死後、異世界に召喚された「わたし」。
その中の国のひとつ、ロサディール王国の王太子は大きな悩みを抱えていた。
それは『ナニがデカすぎて結婚相手がいない』ということ。
その問題を解決するため「わたし」を喚んだって真顔で言われても。
そもそも高
齢で死んだはずのに若返ってるし、むしろ別人みたいな容姿だし、でも意識は「わたし」のまま。
王太子と相性がいい人間の「わたし」をここに連れてきたと魔術師が言う。
心が通い合う相手じゃないとそういうことをしたくないって言ったら「私もそうです」と王太子に微笑まれたのですが??
「私に一ヶ月ください。その間に花嫁になってもいいと思ってくだされば嬉しい。もし……ダメだと仰るならば、あなたの魂を次の人生に転生できるようにしましょう」
まずは友達からなら、と了承したわたし。
せっかく異世界に来たなら一ヶ月まるまる楽しもう!と思っていたのに、手を繋いできたりぴったり寄り添ったり、王太子のスキンシップが多すぎる!
「わたしたちって友人、ですよね?」
「そうですね」
「近すぎませんか?!」
「ここではこれくらいは当たり前ですよ」
本当に? 本当に!? 誰かの膝の上でご飯食べるのなんて初めてなのですが????
これは召喚されたわたしが、異世界で王子様に口説かれる一ヶ月間の物語。
※ゆるゆる設定です。気軽に読んで頂けたら幸いです。
※R18は後半で。サブタイトルの★は本番あり、☆はそれ以前の行為ありです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 01:13:33
46367文字
会話率:49%
女盗賊として貴族たちから恐れられている二人の美少女、アンジーとステファニーは、王国騎士団から派遣された二人の美女騎士、キャサリンとイレーネから逃れる途中の山中で見つけた温泉に入ることにした。
しかしその温泉は、実は女性を絶頂させて魔力
を搾り取る吸淫霊魔・通称「エロスライム」が化けたエロスライム温泉で──!?
美しき女盗賊と女騎士たちが一時休戦し、淫らなレズセックスに興じてゆく百合短編。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-25 12:20:53
11481文字
会話率:54%
とある王国にてある伯爵子息とそれに仕える忠実な従者がおりました。伯爵子息は大層我が儘な男で欲しいと思ったものはなんでも手に入れようと権力や金を、時には忠実な従者の魔法を用いて好き勝手しておりました。 ―――しかし伯爵子息も他の人も誰も知り
ませんでした。忠実な従者は実は転生者であり、この世界が前世では乙女ゲームの世界として存在していたことを。そして従者が前世から抱いていた欲望を―――
※こちらの小説は2014・2015年に投稿した未完結作品を、修正・書き直した作品です。
物語・展開をうまくまとめれず放置してしまってからおよそ6年ぶりとなりますが、今度こそ完結できるように頑張りたいと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 23:50:03
44190文字
会話率:17%
幼馴染陰キャ魔術師×陽キャ剣聖の、ツンがデレていちゃらぶになる話です。
ユアンはレイヴィス王国の魔術師団の団員で魔獣討伐の任についているが、能力の伸び悩みに鬱屈した日々を送っていた。なぜならユアンの想い人、幼馴染のトレミアは剣聖のギフトを
持ち、既に王国騎士団員として実績をあげているからだ。
魔術師としてまだ一人前になれないユアンは、劣等感でトレミアのことが好きなのに素直になれない。
明るく素直に好きと伝えて来る可愛い幼馴染に応えたいのに、素直になれないユアンが、鬱屈しながらなんとか奮起して頑張るストーリー。
早めにツンがデレます。ツン度合いは★★★☆☆くらい。
カクヨム、アルファポリスにも掲載してます。最後の方に性描写あります。
小説というものを初めて投稿しました(2021/8)。多少推敲(2021/10)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 12:00:00
28005文字
会話率:42%
ノウミこと森谷野優珠は、つい先日まで普通の会社員だった。
ある日部屋で倒れ、気が付いた時には、周りがガラス越しのように見えるようになっていた。物や人にさわろうとしてもさわれず、体がすり抜けてしまう。
――うん、これは死んだんだな。ゆうれい
になったってことだな。
謎なのは異世界らしいということだ。
なんで異世界でゆうれい? 考えてもわからないから「まぁそういうこともあるか~」と軽く流すことにした。
ここは王国軍・南方防衛砦。いかつくも麗しい筋肉男子たちの園。
考えるのをやめた後に残されたのは、ただただ筋肉ショーを楽しむだけの簡単なゆうれいのお仕事というやつであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 02:29:58
76800文字
会話率:31%
王国に伝わる秘儀―――召喚の儀によって喚び出された神子が危機に瀕した世界を救うという。
有象無象十把一絡げの一衛兵にはあまり関わりのない話だと思っていたら、当の神子様に懐かれてしまった。
いや困る、俺は何もできませんけど!
