地球上で消滅を望み生まれ変わることを拒否する魂たちが増えている昨今、世界の管理者は暇つぶしに別の星でその魂たちを一つに統合して一人の生命体を作り出した。
生み出された男にこれまで生きて生きた記憶は全くないが、知識や技能を持って生まれた男は
自分が何者かもわからず最初に降り立った双子星テラアクアのテラにある人跡未踏の森林地帯で生きることを余儀なくされる。
もっとも、与えられた魔法技能のおかげでサバイバルではなくアウトドアレジャー(食料調達から獣の解体含む)の様な快適さで森での引きこもり生活を送ることが出来るため、特に悲壮感も無く森ですぐ隠居生活を始めてしまう。
とても高性能なのに世界も救わないし自分の懐の中以外何も救わない男のお話。
※主人公は食欲と睡眠欲とある目的以外興味ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 07:50:07
1071716文字
会話率:43%
TSして女としての快楽を味わいたい男がファンタジー世界にTS転生して、転生先でエロい目に遭うのを楽しむお話です。
※グロい事は基本的に無いと思います。触手系は多分あまり無いと思います。
最終更新:2024-05-04 12:00:00
43943文字
会話率:52%
大人気ⅯⅯOゲームの18禁版オフラインゲームをキャラメイクしてプレイしようとしたら、犯される前提でキャラメイクした女キャラに転生してしまい、ヤるかヤられるかの世界で生きていくことになってしまった、転生前男のお話です。
※転生前男なので精神的
にBLかもしれないと思いBLタグ入れてます、BLの本番は無いです。基本的に人種族相手の話の予定です。個人的にこんなのあったらいいなって話を書けたらいいなと思います。初投稿頑張りたいと思います。本番無しには☆ 本番有は★を付けようと思います。イメージの補填にAIイラストメーカーで作成したディアナさんの挿絵追加したりしてます。逆にあなたのイメージを壊してしまうかもしれませんので、見たくない方は挿絵表示オフか一番下に挿入しますので見ないようご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-23 12:00:00
111640文字
会話率:40%
かつて大陸には至高王がいまし平和を保っていた
何故に王が姿を消したかはわからない
三国の均衡は崩れかつてシャルマーク王国であった場所は魔窟となり果てた
魔所の根源、シャルマークの大穴を制覇しようとする
四人の冒険者がここに集う
個人サイト
で掲載していたものを転載しています
すてにサイトでは完結していますので1日1話公開は確約です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-02 18:00:00
497273文字
会話率:59%
2021/3/17 題名変更しました。
——七年前、全ては捨てたはずだったのに……
七年前の事件をきっかけに、第一王子であるアルフィーナは王都を遠く離れた寒村に住んでいた。
しかし突然王都に呼び戻されることとなり、興味のなかったはずの王
位継承争いに巻き込まれることになる。
アルフィーナは過去への贖罪の気持ちから、次の王位を目指すことを受け入れる。
当初、王の指名権を持つ巫王(みこおう)の力添えもあり、アルフィーナが王位を継ぐことはさほど難しくないものに思えたが、
異母弟の母エーファ、アルフィーナに復讐を誓うグイード、アルフィーナを嫌う父王
それぞれの思惑が入り乱れ、王位継承争いの行く末は、不透明なものになっていく。
※下記サイトにも掲載しています。
カクヨム、エブリスタ、ベリーズカフェ
◆◆◆
18禁は念のため
恋愛要素は少なめ
15禁から引っ越し折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 00:27:02
171660文字
会話率:39%
元貴族令嬢のフィネは今、アイゼンフート家に使える侍女だった。
アイゼンフート家の嫡男ユストゥスに誘われて夜会に参加するが、華やかな貴族社会にユストゥスのことは諦めようと決める。
フィネは夜会で知り合った大店の息子エミールと交際を始めるが、
エミールに政略結婚の話が持ち上がって……。
シリーズですが、これ単体で読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-23 16:30:54
48798文字
会話率:43%
ダナーン聖公国の姫クローディアと共に帝国に捕らわれたシリアナは、帝国の将マリウスの妻となる。しかし、マリウスがシリアナを妻としたのには何か思惑があるようだった。
――悲しみは風に流そう……
母の故郷の歌を歌い、夫となったダルバード帝国の
若き公爵マリウスと共生きていくことを誓おうとしたシリアナだったが、
マリウスの心をつかめず、新たな一歩を踏み出すことにためらいを覚えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-19 18:00:00
114595文字
会話率:28%
冒険者ギルドに所属するAランク冒険者のシュート。彼に届いた依頼は突如発生した「特殊ダンジョン」の攻略で──?
