。買ってくれた領主サカエは、勇者召喚でルジェリアーナに来た人で、ジアンの前世
での、パティシエのお師匠様だった。ジアンは、それから前世の名 遠近を名乗り
人が良いサカエが引き取った子供達を食わせる為サカエと2人で貴族に小さな城を借りてレストランを始めた。順調に売り上げを伸ばしていたが貴族のコックに料理の特許を取られてレストランも、取り上げられてルジェリアーナでは、店も出せなくなってしまった。
そこで、遠近は魔獣の巣窟リグルラグーンに冒険者向けの小さな店を建てた。
それでも貴族は気にいらないようで、様々な嫌がらせをしてきた。
それでも友人や冒険者達に支えられて店には沢山のお客様が来るようになり、やがてルジェリアーナ王にもそのウワサは届き…。
<異世界転移こんなんじゃねー!>の1000年前のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 14:21:37
249338文字
会話率:52%
踊りと情熱の神が創ったと言われている街で、タマヨリは一番人気の踊り子として名を馳せていた。そんなタマヨリの前に“前世からの恋人”だと言う男・トリヤが現れる。この街には古くから“前世からの恋人”の言い伝えがあったが、タマヨリには“前世からの恋
人”の証である記憶も特別な感覚もなかった――。※他サイトにも掲載
[金持ち子息 × 一番人気の踊り子 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-11 10:00:00
64885文字
会話率:53%
「…まさか、此処が『自由と鳥籠の聖女〜光と闇の覚醒〜』の世界だったなんて」
…ーこの国、アルフォルト魔法王国の王家の血をひき、昔から王家を支えるアルフィーレート公爵家の長女、ルピティナ・アルフィーレートの呟きに反応する者はいない。
ル
ピティナはランプの明かりだけを頼りに、鏡台にうつる自身の姿を見つめる。
乳白色の柔らかい肌、睫毛が長く薄紫色の大人びた瞳、腰まで長いふわふわした薄紫色の髪、長身で細身のスレンダーな身体、そして自身の胸元に『黒薔薇』が咲き誇る。
「悪役令嬢のルピティナが“闇の聖女”だったなんて…」
ルピティナの前世である日本人の少女がハマっていた18禁乙女ゲー『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の世界だ。
そして今は既にエンディングを迎えた。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDへ。
「もっと早く前世(記憶)が戻れば、何か変わったかしら」
前世の記憶が戻った時は全てが終わっていたー…。
ルピティナの耳にカシャンと音が聞こえ、音に誘われて、ルピティナは後ろを振り向く。
そこに『自由と鳥籠の聖女~光と闇の覚醒~』の攻略対象キャラである男性が立っていた。
ルピティナを閉じ込める檻の鍵をあけて入ってきたようだ。
「お帰りなさいませ。ーーーー」
ルピティナが男性の名前を呼ぶと、男性は優しく微笑み、ルピティナを抱き締めてベッドへ誘う。
「んんっ」
男性がルピティナに覆い被さり、深くて甘いキスをルピティナに贈る。
「…あっ、ああ!」
衣服を何も身に付けていない、生まれたままの姿でルピティナと男性は抱き合う。
男性の身体が上下に揺れる度に、ルピティナの身体も上下に揺さぶれる。
隠しヒロインルート“闇の聖女”悪役令嬢(ルピティナ)監禁ENDを迎えた、ルピティナに出来ることはただひとつ。
攻略対象キャラ男性の歪んだ愛情を“愛の檻”で受け入れることだけ。
それぞれの“愛の檻”をどうぞご覧下さいー…。
※攻略対象キャラルートによって、前世の記憶の有無や、戻るタイミングなど、設定の相違があります。
※“光の聖女”リリアと攻略対象キャラの絡みもあります。
※1話完結の読み切り形式です。
※最中はほぼありません。
アルファポリス様、カクヨム様で同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 15:38:27
41157文字
会話率:59%