異世界
から喚び出された神子に振り回されたり見守ったりするモブ衛兵の話。
1Pあたりの文字数が多すぎ地獄。
カップリングにご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-19 00:00:00
55561文字
会話率:36%
とある大陸の北の王国。カーメル伯爵家の三女であるカトレインは、魔法使いとして研究に没頭しており、優秀であるがゆえに行き遅れていた。カトレインには独特の魔力感知があり、個人を特定してしまう精度だ。そして、ストーカーに気づいてしまう。パーティー
では見えない位置からカトレインを眺めるだけだったが、社交シーズンが終わって領地に帰ると、手紙や花が届くようになる。次の社交シーズンの前に、さすがにもう結婚しろと両親に言われたカトレインが取った行動とは(題名がネタバレ)。
「私TUEEEEしてたら~」「パーティーメンバー兼~」と同じ異世界です。前作の登場人物は出ませんので、読まなくても問題ありません。花言葉や宝石言葉は実際にあるものですが、ものによっては複数あるようなので、あくまで作中での意味としています。前後編完結済。
なお、作者にストーカー行為を肯定・助長する意図はありません。創作ファンタジーであり、あくまでフィクションです。
誤字脱字報告ありがとうございます、いつも本当に助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 16:00:00
15208文字
会話率:33%
神様らしいものの手違いで、トラックに轢かれて日本での生活を終えることになった依織(いおり)。神様らしいものが、こういうときは剣と魔法の世界で俺TUEEEEできる魔法チートだ、と勝手にチートを与えた。依織は女だったのだが、そのまま転生させられ
てしまう。それは仕方がないと受け入れて、産まれた国でそれなりに生きることに。転生したアイラティ王国では、貴族は国立の魔法学園に入学する義務がある。男爵家に生まれた依織=オリヴィエラも例にもれず、クラス分けテストや魔力測定を受ける。入学式当日、首位入学だったオリヴィエラは挨拶をさせられる。一応成績一覧の張り出しとクラス分けを確認したオリヴィエラは、高位貴族らしい男の子に絡まれる。
俺TUEEEEできる実力を持ちながら、適当に生きようとしたのにライバル枠の男の子に絡まれていたら捕まるお話です。
残酷描写は直接はありませんが念のため。R18表現は最終話のみ。
誤字脱字報告、いつもありがとうございます。とても助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 17:00:00
27922文字
会話率:30%
王都にて魔物の討伐を専門とする部隊、竜騎士団。
第四竜騎士団の団長であるフェイルは、戦闘能力は高いが
緊張感がなくちょっと軟派で不真面目な美男子。
そんなフェイルが恋に落ちたのは、丘の上のレストランを一人で経営する
儚げな印象の(でもツ
ンデレな)美少年シェフ、ルカ。
フェイルは直球でルカを落とそうとするものの、なかなかうまくいかず、
その恋は王国中を巻き込むことに・・・
イケメン戦闘狂騎士様×銀髪美少年シェフの
ゆるく進展するお話です。
性描写がある個所は※をつけてます。
2021年8月8日 完結いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 15:35:25
97954文字
会話率:37%
偉大なる神々の末裔たちが栄えた神代の時代は過ぎ去り、やがて人の子らが迎えた黎明の時代。
数奇な運命に導かれた一人の若者により大陸を覆っていた暗雲は打ち払われた。しかし、消え去ったはずの暗雲はさらなる暗き闇を纏いて再び天を覆い尽くす。
だがそ
れでも新たなる時代の到来を渇望する人の子らの躍動が尽きることはない。神の御印を掲げて人々を導いた約束の王がもたらした短くも輝いた始まりの時代。彼らは確かにそこに存在し、いずれ来るであろう繁栄の時代を夢見ていた。
しかし、始まりの地を満たす遥かなる怨念がそれを許さず。偽りの神によって生み出され、始まりの獣の渇望により現れた真なる獣たちの王が若き炎王の前に現れし時、最後の悲劇が幕を開ける。
