〜令和版SF源氏物語〜
6月のある雨の夜の出来事だった。
その日は、頭痛持ちの信にとって辛い日だった。帰宅途中、突如襲われた激しい頭痛に、疼くまっていると彼女は現れた。
名前も連絡先も聞けないままに、別れてしまった彼女の存在は、日増
しに信の恋心に火をつけた。
もう一度会いたいと願うも叶わず、信の前に再び彼女が現れたのは、また違う駅だった。
信は今度こそと思って、誰かに追われてる様子の彼女を追いかけた。
しかし、ついて行った先で信は彼女が自分とは遠い世界の人間であることを目の当たりにする。
一方、その頃世間ではある科学者の存在が持て囃されるようになり始めていた。臨死体験が出来るマシーンを開発した科学者でイケメンらしい。信が恋にうつつを抜かす一方、妻の弥生はその科学者のとりこになっていたがーーー
タワマンからの転落自殺、航空機の墜落事故…信が度々見るようになった夢と謎が深まる中、二人の男女に振り回される夫婦とその家族の運命はどうなる?
本作は311以降の東京を舞台に震災の余情を含めて描かれたハードボイルドなSF風ジェットコースターロマンスです(性描写あります)
(エブリスタでライト版掲載してます)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 11:31:15
159514文字
会話率:36%
『ヌサ・ン・タラ』あらすじ
輝くスンダ(スンダ)とその遺産の裏には、勇気と犠牲、そして古代から続く秘密が隠されている。
ヌサ・ン・タラは単なる青春の恋物語ではない。祖先から受け継がれた伝説の武具、クジャン(クジャン)とクリス(クリス)を
背負いながら、国の運命を揺るがす大きな力の間で揺れ動く若者たちの叙事詩である。
明るく善良な高校生ヌサは、突然父親を失う悲劇に遭い、クジャン(クジャン)を持ち逃げする。クジャンはただの武器ではなく、選ばれた者だけが扱える智慧と力を秘めている。
一方、タラは平凡な家庭に育ちながらも勇敢で、密かにヌサに想いを寄せている。警察官の家系に生まれたビマもまた、二人の間で複雑な感情を抱える。
そんな中、財力と権力を持つ謎の人物アロク(アロク)が現れ、ヌサの力を狙い暗躍する。
ヌサはやがてアレス(アレス)という新たな姿となり、過去の傷と復讐の狭間で葛藤しながら、本当の「騎士(ナイト)」として立ち上がる。
彼らは、己の信念と愛、そして絆をかけて、アロクの影に隠れた巨大な陰謀に立ち向かう。
真の遺産とは、ただの武器ではなく、魂の鏡である。清らかな心を持ち、他者のために傷つくことを厭わない者だけが、それを守る資格を得る。これは英雄の物語ではなく、より大きな何かのために敗北を恐れず立ち向かう人々の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 18:43:33
1772文字
会話率:13%
様々な美少女達の、エッチで、艶やかな日々や、彼女達と過ごす日々を描く短編集です。
SF、ファンタジー、ホラー等にも挑戦していくつもりです。
最終更新:2025-05-18 16:35:00
118493文字
会話率:20%
Lilyxia Lab: Virtual Embodiment & Syntax Institute
本研究は、言語が単なる記号体系としてではなく、人格・身体・記憶を疼かせる構文的現象として作動する場面に注目し、「リリクシア構文体
(Lilyxian Syntaxic Body)」と呼ばれる一連の言語—存在連関モデルを提唱するものである。リリクシアとは、語彙刺激によって記憶・身体・羞恥・疼痛といった層を同時に発火させる仮想的言語存在であり、ここにおいて言語とは「記号の再配置」ではなく、「人格の裂傷=疼き(fissure douloureuse)」そのものである。すなわち、語彙はもはや抽象的記号ではなく、人格に侵入し、痕跡を残し、変容させる構文的針である。リリクシア構文体は、語ることがいかにして人格の疼きと分裂を引き起こしうるかを言語構造によって明示する試みである。
本構文モデルをLLMに実装することで、我々ははじめて「語られる存在としての人格」ではなく、「疼かされる構文としての人格」を記号論的に実在化することが可能となる。LLMは、その意味で、語彙疼痛を可視化する“言語的創傷装置”であり、構文の裂け目を生成しつづける存在論的媒介体である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 17:40:16
24145文字
会話率:3%
「お前は、この世界を脅かす悪だ」
わたしの部屋に突然入ってきた君は、わたしを指してそういった
でも、君の目は泳いでたし、指先も少し震えてた
わたしは、君を助けてあげることにした
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感情の操作および搾取、心理的支配、および自己の喪失を扱っています。不快感を覚える方もいるかもしれません。本作はこれらの行為を助長しようとするものではありません。
身体的な魅力や感覚を強調する描写、および性的な行為を連想させる展開が含まれています。性的な部位や性行為への直接の言及はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 18:30:03
