棄却世界……通称、却界。
神が現身を作る時、その過程で生まれた失敗作を打ち捨てたことが始まり……幾つかの神話ではそう語られており、それを裏付けるように――幾つもの種族がそれぞれに混ざりあい、交わり争い暮らしている。
この物語の中心人物であ
るマリカ・ヴァーレフタインも、そんな世界の住人。
力や魔力に欠けるが技術力に優れる人間族……その、とある名家の令嬢である。
多くの使用人や優しい両親に囲まれ、幸福を体現したような生活を送っていた――が、ある日。その平穏は炎の中に消える。
何も分からないまま、どうすれば良いのかも分からないまま。
唯一残った、使用人のヘンリエッタを傍らに――彼女の旅は始まる。
あの日、私の全てを奪い去ったものは何だったのか。
どうして、こんな目に合わなくてはならなかったのか。
……何故あの日から、こんなにも身体が火照ってしまうのか。
その全てに、納得するだけの答えを見つけるまで――
と、言ってしまえばお嬢様とメイドが色んな目に会ってしまうお話。
たぶんきっと恐らくは続きますので、一つ目にかけて頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-23 21:50:29
25889文字
会話率:65%
町田時男は初の1人海外旅行に失敗する。そして地元沖縄の空港を出て日課である深呼吸をした時に妙な違和感を感じる。
羽場 碧は何故か1人無人島で生活している。同じく碧もこれまでの生活に違和感を感じる。
玉木ナオは女キックボクサーとして毎日自
分をトレーニングで追い込んでいる。
桜庭 花は今日も写真を撮っては自分の作品にうっとりしている。
幸子は今日も様々な年代の男女の悩みや相談を聞く為に飲み屋に出勤する。
他人のはずの5人が着実に繋がっていく。何が5人を繋げるのか。日本の場で妙な違和感を持って交わりを続ける時、残虐な争いが突発的に起きる。繋がりを持つ事で起きる争い、繋がっていたい感情、5人はどう向き合っていくのか、理不尽な争いはなぜ突発的に起きるのか。翻弄される5人が答えを探す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-13 23:38:20
13760文字
会話率:57%
人ではなくモノ。性的快感を得るための道具として日々を送る桐野原雫。そんな地獄のような日々の中。彼女はある日、一人の女性(?)に出会う。
「貴女は美味しそうね」
彼女は学園に怪談のように噂される謎の人影。その正体だった。
彼女はユウと名乗り、
こう訊ねる。
ーー貴女はいつに戻りたい?
雫はそんな甘美な空想に虚しさを覚えつつも、答えた。
「ーーーー」
※続きは本編をどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 04:04:52
5175文字
会話率:37%
彼女は今日も旅を続けている。旅先で残虐非道な殺人を繰り返して、世界中から追われながら。そう、彼女は空前絶後の殺人鬼だった。
ある時は平穏と隣り合わせのマンションの一室で斬殺劇を。ある時は地方の山中の別荘で拷問劇を。彼女の行く先では悲劇が
繰り返された。何の意味があって殺人を続けるのか、そのことは彼女自身も分かっていない。ただ何かを求めるように彼女は殺人を続けていった。
ある時、彼女はふらりと奥多摩にあるダムに立ち寄った。そこでダム建造中に殉職した英霊たちの石碑を目にする。八十七人の意味ある死者の名前が刻まれていた。立ち込める霧の中、彼女は自分の殺人の意味を自問自答した。答えは分らなかった。
またある時、彼女は歌舞伎町の酒場で奇妙な青年に出会った。彼は悲劇の演出家気取りのキチガイだったが、不思議と殺人鬼とは気が合った。一夜の遊戯の合間、彼女は青年に殺人鬼を衝き動かす動機を訊いた。
「終わりが見たいんじゃないかな、ひとつの壮大な物語の」青年は殺人鬼の破滅的な行動をそう評した。彼女が覗き込んだ青年の瞳の黒は遠くの終わりを見つめていた。
殺人鬼としての生活が一年を過ぎた頃、殺人鬼は捕まった。警察にではなく、彼女に私怨を抱いた男の手によって。殺人鬼は左手を失いながら、男のもとから逃げ出した。そして行き着いたのは奥多摩のダムだった。彼女は相変わらず霧に満ちているその場所に自分の終点を見た。
自分は何処から来て、何処に行くのか。彼女は霧の中で自問自答する。そして、答えが出ないまま、彼女は警察に取り囲まれるのだった。彼女は最後に問いかける。望む答えが返ってこないことを知りながら、問いかける。
「私の名前はなんでしょう?」
※エブリスタ、アルファポリスにて転載しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-23 11:52:41
83577文字
会話率:25%
希美は友人に援助交際を強要され、好きでもない相手に身体をまかせた。
その相手に、なぜこのようなことをしたのかと尋ねられる。答えるつもりはなかったのに、意に反してすべてを打ち明けた。
希美のおかれた寂しい環境を知った彼は「それを取り戻し
てやろう」と言う。
どのようにすれば、離れていった人を呼び戻せるのだろう。
希美の疑問をよそに、彼は行動を始めた――。
