銀色の髪と菫色の瞳を持つ侯爵家令嬢ブランシェは、男に生まれながら『女』として育った。そんなブランシェは、従兄であり、ル・プルミエール第一皇子アレンに恋慕を抱く。秘密を抱えたまま十六歳のある日、国王との縁談が。今更男だと言えぬブランシェは悩み
ながら、王宮で一年振りにアレンと再会し、躯を開かれてしまう。だが、求婚したのは国王ではなくアレンと知り、漸く彼を受け入れるブランシェだったが、―――。
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【秘蜜のローズガーデン】を最初から人物など設定しなおして連載開始しました。
2016/02/09 改稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-09 17:46:19
23921文字
会話率:58%
明治中期、裏吉原と呼ばれた花街に揚羽太夫と云う男花魁がいた。過去の記憶がなく、右肩に揚羽蝶の刻印をもつ彼は、未だに客に最後まで許さない。
侯爵家嫡男・和泉斗真に愛されるも受け入れられない揚羽。
過去、何者かに犯されかけ、揚羽蝶の刻印を
刻まれたその恐怖からであった。時折蘇る記憶の中の男に怯える揚羽だが、見えぬ相手の存在を感じるようになる。
そしてついに斗真に、強引に貞操を奪われた揚羽は、帝大生・葛城東吾の告白を受ける。
「斗真か、自分か。どちらを愛しているのか、決めて欲しい」
愛される悦びを知った揚羽は、東吾との情事に溺れて行くが…。
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★【檻の中の揚羽蝶】の設定変更バージョンです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-08 17:19:31
19250文字
会話率:59%
青い空、セミの声、ひまわり畑、白いワンピースの少女……。夏休みを利用して久しぶりに田舎に帰省した主人公は、一人の少女と再会した。幼い頃から「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」と主人公のことを慕い、実の妹のように可愛がっていた女の子。穢れを知らぬ少女
の肉体は、時を経て、見違えるほど『女』に成長していた。この夏、少女は一人の女になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-07 00:23:07
102758文字
会話率:37%
いわゆる王道くんの花園ひかるは紆余曲折の末、全寮制の男子校に転入し生徒会役員や風紀委員長と親しくなる。個性が激しい同級生達もいいかなあ、とほのぼのしているうちに、いつの間にか全校生徒の前で親友だと思っていた平凡地味系に断罪されて……?
非王
道と見せかけて王道くんが主人公。アンチ王道ならぬアンチ非王道。なんちゃって。
※個人サイトにて重複投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 19:38:20
31206文字
会話率:34%
高校生の頃、心の内を告げることなく離れてしまった二人は7年の空白の後に再会する。
望まない再会
望まない関係
望まない・・・すべて
横たわる後悔に蝕まれ、足踏みをしている二人にふりかかる出来事。
高校生⇒社会人×作家 シリアス
R18(わずかのページです、ぬるめ)
暴力的な性行為描写があります。ご注意ください!(閲覧は自己責任でお願いします。
ところどころヤクザ風味
※ボーイズラブ小説・漫画サイト「BLOVE」に投稿済の作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-04 07:00:00
100099文字
会話率:35%
嘗て日本国には、人を啖らう『鬼』がいた。悪鬼調伏の舞を得意とする巫舞(みこまい)宗家である如月家に生を受けた如月芙蓉は、いずれ家元となるべく幼少期から厳しい稽古を積んでいた。
孤児院から引き取られた耀月は、そんな芙蓉の良き兄、良き相談相
手となるべく陰から支えた。自分はあくまで従者。芙蓉は主人。その一線は決して越えてはならぬと自らに言い聞かせて、全てを捧げ尽くす耀月。しかし、美しい青年に成長した芙蓉は、決して主従の線を越えようとしない耀月に次第に苛立ちを募らせた。
そんな折、芙蓉を我が物にしようとする者が現れ…。
和風ファンタジー。人外。主従。年の差。年上敬語攻め×健気受け。
第一部・第二部完結しました。
運営サイトからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 22:08:39
150915文字
会話率:48%
林間学校の校長のあいさつの最後の言葉「では、いってらっしゃい」の後、学年全員意識を失った。目を覚ますとそこは見知らぬ集落だった。先生曰く一年間生きていられれば帰れるらしい。河合秀樹達は果たして生き残れるのか?