これは終わりにして始まりの物語――尽きることのない人の子らの明日への渇望が見果てぬ未来を切り開いた戦いの記憶である……。
―――――――――――――――――――――――――――――
五年前、中原に栄えたレゾニア王国を滅ぼした凶暴なる獣使いに復讐すべく若者リュウシンと炎神の姫巫女メイシャンの苦難に満ちた旅は今日も続く。
偉大なる炎の神に炎の王たる証、日輪の紋章を与えられた若者リュウシンはやがて導かれるがままに多くの者たちを率い、盟主としての頭角を現して王都奪還の戦いへと邁進する。
獣使いの長を倒し、大陸の覇者となったリュウシンはのちの世に流帝と呼ばれ崇められる。
数奇に満ちた流帝リュウシンと炎神の姫巫女メイシャンの運命を共に見届けよう――。
―――――――――――――――――――――――――――――
このお話はエブリスタで公開中の剣獣戦記を改題の上、新たに書き起こしたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-01 05:26:56
3026036文字
会話率:36%
北ラメリア大陸歴1490年7月16日。この日、北ラメリア大陸に存在するウィーゼ王国の首都:オールドヨークにて、ふたりの男女が邂逅する。
男の名はレオナルト=ヴィッダー。彼は平民出でありながらも、18歳の若さで衛兵隊副長に昇り詰める。
そして
、女の名はアイリス=クレープス。彼女はウィーゼ王国の第3位継承権を持つ御年14歳の王女である。
それからの2年間、王女と平民出の若者は、国王に知られぬように密会を繰り返し、秋の収穫祭の夜、ついに心も体も結ばれることととなる。
だが、ふたりの運命はここから急転直下となる……。
レオナルト=ヴィッダーには罰が与えられ、2年間の兵役を言い渡される。
しかし、絶望の淵へと落とされた彼にはまだ運命に抗うだけの|呪力《ちから》が残されていた。
その|呪力《ちから》を与えたのは、他でもない。想い人の兄であるフィルフェン第1王子だ。
レオナルト=ヴィッダーはフィルフェン第1王子から貸し与えられた呪物により、身体と心を蝕まれていく……。
それでも、レオナルト=ヴィッダーはアイリス=クレープスとの約束を果たすために、激しい戦場を生き延びる。
アイリス=クレープスがレオナルト=ヴィッダーと再会した時、彼は歩行困難にまで呪物により、身体を痛めつけられていた。
そんな状態のレオナルト=ヴィッダーにさらに試練がもたらされていた。
アイリス=クレープスと結婚するには国王が欲しがっている5つの秘宝のうち、ふたつを献上せねばならない。
レオナルト=ヴィッダーとアイリス=クレープスは過酷で残酷な運命に抗うために、秘宝を手に入れるための旅に出る……。
【筆者から一言】
脱糞プレイはありませんので、ご安心? ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-30 12:00:00
718258文字
会話率:45%
【9/11本編完結の為、完結設定。番外編更新未定】帝国軍人であるヴィルヘルム・フォン・ヴォルフガングは、戦場で敵国の王国軍人である運命の番と出会う。その邂逅が国に忠実であったヴィルヘルムを変えることとなることをヴィルヘルムはまだ知らない。
冷酷であったはずの中将α×自己犠牲系愛国者大尉ΩのオメガバースファンタジーBL。※オメガバースの設定をお借りしていますが一部独自設定有。
一話二千~五千字前後。★が付いてる話は程度にかぎらず性描写有。[※アルファポリスにも投稿しています]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-28 06:00:00
44987文字
会話率:55%
王国でも屈指の有力諸侯の嫡男であるユートは、ある日、自分の前世の記憶を取り戻した。それによってユートは『ハーレムを作りたかった』という前世の未練を思い出し、前世の未練を今世で叶えるために、この世界でハーレムを作ることを決意する。
ぶっとんだ
性格のメイド達に振り回されたり、王国の政治に翻弄されたりしながら、ユートは少しずつ成長していく。時に女に現を抜かし、時に領地の開拓をし、時に魔物と戦い、時に戦争に巻き込まれる……。果たして、ユートは"自分にとって理想のハーレム"を作れるのか。そんな物語。