んほぉ喘ぎ、♡喘ぎ多め
※pixivでも同時掲載しております
※キャラクターイラストはpixivにて公開しております
最終更新:2024-04-29 21:31:07
42823文字
会話率:64%
エルフ王国ティル・リシティアは人間の国である隣国ナハティアから戦争を仕掛けられるも、強大な戦力によって逆にナハティアの首都を陥落させる手前まで来ていた。
そんな中、女王であるロザリアの元に今まで捉えた同胞と引き換えの和睦という、半ば脅迫であ
る卑劣な交渉が持ちかけられる。
エルフと人間の架け橋になろうとそれを受諾した誇り高い彼女と、その娘レティシャに催眠教団の魔の手が迫る…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 17:56:10
73651文字
会話率:42%
※この小説はなんでもオッケーな人向けです。
〚プロローグ〛
前世、幼い頃に両親を亡くし、養護施設で育つ主人公は、職員が持ち込んだ大人な内容のDVDを見てしまう。斜め上を行く常識を身に着け成長した主人公は初めての恋人に「鞭でぶってくれ」と
頼まれ、勘違いがが加速。職場の上司とお付き合いし、はじめて自分の性癖が特殊であったと知り、ショックのあまり道路へ飛び出し車に跳ねられた。
そんな記憶を思い出したのは、快楽に乱れる奴隷が売られる檻の前だった。
男しかいない世界で、相手をどれだけ気持ちよくさせられるかでカーストが決まる、前世では考えられないぶっとんだ常識の中。前世培った知識で、ドSな主人公、無双します。
しょっぱなからフルスロットルでいきます。ほとんど濡れ場になると思われます。
観覧は自己責任でお願いいたします。
第一章は完結しました。第二章執筆中です。
残酷描写については事前に警告を入れます。
本作品二章より、卵、妊娠出産など表現を含みますので苦手な方はブラウザバックをお願いします。
pixivの方にも重複投稿しております
楽しんでいただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 19:05:43
713340文字
会話率:43%
全4話完結。
主人公の勇者(笑)くんが触手に脳クチュされたり巨人オナホにされたり快楽堕ちバッドします。
BLカテゴリだけど受けが酷い目にあうエロ特化なので特にまともな攻めはでないです。
痛い・血が出る・死ネタなどグロい系ではないですが
そ
こそこ人を選びそうなエロなので苦手であれば自衛をお願いします。
長編の方でやりづらい無理矢理系とかメイン折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 01:09:29
25527文字
会話率:22%
浮気と婚約解消で新たな婚約者を得たウィリアム・ダットン。しかし、国王の甥で公爵子息であるはずの彼は、婚前から格下である婚約者の尻に完全に敷かれている始末だった。彼のささくれていた気持ちに、寄り添い癒した侍女は果たして彼の味方であったのか?
「只今、魔王から身に余る程の愛を捧げられておりまして」のヒロインの元婚約者ウィリアムが招いた負の連鎖を描いた話です。
前書きを必ず読んでから、以降読み進めるかを決めて下さい!
ハッピーエンドかな?な話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 21:00:00
11592文字
会話率:35%
ファウスト国では、神託により幼い頃から運命の相手が決まっている。エリックが仕えている王太子殿下のミハエル様は、神託により運命に翻弄されてしまって?!
