世にも珍しい白銀の髪に碧い瞳を持つ美しい少女アリサは、その幻想的な容姿故に幼少期に闇商人に捕まり人身売買にかけられ、愛玩商品として数多の上流貴族の元を転々としてきた。
ある日、幾度目かの闇競売にかけられるとある貴族の男に高額な値段で競り落と
される。闇競売が終わり男に引き渡された途端アリサは性的な接触をされ嫌気を感じていると、ひとりの美しい青年に助け出される。
ディオと名乗るその美しい青年は優しく穏やかな笑みを浮かべるが、直後に恐ろしい行動に出て……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-15 22:43:44
7530文字
会話率:33%
子爵家の3男に生まれたカシュールには幼い頃から面倒見の良いグルド兄さんがいた。と言っても本当の兄ではなく隣に住む侯爵家嫡男のグルド兄さんの事だ。
一緒に遊んだり、家庭教師をしてもらっていたカシュールは侯爵家からグルド兄さんの婚約者にならない
かと提案される。それを深く考えずに気軽に引き受けてしまってから兄さんとの関係が少しずつおかしくなっていくが、自分が気づいた時には戻れない状況になっていた。
※誤字脱字報告有難うございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 15:03:09
216124文字
会話率:34%
地味なくせに態度が悪いことで有名な宮廷魔導師リノエッテ。次期魔導師長候補ということもあり、優秀だが平民出身ということもあって貴族社会の王城では婚約者もいないまま適齢期を過ぎようとしていた。
そんなリノエッテはある日、遊び人で有名な騎士、ヤコ
ブに誤って依頼で作った催淫薬を浴びせてしまう。
異性に免疫がないリノエッテはヤコブに押されてしまい、犬に噛まれたと思ってその夜のことは忘れようとするが……。
「ヤリ捨てなんてひどーい」
一方的に粘着されるリノエッテと、執念深いヤコブが体の関係から恋をするまでの話。
主人公コンビがどっちもまともではないです。
※がついてるエピソードがR指定のシーンになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 23:00:00
16908文字
会話率:38%
帝国と友好条約をさぁ結ぼう!という時にとある貴族の馬鹿息子が帝国の娘に手を出して妊娠!?
人質として帝国に行ってほしい!?僕だけ!?冗談でしょう!?と護衛騎士を巻き込んで人質として竜王陛下が収める帝国へレッツゴー。
忘れられる寸前の逞しい第
三王子と、ハイスペック護衛騎士(兼従者)のドタバタメイン。
え、僕が番?誰の?護衛騎士が玉の輿?ご愁傷様!?
執着強め、独占欲強めの攻めと箱入り流され王子、ハイスペ従者受け達です。
脳みそ緩めに読んでもらって大丈夫です。
誤字は気づいたら直すので報告不要です
【本編完結済です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 00:01:13
421478文字
会話率:52%
人生どんなことがあるか分からない。昨日あったことが今日もあって、明日に続いていくのが当たり前だと思っていたのに。そう、思っていたのに。
「緊張してるのか? アイリの唇が震えているよ。ほら、もっと口を開けて。じゃないと深い口づけができない」
彼はそう言うと、上向かされて自然と開いてしまった私の口内に、長い舌を侵入させてきた。
えっ、えっ、なによこれ、私はいっくんとデートをしていたのよね? どうしてこんなことになったんだっけ?
生い茂る光る草花、不思議な入れ墨をした美少女、不可能を可能にする魔法、それから民から恐れられる竜の存在。そんな世界にある日突然、入り込んでしまった大和アイリの異世界ラブストーリーです。
作中に多少の流血表現が出てくる事があります。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-20 19:14:58
513928文字
会話率:61%
七歳の誕生日を目前に控えたある日、蕗は異世界へ迷い込んでしまった。十五まで生き延びたものの、育ててくれた貴族の家が襲撃され、一人息子である赤ん坊を抱えて逃げることに。なんとか子供を守りつつ王都で暮らしていた。が、守った主人、ローランは年を経
るごとに美しくなり、十六で成人を迎えるころには春の女神もかくやという美しさに育ってしまった。しかも、王家から「末姫さまの忘れ形見」と迎えまで来る。
美形王子ローラン×育て親異世界人蕗
アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-13 07:00:00
170640文字
会話率:44%
没落貴族の令嬢マデリーヌは親の決めた顔も知らない婚約者と結婚させられようとしていた。
そんなある日、舞踏会の夜出会った仮面の男とひとときの逢瀬を経てマデリーヌは男への想いを募らせていく。しかし婚約者の正体がノスフェラトゥと恐れられる怪人伯爵
だと知ってしまい――!?