※エチエチな描写がある回には☆を付けます。
※胸糞展開あるので苦手な人は注意してください。胸糞展開に●を付けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 22:42:03
156340文字
会話率:42%
「お願いだよ、ミア。私のために、他の男に抱かれてきておくれ」
侯爵夫人であるミア・ウィルソンが、旦那様にお願いされて、年下の美しい国王陛下と閨を過ごすことに。
そうしたら、国王陛下に指示されて、色んな事に目覚めてしまうそんなお話。
※
先日完結した「転生先のハレンチな世界で閨授業を受けて性感帯を増やしていかなければいけなくなった件」の数年後、ルーク王国が舞台。ですが、登場人物とか出てこないので、読まなくても全然大丈夫です。
※終始えっちしています。何でも許せる方のみ読んでください……!
■2021/07/28 短編日間2位(総合日間4位)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 14:15:50
5752文字
会話率:52%
魔術王国として知られるオルセレイド王国は、建国より1000年続く古王国。
だがその国が今、後宮問題で揺れ動いていた。その問題を解決するために正妃として嫁いできたのは、女性と見紛うばかりの美貌の少年だった。
※性描写あり。タイトルに「*」を
つけます。
※この作品は自サイト「ココロオドル」にも掲載しており、加筆・修正した作品です。
※2020年10月31日、完結しました。以後は短編を不定期に更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-21 00:53:07
546613文字
会話率:43%
「俺が安全だとか、なんで決めつけてんの」
鉱山で働くアリシアは、媚薬を飲まされ大ピンチの所を同じ孤児院育ちの年下騎士・イグニスに助けられる。
「よかった。イグニスなら安心だもの」
無防備な姿を晒すアリシアを看病するイグニスだったが、彼女に
以前好きな男がいたという話になった途端、態度が豹変。
「やっぱりあんたを、誰にも奪われたくなんかない」
押さえつけられてキスされて、そしてそのまま強引に、アリシアはイグニスに抱かれてしまう。
翌日から、イグニスは開き直ったようにアリシアを求めてくるように。
アリシアはイグニスに惹かれていく一方で、毎晩見る不思議な夢と違和感に戸惑いを募らせていく。
そんな中、王国の王太子が『約束の聖女』を探しているという話が!?
舞台は、かつて勇者と聖女が魔王の脅威と戦った、そんな伝説が残る王国。
全身全霊でぐいぐい愛をぶつけてくる大型犬系年下ハイスぺ騎士(忍耐力0)と、戸惑うお姉ちゃん聖女。
二人の時を超えた想いはやがて大きな事件へと!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 21:14:38
97269文字
会話率:37%
明るく屈託のない少し風変わりな性格の天才魔法科学者で魔法化学大国の第一王女リリー=オークランドはこの世界で6人しかいないギフィテッドチルドレン。過去に行方不明になり、その間の記憶がない。その記憶を微かに思い出して三日月の晩にはいつも涙する。
親友兼悪友ルイーサの誘いで悪戯心で西の大国スペンサー王国のサロンにオークランドの貴族令嬢の伯爵令嬢ロージー=セシルとして潜り込んで、何故か懐かしさを感じたルークという少年とお酒のせいで一晩を共にしてしまう。彼はリリーが記憶喪失の時に恋人だった西の大国スペンサー王国の王太子だった。彼に連れ去られて、溺愛されるが記憶のないリリーは彼に惹かれながらも不安で仕方がない。一途な金髪碧眼の王子様に明るく屈託のない勝気な王女様が最後には絆されて溺愛されるお話(お話少し変更しました7/14)R18は☆あり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 21:13:02
14793文字
会話率:32%
「私のことを浄化したのはあなたでしょう? 責任をとってください」
「……は?」
伝説の聖女としてクロッカス王国へ異世界転移した岩崎未央。