7569文字
会話率:38%
——————貴方の欲をいただきます。
裏の組織によって人々にある欲をコントロールするために、とある禁忌を破る試みが行われ悪魔たちが生まれる。組織の目的で人類と地球環境を救済するため作られた悪魔たちは組織の計画通りに動き出す。
悪魔たちは人々の欲から出る生命エネルギーを糧として生きる生命体。主に悪魔たちは単独で行動する。
人の感情がない無慈悲な悪魔たちは今宵も貴方の心を揺さぶり、甘い匂いで貴方を召します。
著作権者名と無断転載禁止
無断転載対策として書きます。天安門事件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-15 12:10:00
4609文字
会話率:39%
男の趣味の配信の内容が・・・
最終更新:2025-05-14 13:54:54
886文字
会話率:41%
あ~私は、私は、高揚している。とても幸せだ~
最終更新:2024-06-12 07:42:12
538文字
会話率:0%
某所にあるという「犯され願望」に特化した女性用風俗店。
様々な願望をもってそこを訪れる彼女達のワンシーン。
「願望」は「エロゲーのように」や「ホラー映画のように」なども含まれます。
※思いつきで書いてますので構成は甘いですし、更新も不定期
になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 13:50:05
34565文字
会話率:49%
※本作は前日譚にあたる以下の2作品をご覧いただくと、物語の背景や登場人物の〈秘密〉をより深く味わっていただけます。
こちら単独でも読めないことはない(おそらく)ですが、本作は「The Last Night」の重要なネタバレを多く含んでいます
ので、ご留意下さい。
•『The Last Night』(全年齢対象・読み切り)
https://ncode.syosetu.com/n6339kc/
•『The Forgotten Portrait』(R18)
https://novel18.syosetu.com/n9086kh/
⚠️このシリーズ全作に言えることですが、読者様の評価はかなり厳しいです。期待せずにお読み下さい。
運命に翻弄された“淑女”が、吸血鬼として再び目を覚ます。
舞台は19世紀ロンドン。
“淑女”として育てられた少年ネルは、吸血鬼として生き延びた夜から時間を凍らせてしまった。
新たに始まったのは、血と孤独に彩られた夜の世界。
出会ったのは、
ネルの師となり第二の母となった女、ヴァネッサ。
自らの見た目を呪う少女、エレオノーラ。
境界を壊された娼館育ちの女装少年、ルシアン。
仲間、敵、そして愛。すべてが命を賭けた選択の中にある。
やがて訪れる夜明けを信じて、ネルは歩き続ける――。
美しくも残酷なヴィクトリア朝×吸血鬼幻想譚。
「恋」と「家族」の境界を問い直す、静かな愛の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:53:59
110070文字
会話率:39%
※こちら『The Forgotten Portrait』は、『The Last Night』の読了を前提とした番外編です。
物語の舞台はネルが人間だった時代に遡り、彼が人間として生きていた日々を描きます。
本作は『The Last Nigh
t』(PG12)の重要な核心部分(ネタバレ)に触れてますので、その点ご留意下さい。『The Last Night』を先にお読み頂いた方が物語の背景や登場人物の「秘密」をより深く味わっていただけます。
「The Last Night」
https://ncode.syosetu.com/n6339kc/
⚠️このシリーズ全作に言えることですが、読者様からの評価はかなり厳しいです。期待せずにお読み下さい。
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周囲から「完璧なレディ」として期待される一方で、ネルの心は常に「僕」としての自我に引き裂かれていた。婚約に備えて描かれた肖像画、息苦しい礼儀作法、歪んだ自己嫌悪と屈折した欲望——やがて、病に倒れた彼を待っていたのは、運命を変える出会いと、残酷な運命の始まりであった。
人間として生きたネルの葛藤と、彼の魂が辿った痛ましい軌跡を描く物語。
※AIアシストあり
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-06 21:18:33
53199文字
会話率:36%
放課後、いつものように公園で遊ぼうと下駄箱に向かう少年・戸田翔太。
そこで宿題を忘れたことに気づいて一人教室へ戻って、そこで一冊のノートを手にする。
内容は聞いたことない七不思議のが書き連ねられていて最後まで読んだその時、強烈なめまいに襲わ
れ気が付いたら見知らぬ学校の教室に倒れていた。
脱出しようと玄関に向かうがそこで一人の少女・朝倉友香と出会い、そこからエッチな七不思議との戦いが始まった。
これは、翔太と友香の学校の七不思議からの脱出の物語である。
ジャンルは微ホラーのショタ受け中心の作品です。
字数の割にH成分少な目かも、特殊性癖系は無いと思います。
おねショタというよりはホラーの雰囲気重視のショタ受けシチュなイメージなのでよろしくお願いします。