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 00:00:00
71304文字
会話率:32%
7歳の時から10年間、第2王子の婚約者として頑張ってきた僕は、父の失脚、自殺とともに、家は廃絶され庶民に落ちた。
貴族籍を持つ義弟と、乳母を抱えて生きることに必死な僕。
とうとう売れる母の形見の宝石もなくなって、残った売れるものはこの健康な
体だけ。
男娼になる時は訪ねてくるようにと声をかけてくれた、最年少宰相補佐のあの人のところへ行ってみようと思うんだけど。
体当たりで必死に生きた僕が幸せになるまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 18:09:40
16251文字
会話率:44%
孤児のベルは貴族の家に養子として迎えられたが、15歳の誕生日に捨てられてしまう。死にかけのベルを拾って助けてくれたオスカーは裏社会の人間だった。彼の経営する娼館で働くことになったが、オスカー直々に仕込みをしてくれることに。一から十まで性技を
教えこまれ、心も体も夢中にさせられる。
拾ってくれた恩人に報いようと娼婦として励むベル。そんな中、身請けを強要する客からタチの悪い媚薬を盛られてしまい――。
盲愛気味の娼婦と、隠れ執着属性の娼館主。
内容は薄いです。自サイトに掲載してたものを加筆修正してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 10:00:00
30829文字
会話率:47%
「お前に拒否権とか、あるとか考えないほうが身のためだぞ?」――謎多き伯爵さま。彼に愛のない結婚を迫られて困っています!
キアーズ王国有数の大商会パーネル商会。
パーネル商会が最近力を入れているのが造船業。目的は――貴族御用達の豪華クルーズ
船を造るというもの。
そんなパーネル商会の現社長の娘であるシャルレイ・パーネルは、ある日父にとある男性と引き合わせられた。
彼はゼイヴィアと名乗り、国でも名の知れた貴族ディベッツ伯爵家の当主らしい。
そして、彼は――パーネル商会に多額の投資をしてくれているとも。
「僕が欲しいのはシャルレイ。お前だよ」
彼はそう言ってシャルレイに自身との結婚を強要する。
さらには、ゼイヴィアの意見に賛同した父や母、祖父母に言いくるめられ、シャルレイは大々的にお披露目され海に旅立つ豪華クルーズ船『レイパール号』にて、ゼイヴィアと一ヶ月共に過ごすことになって――……!?
挙句、婚前なのに彼はシャルレイに触れてこようとする。
「僕と結婚するのは決定事項なんだけれど?」「絶対に逃がしてなんてやらない」
執着心溢れる謎多き伯爵さまの愛に、溺死寸前です!
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-06 16:32:31
4944文字
会話率:26%
「俺がお前を立派な女王にしてやるよ」なんて……上から目線もいいところですっ!
ティタ王国の第二王女であるセッティミアには王位継承権がある。しかし、その順位は一桁代後半であり、回ってくることはないと考えていた。
さらには五つ年上の姉が自国の
有力貴族に降嫁したこともあり、セッティミアもいずれはそうなる運命だと思っていた。
だが、第三王子である兄が起こした反乱により、王家は崩壊。両親、そして第一王子と第二王子は殺され、犯人である第三王子は逃亡。国は混乱の渦中に放り込まれることに。
このままではこの国が崩壊する――。
その危機感を抱いた大臣たちは、残った王位継承者であるセッティミアに女王になってほしいと打診してくる。
けれど、今まで女王になるための教育など受けてこなかったセッティミアにとって、それは無茶ぶりもいいところで……。
でも、この国がこのまま崩壊していくのは見ていられない。
そう思ったセッティミアは、有能な補佐をつけてもらうことを条件に承諾。
そしてやってきたのは――補佐兼教育係となる男グイドだった。
「こんなことも出来ないのか? 王女殿下?」
「本当にあなたって気に食わないわ!」
気がついたら喧嘩ばかりの毎日。なのに、なんだか気がついたら……彼のことが気になって仕方がない。
しかも、ひょんなことからセッティミアはグイドと身体の関係を持ってしまって――……!?