最終更新:2016-02-02 20:45:08
2024文字
会話率:27%
美しい少女の新田由香には、秘密があった。それは友人にも絶対に言えない秘密だった。ある日、通っている学園の中等部で、目立たない転校生の雪と出会う。その瞬間、弾みで垣間見えた雪の本当の姿は、驚く程にミステリアスな美少女だった。そして由香は更に見
てしまうのだった。見てはいけない雪のもう一つの姿を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 19:00:00
105369文字
会話率:58%
貴和子は初恋に破れ、意に染まぬ男と結婚した。夫は愛してくれるが、夫を愛せない貴和子の心は、元恋人のもとにあった。二人の男の間で揺れ動く想い。元恋人の経営する会社が倒産し、自殺をほのめかされた貴和子は、共に生きるために家庭を捨てようとするが・
・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-02 14:00:00
92080文字
会話率:63%
シャリーンはかなり儲かっている商人の一人娘。
なに不自由なく育ったため、わがままな上に超お転婆。
見るに見かねた父親に、厳しい躾で有名なフレメリアス魔法女学園に入学させられてしまう。
そこは魔力が高い者が優遇される年功序列ならぬ魔高序列の学
園。
魔力の低い者は虐げられ、奴隷同然に扱われていた。
入学の際の魔力テストで最下位だったシャリーンは、劣等生のレッテルを貼られ、他の生徒からもさげすまれる落ちこぼれとなっていた。
窮屈な学園生活に嫌気がさしており、退学になってもかまわない、むしろ退学になりたいと考えているため、怖い者もなくやりたい放題。
今日も今日とて、トイレで授業をサボるシャリーン。
ふと、隣の個室から聞こえてくる声に気付いた。
それは女子生徒のあえぎ声。
どうやらシャリーン同様、授業をサボった上に、こともあろうにひとりエッチをしている様子。
しかし、ド田舎で男勝りに育ったシャリーンは、エッチに対してはかなり遅れていた。
なにかあったのでは?!
個室の仕切りに飛びつくシャリーン。
そこに広がっていた光景に思わず凍り付く。
魔法とモンスターが普通に存在するエッチファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 14:55:12
41363文字
会話率:36%
モコモコのテディベアを作ったり、苺やクリームがたっぷり乗ったケーキを作ったりと乙女趣味を持つ男、村上青(むらかみせい)。十二月の初旬、行きつけの手芸店に行った帰りに立ち寄ったアンティークショップ『カラット』で、青はターコイズのペンダントトッ
プと運命的な出会いする。店のオーナーとの取引で、一週間、そのターコイズを引き取ることになった青だが、宝石のはずのターコイズから現われたのはぬいぐるみサイズの小さな人間で……そのありえない体験に色々ありながらも青は守護石だと言う彼…ファウストと一週間を共にすることになったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-30 19:00:00
23925文字
会話率:37%
いずことも知れぬ惑星の上。事故で全ての女性を失った植民船の末裔たちは、それでも細々と世代を重ねていた。
マイア(良き母)と名づけられた原住生物と契約を交わし、生殖年齢に達した子供の元へつがいの相手を差し向けてもらう事、既に数世代。だが、
それは次第に人類としての純粋性を失う、後戻りのできない道だった。
村で最後の男の子・ジャニは13歳になったその夜、自分のために定められた美しいマイアの少女と触れ合い、彼女に溺れる。だが、やがて二人を激動の運命が襲うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-29 15:21:42
22147文字
会話率:37%
『案外そんなもの』の続編。
まともにご飯食べなさい!と叱り付けたくなる描写ありなのでご注意くださいませ。
変態ヤンデレ×開花した変態
<BL/R18/ヤンデレ/精神的にマニアック/ご飯で遊んじゃいけません/雰囲気監禁/メリバ?/フ
ェラ/完結>
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-28 00:00:00
8782文字
会話率:42%
嵐が止まない。夏休みは終わらない。
<BL/R18(ぬるめ)/抽象的/現代ファンタジー/陰鬱/企画/完結>
BL遠雷FT企画に参加した作品です。URLはこちらhttp://ukibune.kagebo-shi.com/kik
aku/index.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-28 06:00:00
2307文字
会話率:24%
半年前に突然マスキュライン伯爵家の跡継ぎに決まったイオネルは、パーティを抜け出し休んでいるところで争う男女に遭遇した──元家庭教師が昔の教え子に再会して少女の性癖を歪めてしまったのではないかと後悔する話。ダークですがハッピーエンドです。※女
性に対する暴力、体罰の描写を含みますので苦手な方は閲覧をお避け下さい。自サイトとの同時掲載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 00:00:00
6541文字
会話率:39%
「この戦が終わったら、お前をすぐに迎えるからな。」そう言って旅立つ男を見送る女。しかしその戦は大敗に終わり――。
※ハル様主催の「寒の夜、あったか酒企画2016」参加作品です。
最終更新:2016-01-23 23:59:28
7955文字
会話率:16%
戦勝祝賀会の中で、その女魔術師の飲んでいる酒が妙に美味そうに見えた。
※ハル様主催の「熱帯夜、酒企画2014」参加作品です。
最終更新:2014-07-31 02:54:51
13741文字
会話率:13%
失恋した翌日、見知らぬホテルで目が覚めた。
ベッドの下には散乱した衣服。身体に残るのは誤魔化しきれない倦怠感と、欲望の残滓。
そして見覚えのあるネクタイ。アレは就職祝いに私が贈った代物だ。
そう、天使みたいな義理の弟に―――
最終更新:2016-01-23 22:00:00
17771文字
会話率:34%
長い眠りから目覚めたら、見知らぬ男が乗っかっていた。
その上私は若返っている…?