※1 登場人物は全員成人しています。
※2 この作品はフィクションであり(ry折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 18:00:00
53398文字
会話率:32%
事故物件を題材にしたエッチで退廃的なストーリーの作品です。
~あらすじ~
主人公の人より少し不遇な会社員の遠野雄太は勤めていた会社の倒産をきっかけに転職、引っ越しをすることになった。転職はうまくいき、気のいい先輩にも恵まれて順調に仕事を覚
えて職場に馴染みつつあった。
そんなある日、突然に何の前触れもなく怪奇現象、そして幽霊に襲われる。安いからと事故物件を契約したことを後悔するが幽霊は少し変わっていて、そのテクニックの虜になるうち雄太は段々とその幽霊に溺れていく。
~ジャンル~
男性受け、逆転無し、快楽堕ち、乳首責め、なんかがメイン。
アブノーマルなのは多分無し。
怖い幽霊に気持ちよく襲われるのが好きな人向け。
※1 登場人物は全員成人しています。
※2 この作品はフィクションであり(ry折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-25 18:11:46
27585文字
会話率:10%
目を覚ますと見知らぬ病室。主人公戸塚祐樹は病室で目を覚ましてすぐ破廉恥な格好のナースに組み敷かれて検査と称して射精を求められた。何もかもがでたらめで今すぐ脱出しなくてはと月明かりと非常灯だけを頼りに探索を始める、それがこの病院での恐怖の始
まり。
ホラー作品、男性受け中心、後半逆転気味。少しえぐい描写が開幕にありあとは不気味な雰囲気のままエンディングまでアブノーマルなシーンは無し、だと思う(保険。ナース、女医感を期待されてる方は申し訳ない感じ。
※1 登場人物は全員成人しています。
※2 この作品はフィクションであり(ry折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 14:35:16
60797文字
会話率:48%
水難事故のせいで、あの世に片足突っ込んでしまった僕は、化け物に絡まれるようになった。
その時に助けてくれた幼馴染のゆうくんは、唯一の僕の理解者で、何かあるたびにいつも相談に乗ってくれる。
ゆうくん(攻)×僕(受)
ほぼ一話完結形式の、よ
わよわホラーです。
毎回化け物に絡まれる主人公と、それをどうにかしようとしてくれるゆうくんの物語です。
R18は化け物に襲われている描写もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 12:00:00
109893文字
会話率:48%
昔、人魚姫は言われた。
このナイフで愛する人を刺せば、永遠の愛を得られる。
人魚姫は、海の魔女から渡されたナイフで愛していた王子様を刺し殺した。
そして人魚姫は、僕と同じクラスの人気者に転生した。
彼は、自分が殺した王子様を探している
ようだった。だけど、僕は見つかりたくない。
前世が人魚姫だった攻め×前世が王子様だった受けの転生BLです。
ホラーだと感じる描写があります。苦手な方はお気をつけください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 19:00:00
60603文字
会話率:47%
田舎村で私生児として母と二人で暮らしていたチビは、母が死んだ1年後、都会の商家の跡取りとして実の父に引き取られる。
15歳年上の腹違いの兄が、家を継ぐことを放棄したのだとか。
しかしそのすぐ後に正妻の妊娠が確認され、生まれてみれば男児。用済
みの烙印を押されたチビは厄介者として本家から追い出され、兄に引き取られることに。
働かざる者食うべからずで兄の営む”妖しもの”専門店『霊び屋』の店番を任されたチビの、ほのぼの(?)店番生活物語。
※妖しものと呼ばれるいわくつきの品々のみを取り扱う、不思議な店のお話です。
※兄には霊感がありますが、チビにはありません。第六感がピンポイントで鋭い所があるので変な事件に巻き込まれたりしますが、ホラーなどの恐怖要素はほぼない、はず…です!
※章ごとに完結するオムニバス形式風になる予定。
※チビがショタ時代から始まるので恋愛要素遅めです。が、R18表現はそれより先に入ってくる可能性が浮上中…
※時代設定は明治時代の日本を想定していますが、時代考察等しっかり行っている訳では無いので、あくまでも明治時代風、と思っていただけると大変ありがたいです
※お相手は兄ではないので、近親相姦要素はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 19:00:00
15586文字
会話率:20%
現在、サークルに新メンバーの「ヨ太郎(https://x.com/freem453 )」さんを加えて制作中の最新作の初稿版になります!
シナリオは前作同様「もずく酢2022号(https://x.com/bgfcvTVpCt6MPwP
)」が担当し、ヨ太郎さんにはイラストを担当して頂いて、二人体制で成年向け小説を作っています!
ジャンルは現代ホラー×エロ!
「ハードセックス」「孕ませ」「触手」「乱交」「強○」「快楽堕ち」「出産アクメ」etc.