傲慢な教育係(元有能な冷酷公爵)×いきなり女王になってしまった第二王女殿下。
二人の×××でほんのりと甘い逃げられない恋のお話。
――
◇掲載先→アルファポリス、ムーンライトノベルズ、エブリスタ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-29 18:28:12
1474文字
会話率:29%
――双子の妹の身代わりとしてすることになった政略結婚。冷たいはずの夫は……何故か私に執着し始めました!?
大国メドウズ王国の辺境貴族シャーウッド子爵家は魔法使いの名門家系である。
そんなシャーウッド子爵家には双子の娘がいる。優れた魔法を使う
ことが出来る次女ケイリン。そして、魔法が使えない落ちこぼれの長女エマリネだ。
ある日、ケイリンに辺境をまとめるアーカート伯爵家の当主バートランドとの縁談が舞い込む。
しかし、ケイリンは猛反発。どうやら彼女には愛する人がいるらしく、バートランドとの結婚は絶対に嫌だと。
その結果、ケイリンの代わりにエマリネがバートランドの元に嫁ぐこととなった。
元々これはケイリンに来た縁談。ということは、相手が求めているのは――優秀な魔法使い。
自分は愛されない妻になるはずだ。
そう思っていたエマリネだが――バートランドと生活していくうちに彼の抱える悩みを知ることになる。
さらには、彼のその悩みはほかでもないエマリネと×××することによって、解決できることが判明して――……!?
「大丈夫。僕がキミを優秀な魔法使いにしてあげるから」
「だとしても、この密着度はおかしくないですか!?」
自分を見下してきた家族を見返すため。そして、なによりも――バートランドのため。
必死に努力をするエマリネだったが、ある日辺境で事件が発生したことにより、二人の関係にひびが入りそうになる。
これは、落ちこぼれと呼ばれてきた魔法使いと、魔法使いとしての致命的な欠点がある伯爵の、いずれ溺愛になるお話です。
※アーカート伯爵家の寵愛花嫁シリーズのその①です。全部で③まであります。それぞれの作品は個別ですが、ヒーローが三兄弟です。それだけです。
※掲載先→アルファポリス、エブリスタ、ムーンライトノベルズ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 21:48:24
3683文字
会話率:27%
平々凡々、中堅貴族の伯爵令嬢、アニア。地味に静かに生きてゆこうと思っていたのに、なぜか王太子殿下のお妃候補にされてしまった。アニアの国、ランプレヒト王国の世継ぎの王子ときたら、文武両道、美麗な容姿、「宝石王子」とまで巷で言われるほどのキラキ
ラしい御方。そんな彼は、どうやらアニアをもともと知ってるらしい。お妃候補にして自らの側に置くと、その後は執着を隠そうともしない。境遇の変化に呆然とするアニアと、腕はいいけれど色々変わっている殿下の部下たちに囲まれて暮らすうち、アニアの心境にも変化が……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 03:33:54
26904文字
会話率:24%
癒しの魔力を持って生まれてきたエミリアは、貴族学園に入学する直前に予知夢を見てしまう。それはエミリアが貴族学園を卒業する頃に聖女としての能力を発現させ、王宮に召喚されるというものだった。しかし、聖女とはその実、国王や王弟、王太子の魔力を暴走
させないようにするための『愛玩人形』のことを指しており、エミリアはその未来を回避すべく学園には入学せず男装して「エミリオ」という偽名で王立魔術師団に入団することを決める。魔術師団で鍛錬を積み始めるも、またしても同じ予知夢を見てしまう。このままではどう足掻いても破滅の未来にたどり着いてしまうと知ったエミリアは、自分が乙女の純潔を失えば未来のルートが変わるかもしれないと考え、意を決して上司である魔術師団長ジルベルトを誘惑することにしたけれど――?