*****
通常ページに載せている『黄昏に立つ少年』と同世界のお話です。
あの話と同時期に起きていたエピソードになっています。
併せて読んでいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-18 00:00:00
9726文字
会話率:31%
偶然、『自分の書いた小説を読んだ相手に、小説内の価値観を植え付ける』という催眠能力を得た男子高校生・工藤。清楚で爆乳な先輩に自作小説を読ませ、手始めに次の催眠を施す。
『工藤に聞かれたことはすべて答えなければならない』『工藤が「まだ分からな
い」と言えば、実演や詳しい説明を行い、ちゃんと彼が理解できるまで丁寧に教えなければならない』
本番なし。オナニー鑑賞のみです。
処女作なので文章力などは期待しないでください。
男子高校生が不思議なアイテムでエロいことをする話(連載版『文芸部員の読書催眠』)にて続編書きました!「第三話 文芸部Ⅱ」がこの続きになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-04 20:02:37
15545文字
会話率:44%
あの人と出会ったのは、電車の中だった。
「これって○○駅停まるよね」
そんな聞かなくても分かるような事につい答えてしまったのは、彼に何かしらの魅力を感じたからだと思う。
ルックスなどの外見では無い。
彼の醸し出す、雰囲気とフェロモンに、だ。
その時されたのは二つ。
メルアド交換とキス。
停まるかどうか教えてくれてありがとう、と優しく言われキスをされた。
不思議と嫌ではなく。身体の芯が熱くなるのを感じた。
この人とは何かが始まる。
そんな気がした。
でもそれが、あんなに厭らしい事だったなんて今は知らない。
抵抗しながらも、身体は従ってしまう私。
これは普通(ノーマル)な自分から変態(アブノーマル)な自分に変わってしまう手記(ダイアリー)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-23 07:12:38
809文字
会話率:20%
グロ注意。
嫌いな方は決して読まないで下さい。
重い話となっています。気分を害する表現がございます。
少しでも嫌な方は決して読まないで下さい。
ふと思ったことを文にしました。
生物のヒエラルキーのトップが人間ではなかったら?
果たして人間
は人間であり続けられるのかと。
僕なりのひとつの答えを描いたつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-14 03:00:14
2681文字
会話率:0%
バレンタインと比べてホワイトデーは盛り上がりに欠けると言い出した潤に、面倒くさがりながらも適当に答えた莉紗都だったが、気付いた時には甘い雰囲気に満たされていた。※自サイトにて掲載している作品になります。
最終更新:2015-12-08 07:42:41
6440文字
会話率:43%
素直になれなくて謝れない事を、必死に正当化する莉紗都。けれど本当に悪いのは誰なのか、その答えを常に莉紗都はわかっていた。※自サイトにて掲載している作品になります。
最終更新:2015-12-07 08:20:53
1277文字
会話率:27%
もしも一つだけチートを貰えるとしたら――
男は答えた。「誰にも負けない最強無敵の肉体が欲しい」
女は答えた。「無限にお金が湧き出る壺が欲しい」
老人は答えた。「永遠の命が欲しい」
老婆は答えた。「創造の力が欲しい」
俺は答えた。「イケメン
になりたい」
これはキモヲタが異世界に転生してまったり生きるお話。
エロシーンには◆がついております。
挿入無しの軽めのエロには◇がついております。
ブックマークありがとうございます。
この物語はどっちかというとダラダラストーリーも入れていく予定です。
※11/10 誠に勝手ながら少々の間更新を停めます
本当に申し訳ございません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-09 21:27:07
35917文字
会話率:22%
商船の中で目を覚ました主人公・シンシャは、自分の名以外の記憶をすべてなくしていた。頼れる人を探して出た甲板で出会ったのは、商船を襲った海賊たち。身代金目的で船へと攫われるが、自分の家さえ答えられないシンシャは、船長・ジークにあらぬ疑いをか
けられることとなり……
自分自身を探す記憶喪失の少女・シンシャと、〈竜の歌〉を探し求める海賊・ジークのマリンファンタジー。
※成人女性向け
※pixivにも同じものを置いています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-06 00:44:51
112514文字
会話率:45%
幼女レイプの常習犯だった男はいつものように幼女をレイプした帰り道でトラックに轢かれてしまう。
その後意識を取り戻した彼は小学生の女児になっていた。
しかし女児になった彼は見知らぬ男にレイプされ殺害されてしまう。
その後意識を取り
戻した彼は再び別の幼女となっていたが、今度は別の男にレイプされて殺害されてしまう。