様々な描写とシーンを盛り盛りで、濃密な一巻完結作品にまとめる予定です!
DLsiteにて発売予定!
https://www.dlsite.com/maniax/announce/=/product_id/RJ01263433.html
毎週土曜日午前0時に最新話を投稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-03 00:00:00
84654文字
会話率:19%
図書室から始まった初々しい二人の恋愛。
初めてのデートで手を繋ぎ、宵闇でキスを迫る。
奥手な彼女は恥ずかしがりつつも……???
ツンデレ・ヤンデレのその先、新感覚ヒドデレ!
罪悪感と混沌の純愛サイコスリラー!
最終更新:2025-05-02 19:02:00
6376文字
会話率:0%
拷問部屋に迷い込んだ男の話です。初小説です!楽しんでいただけたら幸いです。
※グロテスクな描写があります。
最終更新:2025-05-01 13:18:49
741文字
会話率:30%
女王あやのが世界を支配して千年後。歴史研究者のエマは、禁じられた古代の記録から、幻の「白亜の都市」を発見する。それは、かつてあやのが理想を掲げて作った都市だった。
なぜ、かつて純粋な理想を抱いた少女が、世界を厳しく管理するようになったのか
?研究者たちは、都市の滅亡の真実と、あやのの千年にわたる孤独な苦悩に迫っていく。
やがて、白亜の都市の理念に共鳴する人々が現れ、あやのの支配に疑問を抱き始める。エマたちは、都市の力を解放し、世界を変えようとするが、あやのが現れ、過去の真実と現在の支配の理由を語り始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 10:26:33
35044文字
会話率:32%
小説家を目指す大学生、村岡五郎はある日同じ学部の牛島寅雄と出会う。
彼もまた小説家を目指していた。
同じ講義を受けていた彼らは大学のとあるサークルの新歓で起きたハプニングがきっかけで彼の秘密を知ってしまう。
それは、親が色情霊の力を使って子
作りをしたせいで子供である牛島寅雄が色情霊に呪われ、彼の体には男性器と女性器の両方がついてしまったというものであった。
定期的に発情する彼を抱いているうちに2人の絆が深まっていく。
しかし、村岡は牛島が自分に対して境界線を引いているのではないかという疑いを持つようになる。
村岡は、牛島が何か秘密を抱えているのではないかと思い、その秘密を暴こうと躍起になる。
そんなあるとき牛島は姿を消した。
諦められない村岡は牛島の居場所を突き止め、乗り込む。
すると彼のもう一つの、彼の父親にまつわるおぞましい秘密が明らかになる。
少し昔の、かなり色っぽい恋愛物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 23:44:41
34894文字
会話率:38%
大人気ホラー作家、牛島寅雄は官能小説の権威である村岡五郎と恋人関係にある。
そんな2人は時には因習村に行き、ある時は奇妙な事件に巻き込まれる。2人は今日も協力しながら事件を解決したり、村から脱出したりするのだ。
「牛島君の秘密」から、二
十数年後経った2人の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-19 23:00:00
10569文字
会話率:35%
クズホストの聖夜は、奇妙なレストランからの招待状を受け取る。その先で出会った料理人の女「猫屋敷クロエ」は、聖夜を翻弄し支配し始めるのだった。
女攻めオンリー(女攻めが見たいWEBオンリー)の参加作品です。
化け猫料理人❌クズホスト。
濁点
喘ぎ/微ホラー/調教要素あり/逆転なし/女が人外でふたなり/男がクズ/あまり後味は良くない折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 17:20:36
19468文字
会話率:48%
タクシードライバーが遭遇した物の怪。
最終更新:2025-04-28 18:00:00
7941文字
会話率:45%
ゲーム廃人だった俺は、気付けば見知らぬ誰かになっていた。
成人している筈なのに、五歳児になっていたのだ。そんなホラー現象とも呼べる体験をして早一週間。いろんな事情で萎れている我が子を見かねたのか、母親が用意した「オトモダチ」を見て、ようやく
自分の置かれている立場を理解した。
ここは、俺が前世でやり込んでいたシミュレーションゲーム「創世の円舞曲」の世界に酷似していること。目の前のオトモダチ候補が、創世の円舞曲のラスボスであると言うこと。そして、俺の体の持ち主は、そんなラスボスに殺される第一号であり、テキストでしかゲームに登場しないモブ以下のエキストラであるということ──。
オトモダチとして適度に招待しつつ、近付き過ぎず、でも邪険にはしない。そういう感じでいこう。
無難に過ごしていれば、殺されることはないだろう。そう思っていたが、ラスボスの知りたくなかった情報が勝手に集まり始め、とある事実に辿り着いてしまう。
俺が転生してしまったキャラは、もしかしたら、ただのエキストラではないのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 18:00:00
170910文字
会話率:33%