夕花里と紗緒里は正反対の姉妹。かたや誰からも愛され、かたや存在感がなく劣等感の塊。
ある日、妹の紗緒里は三軒隣のお屋敷に引っ越してきた女の子と出会った。お姫様のような女の子には双子の兄がいて、やはり王子様のよう。紗緒里は完璧な双子の兄妹
と友達になることができた。
一方、姉の夕花里も三軒隣のお屋敷に越してきたばかりの少年と偶然出会った。そして、優しい少年にあっという間に心惹かれてしまう。
姉妹にそれぞれ出会いがあってしばらくすると、妹の紗緒里にも初めての恋が訪れた。しかし、その相手は――――
正反対の姉妹は初恋によって、かたや残酷な少女に生まれ変わり、かたや初恋の少年を失くされてしまった。
※姉妹の子供時代から話が始まるので、大人になるまでR要素はほぼ皆無です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 20:37:32
931306文字
会話率:33%
セミが鳴く季節。
子供のころから大好きな季節。
子供のころの夏は、
午前中に学校のプールへ行き、帰ってきて、お昼ご飯を食べながら愛の劇場を見る。
少し昼寝した後、友達と田んぼの周りで鬼ごっこ。
17時の鐘が鳴ると同時に、解散。
帰路につく
途中、目の前に広がる一流の画家が描いたような夕焼け空に惹かれてしまい
早く帰らないと怒られるのに、少しだけ田んぼの端に座って、セミをBGMに考え事をする。
この時間が人生の中で一番好きな時間。
「明日はあの子を誘って遊ぼう」
子供のころから東京に憧れていて、就職と同時に上京。
故郷と比べると東京(ここ)の暑さは異常。息苦しい暑さ。
でも、やっぱりこの季節は好き。
東京(ここ)で聴くセミも観る夕焼けも好き。
はっきりとどう違うか分からないが、故郷で聴くセミと観る夕焼けとは違う気がする。
今も相変わらず、考え事をする。本当にこの季節はよく考え事をする。
今はあの人の事を考えてしまう。
3年前はあの人の事を考えていた。
上京したてのころは、私を一番大切にしてくれた人の事を考えていた。
夏って人を大胆にさせる季節だと思う。
夏って哀愁に浸らせる季節だと思う。
夏って過ちを犯しやすい季節だと思う。
不倫や浮気を題材とした作品って
舞台が夏であることが多い気がするがきのうせいだろうか。
あの人の事を忘れたい。
今、目の前にある幸せだけを考えて生きたい。
貴方は毎日大切な人だけを想い続けられますか。
これもすべて夏のせいだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-23 17:05:16
578文字
会話率:24%
学園中が夏休みで浮かれる中、荒瀬浩貴(あらせひろき)は少しだけ気が重たかった。
その原因は引きこもりがちの義妹、荒瀬夕香(あらせゆか)のことである。
そして、今年は猛暑が予測されている。部屋からあまり出ようとしない彼女だから出てきたら汗臭く
てたまらないだろうと浩貴は思っていた。
彼の予想通りに夕香が生活しており、汗臭さに辟易した浩貴は部屋の掃除をして、風呂に入れたが、そこから少し様子がおかしくなり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-20 19:09:59
9300文字
会話率:52%
風光明媚な景色で名高い須子島。
高校を卒業後、二年前にこの島にやって来た秀は、フリーのカメラマンを志しながらフェリー乗り場近くの観光案内所で働いている。
美しい海の写真を撮影していた夏のある夕暮れ、砂浜で思いもよらぬ人物と遭遇した。
―
―楠田雪彦。
秀が生家を捨て、この島まで逃げ延びるきっかけとなった男。
大親友で三人目の兄で、従順なパシリで――。
執着美形攻めと生意気平凡受けが仲直りするまでのお話。
※fujossy様、エブリスタ様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-15 20:00:00
50313文字
会話率:50%
七夕の日にTwitterへ載せたものですが、こちらでもぜひ読んでもらいたいと思ったので投稿させてください。
幼なじみの二人が短冊に書いた願い事から想いに気づくというお話です。
健全なお話です。R-18は念のためです。
最終更新:2020-08-14 20:06:56
5055文字
会話率:45%
「家ごと」番外編シリーズ
現代・七夕「星に願いを」:夏の夜空に、星ぼしがつくりあげた橋がかかる。願いを短冊に。七夕祭りでのひととき。
最終更新:2020-08-07 00:00:00
3647文字
会話率:18%
2022年4月21日、クリーク・アンド・リバー社 アマゾナイトノベルズさまより電子書籍化されました。
イラストは海月あると先生です。
**********
宮本笙子。
間もなくアラフォー。だけど独身、彼氏なしと社内で評判のお局さま。
三
年前に購入したお一人さま用マンションで、寂しく暮らしているという噂のはずが……?