魔王討伐軍の一員として魔王を討伐した後、昏睡状態から目覚めた未央を待っていたのは、同じく魔王討伐軍
の一員である王太子・ミシェルの婚約話だった。
失恋をしてヤケ酒をあおる未央は、バーに居合わせた男性と一夜の過ちを犯してしまうのだが、その男性の正体は元・魔王の右腕(未央の宿敵)・テオで——
聖女の力で浄化されて魔法が使えなくなってしまったテオは「自分をこんな体にした責任をとれ」と責任を求める。
浄化の反動で魔力回路が故障してしまった未央は、魔力を分けてもらうことを条件に受け入れるが……
待って! 魔力供給するには体を重ねないといけないなんて、聞いてないんだけど!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-14 14:40:55
26534文字
会話率:31%
数百年に一度訪れる瘴気噴火を抑えるために、異世界から聖女を召喚する必要があったラザヘルツ王国。
王太子の指揮のもと、数十人の魔術師によって召喚された聖女は、なぜかふたり。
しかし召喚された双子の姉妹は聖女の術が使えず、聖女召喚は失敗
と思われた。無理矢理召喚した女性を放り出す訳にもいかず、暫く様子を見ることにした王太子。
しかし彼女たちを召喚した宮廷魔術師筆頭は、彼女たちは聖女で間違いないと確信しているようす。
そんな中、姉の里緒奈が高熱で意識を失う。魔力の高い子供によくある、体内に飽和した魔力を放出出来ないために起きた、魔力発作と思われた。
里緒奈の魔力を吸引出来るのは、宮廷魔術師筆頭のクランベルのみ。彼に魔力を吸引された里緒奈は一旦落着きを取り戻すが、今度はクランベルの身体がおかしい。
里緒奈を欲して身体が熱くなり、本能を抑えることが出来なくなってしまう。そして彼の熱に反応し、里緒奈の身体は彼を受け入れる。
その後、里緒奈の身体にはある変化が訪れるが、彼女はそれを秘密にすることにした。
膨大な魔力を有しながらも、外部放出出来ない里緒奈と、全属性魔法の適正を持ちながら魔力を持たない世里奈。
『期待はずれで、出来損ないの聖女』は、この世界で幸せを見つけられるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-11 22:41:20
185492文字
会話率:42%
七夕の夜に生まれたヒコは晴天の七夕の夜にだけ見れる特別な夢があった。それは、織姫と音の似た「オリーメ」王が統べる王国の夢。七夕の夜に癌で亡くなったヒコの魂はオリーメのいる世界に落ちた。言葉もわからないヒコを王妃にすると宣言したオリーメ。オリ
ーメと生きるために奮闘しようとする物語。オリーメとヒコの3話目にあたるおはなしですが、一話でも読めると思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-07 05:00:00
10633文字
会話率:30%
霊感がある故に苦労して生活していたナツヤが日本からシュライル王国に転移して早十年。
持ち前の適当さと開き直りの性格、更にはゲイで貞操観念が低いせいもあり、周囲からはインチキ霊能者と呼ばれ、遠巻きにされていた。
そんなある日、とある美青年がナ
ツヤの元へ訪れる。
どうやら霊に憑かれて参っているらしい。聞けばこの国の第六王子にあたる立場だといい、ナツヤが唯一気を許すあの男と同じ髪色、瞳の色をしているではないか。
化け物がいるシュライル王国で、自分を熱烈に求める年下男と、妻子持ちながら心を預ける唯一の男との間で、ナツヤは徐々に、自分を取り戻す。
このお話は霊と化け物と人間、ギャグとシリアスとエロと矛盾で構成されています。
主人公は貞操観念がゆるい34才の、いわゆる”おじさん”に片足突っ込んでいる男です。
以前こちらで連載していたものを修正し、他サイトで掲載したものを転載しています
2021/07/04 続編「彷徨う舟と黒の使い」完結
こちらは加筆修正版となります。
残酷な描写が予告なく入ります。
*はR18シーンになります。
主人公が攻め以外と致すシーン有。
また、3Pで地雷プレイがある方はご遠慮ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 22:00:00
286691文字
会話率:32%