***
稀代の魔術師(ただしドS腹黒)×魔力持ち男装令嬢、ギブアンドテイクな愛人契約ラブロマンス
***
ハル様主催【真夏の蜜夜2023】参加作品です。
***
※作者が読みたいだけの性癖を詰め込んだ三人称一元視点習作です
※企画期間終了後、アルファポリスにも投稿予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 00:00:00
10000文字
会話率:44%
母が再婚し、新しい貴族の義父とさっさと外国にとんずらした。俺はリア・リギル、大きな家の北向きの部屋に残され、貴族家の跡取り息子で同学年のサヴィア・スターランスと一緒に学園に通っている。俺達が義兄弟になったことは誰にも話していなかった。無口で
無表情で聖堂の聖天使によく似て美しいサヴィアから義兄さまと呼ばれるのは悪い気がしなかった。とある事情から聖天使によく似たサヴィアと毎晩キスしなければならなくなり、聖天使様にぐいぐい迫られ、俺はどうなる!と思いきや……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-14 20:20:31
222597文字
会話率:58%
貴族の火遊びで生まれたレジーは、サラサラの灰色の髪、涼しげな目元と泣きボクロ、細い手足と薄くついた筋肉、幸薄そうな見た目が、庇護欲をそそるのか育ちの良い貴族の息子に人気の男娼。
帰ることのない恋人を待ち続け体を壊した母を支えて働く毎日が、半
分だけ血の繋がった弟との出会いにより転機を迎える。
父への復讐に巻き込まれた弟は、兄への執着をもつ。
復讐、執着、逃走の物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-09 00:00:00
17833文字
会話率:46%
生い立ちから貴族の男嫌いのサファイアは、貴族の男たちへの復讐に奥様たちを寝取っていた。そんな生活も、10年近く経った頃、ちょっとした失敗から旦那に見つかり監禁されてしまう。
※R18回です。
オチも考えてないのに、見切り発車の気分転換に書い
ています。
なんとか、完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 00:07:22
14903文字
会話率:52%
前世にサラリーマンをしていた記憶があるということの他には特徴もない激弱傭兵のアナクレト。夢も冒険もなく何となく生きていた。
「オレ、魔法使いなんだ!」
そんな彼が仕事で出会った貴族の少年についた些細な嘘がきっかけで、偶然が重なり何故かい
い方向に勘違いされている気がする!?
気付けばずっと子供だと思っていた少年は大きくなって魅力的になってるし・・・。
勘違いの重なり合うラブコメです。
固定CP 貴族の少年×魔法使い(嘘)
最初は攻めがショタなのでラブ要素はかなり薄めです。後々成長します。
※アルファポリスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 17:17:33
63899文字
会話率:26%
「――あなたに夜伽を命じます」
無能なお飾り女王と呼ばれているベルミカは、『悪辣宰相』と名高い男にそう告げた。
修道院育ちの公爵令嬢だったベルミカは、数奇な運命により十六歳で女王となった。即位から四年後、右も左も分からなかった宮廷にも
ようやく慣れ、束の間の安寧を得ていたベルミカだったが、新たに就任した『悪辣宰相』と呼ばれる男の手で、友人も後ろ盾もすべて奪われてしまう。
『悪辣宰相』はベルミカに向かい、女王などしょせん家畜と同じと告げる。番う男を選び、子を成すように迫られるたベルミカは、怒りと屈辱の中でついに結婚相手を指名する。――それは憎き天敵である『悪辣宰相』その人だった。
※※※※※※※※※※
二十歳の女王と三十二歳の宰相の、歳の差恋愛ものです。具体的な流血シーンはないですが、戦争、暴力、虐待、いじめなどによる、体や心の傷を描写しています。
全年齢版として『小説家になろう』で連載していた同タイトルに、後日談を加えたR18版になります。多少加筆修正等は入れていますが、話の大筋は13話まで全年齢版と同じです。R18シーンは控えめかと思いますが、該当の話には※マークをつけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-18 21:22:16
41160文字
会話率:36%
*婚約解消したいのに、させてくれない婚約者との攻防(に見せかけたいちゃいちゃな日々)*
北方のケルベロスと呼ばれる辺境伯の三兄妹の紅一点、エリザベス・ロードウェルには、婚約してから毎日欠かさず彼女に赤い薔薇の花を贈る婚約者がいる。
アルト
・ヴィオレット。
彼は公爵であり、この国の国防も担う大魔術師だ。
亡くなった二人の母親の仲が良かったこともあり、幼いときの一時期、アルトはロードウェル邸で過ごしており、その際に二人の婚約は決まった。
「リズだけだよ。君が世界で一番好きだよ」
エリザベスにいつも甘く囁くアルトだったが、エリザベスは彼が自分に内緒で他の女性と談笑する姿を度々目撃してしまう。
貴族の結婚は政略結婚だ。そんなことはわかってる。でも自分と彼は、違うと思っていたのに。彼の裏切りが、私は許せない――。
遂に堪忍袋の緒が切れたエリザベスは、ある日アルトに婚約を解消してほしいことを告げ、父にもアルトとの婚約を破棄したいということを相談する。
娘を溺愛する父は、エリザベスが心から願うならその願いを叶えようと約束し、彼女はその晩、久しぶりに安心して眠りについた。
だが、彼女は完全にみやまっていた。理解していなかった。婚約者の自分への執着が『普通』ではないことを。
『絶対に逃さない』
エリザベスがアルトに婚約解消してほしいと言ったときの彼の言葉どおり、その後アルトは彼女を『逃さない』ために全力を尽くした。
――結果、翌朝エリザベスが目を覚ますと、なんとエリザベスはアルトと体が入れ替わっていた!!!