※この作品は、「アルファポリス」にも掲載しております。
最終更新:2024-04-20 23:03:35
3928文字
会話率:60%
勇者召喚された高校生の星宮玲央には、大きな悩みがあった。それは、一緒に召喚された妹、星宮ありすのチートスキルが「オナホ」だったからだ。
オナホ従者……その役目は、食事作りに戦闘補助……そして、チンポの性処理にまで及ぶ。
大切な妹にそんな事、
出来る訳ない。あくまで兄として、妹と暮らしていきたい。
玲央はそう、願っていたのだが……
「ありす、もっともっと、おにいさまのおちんちんが欲しいの♡」
「ほら、おにいさま♡……ここだよ、ここ♡♡ ありすの子供おまんこ、もうこんなにぐちゃくちゃになってるでしょ♡」
ありすは、兄である玲央を本気で愛する、筋金入りのブラコン。
オナホ従者の役目をノリノリで受け入れ、兄を激しく誘惑していくのだ。
「イチャラブエッチも好きだけど、さ。ありす、ペットや性奴隷になりたいの♡ あ~あ。ありす、おにいさまに思いっきり、イジメられたいなぁ♡」
しかも、マゾ願望まで秘めており、激しく乱暴に……まるで、本物のオナホを扱うようなセックスがお望みの様子。
果たして玲央は、兄としての矜持を守り切れるのだろうか……。
血の繋がった実の兄妹が繰り広げるインモラル異世界物語となっております。
こちらの作品は、pixivにも掲載されています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 00:02:37
34248文字
会話率:26%
平凡な男子高校生であった天海ユウトは、ひょんなことから死亡し、異世界に転生した。
漫画やラノベでよくある異世界転生に胸を膨らませるも、そのファンタジー世界は魔王軍に敗けまくり、暴力の支配するロクでもない世紀末ヒャッハー世界だった。
それ故な
のか、強く優しいというだけで、彼は三人の美女に愛され、ハーレムパーティーを築く。だが、その一人であるエルフ娘のシンシアとだけは、エッチ出来ていなかった。
彼女もまたユウトのハーレムに入るのは時間の問題であったのだが、シンシアは他の娘と違い、少々独占欲の強い傾向があり……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 00:00:00
12994文字
会話率:34%
生まれながらにして、天賦の才に恵まれた少女勇者アルルは、仲間も連れず、たった一人の力で、魔王軍を滅ぼした。
力に溺れ、自身が無敵だと信じて疑わないアルルは、とある王国の依頼で古代遺跡に住み着いた魔族の討伐を依頼される。
いつもの如く、軽々と
討滅して帰ろうと余裕ぶっているアルルであったが、魔族が戯れに仕掛けた淫毒の罠によって、性感の炎を呼び起こされてしまう。
火照る体をなだめつつ、どうにか討伐対象までたどり着いた彼女であったのだが、開発されしきった体では、いつもの力が出せる訳も無く……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 00:00:00
13634文字
会話率:31%
「どんな声を出してもいい。もっと感じていい。お前は──自由にしていい」
身代わり花嫁と魔物のR18ダークファンタジー。「退魔師」を請け負う貴族・エルベ家に生まれた双子の姉リュヌ。彼女が生まれる前、魔物討伐に失敗した父は「黒髪で生まれてくる女
児」を捧げる契約をして生き延びる。17歳になったリュヌは、「魔物」との契約を果たすため、正体もわからない男の元へ嫁いでいく。
秘密を抱え嫁いだ相手は、破格の美貌を持つルーカス・スリジエ侯爵だった。自らを「〝ヴァンパイア〟とも違う」と語る侯爵にも出生の秘密があるらしい。ふたりは身体を重ねるうちに互いの孤独に気づく。
枯れない桜と赤い薔薇に囲まれた邸宅で、ふたりの心と体は繋がったり離れたり。
ダークな世界観ですが幕引きは幸せに。
流血表現あり。虫や蝙蝠も出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-15 22:15:47
79701文字
会話率:46%
最後の一線を越えることなく、初めての朝を迎えるリュヌ。
スリジエ侯爵との会話から彼の素性が少しずつ分かってきます。
メイドのマーテルと打ち解け、豪奢な屋敷で新しい生活が始まります。
最終更新:2024-03-21 21:43:44
6961文字
会話率:46%
酔っ払って薬屋を訪れた竜人の女戦士のレニは、顔見知りの堅物薬師ヴィンに、ある『賭け』を提案する。
果たしてどちらが勝つのか。
『紅い騎士の炎、紫の魔女の抱擁』番外編。
完全に男受け、女性優位な内容となりますのでご注意ください。
本編を読
まなくても理解できる内容になっていますが、ネタバレが少しあることをご理解ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 07:57:02
5049文字
会話率:37%
悪党の子分でいるのはもう飽きた。
そう思って、僕は金になりそうなお宝を盗み出し、海賊船を抜け出した。世界有数の交易拠点、海峡都市ステノポリスに逃げ込んだ僕は、お宝を金に換えて武器を買い、女を買って童貞を捨てた。そうして、金儲けの手を考えてい
ると、ステノポリスを治める大公と契約していた傭兵隊長が裏切り、公女を連れ去ったという。公女を助ければ、金も名誉も思いのまま。おあつらえ向きの状況だ。ようし、反逆傭兵隊長を殺して公女さまを救って嫁にもらい、手っ取り早くのし上がってやろうじゃないか! ついでにいい女がいたら、どんどん抱いていこう!