何度もそれは繰り返される。死ぬ度に男は別の女児となり、再びレイプされて殺害された。
なぜ何度も自分は転生を繰り返すのか。
それも数分後にレイプされて殺される運命の女児へと。
男の問いに答えが与えられることはなく、今日もどこかで女児の悲痛な悲鳴が響く。
そんな内容のTS?+転生+レイプといった色々と詰め込んでる話です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-18 16:46:49
2756文字
会話率:6%
まったく女性にモテない高田春夫は偏差値80の問題児だった。
ある日、学校から帰宅し、妹物の凌辱エロゲーをしようと思った矢先にハプニング発生。だが、そこでエッチな天使と出逢い、奇跡的なハーレム人生が始まる。
やがて主人公の春夫は重大な決断を
迫られる。
そこで彼が選んだ答えは天使界で幼女から熟女を自分好みのドMに調教し、最高のドMハーレムを作ることだった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-06 09:53:49
46808文字
会話率:30%
ある日、自宅の便所の戸を開いたら和式便器にしゃがんで女神さまがおしっこをしていた。おしっこがしたいと言う僕に女神さまは一緒にしてもいいと答えてきた。しかし使えるのは女神さまのおしりと便器の間の限られた空間。そこにおちんちんを突っ込んだら……
。当然起きるべくしておきてしまう『事故』。顕現したてのヘンな女神と変態の僕の淡いレモン色の出逢いと交わり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-01 14:40:55
21894文字
会話率:51%
「わたし……えっちして相性のいい人じゃないと、それ以上の関係にはなれないの」 僕、甘露寺清春《かんろじきよはる》が想いを寄せる葉室陽咲《はむろひさき》先輩は、告白の返事に確かにそう答えた。それどころか、初めての逢瀬はお友達同伴がいいと言って
――!? ほぼ全編がラブホでのえっちな話になっておりますが、甘め(のつもり)です。3/Pはありません。ヒロインは非/処/女なので苦手な方は回れ右してくださいな。ブラウス抜きのジャンスカというコーディネイトなので、それを気にする人もブラバで。
※性描写のある回は、タイトルに※とシチュ概要を付します。
※アルファポリス様にも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-09-25 23:16:18
36187文字
会話率:31%
いつもわだかまっている思いを書き出しただけの文です。
一人の人の病的な思いが書き出されています。
最終更新:2015-09-14 01:17:14
844文字
会話率:0%
「扉を開けたら異世界でしたって本当にあるんだなぁ」
日本のどこにでもいる高校生だった神埼雲雀(カンザキヒバリ)は、ある日突然異世界に召還された。
「兄上は本来ならば此方の世界の人間なのですよ」
どうやら彼は元々異世界人だったらし
い。元の世界へ戻された雲雀は戸惑いながらもなんとか世界に馴染もうと奮闘する。そんな雲雀を暖かく見守る家族や臣下達。
「そもそも俺が飛ばされた理由ってなんだ?」
ふと浮かんだ疑問の答えは雲雀にはとんでもないものだった。
BL2作目
18禁にするか迷ったのでとりあえず此方に。それっぽくないかもなので期待はしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-31 00:00:00
4414文字
会話率:50%
※以前募集させて頂いた小説の原案を、実際に文章に起こさせて頂きました。
どなたが提案されたかについてはお答えできません。
あらすじ
世界に人類が絶えた世界にいる生命体の日常を描写しております。
※この超短編小説に登場する生命体には、性別
はあっても、名前がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-04 17:33:18
3765文字
会話率:13%
誰にも言えない秘密を抱える者に、癒しを与えるバーのオーナー華月には、特異な特技を受け継いでいた。彼女が作る酒には、自白剤のような作用がある。訊かれた質問を気持ちよく答える彼らから、必要な情報をパトロンであり遺伝子的な父親である男に提供する。
報酬を与えられ、情報屋のような仕事をする華月のもとへ、ある晩ひとりの客が現れた。父親と敵対する派閥の国会議員の息子、御堂義幸。彼の思惑は一体――? ◆ハル様主催、熱帯夜酒企画2015の遅刻参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-03 15:05:42
11449文字
会話率:43%
この熱さは夏のせい? 答えが出ないのは酒のせい? ---幼なじみ二人のじれじれ恋の話。大遅刻ですが、ハル様主催熱帯夜酒企画2015に参加させていただいた作品。R描写は軽めです。---
最終更新:2015-08-02 02:33:10
10218文字
会話率:33%