※婚約を解消して心労から開放されたい若干暴走気質のヒロインに、ヤンデレ気味なヒーローが、チートパワーをつかって全力で愛を伝えるまでのすれ違いラブコメです。R18は戻ってから。
【表向きの肩書〈ハイスペ幼馴染公爵〉×〈女子に好かれる男装の似合う辺境伯令嬢〉】
【キャライメージ〈明るいヤンデレ溺愛魔王〉×〈自分の気持ちに素直になれないくっころ系女騎士〉】
※女性にモテるタイプの主人公なので百合要素が若干含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 19:08:25
99892文字
会話率:45%
【平安時代オメガバース】
今上帝の異母弟は、やんごとなき血筋ながら俗世に興味は薄く、帝位にも立身にも無頓着。ひねもす古今の詩歌を口誦し、四季の巡りを愛で、箏の琴を爪弾く。そんな二の宮がいっとう得意とするのは碁であった。
その相手役を石那は務
めている。しかし石那は、このやんごとなき御方に身の程知らずな想いを抱えていた。
悠々自適な趣味人α×妾腹の貴族子息β
囲い込みに余念がない策士攻めと、いろいろ諦めている秀才健気受け。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 18:00:00
12214文字
会話率:52%
「理生は……前世って、信じる?」
最近、何度も同じ夢を見る。夢の中のおれは貴族令息で、王子の婚約者だ。けれど王子は転入生との恋に溺れ、とうとう婚約破棄を宣言する――まるで巷で流行りの悪役令嬢ものみたいだけれど、ただの夢と片付けるにはあまりに
生々しすぎた。だから、きっとこれはおれの前世なのだろう。
そう恋人に打ち明けると、彼はおれを抱きしめた。
「大丈夫。――ぜんぶ悪い夢だよ」
これは、過去の記憶に苦しむ悪役令息が救われる話。
※ハッピーエンドのつもりで書きましたが、メリバかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 10:00:00
12217文字
会話率:32%
子爵令嬢のケイシーは疲れていた。彼女は王都でドレスのデザイナーをしていたが、顧客のわがままに振り回され、心身共にズタボロになっていた。気合いを入れた品評会の結果も散々なもので、もう働きたくない! と思った彼女はとある男を頼ることにした。その
男とは、長年デザイナーとして競い合ってきた幼なじみのクレイグ。クレイグはケイシーと顔を合わせるたびに偉そうなことを言ってくる嫌な男ではあったが、外見と家柄は申し分なく、ケイシーは彼に養って貰おうと逆プロポーズをすることに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 22:00:00
104682文字
会話率:38%
【前半】高ランクの薬師である公薬師を目指している男爵令嬢のイリス。腰まである黒髪ストレートは前髪も長く、鋭い眼光の真っ赤な瞳を隠している。まるで魔女のような風貌だが、彼女は気にしていない。大好きなキノコを愛でつつ、日々調合の勉強をしている。
実はイリスには日本人として生きた前世の記憶があった。この世界については乙女ゲームぽいかもと思っていても何の物語かはまではわからない。彼女は物語の登場人物(多分)なクラスメイトの聖女や高位貴族の方々とは関わらないように過ごしていた。だって眩しいもの。
しかしひょんなことから、圧倒的に眩しい人物――辺境伯令息のレイナードを自作の薬で助けたことにより、彼に気に入られて……。
【後半】無事、公薬師になったイリスは、レイナードの押しに負けて結婚した。溺愛に戸惑いながらも、彼の横に立つ人間として頑張ろうと決意する。そして、領に向かうまでの道中、イリスは聖女と対峙することに。事件は解決するが、イリスは聖女の言葉が気になって……。
穏やか紳士(を装っている)なヒーローと、キノコ好きな薬師のヒロインが、愛し愛され、時にすれ違い、最後はハッピーエンドのお話です。
性描写がある話には(※)がついています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 22:00:00
103402文字
会話率:41%