遠い記憶にあるのは後悔と悲嘆だけ。壊れてしまった私の世界は二度と戻らない。
最終更新:2011-12-13 01:00:00
20005文字
会話率:27%
都内某所で秘密裏に行われている完全会員制のSMスカトロクラブ『コキュートス』
様々なスカトロ性癖を抱えた人間が夜な夜な集っては繰り広げられる狂乱の宴。
今回は年齢も嗜好も立場も違う六人の人物に焦点を当ててオムニバス形式で御紹介いた
します。
始業式でのおもらしをきっかけに、スカトロと羞恥プレイの世界にのめり込んでしまう少女 「涼宮 繭」
中学生の頃に受けた凄惨なイジメが忘れられず、自らを傷付け汚す相手を求めて通いつめる高校生 「桐生 紫苑」
汚物にまみれて毎日を過ごすことに、言い知れぬ快楽を見いだす女子大生 「睦月 愛李」
レズビアンの彼女の後を追ってクラブ入会を決心した看護師 「阿澄 華恋」
乱交スキャンダルをすっぱ抜かれて、築いてきた地位と名誉を失った人気女優 「今泉 瑠璃」
汚辱にまみれるパフォーマー達を冷たい眼差しで見つめる、神秘的な佇いの淑女 「神尾 菫」
それぞれの思惑が複雑に交錯するクラブ内の様々な人間模様……どうぞお楽しみ下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-22 23:49:18
175869文字
会話率:29%
『ボルチオ』と呼ばれる世界に第二の生に心躍らせる転生者達が産まれた。世界を冒険して一旗建てようと思う者、奴隷や異種族の女性を集めハーレムを築こうとする者、国を発展させ成り上がろうと画策する者、皆様々な目的がある。転生者達は世界が、神が選ばれ
た自身を歓迎していると思っていた。
しかし神が転生者を望んでいないと知ればどうなる?自身の行いを棚に上げ、逆上するか?それとも恭順するか?
だが神は言った。「死ぬだけで終わりだなんて甘えている」と
故に僕は創られた。神からの使命を受けた僕は転生者達に、死よりも深い、絶望を与える為にボルチオに降り立った。さあ、絶望の時間だよ?
所謂寝取り物語です
※シチュとか被害者のこれいいんじゃね?ってアドバイス募集しています
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-21 05:03:34
7687文字
会話率:61%
都の遊廓で身を売る男倡伎のユスは、この楼に売られてきた。先の見えない苦しい毎日の中で、同じく売られてきた小さなタキを可愛がって、ささやかな慰めを見いだしている。しかし、ユスを抱くと縁起が良いという噂が、思わぬ運命の出逢いをもたらした。ある日
、ユスは謎めいた貴族から身請け話を持ちかけられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-20 17:14:39
86292文字
会話率:38%
自称トリッパーの俺はまさしく薬でぶっとんでしまったような国に来てしまった。それはお伽話に出てくるような妖精たちがいる世界だった。
しかも彼らは自分達こそが人間で、俺が妖精だと言う。
証拠は丸い耳。尖耳は人間の証らしい。しかも丸耳の妖精は吉兆
で世界に幸いをもたらすらしい。
右も左もわからぬまま、俺はこの妖精たちの国で何度もトリップを繰り返し生きていた。
だが、ある時俺はまた違った世界に飛ばされた。
それは妖精の国ではあったが、人間は人間として、妖精たちに憎まれる存在となった世界だった。そこで俺は虐げられ、存在そのものが罪であるかのように牢獄に繋がれる。
しかし恐ろしいのはその後だった。
その国の妖精の王は俺をある儀式に利用しようとしていたのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-27 19:00:00
66052文字
会話率:21%
作家と編集、三十路親父二人の酔った勢い、リバ、目下反省会中
最中のシーン無く温く雰囲気のみ
最終更新:2016-01-20 01:57:22
1322文字
会話率:37%
――誰であれ、何であれ、自分を揺さぶり滅茶苦茶にし、忘れさせて欲しかった。あの男を、あの男の不在を。
15世紀、フランス王国。
イングランド軍に包囲されたオルレアンの街に待ち詫びた援軍派遣の知らせが入る。
オルレアンの守備隊長であるラウー
ルは心密かに思いを寄せる友の到着に心弾ませるが、友の関心は既に得体の知れぬ「乙女」に移っていた。
傷心のラウールに声を掛けてきたのは、ブルターニュきっての大貴族、ジル・ド・レだった……。
※自サイトからの転載作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-20 00:00:10
12598文字
会話率:36%