(株)ISHIKAWAで働く経理の宮本さんと、システム部の西城くんの、大人の恋の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-05 00:31:32
89603文字
会話率:44%
「これは僕ら2人だけの秘密」
見世物なんかじゃない
僕らの世界を邪魔するな
夕焼けの広がる教室
陰に隠れて見えない繋ぎ目
地獄までもっていく覚悟はもうできてるんだ
燃えるような目
荒い吐息
口角が上がる
一緒に落ちていこう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-04 01:28:46
1403文字
会話率:71%
大学四年生の木塚慶太は、恋人だった駒木田咲と七夕の日に別れた。
その理由が、友人と思っていた敦士による「寝取り」だった。
最終更新:2020-07-26 17:58:20
31064文字
会話率:47%
七月七日は七夕、そして妹の十一回目の誕生日だ。俺はロリっ子ハーレム作りたいとか妹と結婚したいとか短冊に書いて笹に吊るしたんだが、翌日目覚めるとその願い事が叶っていたんだ。というわけで、作るぜロリっ子ハーレム!
エッチなシーンがある話に
は☆がついてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-12 23:11:16
41657文字
会話率:58%
閉ざされた工房で繰り広げられる、弟子達とその師匠の、淫靡な関係と、彼らを取り巻く社会に寄り添う生と死を書いた「カルラシリーズ」。弟子の思い出す師匠の言葉。
再掲作品です。
この話は「爛壊書簡」(http://vilside.web.fc2
.com/top.html)に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-08 10:00:00
3349文字
会話率:14%
「好きなやつがいるんだ」
友だちが、突然言った。
雨の七夕の短い話。おそらくすれ違い系コメディ。
※突発なので短いです。十八禁でもないです、すみません
最終更新:2020-07-07 20:00:00
1710文字
会話率:40%
軍人の父親は帰ってこず、母親は病死しした。少年は夜遅くまで遊んでいた。その時、不思議な人と出会うが、少年にはわかっていた。彼が人ではないことに。
彼もまた少年が普通とは逸しているということに気づき、手を差し出し一緒に歩きだす。
最終更新:2020-07-07 00:29:15
2469文字
会話率:11%
人間と同じ姿を持ちながら、人より高い身体能力と獣に近い精神性、そして不老の見かけと途方もない寿命を持つ生き物がいる。化け物、物の怪、鬼、吸血鬼などと呼ばれる、フィクションの中にしかいないと信じられている存在。
彼らは自身の事を「血族」と言
った。
血族である四人の少女とその周囲に現れる血族が紡ぐ、恋、愛、家族の絆のお話。
――雪解けの日差しに揺れる蕾。春。ユメの物語。
天井を向いてじっとし、静かに目を閉じて体調の回復に努める。ユメは自身の家族について思いを巡らせていた。彼女の不調を知れば、優しいムツは心配するだろうし、アヤメは何か対処方法を教えてくれるはずだ。マキは笑って元気づけてくれると思う。最近家族に加わったムツの番、クリヤは何も言わない気がする。ムツが彼に何か頼めば、もしかしたら血族のための特別な事をしてくれるのかもしれないけれど。
(「01:体調不良」から引用)
――素直になれない陽炎のため息。夏。アヤメの物語。
何事かを言いかけた男を遮って、アヤメは素早く駆け出した。人間として怪しまれないギリギリの速さで、一刻も早くあの男から離れるために。背後で気配が動いた気がしたが、追ってはこないようだった。男にぶつかる前よりももっと強く、アヤメは家にたどり着くことを思った。
早く早く。家に。
睦に、夢に、真貴に――家族に会いたいと、願った。
(「01:気配」から引用)
――雨上がりの夕暮れに灯る想い。秋。ユメの物語。
それぞれがプレゼントに喜び、感想を述べ盛り上がったところで、ムツはニコニコと全身から喜びをにじませるユメの側にそっと座った。
「……ユメちゃん、楽しそうだね」
「はい! みんなでケーキ食べて、みんなでプレゼント交換して、みんな笑顔になって、みんなで楽しめる、クリスマスは大好きなんです!」
彼女の周りだけまるで花畑になったようなその想いに、ムツは滲むように目を細めた。思わずユメの頭をよしよしと撫でてしまう。ユメは素直に身を任せて、照れたように頬を赤らめる。
(「01:クリスマスデート」から引用)
※作中に百合表現が出て来ますが、あくまでNLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-04 18:59:30
93736文字
会話率:51%
昔からプライドが高く高飛車な雪弥は負けず嫌い。
ライバル会社に負けまいと田舎の支部に飛ばされてからも本社に返り咲くことを夢見ていたのだが、営業中の雪道に突然のスリップ事故。
目覚めた時ところは異世界。
リヴィア同盟という八つの領土からなる国
に召喚されてしまったらしい。
しかも、雪弥には猫の耳と尻尾が生えていて――!?
