【小説家になろう様にて連載しております「モブ令嬢は特殊設定もち」の乙女ゲーム開始後編になります。
乙女ゲーム開始前編をお読みになりたい方は小説家になろう様で「モブ令嬢は特殊設定もち」と検索もしくは、目次や各話の下部にあるリンクから見ていた
だければ幸いです。】
乙女ゲームの世界に転生してしまったツェツゥーリア。
ゲーム自体には立ち絵も名前もないモブ中のモブだったのに、なぜか辺境侯爵家の令嬢なんて立ち位置で、しかも聖王と魔王の加護を受けてしまった!?
連れて行かれた王都で若き国王のグレイバールに一目ぼれをされ、溺愛をされながらも前世知識を利用して国を繁栄に導いていく。
特に理不尽に断罪される悪役令嬢達の事を気にかけており、早々に出会い親交を深め親友になったことで、悪役令嬢達にも変化が出て、乙女ゲーム開始前には本来の婚約者と婚約破棄(婚約解消)まで行ってしまう。
けれども、親友たちは新しい婚約者と幸せそうでツェツゥーリアとしては満足のいく結果。
そしてツェツゥーリア本人も、長年溺愛してくれているグレイバールと正式に婚約を結んだ。
ツェツゥーリア本人としては、美味しい物や便利なものを追求しただけなのに、気が付けばとんでもない結果を生み出していて、ツェツゥーリア至上主義の兄や親友たちと一緒に毎日が大騒ぎ。
後見人になった『塔』の重鎮も気が付けば学院の教師として紛れ込んでいるようで、ツェツゥーリアにさりげなく無理難題を押し付けてくるのではと疑っているが、今のところは無害なのだろうか? と微妙な信頼。
旅に出ていた祖父母も帰国してツェツゥーリアに全面協力すると言い出してしまい、領地で胃痛を抱えそうな父と苦笑する王太后。
そんな中、ついに乙女ゲームのヒロインと思われる令嬢が現れたという話が入ってくる。
稀少な光属性を持った令嬢は、第二王子であるメイジュルの婚約者となる。
※他サイトでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-20 07:00:00
391037文字
会話率:54%