そう言ったノリで進んで行く、地味目・対人暴力多めの戦記よりファンタジーです。エロは3話からです。エロシーンのある話には、サブタイトルの末尾に「☆エロあり☆」とつけています。選択肢のある話には、サブタイトルの末尾に「†選択肢あり†」とつけています。選択肢は発表後72時間とちょいで最も多かったものに決定されます。
ヒロイン紹介
イーディア:栗色ショートヘア琥珀瞳10代普通乳小尻美少女娼婦。身長は主人公と同じくらい。
ティーエ:赤髪ロング緑瞳20代貧乳巨尻美女漁師の元嫁。身長は主人公より頭一つ分大きい。
リトメニヤ:金髪ロング青瞳10代巨乳巨尻ふええ系巨人美少女。身長は主人公の2倍くらい。
モルギリエル:黒髪ロング灰瞳見た目20歳前後巨乳巨尻淫乱美人エルフ王女。身長は主人公より頭一つ分大きい。(可変)
エウレーネ:色白金髪ロング緑瞳20代長身巨乳巨尻美人処女むっつりスケベ公女。身長は主人公より頭一つ分弱大きい。
クセニヤ:黒髪ロング青瞳10代前半貧乳小尻解放奴隷美少女。身長は主人公より頭一つ分ちいさい。
ルーウェン:赤髪ロング青瞳10歳未満無乳小尻歌手乞食美幼女。身長は主人公よりだいぶちいさい。
「挿絵あり」と表示されておりますが、話の説明のために手作りの地図を入れただけであり、エロシーンを表すものではないことを予めお断りしておきます。
※令和3年5月21日、変則的な順序で掲載された直近6話を、時系列順に並べ直しました※
※令和5年9月30日、ダッシュエックス文庫「オトナの小説大賞」応募のためキーワードとあらすじを一部変更しました※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 23:51:47
737266文字
会話率:30%
魔術師の弟子×誘い受け師匠。年下攻め、ラブコメディ。
有名魔術師のシャールに押しかけ弟子入りしたエスターは、最近、無防備な師匠にイライラどきどきしていた。
ある日、知り合いの魔術師から惚れ薬を渡され、使ってみろとけしかけられたたエスターだが
……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 22:20:00
17695文字
会話率:52%
前世の記憶のある魔法使いの少女は、ある日仲間と共に魔王と対峙するが、魔王の実力に圧倒される。仲間が逃げ、置いてきぼりにされた魔法使い。彼女は魔王によって魔王城へと連れ去られる。
殺されるかと思いきや、魔王は魔法使いをベッドに運び……。
前
世でもこの世界でもろくな事がなかった魔法使いのエッチなラブストーリー!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 20:21:54
10032文字
会話率:49%
「誘惑しに来たのはそっちでしょ?」
「誘惑。できてる?」
【第一部完結】
無口な魔女ヘザーは、家族同然の青年アルヴィンとふたりで、小さな村を守りながら暮らしている。
アルヴィンは魔女の護衛であると同時に、衣食住すべての管理を支えていた。
食――魔女のごはんは、アルヴィンの精気。魔女になった16歳の時から、ヘザーは弟のように育ったアルヴィンを自ら興奮させることで魔力を維持している。
彼には幸せになってもらいたい。ぼんやりとそう考えるヘザーは、アルヴィンがまさか、自分にずっと想いを寄せていることなど気付きもしていない。
一方、アルヴィンにも一歩踏み出せない理由、過去の悔恨があった。
村人の皆さんが(生)暖かく見守る、すれ違いのもだもだ同居生活。そこに次々と膠着した二人を引っ掻き回す存在が現れて……。
※エロは少なめ、☆をつけています。
※本番は後半。
※外伝の一部を本編に移植中です。第二部準備中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 17:31:25
105019文字
会話率:38%
竜王の世代を超えて紡がれる番探しの物語。
最終更新:2024-04-06 18:06:40
7641文字
会話率:34%
魔力が原因で男性がほとんどいない世界で、主人公の楠木蒼が色々な女性と関係を結んでいく話。
基本的に純愛モノ、ご都合主義
最終更新:2024-04-06 07:58:29
3110文字
会話率:12%
とある港町に住む処刑人のマレクの前に現われた、奇妙な男。
一夜限りの逢瀬を楽しむつもりで招き入れたその男は、満月のたびに姿を現すようになる。