神子扱いに戸惑う雪弥を助けてくれたのは美形の辺境伯のハーケン。
「雪の帝王」と呼ばれるユキヒョウの化身である彼は雪弥を見初め、「俺と一緒になれ」と言ってきた。
身の安全の為に彼の元で暮らすことを決めたものの、彼は冷たく夕食も共にしてくれない。
そんな彼には大きな秘密があるようで――。
* * *
呪われたユキヒョウの辺境伯と魔法の才能のあるネコ耳しっぽの神子が八つの領地を巡って起こるアレコレに立ち向かったり結婚したりするモフモフロマンスです。
エブリスタ/fujossy/アルファポリスにも同時連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 17:36:57
19580文字
会話率:45%
七夕の短冊に『おっぱいが揉みたい』と書いた帰り道。
謎の少女、天女(あまめ)が現れ、胸を揉んでおっぱいミルクを出して欲しい、とお願いしてきた。
しかし、少女の胸は絶壁だった。
ちっとも反応しない俺にムキになった少女は無いズリを実行する。
最終更新:2020-07-02 21:42:34
5325文字
会話率:39%
屋敷という閉鎖空間の中で、夕は二十人ばかりの「妾」を抱えている。誰を妻にするかは誰にもわからない。その屋敷に住む女性たちは夕も含めて過去の記憶があいまいで、外の世界がどうなっているのかは、夕たちには明らかになっていない。閉ざされた空間からど
うやって脱出するのか、夕たちはさまざまな思惑をそれぞれ抱えながら、小さな選択を積み重ねていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 17:15:01
36205文字
会話率:63%
はっきりさせたい人気者と考えすぎて答えが出せない曖昧な優等生の夕方の短い短いやり取り。性的なシーンはありませんが、それを日常的に行っていることを匂わせ、ちょっとやらしい戯れもあるので年齢制限をつけました。
※初投稿です。勢いで深夜に書いたも
のを勢いで投稿しました。至らぬ点や決まった作法等があれば、教えていただければ幸いです。あまりにも言葉足らずで短く、なおかつかなり意味不明なので、補足のような話も書ければいいなと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 11:03:59
3949文字
会話率:42%
「イリヤさん、なんで目隠しなの?」
仕事が終わっていつも通り夕飯を食べるのかな、なんて思っていたタァリは突然の出来事に慌てる。何が起きるか分からないけど、もしかして「気持ち良いことするのかなぁ?」と同居人で上司の腕を掴んだ。
*「やと
ってください!」シリーズの番外編です。本編を読んでいなくてもわかるかと思いますが、お暇でしたら、「やとってください!」→「いらっしゃいませ!」の順で読んでください。去年の梅雨に本編を書いたので一周年を記念して書きました。2000文字弱の短いお話ですがお付き合いくださいませ。
*本編がR18なのでムーンに投稿させていただきました。どうぞご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-23 18:55:09
2315文字
会話率:60%
ガブリエルは人間界で留学中の天使だ。
同級生に「下の毛は普通剃るものだよ」と教えられ、自分で陰毛を剃ることにした。
言われた通りに剃刀で剃り始めたのになぜかうまくいかなくて、そんな時にガブリエルが呼んだのはホームステイ先のお兄さん、レオだ
った。
大学の休校日をのんびりと過ごしていたレオは目の前でとんでもないことを言い出した真っ裸の天使に戸惑いながら剃刀を手にする。しかし、レオは理性の限界が刻々と迫っているのを感じ出した。
夕凪さま(https://fujossy.jp/users/yuunagi/mine)のやみつき、夏の(パイ)パン祭り♬︎♡の参加作品です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-20 16:34:33
9626文字
会話率:65%
主婦の華枝は、夕食の支度で行った市場の果物屋で、熟れた無花果が目に止まり、コンポートを作ろうと買い求めた。台所で無花果を手に取って見ていると、その形から母や夫にされた浣腸の事が思い出されて、その情景の恥ずかしさから、華枝のお股は濡れてくるの
です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-21 13:09:52
6420文字
会話率:48%