同じ頃、処刑場の傍の海にシャチが出没するようになる。崖から投げ落とした罪人の死体を攫ってゆくその生
き物の背びれには、男とそっくりな傷があり──。
少しダークな、人魚×人間のファンタジーです。
「春の短編祭」に参加中。2024年度テーマは「ふたりの関係性」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 21:22:24
24637文字
会話率:37%
◆◇謎に包まれた吸血鬼×生真面目な人狼◇◆
《あらすじ》ある人狼に追われる年経た吸血鬼ヴェルギル。退廃的な生活を送ってはいたけれど、人外の〈協定〉の守護者である、人狼達の〈クラン〉に追われるほどの罪は犯していないはずだった。
ついに追い
詰められたヴェルギルは、自分を殺そうとする人狼クヴァルドの美しさに思わず見とれてしまう。鋭い爪が首に食い込むのを感じながら、ヴェルギルは襲撃者が呟くのを聞いた。
「やっと……やっと追い詰めた」
その声に祈りを連想したのは、頭をひどく打ったからだろうか──。
だが、彼の望みは想い人の復讐だった。
「人違いだ」と説明するも耳を貸さないクヴァルドに捉えられ、人狼の本拠地へと連行されるヴェルギル。そして天敵同士である人狼と吸血鬼は、手を組んで同じ敵を追うことになるが──。
「吸血鬼」小さな声で、クヴァルドが言った。「なんで、俺を?」
同じことを、ヴェルギルもまた自問していた。
何故、この男なのだ?
イムラヴの血を引く人狼は珍しい。だが、それだけが理由ではない。見事な毛皮に惹かれたからか? あるいは、哀れを催すほど真面目で高潔だから? 故郷の歌を見事に歌い上げたあの声のせいか? それとも、満たされない憧憬を抱えた彼に同情した?
わからない。これほど不確かなことがこの世に存在することを、いま初めて知った。
ヴェルギルは口の中で、〈嘘の守護者〉リコヴへの祈りを口にした。それから肩をすくめて、こともなげに言った。
「わたしは悪食でね」
それぞれの思惑を抱えつつ、激しく惹かれてゆくふたり。だが、ヴェルギルにはどうしてもクヴァルドを裏切らねばならない理由があった。やがてふたりの道行きに、国中を戦禍に巻き込みかねない陰謀の暗雲が立ちこめ──!?
異世界の島国・ダイラを舞台にした、ハイファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ1作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-10 14:03:22
268206文字
会話率:44%
◆◇カタブツ異端審問官×一途な砂漠の魔女(♂)◇◆
《あらすじ》
束の間の自由を手に入れるため、故郷アシュモールを逃れてダイラに密航した魔女マタルと、審問官ホラス。ある事件の最中に二人は出会い、手を組んだ。ホラスの幼馴染み・マギーを奪っ
た20年前の魔女狩り──その実行犯を狩るために。
7年の歳月を共に過ごし、身体だけの関係を続けながら、狂おしいまでの思慕を募らせてゆくマタルと、気付かぬふりをするホラス。
「お前が羨ましいよ、マタル」小さくため息をつく。「お前と同じくらい、俺も……自分のことを信じられたらいいんだが」
すると、マタルはそっと微笑んだ。
「あなたはそのままでいい」彼は言った。「あなたの分まで、俺があなたを信じるから」
いまようやく黒幕の正体に迫ろうとする彼らの前に、王都で発生した失踪事件が立ちはだかる。行方不明となった貴族の娘──彼女は魔女に変異していた。少女は自ら姿を消したのか? 彼女を狙う者の正体は?
謎を追うほどに、深まってゆく過去との共通点と陰謀の影──そして、無視できないほどに燃え上がる思い。
そんななか、新生エイルにはマタルの命を狙う刺客が現われ、ヴェルギルに助けを請う。
「〈呪い〉が生まれようとしているのです」
次第に浮き彫りになってゆく現実に打ちのめされながらも、真実を追い求めるマタルとホラスに、忍び寄る〈呪い〉の宿命。命を懸けて運命に抗うふたりがたどり着く先とは──!?
『腥血と遠吠え』に続く、ダークファンタジーBL《日月の歌語り》シリーズ第2巻。
一作目はこちら→https://novel18.syosetu.com/n3285io/
※『腥血と遠吠え』のクヴァルドとヴェルギルのリバがあります。お楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 22:44:05
218352文字
会話率:43%